head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Sun 19 Jun 2005

WY日本1VS1オーストラリア 若き窓際族の意地。

 前田にしても水野にしても、

「どうして俺がベンチなんだ?」

 という気持ちが有ったと思う。特に水野はこれまでの2得点全てに絡んでいる、酷いパフォーマンスなわけではないはず。

 キーパー西川の今までの活躍からは信じられないようなミスにより0-1となった時点で、大熊監督はなりふり構わず点を取る必要が出てきた。

 その中で選ばれたカードが前述の前田、水野、そして森本だった。変わって下がったのは今まで重用されていた兵藤、増島。この交代の意味するものは何か?



 今日の日本は、しっかりと中盤を経由した攻撃をしていた。特にオージーの足が止まった後半はそれなりのペースでボールを保持していた。

 オーストラリアも運動量の落ちた選手を変えてきたが、得点後は特に虎の子を守ろうと引いてきた事もあって、左サイドの前田、中央の水野、右にまわったカレンがぐいぐいと全体を押し上げていた。

 カレンはとんでもない運動量で守備にも貢献し、決まったかと思われたオーストラリアのシュートをブロックしている。


 そうした中での前田の同点ゴール。タイムアップギリギリで生まれた得点は、日本を決勝トーナメントに滑り込ませる値千金の1点。泥臭くゴールに迫り続けた男の意地。大会初出場というのが信じられない。



 それにしても得た勝ち点は僅かに2。1強3弱のグループの中にあってこそ有り得た薄氷のグループリーグ突破。前評判もあまり高いものではなかったが、それにしてもこの有様はどうなのだろう。

 しっかり繋げない、きっちりと守れない、決めきれない(平山は足でのシュート練習をしているのか?)このチームが未来の日本だというのなら、残念ながら今の時点での未来は暗い。

 この暗闇に光を差し込ませる為には、かつてのユースチームのように、彼等もまた自らの力で勝ち続け、結果を残していくしか無い。



posted by 西中島南方 at 01:50 | Comment(2) | TrackBack(1) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 18 Jun 2005

コケ微妙なのか?

 怪我の事とか、立場的に今のユースに苔口がいて何かメリットって有るのかなと、ふと思いました。


 同じポジションで家長がそれなりの結果を出した。ロングフィード一辺倒のユースサッカーに有って、家長の左サイドでのキープや突破はかなり貴重な存在。それはいくらガンバの選手といえどはっきり評価しなくちなゃいけない。


 セレサポだからといった贔屓目も有るかも知れないけれど、苔口が個の力で劣っているとは思わない。ただ使い方が不味すぎる。平山の衛星役や、先発起用は正直やめておいた方がいいと感じてる。

 もし使うのであれば、相手が間延びしてきた時、足が止まった時、ポジションは左の高い位置がいい。

 調子が良ければもう少し柔軟なプレーが出来るだろうけれど、今の苔口の状態を考えるならこれくらい限定しないと生きてこない。


 確かに年代別とはいえ代表に選ばれるのは誇らしい事。でもだからといって無理をさせられたり、無為無策な起用の犠牲になるのを見るのは辛い。みんな必死にやっているのだろうから我侭なのは判るけれど。


 チームメイトの殆どはグアムで汗を流し、同時にリフレッシュもしている。そんな中日の丸を背負って怪我、相手選手、ライバル達と戦い続けている苔口を見るのは、ちょっとキツイ。



posted by 西中島南方 at 13:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 16 Jun 2005

ベナン戦観戦→爆睡。

 生まれてこの方

 知らないうちに寝てた

 と

 酔って記憶が無い

 という経験が無かったのですが(酔う方は下戸なんで当たり前なんだけれど)昨日のベナン戦を観ていて、最後15分くらい覚えて無くて、そのまま朝まで寝てました。

 なんて言うか、オランダ戦の時はユース世代なんだからここまでフィジカル強い相手と戦ったら辛いよ。もっとテクニックとチーム戦術が浸透していけば何とかなるんじゃない?とか楽観視していたんですが、ベナン戦は何か観ているのが辛い試合でした。


