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Fri 11 Feb 2005

仁義なき闘い 魔叙瑠華死闘編。

 大黒の事をみんな「ダイコクさま」なんて言ってますが、どっちかっていうとビリケンの方が似ているような。「足を触ると幸運になる」なんてのもサッカーと関係ある感じだし。

大黒.jpg ビリケン.gif


<さて、どちらが大黒でしょう?>


 その大黒に先に代表初ゴールを決められてしまったからか、嘉人がかなりカリカリ来てる様子。大丈夫かな。

まずニュースを読む前にこちらをクリックして雰囲気を出しましょう。(mp3が聞ける環境にしておいて下さい)

スポーツナビ

大久保、紅白戦であわや乱闘

 DFコルテスとのマッチアップの時だった。ビブスを引っ張られた大久保が思わず手を振り払うと、その手がコルテスの顔面に命中。これにコルテスが激しく詰め寄り、大久保も“かかってこい”と言わんばかりに両手を広げて挑発した。チームメートが間に入り、事なきを得たが、あわやの場面に「ぶん殴ってやろうかと思った。 (殴るのは)やめたけど、周りからは、どんどんやれって言われたし」と悪びれることなく話した。


 ちなみにコルテスはこんな顔です。

コルテス.jpg


<こいつかい、うちの若頭に立てついたヤツは!>


 お互い降格圏にいるということで気も立っていたんでしょうけれど、こういうのはどうなのかなぁ。今時川原でボロボロになるまで殴り合って草原に倒れこみながら

「へっ、意外とやるじゃねえか」

「ふん、お前も口だけじゃねえな」


 なんて友情の育み方が現存しているなんて思えないし、ちゃんとスジ通した方がいいですよ。お互いに謝った方がいい。
 
 大久保のいるチーム(セレッソもマジョルカも五輪代表も)は必ずいろんな事が起きるなぁ。アンチの人の中には「大久保は疫病神」なんていう人もいるけれど、大久保のコミュニケーションが不器用なのも原因かも。

 ともかくただでさえボールがまわってこない現状ですから、いさかい事の無いように。やっぱり気の重い週末になっちゃうのかな。



posted by 西中島南方 at 22:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 05 Feb 2005

嘉人の特番。

 今見終わったばかりで、推敲もせずに書き連ねようかなと思っています。嘉人の特番、面白かったというより、有り難かったという感じ。ここまでちゃんと裏側を見られる機会ってなかなか無いですからね。


 最初に感じたのは「嘉人は『縁』に恵まれているな」ってこと。莉瑛さんも、マネージャーの後藤さんも、通訳のモイセスさんも、もちろんサポーターも。いろんな人が嘉人ががんばれるように尽力しているし、嘉人もそれに応えたいから、がんばってる。それがよく判りました。

 ここで引き合いに出すのは失礼かも知れないけれど、中田浩二の移籍問題(クリアされたようですが)なんかを考えると、本人が心地よくサッカーに専念できる環境がちゃんと用意されているって恵まれていることなんだなあって思います。

 その意味で、サポーターの一人として嘉人を支えてくださっている方達に有り難うと言いたい。試合前日風邪をひいた嘉人の為にドクターに状態を言うか言うまいか迷っている後藤さんの悩みに悩んだ顔を見て、この人がいたから今の嘉人がいるんだろうなあと、ちょっとグッとくるものが有りました。


 あとチームメイトのルイス・ガルシアとはうまくやっているようですね。二人で崩す場面が多いのは、やっぱり嘉人のことを考えてくれているからかな。嘉人のゴールの時も真っ先に来てくれたし、ルイス・ガルシアのゴールの時は嘉人が真っ先に来る。

 クーペル監督もなんか嘉人を厚遇しているようです。何故なのか理由はわかりませんけれど。早くチームに、スペインに馴染もうという姿勢が評価されているのかな。いろんな選手との確執みたいなのを聞いていたんで、わりとアットホームな雰囲気を持っていることが驚きでした。


