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Sun 11 Dec 2011

成長の痛み。

中後、尾亦、ありがとう。

CEREZO OFFICIAL

【11/12/10】中後雅喜選手期限付き移籍期間満了のお知らせ

今季ジェフユナイテッド市原・千葉から期限付き移籍にて当クラブに所属しておりますMF中後雅喜選手が、期限付き移籍期間(2011年2月1日〜2012年1月31日)の満了となりますので、お知らせいたします。(後略)


CEREZO OFFICIAL

【11/12/10】尾亦弘友希選手契約満了のお知らせ

当クラブ所属DF尾亦弘友希選手と契約満了(契約期間:2011年2月1日〜2012年1月31日)に伴い、来季の契約を結ばないこととなりましたので、お知らせいたします。(後略)


中後のプレーを初めて見たACLホームアレマ・マラン戦。美しいボールを蹴る選手だと感心した覚えがある。ACL初勝利を呼び込んだホドリゴ・ピンパォンのゴールは、彼のプレスキックから。

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今年は中後、マルチネスのダブルボランチでスタート。実績のある二人なのだけれど、どうにもあまり咬み合わなかった。

二人とも前にでてボールを捌くタイプのプレーヤーだから、ボールを取られた時にあの位置で相手の攻撃を鈍化させるプレーヤーがいなくて、スコンと抜かれるパターン。同じようにマルチネスとキム・ボギョンの組み合わせもうまく行かなかったから、中後の責任というより、相性の問題だったんだと。


扇原、山口螢の成長で居所が無くなってしまったのは残念であるけれど、ACLのアレマ・マランだったり、ガンバとのR16ダービーで見せたプレーは素晴らしいもので、キチンと使いどころを間違わなければ、まだまだいける選手だ。


同じ事は、尾亦にも言える。

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確かに怪我がちだったり、レヴィー・クルピが考えている攻撃的なサイドバックとしての役割はあまりできないでいたけれど、要所要所でしっかりとボールを落ち着けてくれたり、前の選手の攻撃をサポートする動きをしてくれたり、アベレージのすごく高い選手だ。

それは、丸橋の絶好調な時はいいプレーをしてくれるけれども、まだ穴が多く、学ぶべきところはたくさんある。そのお手本となるべき中堅選手を手放さなければいけなくなるのは、すごく残念だ。


セレッソの台所事情を考えれば、こういう別れがあるのは常に覚悟しないといけない。嫌なことだけれど、現実というものはそういうものなんだな。

この二人の代わりに入ってくる選手が、セレッソにより良い存在であるように、そしてその選手にとってセレッソが、終の棲家と感じられるクラブであるように、そう思う。


「成長」と言うと、素晴らしいこと、良い事というイメージがあるけれど、痛みを伴うことも多い。つらい決断をしなければ前に進めないこともある。辛さを耐えて、前に前に…。
posted by 西中島南方 at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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