という記事に対して、セレサポやガンバサポ、他サポから実にいろいろな反応があった。で、それは全て表示させている。
どれも正論と言えるし、そうでもないとも感じるし、どれが正解とは俺には判定できない。俺の記事も一意見であるし、コメント一つ一つも対等な意見と言える。むしろブログという俺の土俵に上がってきて、不利だと感じてもなお書き込んでくれた人たちの意見こそ勇気ある投稿とも言えるしね。
よくセレサポがガンバを揶揄するのに「大阪違うやん!吹田やん!」という言葉を言う。実際ガンバ大阪公式サイトにもガンバ大阪は、吹田市、茨木市、高槻市、豊中市などを中心とした北摂地域におけるホームタウンの確立を目指した活動を本格的に取り組んでおります。と謳っている。
それを気にしているのか、ネロブルな皆さんの中でもコアだと思われる方々はダービーの際、こんなTシャツを着用されていた。
知らない人のために言うと、この千成瓢箪のようなマークは大阪「府」のマークだ。なんだかんだ言って、拠り所が欲しいのかなと思う。
ただこれを愚かだとは思わない。Jのクラブは地域密着、地域を愛し、地域に愛される存在であるべきだと思うから。セレッソが「市」でガンバが「府」、ローマとラツィオみたいなもので、整合性もとれるしね。
こういう姿勢を見せているクラブやサポーターに対して、吹田市も高槻市も冷たいなと感じる。ガンバサポの間では新スタジアムの話は「建つ建つ詐欺」と言うのだそうだ。両市とも一部の市議が、パフォーマンスの一環なのかスタジアム建設についてまあいろいろとつついてくる。
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ガンバの根回しが下手なのか、こうも悪役、無駄金使いの団体のように書かれると、段々不憫になってくる。チームとしてリーグ屈指の実績と人気があってもこれかと、残念にも感じる。
政治とサッカーは、本当にあぶない関係で、自治体の協力無しにクラブの反映はありえない。けれど、政治の宣伝材料に使われるのはとても危険だ。セレッソは取り込まれる方向に、ガンバははじかれる方向に流れているけれど、どちらにしても限度がある。
もちろんユニフォームを着て、クラブの宣伝のために奔走してくれている平松さんにはありがたいと思っている。けれどだからと言って、他の部分で泣いている人がいるのなら、平松さんこの人達のためにもっと頑張って、と言うだろう。もし平松さんが無理と仰るのなら、大阪の発展のために頑張ってくれる人を探さないといけない。それくらいの距離が適性なんじゃないかな。
どちらの方向にせよ、選手の頑張り、チームの努力が政治の道具になるのは悲しい。はやくネロブルの映えるスタジアムが建つように、セレサポとしてもエールを送るよ。何もかもスッキリさせて、長居と同じくらい素晴らしいスタジアムができれば、大阪ダービーは名実ともに日本一熱く、激しいダービーになれると確信している。