 それから奥さんの話。避けては通れないんだろうけれど、あんなに出ちゃって大丈夫なのかな?すこし心配だったり。

 以前スポーツ新聞にこれ以上写り悪く写真に撮れないだろ、というくらいひどい一枚を載せられていましたけれど、美人の奥さんですよね。

 電話やらの様子を伺うと、亭主関白とかかかあ天下とかじゃなくて「ケンカ友達の延長」みたいなコミュニケーションのとり方ですね(笑 縁起物の「年越しぶどう」を食べてる最中に奥さんからの電話があって、急に必死になっている嘉人を見て心が和みましたよ。


涙.JPG



 でも一番ホロリときたのは、やっぱり「涙のお別れ」、「俺、泣かんけん」ってずっと言ってたのが、スピーチ初めて二言目にもう涙が止まらないんですよ。

 そんなの見たらこっちも泣くでしょ。精神安定剤なんか全然効かないですよ。何度見ても涙が出る。単に好きなチームに来たやんちゃな選手ってだけなのに、どうしてこんなに泣けるのか、今でも不思議です。でもまた泣きます。


 1時間の特番でしたけれど、思っていたよりも中身が濃かったし、誇張された表現が無くって、「等身大の嘉人」が見られました。ABC、やればできるじゃん。もう「虎バン」やめて関西のJチーム情報流す番組とか作っちゃえよ!!




posted by 西中島南方 at 17:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 04 Feb 2005

狼の集う島。

 無事(? 北朝鮮戦への召集が見送られた嘉人。これでリーグ戦に集中する事が出来ます。ジーコは「リーグで5点とったら(召集を)考える」と言っていますが、それくらい活躍できれば完全移籍も見えてくるでしょう。今は目の前の仕事をコツコツとこなすだけ。

 幸い怪我の経過も良好なようで、ミニゲームで活躍していたようです。

サンケイスポーツ

マジョルカ、大久保はつらつ!練習で技あり弾

 スペインリーグ・マジョルカFW大久保も2・9の招集は見送られた。2日の練習は2−2で引き分けたミニゲームで2得点を挙げ、6日のマラガ戦(アウエー)に向けて順調な仕上がりをみせた。後半に相手GKの頭を越える技あり弾を決めると、GKアルベルトが「ヨッシャ、オオクボ!」と絶叫。大久保ら5選手を獲得して予算オーバーのクラブで、当面の目標は1月30日のヘタフェ戦に続く連勝だ。


 うーん、大久保がスペイン語をマスターするより他の選手が日本語をマスターする方が早いのでは?なんて思うのは邪推ですかねぇ。モイセスさんがんばって!!


 そんなマジョルカに、また新たな戦力が加わりました。ブラジル人MFフェリペ・メロです。この選手なかなかの豪傑のようで、自分と同じ匂いをかぎつけたか早速嘉人が興味を示しています。

デイリースポーツ

大久保“暴れん坊”の相棒大歓迎

 スペイン1部・マジョルカのFW大久保嘉人(22)が2日、新加入したブラジル人の“暴れん坊”MFフェリペ・メロ(22)を大歓迎した。

 練習を終えた大久保は「メロはどこでやってたんですか?」と珍しくチームメートに関心を示した。メロはブラジルU―21代表経験があり、名門フラメンゴ、クルゼイロ、グレミオを渡り歩くなど将来性は折り紙付きだ。

 武勇伝もある。1月にブラジルでいとこが暴漢グループに襲われたとき、ナイフを持った相手に敢然と立ち向かっていったという。幸いケガはなかったが、気性の激しさは半端ではない。

 経歴を伝え聞いた大久保は「だからか。(ピッチでも)全然、ビビんないもん。すごいね」と目を輝かせた。チームの覇気のなさを嘆いていた和製突貫小僧に、頼もしい“援軍”が加わりそうだ。


 嘉人が逆取材をするくらいの男っていったいどんなんやねんと、マジョルカの選手紹介ページへ。で、見た写真がこれ。

怪我するぜ



こっ、こええぇぇっ!!


