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Fri 30 Dec 2011

泥酔した夜。




こんなに居心地が悪い長居というのもなかった。

風はなくて、防寒対策をしていたから寒さはそれほど感じなかったけれど、スタンドが入れ替わっただけで、これほど落ち着かないものなのだな。




俺は、いつもバックスタンドなんだけれど、この日はメインスタンドの南側にいた。レヴィーの長居ラスト 、身近にいて、あの好々爺の姿をおさめたかったから。

メインで観るのは万博とかよそのスタジアムが多くて、長居のあの席から観るというのも、違和感があった。それでも何かを感じて、そこから動かないようにしていた。









試合に関しては、完敗だった。動き出しの速さや、個人の力、チームとしての結束力、いろんなモノが足りなくて、早め早めにカードを切ったのに、流れを変えられなかった。あいも変わらずFC東京は嫌なチームだ。強いな。


試合後、たくさんの選手が涙を流していた。胸がつまる思いがした。村田など、誰はばかること無く号泣していて、なんと声をかければいいかわからない程だった。





レヴィーは、そんな息子たち一人ひとりを、大事に、大事にハグしていた。手塩にかけたチーム、別れるのが辛いのは、みんな同じ。





試合後のダンマク撤収の時に、仲間やサポーター同士で少し話をして、それから選手バスを出待ちしていた。

ホドウホさんは深くおじぎをして、胸のワッペンを二度叩き、僕たちはあなたと共にいると、優しく笑ってバスに乗り込んだ。

ケンユウは前半足を痛めていたのだろう、少し引きずるようにしていた。

清武は、サポーターと目を合わせられなくて、うつむいたまま。

小松は、何か清々しい様子で、今まで見たことがないくらい優しい笑顔だった。






俺と、たまたま居合わせた仲間と、それからたくさんのサポーターが、選手やコーチが来るたびに、拍手と声援を送っていた。選手が帰りたくないのか、心なしゆっくりとバスに乗り込んでいたように感じた。

最後に、レヴィー。バスの一番前で、寂しそうに手を振っていた。レヴィーセレッソの大合唱が、どんよりと曇った大阪の空に響いた。


それから、堀内チキンライスさんで、一人残念会。





オリオンビールはクセがないから、下戸でも飲める。量はそれほどだったけれど、早々に酔いが回って、それまでいろいろとめぐらせていた感情と思考が混ざる。嫌な気持ち、悲しい気持ち、つらい気持ち、前向きになどなれなかった。


帰り道、酔った時に涙腺のタガが外れていたんだろう、涙がポロポロと出て止まらなかった。だから何にも乗らずに、真っ暗な夜道を泣きながら歩いた。

誰が死んだわけでもない、何も奪われてはいない、ただサッカーに負けただけなのに、どうしてあんなに泣けたんだろう。何回か闇に問いかけては見たけれど、答えは帰ってこなかった。


いつか、こんなことがあったね、あの時はつらかったねと笑える日が来るんだろうか。今は、わからない。
posted by 西中島南方 at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 29 Dec 2011

前略、マリリア様。

僕は、あなたの伴侶、レヴィー・クルピが今日まで監督を務めた、セレッソ大阪のサポーターです。

今日は、お礼を言いたくて、この記事を書きます。

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レヴィーが地球の裏側にあるこの街に来てくれるまで、セレッソは真っ暗な闇の中にいました。

1部リーグから降格し、多くの力のある選手がチームを去り、僕らは何を頼りにすればいいのか、何をすればチームが良くなるのか、まるでわからないで、悲しみと苦しみの中にいました。

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レヴィーは、持てる限りの知性と、経験と、情熱、何より愛情を、こんなチームに注いでくれました。

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そのおかげで、セレッソや、他のチームで実力を出せないでいたたくさんの選手が、輝き始めました。

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レヴィーの教え子は日本中、世界中で活躍しています。


そう、彼は真っ暗な中にいた僕らに「ここに迷わずに進め」と、一筋の光りを見せてくれたのです。そうしてセレッソは、少しずついいチームになっていきました。

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これまでに、長い時間が必要でした。彼のことを誰よりも愛しているあなたにとって、それはつらい時間だったと思います。また、レヴィーにとっても、大変な仕事だったと思います。

それでも、彼はチームのため、多くの選手、スタッフ、サポーターのお父さんでい続けてくれました。そのことをなんと感謝すればいいかわかりません。

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本当は、レヴィーの頑張りに見合う活躍をしなくてはいけませんでした。彼の努力を考えれば、たくさんのカップやトロフィーがあったっていい、それくらいたくさんのことをしてくれたのです。

それができなかったことを、ただ、あやまります。最後のチャンスだった天皇杯も、力及ばず破れてしまいました。クリスマスまでフイにしてしまったのに、ゴメンナサイ。

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僕らができることは、ただ、力の限り拍手を送り続けることだけでした。

