サッカーでメシを食っている人は、ずっとそういう夢を追い続けて、それを叶えた人達。だからまぶしく、素晴らしく感じられる。
ただ、夢はずっと見ていられるわけではない。はっと覚める時が、必ずくる。
思うようにプレー出来なかったり、怪我をしてしまったり、戦力外になったり。チームにいられなくなると生活すら危うくなる。本来なら夢を見るどころではない。
それでも前向きに生きていける選手たちの姿を見ていると、ああ、彼らは本当にサッカーが好きなんだなと、心動かされる。どんなに苦しくても夢見ることを諦めない姿勢こそ、我が子に見せてやりたい。
本当のことを言えば、父である自分が、そういう姿を示さないといけないのだけれどね。
できるなら、こうして夢を追う選手たちが皆、そのままでいられるように、また、明るく笑顔でいられるように。
毎年冬になると、こんなコトばかり考える。