 これで嘉人と同じ22歳ですか。嘉人が82年生まれ、メロが83年生まれだから嘉人の方が年上?ありえねぇよ! このツラで183cmも上背が有るのか…。


怪我するぜ

メロ「お前なにメンチきっとんじゃい。しばくぞ」

こ、怖えーっ。

嘉人「あ、いや、なにも見てないっス」

 なんてことにならなきゃいいけれど。どっちかっていうと意気投合しちゃって「マジョルカの極悪コンビ」になる可能性の方が高いか。それはそれでイヤなんですけれど。



posted by 西中島南方 at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 01 Feb 2005

考え方が2ちゃん的すぎる件に関して。

ニッカンスポーツ

欧州の評価は高原より大久保

 ドイツ紙ビルトは、31日付で、FW高原直泰(25)の所属するハンブルガーSVからマジョルカにレンタル移籍しているFWロメオの復帰待望論を展開した。FWラウトが復帰戦でいきなりゴールを決めて期待を抱かせるものの、2トップのもう一方のムペンザが物足りないと指摘。高原については名前すら出てこなかった。

 一方、スペインメディアは「消えている時間の多いロメオはいらない。大久保で十分」と不要論を展開した。ロメオは大久保の故障中は先発を務めたが、ヘタフェ戦で大久保復帰と同時にベンチへと追いやられた。単純に欧州での評価を比較すると「日本代表のエース高原より代表漏れ大久保」というパラドックス(逆説的)構図になるが…。


 この記事を2ちゃんねる的に解釈するのであれば、


唯一絶対神大久保>ロメオ>スシボンバー



 ということなのでしょうか。


んなわきゃねーだろよ!!



 ブンデスリーガとリーガエスパニョーラではサッカーそのものが違うし、HSVとマジョルカではリーグでの立場、チームカラー、何から何まで違う。むしろどこか一致する方が不自然。その中でたまたまロメオという"物差し"が出来てしまったが為に、記者のいう捩れが出来たように見えるだけなのですよ。

 当たり前なんだけれど、どんな選手でもチームの水に合わなければ素晴らしい活躍など望めない。ロナウドだって、レトンドだって、バッジオだってそうだった。中にはカントナみたいにどんなチームでも「オレ流」を貫く人もいるけれど、それでもファーガソンと出会うまでは能力に見合うだけの活躍は出来なかった。


 ロメオにしてもHSVで発揮していた能力を、そのままマジョルカで披露しているとは言いがたい。まだ来て間もないから、パスの出し手もどこに出せば彼のスタイルを生かせるのかまだ判ってないはず。普通に考えればロメオ自体が物差し役としては怪しい、なんてことはすぐに判るでしょ?

 しかも今回はドイツの新聞とスペインの新聞、二つのメディアの評価を基準にしている。同じメディアが判断しているのなら、まだ判るけれど…。


 こういう一方を貶めてもう一方を相対的に持ち上げる記事の書き方は好きじゃないです。高原にだってがんばってほしい。もう少しやべっちFCに出る回数を少なくすれば十分できるはず(笑 でもメディアに踊らされて痛い目にあうのは真実でしょ)嘉人もコミュニケーションなんかで苦労しているようですし。こういう時は二人とも温かく見守っていきましょうよ。



posted by 西中島南方 at 13:01 | Comment(1) | TrackBack(1) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 31 Jan 2005

有言実行ヘタフェ戦。

 wowowに入っていない私のようなビンボー人にはスペインのネットラジオが唯一の情報収集源であったりするわけですが、ライブなんで情報は早く入ってくるんですよ、スペイン語さえわかれば(涙 

ラジオ.jpg


 しかしこのネットラジオ、不必要なくらいにテンションが高く、夜更かししている日本人にとっては毒電波以外の何物でもなかったりします。

 だってゴールが決まるたびにモールス信号の「ツッ、ツー、ツツッ、ツッ、ツー、ツツッ」というけたたましい音が響き、アナウンサーが「ゴウォール!ディ マョールカー!!」と絶叫するんです。リーガ全試合のゴール速報番組なんで3分に一回くらいこの状態。もう頭がグズグズです。


