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Wed 28 Mar 2007

応援に関しての一考察。

 ヤマグチリョウタさんの「PAINT IT PINK! - セレッソ大阪再生を考える」にあるこのエントリは、もっと皆が考えないといけない問題ではないかと思う。

 実はこんな動きがある事は、他の某氏からも伺っていた。ただ実際このようなエントリではっきりと書かれているのを拝見すると、やはり少し凹んでしまう。

 私は応援をまとめている人とも親交が無いわけではないし、普通にサポをしている人もたくさん知っている。それぞれの言い分も伺っている。それぞれ立場があることだから、食い違いはあるものの、共通しているのは「一体感の無さに対する危機感」を持っているということ。しかし、お互い同じ気持ちを持っているというのに、何故だか距離が縮まらない。


 SBにいる部外者から何か言うのもお門違いかもしれないけれど、出来れば今の状態から、まず変化していって欲しいと思っている。それはいい方向でも、最悪悪い流れでも、どちらでもいい。いい方向に向かえば、それはそのままにしておけばいい。そして悪い方向に向かえば、必ず危機意識を持つ人間が出てくる。


 最もまずいのは、このままそれぞれがフラストレーションを溜めこみつつ、惰性で楽しくも無い、形式的な応援を続けること。自分が何かをしなければ、何も変わらない。


 以前も書いたけれど、別に応援は荒行でもなんでもない。好きなチームが勝ってくれるように働きかける行為。それ以上でもそれ以下でもない。だから「楽しい応援」というのは、別に絵空事でもなんでもない。自分が「今はこのコールをしたい」と考えたなら、率先して声を出せばいい。意図的に封殺しようという人間がいなければ、意外とのってくるものだ。そこが上手くいけば、今の応援に無い自由闊達さが出てくる。それこそ流れを読む応援ではないかと、勝手に思っているのだけれど…。


 ジェフサポになられた方に、いまさら再度考え直してもらうのは無理だとしても、今おられるサポの方々には、そういう「楽しさ」について、ご理解頂きたい。そして実践してもらえれば、これほど嬉しい事は無い。

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posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私事で恐縮なのですが、自分がセレッソを応援しようと思ったきっかけは、実は応援の一体感のなさが理由なんです。
否定的なのではなく、逆に、たとえば赤いチームや青赤のチームのようないわゆる一体感にどうもついていけないのです。
もちろん、おおくの方は一体感が出ることを望んでいらっしゃるでしょうけど、ほかのJリーグのサポに比べると、セレサポには僕みたいな人が多いような気がするのですが。
ふだんは、SBのできるだけ応援に巻き込まれない位置で試合を見ているのですが、周りには結構同じような感覚の人がおおいんですよ。
Posted by サイ at 2007年03月28日 12:39
遅くなりましたが、わざわざエントリーでまで取り上げて頂きありがとうございますm(_ _)m
皆さん応援に対してはそれぞれ危機感をお持ちのようなのですが、それに対するすり合わせの作業が結局何もないように見受けられるのです。妥協点が見出せないまま試合が近づいてしまう、みたいな。
でもサイさんが仰るように「一体感がない応援が魅力」と感じられる心理も分かるのです。いい意味で好き勝手で、まとまる時は一気にまとまる、そういうのも悪くないと思います。
「ひとつの型を作ろう」とするのが却っていけないのかも知れませんね。
Posted by ヤマグチリョウタ at 2007年03月31日 08:32
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