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Mon 24 Oct 2005

ゼ・カルロスと前田は軽症だったけれど、 僕の大好きな人は重症だった。

 二人の軽症は何より。前田は「痛んだ」と感じた瞬間さっと身を引いたのが良かったのだろう。そういう判断力は評価すべき。もちろん下村のようにファイティングスピリッツを前面に出していくプレーヤーも必要だが、クールな存在も等しく貴重。


 ところで、この二人とは正反対に、私の半身が病気をこじらせてしまった。入院して治療法を探らねばならないらしい。忍耐の要る辛い日々が、これから彼女を待っているのだと思う。

 時々思う。


 家内は私と出会えて幸せだったのだろうか。


 彼女がもっと幸せになれる方法が有ったのではないか。


 一通り入院手続きを済ませて、疲れた身体をどっと電車の座席に埋めると、いろんな想いがよぎってきた。

 私は、少なくとも幸せだったし、彼女が彼女でいる限り、その幸せは続いていくと思う。でも彼女はどうなんだろう?

 そういう疑問ってみんな抱くのだろうか?私が惰弱だから、意思がぶれてしまうのだろうか?今日はとても辛い一日だった。


 
posted by 西中島南方 at 23:08 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『家内は私と出会えて幸せだったのだろうか。
彼女がもっと幸せになれる方法が有ったのではないか。』

こんな風に自分の事を想ってくれる人が側に居てくれる事。それ自体が貴重であり、幸せなんじゃないですか?
夫婦でも、お互いに関心のない夫婦もいれば、夫婦という関係に安穏として、相手に思いを馳せる事を忘れている夫婦もあります。
うちは感心がなくなった事まではないと思いますが、相手に気持ちを寄せる事を忘れていた時期がありました。
でも、問題が起こって「これではいけない」と反省をして、(それでもセレッソやアキに気持ちが行き過ぎてしまう事も多々ありながらでも)二度と同じ失敗はしないように気をつけています。

奥様は西中島さんのその思いも愛情から湧き出ている事はご承知なんじゃないですか?私はそう思います。
女は気持ちを言葉で聞きたい生き物です。分かりきった事でも、愛する人から確固たる言葉として聞かされると嬉しく安堵するものです。
奥様も同じだとは、私は言えませんが、私はそうです。
少し落ち着かれたら、素直な想いを伝えられたらどうですか?
病気は精神の安定があれば、思った以上に良くなったりする事があります。
「ぶれている」のは愛情ではなく、西中島さんの優しさからくる「ご自身への自信がぶれている」だけなんですから。

何も解っていない私が偉そうに書きました。なので、適切でないかも知れませんが、ご夫婦の絆を深める機会を得たと思って、大変でしょうが頑張って頂きたい。そう思って書きました。
何より、お2人の分身であるたろもちゃんの為に。
どうか早く治療法が分かって、一日も早く回復されますように。
Posted by ぐっさん at 2005年10月25日 01:19
どうもいつも能天気なことを書いているカニミソです。今回のエントリー読んで、いろいろなことが駆け巡りました。奥様もきっと西中島さんの気持ちと一緒で幸せを感じていらっしゃると思いますよ。一日も早い奥様のご快方をお祈りしています。
Posted by カニミソ at 2005年10月25日 02:00
独り身の分際で、偉そうな事は言えませんが、自分の事をそんな風に考えている、想っている人といてるって事が何よりやと思いますし、それがまずは幸せな事なのではないでしょうか?!
治療法が1日でも早く分かり、無事お家に戻られることを願うばかりです。
月並みで安易な言葉ではありますが、頑張ってください…。
Posted by しん at 2005年10月25日 08:14
以前TVでやっていたのですが、何かのアンケートによると結婚10年?くらいで
男性は「妻は別の男と結婚した方が幸せだったのでは…」
逆に女性は「この人の妻は私じゃなきゃ務まらなかった」と思うんですって。
奥様のご回復をお祈り致します。
Posted by 通りすがり at 2005年10月25日 15:55

なるほど、私も西中島さんと同じと思ってたら、世の中、皆そうなんですね。

この後の日記「紙の力」を読んで、私も以前、嫁さんが入院した時にノートに書いて渡した事があるのを思い出しました。(交換日記ですね)
そのノートは、今でも大切に保管して…ると思います(汗)
奥様の心の支えになりますよう、頑張ってくださいね。
早期治療方法の確立と御回復をお祈りしております。
Posted by せんちゃん at 2005年10月26日 00:27
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