C大阪どこへ行く…長居改修でホームが使えない
◆ “新居”求めて放浪の旅へ? ◆
セレッソが放浪の旅に出る。07年に大阪で開催される世界陸上の影響でC大阪が最長で約1年間、本拠地の長居競技場を使用できなくなることが25日、分かった。世界陸上の会場となる同競技場が改修工事に入るためで、早ければ来年6月から開始される見通し。選手のプレーに影響するだけでなく、クラブの営業面にも打撃を与えそうだ。
(後略)
なんじゃそら。最長一年て。
なんでも今の長居スタジアムは世界の陸上競技大会を取り仕切っているIAAF(国際陸上競技連盟)が2002年から規定している世界大会を開催できる基準を満たしていない為、改修が必要というのが建前の理由。
ちなみに新潟スタジアム(ビッグスワン)はこの条件(CLASS1)を満たしているらしい。長居スタジアムとビッグスワンにどれほどの違いがあるのだろう。
長居スタジアム
収容人員:約45000席(全席背もたれ付き個席)
トラック:100m×9レーン、400m×9レーン
サブトラック:長居第二陸上競技場(トラックは長居スタジアムと同じ100m×9レーン、400m×9レーン)
ビッグスワン
収容人員:約42300席(全席背もたれ付き個席)
トラック:100m×9レーン、400m×9レーン
サブトラック:100m×8レーン、400m×8レーン
単純なスペックに違いが無い。どころかサブトラックは長居スタジアムの方が充実している。2002年のどの時期からIAAFの審査基準が変更になったのかは知らないのだけれど、この規定はワールドカップにも適応されているらしいので、2002年の6月以前に変更したのであれば長居はこのCLASS1の基準を事実上満たしているはず。収容人員も今年行われたヘルシンキ大会の会場と変わらない。改修の必要を感じないのだけれど…。
ところでこのCLASS1の承認を受ける為には、IAAFの認可した国際検査機関の試験にパスしなければいけないらしいのだが、それを満たす前に世界陸上の開催に立候補する大阪市に何か問題は無いだろうか。「長居ならクリアできるんじゃない」と見込んでの立候補だったのなら、正直甘い。
ここで長居スタジアムの改修に関して、二つ邪な考えが浮かんできた。大阪市は前述のような甘い算段をして、後になって改修が必要だと判り、慌てて改修予算を組んだのではないか。はたまた、今でもCLASS1を満たしているが、より多くの予算を組む為に不必要な改修をするのではないか。
どっちにしても日本陸連や大阪市の明らかな「失態」「横暴」であり、それにより不必要な血税がまた使われてしまう事になる。
ただ改修の概要が発表されていない今の段階で抗議をするのは効果が薄い。こういう正当ではない行為をすれば必ずどこかにボロが出る。そしてそういうボロを追求する事を存在意義としている団体もある。
とりあえず大阪には市民オンブズマンと市民グループ「見張り番」という民間団体があるようなので、どちらかにこの話をもちかけようかと思っている。
追記
819 :U-名無しさん :2005/08/26(金) 10:48:29 ID:G22I6gtAO
それとエロイ人な西中島が役所回りをして状況をうpしてくれるはず……
貴方はテレパシーが使えますねw