 昨日の嘉人はゴールもなく、オフサイドとられまくりだったようですが、キッチリ2点目(勝ち越し点)のお膳立てをしていたようです。その動画が上がっていたのでUPしときます。目にされた方も多いと思いますが、念の為。

スルーパス.jpg





 大活躍、とはいきませんでしたけれど、大久保が先発した2試合は負け無し、しかも決定力不足と言われているチームが5得点をあげています、何かしら良い刺激になっているのは確かなようです。昨日もチーム全体でシュートが4本、にもかかわらず得点が3点、どういう決定力やねんという状態です。


 まだ残留には勝ち点4差をひっくり返さなくてはいけないマジョルカですが、チームにはつい最近まで残留争いの極限状態にいた男がいるんです。希望を持ってがんばってほしいです。とりあえず嘉人お疲れさま!



posted by 西中島南方 at 12:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 25 Jan 2005

嘉人の元気のバロメーター。

 試合から一夜あけて、いろいろと情報が飛び込んできていますが、嘉人を含めた選手達の反応が面白いですね。

ニッカンスポーツ

大久保本領!ベッカムとケンカ/スペイン

(前略)

ベッカムが興奮して右ひじを振り上げ「お前、ひじを使うな!」とばかりに、罵声を浴びせながら詰め寄った。対する大久保の顔に怒気が浮かぶ。険悪なムードにブラジル代表DFのロベルト・カルロスが割って入る。大久保はその仲裁役の顔も威嚇するようににらみつけた。

 大久保は「向こうが何か言ってきたから、言い返してやった」と吐き捨てた。後半40分の直接FKで、スペイン代表DFエルゲラと小競り合いを演じたが、それをベッカムから見とがめられた。DFとFWの激しい位置取りは当然。ベッカムの指摘にカチンときた。


スポーツナビではこんなコメントも。

 試合は1―3で敗れた。突破口を探ったものの、自らのシュートは0本。「裏のスペースへ出せと言ったんだけど、チャンスで味方にミスが出て…。サッカーにならんわ」。前線で孤立していた大久保は悔しさをぶちまけた。
 相手DFと接触してから小競り合いになるシーンもあった。「何か言ってきたから言い返してやった」。闘志は健在。ベッカムになだめられ、ようやく怒りを収めた。


 今まで借りてきたネコみたいだった嘉人でしたが、だんだんと温まってきたようです。いろんな意味で。ベッカムとの「口論」は英語と日本語でお互いを罵りあったとのこと、お互い何言ってるのか判らなかったでしょうね(笑


 ラフプレーは賞賛されるべきではないですが、ファイティングスピリッツというか、闘争心というか、そんなものが実は嘉人と他の日本人選手の違いなわけで、それを押し出せる、押し出そうと思えるようになった、というのは良い兆候だと思います。

 四日前までは「手術するかも、試合に出られないかも」とへこんでいた嘉人が、試合後ここまでのコメントを出せるということは、体調も徐々によくなっている証拠でもありますしね。

「次が一番大事。もう全部勝ちたい」


 セレッソの時も、この言葉が出てきてから、チームが変わり始め、入れ替え戦をギリギリ回避することができました。マジョルカのサポーター達も一部残留を願っているはず。


 レアル・マドリードの選手とガシガシ削りあいをしたんですから、もう怖いものは無いでしょう。膝の調子は引き続きケアを続けるとしても、十分リーガで通用するプレーを見せてくれると思いますよ。心配はカードとパスの出し手ぐらいかな。チームメイトに文句が言えるようになれば、もう怖いもの無しです。




posted by 西中島南方 at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 22 Jan 2005

君死にたもうことなかれ

ああおとうとよ 君を泣く

君死にたもうことなかれ

末に生まれし君なれば

親のなさけはまさりしも

親は刃をにぎらせて

人を殺せとおしえしや

人を殺して死ねよとて

二十四までをそだてしや



与謝野晶子 君死にたもうことなかれ








ニッカンスポーツ

右ひざ骨折の大久保、レアル戦強行出場も


スポニチアネックス

大久保右ひざ骨折もレアル戦OK

posted by 西中島南方 at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 21 Jan 2005

嘉人無理すんな!!

