head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Thu 29 Mar 2007

大阪は好き、大阪市はキライ。

 ご存知の方も多いかと思いますが、「大阪民国ダメポツアー」というサイトがあります。主に市や府の税金の無駄遣いだとか、そこに住む人のモラル低下などを批難するサイトなわけですが、長居改修問題の件でそこの管理人さんと仲良くなり、「猪飼野日記」なんてブログまで書かせて頂いています。

 長居改修の件では、何度も公園を管轄している「ゆとりとみどり振興局」に電話取材したりして、市の内情を僅かばかりではありますが知ることが出来ました。そこで、市が健全体質への転換に対することを、意図的に避けているのではないか、という疑念を持つようになりました。

nagainojama.jpg

このポスターなんぼかかっとんねん



 何故健全にならないのか。理由は色々あるのでしょうが、ザックリ言えば、今の赤字をジャブジャブ垂れ流している状態のほうが、いろんな人にとって都合がいいのです。

 例えば長居の件でも、施工業者は何れも兼ねてから市の工事を何件も落札しているような、いわばお抱えの業者ばかりでした。身障者席の業者に至っては、最低希望落札価格(これ以下の金額を出すと、まともな工事が出来ないと判断されて、仮に見積もりが落札希望業者の中で最も安くてもはじかれてしまう)と、千の位までピッタリの価格で工事を受注しています。何千万もかかるような工事でこんな偶然があるのか、疑問ですね。これはあくまで一つの事例ですが、殆ど万事が万事こんな状態なんですよ。


 その一方で、大阪の街が好きな自分がいます。コテコテで、ギトギトで、図々しくて、口汚くて、そのくせ寂しがり屋だったりする大阪、大阪ストラットではないですが、「他にくらべりゃ外国同然」のノリが、肌に合うんですよね。


 だからなおさら、大阪には良くなってほしい。その為に市を相手に暗闘をし続けるのは結構疲れますが、やっぱり大阪で生まれた男なもので、生まれた場所に対する愛着があるんです。


 前述の「大阪民国ダメポツアー」でも、イントロダクションではこんな事が書かれています。

「大阪市は大阪市から出て行け」
以前テレビで大阪の無駄遣いが報道された時に街中のオッサンが言ったこの一言。
まさしくその通りの言葉である。
近いうちにきっと訪れる「財政再建団体転落」後、この街を悲観することはしないでおこう。
大阪はゴーストタウン夕張とは違う。

穀潰しの大阪市の役人どもを全て追い出すこと。
そして大阪再生は民間主導で行おう。
それは商都大阪のあるべき姿。

大阪は人が財産の「民」の街。
必ず復活する。


 愛すればこその批判。市にとどいているのかな。


 と、いうわけで、開幕戦、関市長が登場した時、トラメガを使って「この税金泥棒が!」などとヤジを飛ばしていたのは私です。反省なんかしてません。
posted by 西中島南方 at 12:59 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>関市長が登場した時、トラメガを使って「この税金泥棒が!」などとヤジを飛ばしていたのは私です。

腹いっぱい笑わせていただきました。激しくGJです。

はらわたが煮えくり返る不祥事が絶える事もないですが、これからも大阪市の膿を出し切るまでは叩き続けたいと思っております。
Posted by 大阪民国案内人 at 2007年03月29日 19:53
なるほどねえ・・・
他県から大阪市役所の近くに通勤している者ですが、最近の色々な報道に接し、将来も大阪市民になるのはやめよう、年寄りになったときに碌な行政サービス受けられなさそうだ、と思っていました。そこにこのエントリを見て、新聞では改革に着手とか言ってるけどやはりまだ実情はひどそうだな、と改めて思いました。
「大阪市は大阪市から出て行け」至言ですね。けど、一番市政と選挙に影響力のあるのは、そういう今の大阪市から甘い汁を吸っている人と組織なんでしょうね。大阪が健全でないと関西も全体も萎えてきます。頑張って下さい。
Posted by kiki at 2007年03月30日 01:03
ゴール裏から「関お前来る暇無いやろー」って叫んだけど、あのおっさんのコメントが去年とほとんど同じで悲しかった…

Posted by CRZ at 2007年03月30日 14:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※西中島が気付くまでしばらくお待ち下さい

この記事へのトラックバック