 だってせっかく奪ったボールをしっかりキープしないで、すぐにロングフィードで平山の頭にポンポン放り込んでくるんだもん。時々平山がしっかりマークつかれているのにフィードする時が有ったりして、ちょっと不憫でしたよ。

 画面にベナンの選手が6、7人いるのにこっちは平山一人。こんなのどうすればいいの?攻めが形になる時はサイドが空いた時か、平山の周りにカレンとかがしっかりサポートに入った時、あと水野がゴール前で絡んだ時。しかもそれも数えるほどとくれば、そりゃ流れから点とれないのも当たり前。


 今のユースの指導法が早くトップに当てるか、それが無理ならサイドから。出来るだけ早く相手ゴール前にボールを運ぶ事を第一義としているらしい(詳しくはこっち)

 でもそれだと日本が今まで築いてきた中盤中心のパスサッカーは全否定される事になる。確かに細かいパスをつなげていくスタイルにはデメリットも有るけれど、日本人はスタミナやフィジカル、スピードで他の国を圧倒するなんて出来ない。森本なんて出てきたけれど、平山と同じでどんなにいいFWでも、供給されるボールの質が悪ければ「窒息」してしまう。悪いところも承知の上で、中盤中心のチーム作りをしていくしかないように思えるのだけれど…。


 この世代は北京五輪、南アW杯の時には中心になる世代なんだけれど、今から何とかしなくちゃ、こんなサッカーしていたら本戦出場も心配になって来た。これって大熊監督とか田嶋さんの辺りだけが悪いのかな。それともこの指導方針を継続してきた日本サッカー協会全体の問題なのかな。眠い頭では判りません。



posted by 西中島南方 at 13:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 08 Jun 2005

情報錯綜しまくり。

 いやね、昨日の時点では4-5-1って記事が有ったんですよ。ホント。

スポニチアネックス

北朝鮮 とにかく勝利しかない

 狙うは勝ち点3だけだ。日本代表と戦う北朝鮮が超攻撃的布陣で臨むことが確実になった。バンコク市郊外で行った最終調整。フォーメーションは2月の日本戦と同じ3―5―2だったが、ホン・ヨンジョ、チェ・チョルマンの2トップの下に飛び出しを武器にするチョン・チョルが入った。1次、最終予選を通じて、3日のイラン戦が初出場の19歳。2月の日本戦でもコンビを組んだ2人にチョン・チョルを加え、破壊力のある攻撃を目指す。





 でも3-5-2で、しかも前がかりになる。というのは嬉しい話。前回の対戦ではドロー狙いの北朝鮮に守りを固められてなかなか得点出来ませんでしたけれど、今回は試合が始まる前からアドバンテージが有りますからね。得点機が増えそう。

 しかもこちらは鹿島組の前3人以外は幸か不幸か守備優先の布陣になっている。殆どの選手が180cm以下なんでスペースさえ消せばロングボールも使えないだろうし、余程の事(例えばスコールでピッチ状態が不安定になるとか)がない限り何とかなるんじゃないかな。

 と、思っていたらこのニュース。

スポニチアネックス

中沢欠場濃厚 代役は坪井

 バーレーン戦で相手選手と接触して右ひざを強打した中沢の代わりに快足ストッパー坪井が先発することが濃厚となった。坪井は「(中沢)佑二さんの状態は分からないが、W杯が決まるときにピッチにいられるのは幸せ。出場を決めたい」と気合をみなぎらせた。






 中澤がいるといないとでは安定感が違うけれど、しっかり枚数キープしていれば大丈夫、多分。

 この試合はイラン対バーレーンの試合会場になるアサディスタジアムでも生放送されるらしい。イランって以外に親日派なのか?ともかく、ライバルの前でおしゃれプレーはしないように。


 さて、仕事片付けていつものパブに行ってきます。パブでは3試合全て勝ってるんで(去年の最終節新潟1-2C大阪、最終予選日本2-1北朝鮮、日本1-0バーレーン)今度も勝ってくれるでしょう。そんじゃ。



posted by 西中島南方 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(3) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 07 Jun 2005