 友人に、医者から「骨折していたね」と言われたヤツがいました。「骨折しているね」と言われた方は多いでしょうが「骨折していたね」といわれた人間は私の知る限りそいつぐらいです。

 友人も最初は「ハァ?」という感じだったそうです。なにせ骨はその時点ではどこも折れてなどいないのですから。病院で検査を受けたのも別の体の不調からでしたし。

 ただ専門の医者が言うには友人の足の骨(くるぶしあたり)の形状が明らかにおかしく、一度剥離したものが添え木やギプス無しで放置され、変にくっついて自然治癒したとしか考えられないとのこと。

「おまえ気がつかんかったのか?」

 と聞くと平気な顔で


「痛かったけれどめんどくさかった

 なんていうすさまじい答えが返ってきました。そういうヤツもいるんだねってことで。

スポーツナビ

マジョルカ大久保、ひざの骨が欠けていた=スペインL

(中略)

練習後にチームドクターの口から出たのは「わずかに膝蓋骨(しいつがいこつ)が欠けていた」という言葉。順調と見られていた治療経過も一転し、23日の対レアル・マドリー戦への出場は微妙な状態となった。


 ただこの骨折は絶対に無理してはダメでしょう。関節にも近いし、利き足だし、何より今は無理をする時期じゃない。


 膝蓋骨を痛めると、関節の稼動が困難になる、歩行に支障をきたす何てこともあるようです。(こちらのページに判りやすい説明が載っています。ただリンクを開くと施術画像等が置いてありますので自己責任で)

 下手に試合に出て怪我を悪化させ、自身の身体的な伸びしろを消してしまうよりは、ここはこらえてしっかり治療がベストな選択だと思います。サンチャゴ・ベルナベウのピッチには、来年立てばいいじゃないですか。


 確かに「早く結果がほしい」というのは偽らざるところでしょうが、幸か不幸か嘉人が欠場した試合でチームは惨敗、逆に存在感が大きくなっています。終盤戦になれば「背に腹は替えられん」と強行出場の指令が下る可能性だってあるのですから、ここはしっかり休んでくださいよ。




posted by 西中島南方 at 15:18 | Comment(1) | TrackBack(3) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 20 Jan 2005

人それを徳と言う。

ニッカンスポーツ

さむら〜い


クペル監督「びびるなよ、大久保」

 大久保は殺気を感じた。振り向いた先に、剣道の構えをしたクペル監督。「ロナウドやジダンにびびるなよ。お前、侍なんだろ」。話した後で、刀を振り下ろす動きを見せた。内容を通訳から伝え聞いた大久保は「言葉がしゃべれないから笑顔で返した」と苦笑いした。


 クペル監督ってこんな茶目っ気の有る人物だったでしょうか?OKサイン両方向@Football park05-06さんの記事を見る限り、かなり厳格そうな感じなんですけれどね。

クーペル


私のイメージするクペル監督に一番近い画像



 まあクペル監督はロナウドに対してかなりの恨み辛みが有る様子。が有るようですし、今一番勢いのある選手に期待する、というのも判らないではないですが、なんか日本もマジョルカも嘉人に対して期待が過剰になってないですか?心配だったり…。


 でも本当に嘉人は人に好かれるのが得意ですよね。得意というか、まわりから嘉人に近づいてくる。別に打算とか無しに。本当に友達になってくれる。ありがたいと共に、これも才能の一つなのかなぁと感じる事がありますね。


 友達が少ない私のような端っこの人間には、嘉人のように自然に友達が出来る人気者は本当に羨ましいなと思います。友人はお金に代えられない一番の財産ですからね。また、その財産をしっかりと生かしている。本当にすごい人だよ。


1/20追記


りんでんばうむさんとネタがかぶった〜!!



