病院には電話も出来るし、当然面会も出来ます。面会の時間が有ればなるだけ行こうと思うけれど、電話は控えめにして、その分手紙をしっかり書こうと思っています。
西中島は紙媒体にこだわるのです。手書きの手紙と携帯のメールとでは、同じ事を書いても伝わり方が違うと思っています。悪筆なのだけれど、それでも手書きの方が彼女の心の支えになれるのではないかと、悪戦苦闘を決意しました。
「さくらのきのしたで」を「WEBページ」にせず「本」にしたのも、そういうこだわりが有ったから。「手にとって開く」「気軽に持って歩ける」というのは、紙媒体の強力なアドバンテージ。
以前も書いたかも知れませんが、WEBページからダウンロード出来る「さくらのきのしたで」WEB版もpdfファイルにする予定です。オススメのWEBページ紹介等は省くので書籍版よりも若干ボリュームは落ちますが、ほぼ同じ内容です。普通にページにしてしまってもいいのですが、やはりプリントアウトして頂いて、それを手に長居に来ていただきたいので、より印刷しやすいpdfを選択しました。
以前家内が入院した事が有り、その時にも手紙を書いたのですが、退院する時に私が送った手紙をキレイに整理していたのを見て、ああ、手紙を書いてよかったと、救われた気になりました。この「紙の力」を、もう一度使ってみようと思っています。