北朝鮮戦予想。

「なあなあ」

 ふと家内が問いかける。

「北朝鮮て朝鮮民主主義人民共和国がホントの名前やんなあ?」

「そうやけれど?」

「なんで民主主義でも共和国でもないのにそんな名前なん?」

「知らんがな」

 北朝鮮、謎の国。どこかの機関が勝手にやってた「国別マスコミの自由度ランキング」で中国と並んでブッチギリ最下位の国。

 そんな国の代表が非公開練習なんぞした日には「予想なんか出来るか!!」というのが本音。正直フォーメーションすら怪しいのだけれど、断片的に聞こえてくる情報を繋ぎ合わせると、前回の3-5-2から4-5-1に布陣を変えてくるらしい(ついでに言うとキーパーも代わっているらしい)。情報が本当ならこんな感じ。

Field-vs-DPRK-05.gif


 3-5-2に対して4-5-1が持つ優位性はサイドの厚さ。日本の両サイドを数的優位を使って封じるのが狙いか。

 イ・ハンジェが「飛び出しが良くなってきた」というコメントを残しているので相手のトップ下だとか2列目には注意。中澤が出られたとしても万全ではないのが痛い。


 攻撃に関していうなら「鹿島組」の小笠原、鈴木、柳沢でどれだけ相手を揺さぶれるか。鹿島は割りとトップがサイドに流れて、出来たスペースに2列目以降が飛び出すというパターンを好んで使うので、いよいよ小笠原にかかる負担は大きい。


 と、いろいろ気を揉む文章を書いてみたが、ここまで3勝1敗の国と4連敗の国の闘い。最悪でも引き分けでいい状況を考えると、いかに中田、中村、小野、高原抜きとはいえ日本の優位は変わらない。しっかりといつものプレーが出来れば、ドイツ一番乗りが出来るはずだ。



posted by 西中島南方 at 21:34 | Comment(2) | TrackBack(5) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 06 Jun 2005

絶対に負けなければいい戦い。

 バンコクについた代表が早速練習を開始。スコールの中、ピッチ状態などをチェックしながらの初練習。そこで中田英、三都主の代役に抜擢されたのは、稲本と中田浩二だった。

スポニチアネックス

中田浩&稲本の先発確実 経験十分


 中田浩、稲本の25歳コンビが先発出場することが確実になった。5日のフォーメーション練習で、中田浩は三都主の左サイド、稲本は中田の抜けたボランチでプレー。ジーコ監督はW杯出場を決める大事な試合を2人に託す。

 「スタメン?まだ決まったわけではないけど、出られるなら、とにかく勝ち点3を優先する」。フォア・ザ・チームを強調する稲本にとって、昨年12月16日のドイツ戦以来となる先発のチャンス。中田浩の先発も、昨年11月17日のシンガポール戦が最後で「三都主とは違うので、僕は僕のやり方で守備から入っていく」とイメージを膨らませた。ジーコジャパンでは先発機会が少なくても、実績と経験は十分。累積警告で開いた中盤の穴は、この2人によって修復される。

 布陣とすればこうなるか。中盤はパサー不足なので2トップへの変更が有力。

Field-vs-n.korea-3-5-2.gif


 図に起こしてしげしげと見つめていると、何となくジーコが考えている事が判ってくる。何故中田浩二なのか、何故稲本なのか。


 まず2トップ、トップ下、左サイドの4人は鹿島、ないしは鹿島でプレーした事のある選手で固めている。一瞬「鹿島枠?」などと考えたのだけれど、これはこれで利点が有る。

 これだけ大量に選手が入れ替わると、チームのバランスはどうしても崩れる。個々人の能力で言えば違う選手起用になるのだろうが、鹿島勢でそろえればチームバランスはそうそう破綻はしない。中村、三都主が個の力で左サイドを構築したところをチームプレーで補う。代役候補に強烈なタレントがいない以上、無難な判断だと思う。


 それから左サイドが、同じ鹿島枠でも本山ではなく中田浩二なのにも理屈が有る。

 両者とも左サイドの経験が有るが、どちらかと言えば本山の方がオーソドックスな左サイド、普通の試合であるならば本山か三浦淳かという選択になる。

 ただ北朝鮮戦は普通の戦いではない、「負けなければ勝ち」という試合なのだ。極論を言うなら0-0でもいい。そう考えると守備に一日の長がある中田浩二の方が試合が安定する。


 そしてもう一つ、中田英の代役として稲本を起用する事も一因。小笠原が前節でゴールを決め上り調子とはいえ、単独でボールの散らし役をこなすのは辛いというのは前回の北朝鮮戦で判っている事。どうしても中田のように後ろからのビルドアップが出来る人間が欲しい。

 それが出来るのは現状稲本か遠藤だろうが(その中でジーコは経験豊富でフィジカルの強い稲本を選んだ)、どちらにせよボランチの選手が攻撃参加で前に行くのにはリスクが伴う。そこをカバーする選手にはボランチとしての能力も必要になる。だから中田浩二なのだ。


 臆病な選択かもしれないし、磐石の構えと言えなくも無いし、今の時点でこの判断が良いのか悪いのかは判断し辛い。ただ傍目に見てキチンと理屈の判る起用なのは確か。今まで「どうして?」という用兵を見てきた者にとっては、それだけでもいくらかの安心が出来る。



posted by 西中島南方 at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 03 Jun 2005

拝金主義か、国粋主義か。

 バーレーン戦では日本からバーレーンに、実に1200人ものサポーターが乗り込むのだそうだ。中東に在住している邦人800人がこれに加わり、スタジアムでは2000人のサポーターが日本を後押しする。

 さいたまスタジアム2002のような6万人クラスの巨大スタジアムなら小さなものだが、3万人程度しか収容できないバーレーンの国立競技場では2000人というのは侮りがたい規模。平日に休みをとり、大枚をはたいて中東までやって来た筋金入りのサポーターのコールは腹に響く事だろう。


 大抵アウェーでは相手チームやそのサポーターに少なからず「アウェーの洗礼」を浴びせるものであるが、今回は少し様子が違うようだ。

スポニチアネックス

盛り上がるバーレーン

(前略)

 バーレーン側にとっては、アラビア湾に浮かぶ小さな島国をアピールするめったにないチャンス。さまざまな催しで日本人を歓迎する予定だ。試合会場ゴール裏のスペースを日本人だけに開放し、民族衣装やバーレーン料理などの出店を並べる。試合中に日本語の場内アナウンスも行う方針。スポーツ青年省スポーツ施設局長のアブドゥル・ラフマン氏は「(日本人が)試合だけ見て帰るというのでは残念。バーレーンを知ってもらいたい」と催しの趣旨を説明した。

 3月25日のイラン―日本(テヘラン)戦で、日本人ファンがものを投げられて負傷したことを踏まえ、約六百人以上の警備体制を敷く。日本人とバーレーン人の観客を隔てる柵も新設した。

(後略)

 バーレーンの人口は世田谷区のそれとほぼ同じくらいの約40万人。本島の面積は奄美大島程度の小さな島国。この試合を日本人に対する格好のプレゼンテーションと捉えている人々もいるようだ。強かな商魂が伺える。


 日本でもこの試合に向けていろいろな動きがある。日頃阪神と競馬しか一面にこない関西のスポーツ紙が、こぞって深夜に行われるこの試合の速報版を販売するという。webで確認しただけでもニッカンスポーツスポーツニッポンの関西版の二誌が準備を進めている。


 今までこういう事が有ると、「いつもはサッカー記事なんてほんの片隅に追いやっているくせに」と思っていたが、この頃はここまでエスカレートするという事は、それだけ代表に注目が集まっているのだと考えるようにしている。それが例え歪んだ思想によるものであったとしても、結果として日本のサッカーが発展するのであれば、あまりこだわらないようにしている。何が有っても勝ってくれれば問題ない。


posted by 西中島南方 at 12:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 02 Jun 2005

小野の怪我で崩れ始めた新システム。

スポニチアネックス

小野、右足甲を骨折

 W杯アジア最終予選第4戦でバーレーンと対戦する日本代表は1日、マナマ(バーレーン)の国立競技場サブグラウンドで初練習を行ったが、主力の小野(フェイエノールト)が紅白戦形式の練習中に右足を痛めて、病院で治療を受けた。フェイエノールトは足の甲を骨折したと公式ホームページで発表した。

 フェイエノールトは「6月中旬から始まるコンフェデレーションズカップには出場することができないだろう」としており、3日のバーレーン戦ばかりでなく、8日の北朝鮮戦も含め、長期離脱の見通しとなった。日本代表側は検査結果について現地の2日午前(日本時間同日午後)に発表するとしている。


 確かに小野は怪我の多い選手ではあるけれど、これは痛い。この小野の離脱は、ジーコに大きなプラン変更を迫らせた。

 小野の代わりに中田がボランチまで下がり、トップ下には小笠原という形で、再度3-4-2-1をテストしているようだ。


 この本来小野がやっている役割、同じシステムを組んでいるセレッソとガンバではそれぞれ下村と遠藤というフィードの上手い選手が入っている。そして、ここの選手に精彩が無かったり、強烈なプレッシャーがかかると3-4-2-1の前3枚が孤立してしまう、とても重要なポジションだと言える。

 ジーコもそれを理解し、彼が最も信頼している中田をこの位置に「パッチ」した。だがそれでは「中田の決定力を生かす為に前で起用できるシステム」という理由で採用された3-4-2-1自体の存在理由が無くなってしまう。


 私は練習で小笠原がやっているポジション(つまり本来中田がいるべき位置)に大黒を試してほしいと思っている。またどうしても中田を前で使うのなら、ボランチに遠藤という手も有る。ともに3-4-2-1を知っている選手であり、それぞれ本職の位置である。あまり無茶な意見ではないと思うのだけれど、どうだろう?

 また素直に3-5-2にして大黒か玉田を下がり目にひたすら動いてもらうという方法も無いわけではない。こちらなら全員慣れたシステムであるし、ストレスも少ないはずだ。


 泣いても笑ってもあと2日。悔いの無い試合をする為に、最善を尽くして頂きたい。



posted by 西中島南方 at 13:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 01 Jun 2005

不安のリフレイン。

 バーレーンと同じ湾岸諸国であるUAEにキャンプを張る代表。バーレーン戦に向けて3-4-2-1の布陣をテストしているらしい。

デイリースポーツ 紅白戦でトップ下にヒデと俊輔

スポニチアネックス 日本代表 1トップの布陣試す

 図にするとこんな感じかな?

Field-3-4-2-1.gif


 などと思っていたのだけれど、どうやら1トップには柳沢という形も試しているらしい。

スポーツナビ 攻撃の突破口を開くか 柳沢、1トップで先発も

 となるとこう?

Field-3-4-2-1-yana.gif


 J1で3-4-2-1をベースにやっているのはセレッソとガンバ。ガンバはどちらかというと3-4-3に近くて、前線の3人が細かくポジションチェンジする「ガンバオリジナル」とでも言うべき布陣。セレッソもかなり独自の形。

 セレッソもガンバもそれぞれ別の理由でこのフォーメーションを選択しているけれど、ジーコが求めるものが「堅守速攻」であるのならば、セレッソが敷いている3-4-2-1に近いチームを目指しているのか。


 セレッソの場合はラインの高さは拘らずセーフティーファーストでボールを奪い、そのボールが西澤か左に張り出しているゼ・カルロスに入る。彼等がキープしている間に相手のスペースを森島、古橋の2シャドーが突く、というのがベース。

 これは西澤という名ポストプレーヤーと、運動量が売りの森島、古橋、米山らがいることで可能になった形なのだけれど、鈴木はともかく、中田、中村は決して運動量が傑出した選手ではない。