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僕らは彼を失いましたが、彼の意志は、決して失いません。最期まであきらめず攻め続ける心を持って、これからも戦っていきます。

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レヴィーの教え子たちも、気持ちは同じはず。いつかきっと、タイトルをとってくれると信じています。

ですからこれからも、僕たちのことを見守っていて下さい。


5年間もの長い間、あなたのレヴィーを、みんなのレヴィーでいさせてくれたあなたに、ただ、感謝の言葉しかありません。今、レヴィーを謹んでお返しします。多分長旅でひどく疲れていると思います、まずは、ゆっくりとさせていただけると、助かります。


Obrigado Lévir Culpi. Nosso pai.

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posted by 西中島南方 at 21:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 28 Dec 2011

東京を二度叩く。

今年のなりわいが全て終わった。




後はサポーターするだけ。


明日、まずは明日勝とう。当たり前だけれど、それをしないと話が進まない。

相手はJ2とはいえ、圧倒的な強さで優勝を果たしたFC東京。J2とJ1の実力差がすこしずつ縮まってきているのは、今年の柏の躍進や天皇杯ベスト4にFC東京、京都とJ2のチームが2つ残っていることからも明らかだ。

楽な相手ではないのはわかっているが、彼らには2001年の降格、2005年の優勝争いの際に大変お世話になった。そのご恩返しの絶好の機会とも言える。このあたりでノシをつけて返させてもらおう。


そうして、身奇麗にしてから、元日、上京といこう。




残り2つ、勝つ。絶対に、絶対に。
posted by 西中島南方 at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 26 Dec 2011

戦おう、我らと共に。我らの大阪。

2戦連続PK戦勝利。それが偶然ではなく、必然と感じられたのは、やはりゴール裏、サポーターの一体感があったれば。


仙台戦でのフラッグ。

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清水戦での人の壁。

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正直な話、セレサポはおとなしい。いい意味では冷静、悪く言えば冷めているところがある。こういう「自らも戦う」「共に戦う」という雰囲気を作り出すのが、とても難しい。


でも今はそんなこと言っていられない。どんなに不格好でも、勝ちたい。その意思がサポーターをひとつにまとめている。その瞬間に立ち会えていることを幸せに感じるほど、素晴らしいこと。


短くも長い、厳しい戦いも、あと2つ。あと2つ勝てば、セレッソの歴史は変わる。レヴィーの、そしてこのチームの名前は、ずっとずっと残るのだ。

そのためにできることは、すべてやろう。


FC東京戦はスタンドが入れ替わる。ホームである長居で南スタンドに陣取らなくてはいけないのは腹立たしいが、勝てばいい。勝てばこの腹立ちも全て霧散するはずだ。


REAL OSAKA ULTRAS

天皇杯準決勝でのお願いと応援場所について【拡散希望】

天皇杯準決勝での応援場所は

ゴール裏真後ろの

E1ゲート横のブロックに陣取ります。

サポーターが真ん中に密集して応援した事でここまで勝ち進んできました。

場所は違っても長居は俺らのホームです!

熱い気持ち持ってる人は真ん中に密集してください。よろしくお願いします。


それで

ゴール裏の
どこで見ようかな?


お悩みのセレッソサポーターの皆様へ

出来ればまん中に

固まってみていただけると嬉しいです。

それでさらに

いつもより20分で良いので
早くスタジアムにきてもらえないでしょうか?

GK−ウォーミングアップから
ホームの雰囲気を作りたいと思います。

ここまで来たらもう元日まで突っ走って行きましょう!

よろしくお願いします!


何度でも書こう、あと2つ、あと2つ勝とう、勝たせよう。やり残したことを後悔するなんてことがないよう、サポーターもベストを尽くそう。

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posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 25 Dec 2011

清水戦写真。

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寒波に負けずスタジアムに来たサポーターに最高のプレゼントを。

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子供は元気。大人はガタガタです。

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守備を支えた上本。来年もともに戦いたい。

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村田は3シャドーの右。他のシャドーと違いウインガーのように張り出して、ひたすらタテ突破をしかけていた。

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あと2試合、全力でいこう。
posted by 西中島南方 at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 23 Dec 2011

夢と現実。

夢を追うってのは、とても大事な事。それを忘れて生きていると、人間として枯れてしまう。

サッカーでメシを食っている人は、ずっとそういう夢を追い続けて、それを叶えた人達。だからまぶしく、素晴らしく感じられる。

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ただ、夢はずっと見ていられるわけではない。はっと覚める時が、必ずくる。