 う〜ん。ニッカンの記事はかなり面白かったからな〜。投稿する前にはキチンとかぶってないか確認します。すんまそん。



posted by 西中島南方 at 09:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 18 Jan 2005

「無問題?」「Muy bien!」



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 つくづくのりやすいさんの記事を見ていて、腹を抱えて笑っていたわけですが、ふと昔の映画のことを思い出しました。みなさん「無問題(モウマンタイ)」という香港映画を覚えておられないでしょうか?

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 主人公(99の岡村隆史)が恋人を追って香港にやってくるのですが、知っている広東語は「無問題(大丈夫!)」だけ、それが仇になってさまざまな危ない目にあうというコメディ映画なのですが、なんとなくこの試合の嘉人と主人公がダブって見えてしまうんですよね。

一番印象に残ったのは、怪我をしたあとに
「大丈夫か?」って聞かれて、

『ビエン、ビエン(bien=”大丈夫”)って言ってた』


 本人は「助けてくれー」という心境だったようですが、幸か不幸かそんな会話ができなかった。ぱっと出る(無意識に口に出せる)単語はbienしかなかった。そりゃ交代されないわな(笑 話すのが無理なら手でバツじるしでもすればいいのに…。

 でもこの時もし嘉人がスペイン語が堪能であったら、少なくとも「無理だ」という意思表示ができていたら、あのアシストもゴールも生まれなかったわけで、『あの状態でゴールを決めるなんて信じられないよ』、『Yoshitoは強い精神力の持ち主だ』という高い評価も無かったんですよね。つくづく嘉人の運の強さを感じます。


 逆についてなさ最大なのが同じリーガ、ヌマンシアのイ・チョンス。SOCCER UG BLOGによると、なんと33試合無得点中とのこと。

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 嘉人がリーガに移籍する際にNumberからコメントを求められると、「彼と僕とは無関係だから」と前置きしながら結構熱く語ってくれています。(以下はSEXYFOOTBALL@日本代表さんの記事を借用しております)

「とにかく・・・・・・一年目は本当に難しいんだよ。仲間から信頼を得て、パスを出してもらうこと、それ自体が難しいんだ。」


「何よりはまずスペイン語を話すこと。どんなに下手でもいいから、自分から他人 に交わろうとすることが絶対大事なんだ。もしパスが来なくても諦めず、自分からチームに溶け込む努力、仲間と交流しようとする事が必要だよ。」


 誤解の無いように言うなら、イ・チョンスが1年間ノーゴールでも契約を続けていられるのは、こうした努力を積極的に行っている姿が評価されたからではと思っています。

 きっと、ポテンシャルは高いものを持っている、後はコミュニケーションだ、というところなんでしょう。

 ところがスペインにやって来て僅か3週間。「ヘイ!」と「オラ!」と「ビエン」しか(無意識には)出てこない嘉人がいきなり結果を出し、あまつさえチームメイトは「僕とYoshitoならいいコンビになれると思うよ」なんてコメントを出す始末。チョンス兄さんとすれば絶対面白いわけが無い。

<グッデイ2005年1月14日> チョン・グァンヨル記者


イ・チョンス、「大久保初ゴール?負けてはいられないよ」

「負けてはいられない」 
イ・チョンス(李天秀/24・ヌマンシア)が、心に固く誓い決戦を準備している。17日深夜1時(韓国時間)に行われるデポルティボ・ラコルーニャとのスペイン1部リーグのアウェーゲームに出撃するイ・チョンスは、「デビューゴールをこれ以上ひき延ばすことはできない」と覚悟を決めた。



引き伸ばしてたのかよ!!(爆笑



 一生懸命がんばってるのに結果が出ないチョンス兄さん。がんばってないとは言わないけれど、勢いで結果を出した嘉人。好対照の二人ですが、できれば二人ともがんばってほしいなと思ってるんですよ。だってこのままじゃチョンス兄さんかわいそう過ぎるもん。



posted by 西中島南方 at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする