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10/07/10

その三 カメラの目を知ろう!!

さて、大不評シリーズ、今回でラストです(笑 今日はホント簡単。露光の話です。

露光ってなんじゃい?という話の前に、少しだけカメラの話を。実はカメラのセンサーって、肉眼よりもずっと性能が悪いんです。

カメラの性能を測るモノサシの一つに「ダイナミックレンジ」というものがあります。平たく言うと、どれくらいの明るさまで描写できるか、どれくらいの暗さまで描写できるかということ。

まだピンと来ないですよね。下の図を見てください。

thumb2.jpeg


こんな感じの紙を撮ってみて、階調をどれだけ表現出来ているかテストするんです。左上が真っ白になったら、そこから先は「白とび」右下が真っ黒になったら「黒つぶれ」肉眼ではわかるのにカメラでは表現できない領域が存在するわけです。そこでこの限られた範囲を明るい方に持っていくか、暗い方に持っていくかして、撮りたいものをコントロールする、それが露光というわけです。


作例を用意しました。
DSC_040301.jpg


これが手前の人を中心に露光をいじった場合。暗い人物の部分を表現する為に露光を明るく(プラスに補正)しています。ただこれだと後ろの景色が「白とび」していますよね。

DSC_040302.jpg


景色を生かそうとマイナスに補正するとこんな感じ、見事に人物が「黒つぶれ」してしまいました。その一でマイナス補正は程々に、と言ったのはこの「黒つぶれ」をする危険があったためです。

これをバランスよく補正すればこんな感じになります。
DSC_040303.jpg


ただこれはあくまで「例」です。あえて白とび、黒つぶれを作って味のある写真を撮るのもテクニックなので、場面場面で使い分けてみてください。

スタジアムのピッチはほぼ均等に光がまわっているので、それほどコントラストを気にする必要はないと思いますが、スタジアムのコンコースや周りの様子も写真におさめたいという時は注意してみてくださいね。

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さてさて、ここまでいろいろと引っ張ってきたこの講座ですが、あくまでこれはjpegで保存する場合のお話です。もしお金と時間に余裕があって、もっとこだわった写真が撮りたい!という時は、RAWで撮影してみましょう。実はRAWで撮ったほうがある程度の失敗は補正できてしまうのです。

RAW現像の魅力や方法に関してはこちらのサイトが詳しいので割愛しますが、これまた平たく言うと、記録したデータをまるごと全部生かす現像方法です。しかし自由度が高い反面、現像がややこしかったり、時間がかかったり、お金がかかったり、知識が必要だったり、まあとにかくいろんなものが必要になるんです。jpegとRAWではパックのお刺身と釣ったその場の魚くらい違います。まずはいろんな設定を試して写真撮影に慣れるところから初めてください。写真が好きになったら、必ず不満な部分が出てくるはずです。その時から勉強しても決して遅くはありません。

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このカメラ講座はあくまで最初のステップ、付け焼刃、一晩づけの知識です。ホントはもっと奥深くて、ずっと楽しい。カメラを持って出かける楽しさ、現像する面白さが一人でも多くの人に伝われば幸いです。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 西中島流カメラ術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10/06/10

その二 光の性格をつかもう!

はい!全然好評じゃない(笑 写真入門です。これだけ読んどけばとりあえず変な写真にはならないけれど、本気で写真を勉強したい人にはちっともためになりません。だってそんな風に書いてますから。


第二回の今日は「ホワイトバランス」よくWBとか書いているアレです。

平たく言うと「光の性格に合わせて色見を調節する」ことを「ホワイトバランスをとる」と言います。カメラには「晴天」とか「日陰」とか「夜景」なんてモードが付いてるのがありますが、あれをいじることをそう言うんです。

光の性格って何じゃい?というアナタ!お教えしましょう。光にもいろんな色があるんです。

昼間なら自然光なので特に意識しないですが。
DSC_92740101.jpg


夜にムーディーなお店とかに行くとこんな感じの照明になっていたりしませんか?
DSC_043001.jpg


こういうところで人を撮ったりしても不自然に黄色い写真ができちゃいますよね。そういう時はホワイトバランスの設定を「電球」や「蛍光灯」に変更して、自然な色味に変えていくんです。光の色見は色温度というモノサシで図ります。単位はK(ケルビン)。高いほど青っぽく、低いほど赤っぽくなります。ろうそくの光が2000K、昼間の光が5200K、晴天の空が10000Kらしいです。


スタジアムでも場所によって照明の性格が違います。

例えば長居スタジアムは少し色温度が高い(青っぽい)照明。
DSC_333901.jpg


キンチョウスタジアムは温度が少し低い照明です。
DSC_882501.jpg


もしナイトゲームを撮るならば、何でもいいのでスタジアムのピッチにあるものを撮ってください。スタンドではなくピッチです。スタジアムで選手が見えないとお話にならないですから、ピッチが一番明るい場合が多いんです。撮るのは選手ですから、設定をいじるのもピッチを基準にしましょう。アップしてる選手でもいいし、看板でもいいです。ゴールポストみたいに白いものなら見極めやすいですよ。撮った写真をプレビューしてみて、イメージとのギャップを感じたなら設定変更!

最初はあらかじめ決められた設定を選んでください。それでOKならいいのですが、問題はどの設定でも色味が合わない時。

そんな時は最終手段。色温度を直にいじるんです!

カメラの色温度設定を下げると、色味が青くなり、高くすると赤味が強く出ます。これを100Kくらいずついじってベストな色温度を見つけてください。ちなみに長居だと4700K位がベストな感じです。4000K〜5000Kくらいに落ち着くんじゃないかと思いますが、やはり現場にいかないとわからない部分なので、キックオフまでに見定めてください。


これでブレてない、素直な色味の写真が撮れるはずです。シメは光の向きを意識して露光をいじってみましょう。今までの二つに比べればずっと気づきやすいですし、設定する項目も一つだけですよ!
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西中島流カメラ術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10/05/10

その一 シャッタースピードを把握せよ!!

えーっと、とある方と話が盛り上がって、我流の写真講座をすることになりました。だってさー、ドイツ行くらしいんだもんよ、シンジ撮るっつーんだもん。失敗してもらわれたら困るんです!ハイ!!

なのでこのカメラ講座は偏ってます。失敗しないために芸術性とかは殺します。スタジアムでいい写真を撮ってもらうためのテクニックだけ、自分が勝手に身につけた技だけをお教えします。それでよければお付き合いしてね。


まず第一に、いい写真を撮るためには光と仲良くすることです。

光の量、質、方向を理解して、それに合わせた設定をすれば、失敗しないです。

今日はシャッタースピード。関係するのは光の量です。


写真に像を残すには、決まった量の光が必要です。よくコップと水の関係に例えられます。

天気のいい昼間では光がタップリとあるのであっという間にコップに光がたまります。なので一瞬を簡単に捉えることが出来ます。そんな時は特に設定を気にせず撮影してください。
DSC_030401.jpg
動きのあるシーンでも手足がピッタリ止まっていますね


問題は街灯や照明しかない夜、なかなか光がたまりません。

なので昼の設定のまま夜写真を撮ると、シャッタースピードが落ちて被写体がブレブレになります。
DSC_814601.jpg
これはまだマシな方


なので、カメラの設定を変えてコップを「上げ底」してあげます。関係しているのはISOと、絞りと、露光です。この3つの設定を変えて、シャッタースピードを早くします。

一般に、1/焦点距離 秒だと被写体がブレない、と言われています。50mmなら1/50秒、300mmなら1/300秒あればいいわけです。

ところがややこしいことに、レンズに書かれている焦点距離はAPS-C規格のデジカメでは1.6倍になります(このあたり説明がややこしいので省略。キヤノンは1.6倍、ニコンは1.5倍、フォーサーズは2倍、APS-Hは1.3倍、フルサイズは1.0倍です)なので例えばキヤノンのKissに300mmのレンズをつけた時は300×1.6ですから1/480秒以上のシャッタースピードが必要になります。


まずいじるのはISO感度。これを先程計算したシャッタースピードになるまで上げましょう。今のデジカメなら1600くらいまで上げても大丈夫だと思います。

絞りもナイトゲームの時は開放でいいと思います。細かい説明はパス(汗 レンズに書かれている一番小さい値まで「F値」を動かしましょう、苦肉の策です。

それでも厳しい時は露光の値をマイナスに動かします。あまり動かして-1.0以上にすると暗い写真になって後で泣きそうになるので-0.6くらいまで。


もしこれで十分なシャッタースピードを稼げない時は、泣いてください。それがカメラとレンズの限界値です。あとスタジアムが暗すぎです。ドイツのスタジアムはそんなに暗くないはず、多分。
DSC_116901.jpg
D200 450mm ISO1600 F5.6 露光補正+-0 1/500secをノートリミング



これでとりあえず「ブレ」対策は完了です。次はまともな色味になるようにしてみましょう。ホワイトバランスというやつです。また明日。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西中島流カメラ術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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