 それを埋めるのは二人のパスやドリブルの精度と、後ろの8人の個々の能力という事になるのか。幸いバーレーンの前線に高さを持ち味にしている選手がいないから、スペースをきっちり埋めれば怖いのはミドルと、1対1で突破されてバランスが崩れた時だけにはなる。守備が崩れる可能性は薄い。


 それにしても不安は募る。セレッソにしろガンバにしろ今の形になるまで様々な試行錯誤が有ったし、未だにセレッソは得点力、ガンバは守備にそれぞれ不安を抱えている、つまり「完成形」では無い。例えチームに適正が有っても、それが形になるまでにはどうしても時間と経験が必要なのだ。どの布陣であれそれに違いは無いだろうけれど。


 もう一つ不安なのは、イラン戦で失敗した「アウェー戦で本来のシステムを崩す」というギャンブルに再び挑戦するところ。不慣れな場所での闘いで、無為に不安定な要素を増やす事が得策なのかどうか。



 いろいろと愚痴めいた事を書いたけれども、所詮神様の考えは下々の者には判らないというところなんだろうか。北朝鮮戦後に「何をバカな事を書いていたんだ」と笑われても一向に構わないので、その力をどうか余すところなく示してほしい。



posted by 西中島南方 at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(6) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 27 May 2005

これが私達の選んだ道だから。

 日本0-1ペルー、日本0-1UAE。この二試合ではずみをつけてバーレーンに向かうはずだったジーコジャパンの算段は完全に狂ってしまった。二連敗。しかも無得点。おまけに両試合とも課題に挙げていたカウンターからの失点。ここまで何もかも裏目に出ると言葉も出ない。


 大黒には本当に感謝しなくてはいけない。柳の下といってもそうそうドジョウは隠れていないという事を身を持って教えてくれた。

 動き出しのうまさ、速さは特筆すべきものが有ったが、プレーの精度が悪く、ゴールの匂いを感じたシーンは後半の一度きりだった。シンデレラボーイも時計の針が回ってしまえば魔法がとけてしまうのだろうか。


 コンビを組んだ鈴木はボールに絡めずあまり見せ場が無かった。途中交代の玉田や本山はスピードで突破を図ったが打開策にはならず、高原に至っては怪我でベンチにも入れない。FWは壊滅状態といっていい。

 だからと言って怪我明けの久保をいきなり使うなんて事はあまりお奨めできないし、ましてマジョルカに情けを請う電話を入れるなんてのもみっともない話だと思うが、さてどうするのか。


 DFも不安定。坪井の不振が目立つが、それに至るまでの守備の連携が不味いから最終ラインにシワ寄せがいくのであって、こちらについては個人のバッシングはしない方がいい。小野が攻撃でいい動きをしている分バランスの悪さに目をつぶらざるを得なかった部分も有った。

 それにしても、ペルー戦ではテストした三浦淳のウラを使われ、今回も小野のウラを突かれている。これは偶然だろうか。私は多分必然だと感じているのだけれど。


 今の日本代表は、音楽でいうとジャズに近い。決まった譜面が無く、お互いの即興で生まれる意外性だとか、個々のテクニックがキーになる。小野が入っただけでリズムが良くなったというコメントが聞かれた事、中澤が抜けただけで守備があれだけバタバタするようになった事が何よりの証明だと思っている。

 これを解決するには、きっちりとした「日本代表」という曲の譜面を監督が用意するか、素晴らしいセッションが出来るだけのメンバーを揃えるか。ただ譜面を用意する時間などもう残ってはいない。メンバーを揃え、軽い音合わせをするのが精一杯だろう。


 この状況を批難したり、怒ったり、ましてブーイングをするなんて辞めておいたほうがいい。代表をこの状態にしたのはジーコや代表のスタッフ達かも知れないが、それを黙認したのは私達なのだから。

 北朝鮮戦を見ても結果オーライで大黒をヒーロー扱い。バーレーン戦ではオウンゴールの1点に歓喜した。そのツケが今になってやって来ただけの話。サポーターに残されたことと言ったら、それこそ祈るぐらいのことだろう。



posted by 西中島南方 at 22:05 | Comment(2) | TrackBack(4) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。