思うようにプレー出来なかったり、怪我をしてしまったり、戦力外になったり。チームにいられなくなると生活すら危うくなる。本来なら夢を見るどころではない。

それでも前向きに生きていける選手たちの姿を見ていると、ああ、彼らは本当にサッカーが好きなんだなと、心動かされる。どんなに苦しくても夢見ることを諦めない姿勢こそ、我が子に見せてやりたい。

本当のことを言えば、父である自分が、そういう姿を示さないといけないのだけれどね。


できるなら、こうして夢を追う選手たちが皆、そのままでいられるように、また、明るく笑顔でいられるように。

毎年冬になると、こんなコトばかり考える。

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posted by 西中島南方 at 08:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 20 Dec 2011

小松、最高のストライカー。

お世辞ではなくて、持っている能力を全て出した時の小松は、今年のセレッソの前線で一番怖い存在だった。

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高さ、強さ、スピード、引き出しの多さ、冷静さ。どれも並のFWより、ずっとずっと秀でている。このバランスの良さ、どこからでもどんな形からでも点が取れる能力が、小松の強さなんだ。

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ただ残念なことに、小松は誰よりも才覚に恵まれすぎて、その全てを生かしきれなかった。

ゴールへの嗅覚や仲間との関係づくり、精神的な面までコントロールして試合に望んだ播戸とは正反対。少しシャイな性格が、足を引っ張ってしまったんだろうか。


それでも、小松はここぞという時、本当の力を出してくれる。ホームの仙台戦では敗色濃厚だったチームを救ったし、ACL R8のアウェイでも一矢報いるゴール。去年だって、アウェー川崎戦での高速カウンターが決まらなければ、セレッソはアジアの舞台に出られなかったんだからね。

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このシンの強さが、フロンターレの新しい力になる、本当に厄介だ。俺が認める最高のストライカー、今までのセレッソでの活躍に、心から感謝するよ。新しい舞台で、もっともっと輝いて、世界中に名を広めて欲しい。寂しくなるけれど、今は笑顔で。バイバイ。
posted by 西中島南方 at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 18 Dec 2011

仙台戦写真。

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ピンと張り詰めた冬の空気。もうすぐ日が暮れる。


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セレッソの至宝とベガルタの至宝。セットプレーは怖かった。


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PK戦を前に、檄を飛ばすレヴィー。


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ゴールはみんなで守る。


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勝利の


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瞬間。



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ジンヒョンありがとう。ホッとしたね。
posted by 西中島南方 at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 17 Dec 2011

Stey gold.

今日は東北から金色の選手たちが長居までお出ましになる。

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こっちはACLの関係だと思うが、ずっとホームスタジアムであるキンチョウスタジアム、長居スタジアムでの試合が続く、無論、勝ち続ければという前提だけれど。このアドバンテージを活かそう。


仙台は難敵。でも、負けたら、俺たちと、レヴィーやマテル、ホドウホとの旅が終わる。仙台のベガルタゴールドにも負けない、サポーターとチームとの、金色に輝く旅が終わるのだ。それは、嫌だろ?


だから、頑張る。最近仕事で嫌なことばっかりだったけれど、この一戦、この天皇杯に全てをぶつけてみせる。


友よ、戦おう。元旦まで、国立まで。

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posted by 西中島南方 at 11:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 15 Dec 2011

苦しい時こそ笑おうず。

久しぶりの更新、元気にしていたろうか?

新しい事務所にうつって、広くキレイになったはいいが、社内ネットワークをいろいろと管理する事になっててんてこさんが舞い踊っている状態だ。

簡単に言うとサーバにアクセスしているPCを可視化、特定できるように、というボスのおふれ。しかしそのボスのPCのアカウントが漢字というオウフ(アカウント名に日本語を使用するといろいろ厄介ナノデス)


こういう時担当でないからと仕事をマル投げされると、少しかなしい。例えばこのあたりまではみんなできる、というラインがあるのに、そのずいぶん手前から「もう君の仕事でしょ?後はたのんだ!」と言われると、なえるというか、なんというか…。


その反撃の意味をこめて、できるかぎりみんなの手伝いをすることにしている。モンクを言うのは簡単だけど、それでは気分が悪くなったり、社内の空気がよどむだけなのはよく知ってるからね。

これ一人でやるのは疲れるなって時に、サッと手をのばせられる人になりたいというのは、昔から考えていたこと。みんながみんな手を差し伸べあえるようになれば、世の中はもう少しハッピーになると思う。その一歩目になれたらステキじゃない。


それに手伝いをして「ありがとう」とか言ってもらえたら、それだけでも嬉しいものだしね。はやくこの「ありがとう」と言ってもらえる幸せ、わかってもらいたいな。

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こんな子に言ってもらえたらサイコーだね。なんてな〜。
posted by 西中島南方 at 19:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする