head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Sat 19 Nov 2011

気付き。

写真が上手ですねと言われると、嬉しいんだけれど、寂しくもある。

DSC_5019.jpg


絵を描いたり、文章を綴ったりしてきた俺の個人的な感覚なんだけれど、芸術、創作活動の経験がある人間であるならば、写真はカメラの機械的な知識をプラスするだけで、「そこそこ」撮れる。

それは写真が「気付き」に特化しした芸術であるから。


創作活動でも同じで、対象がどのようであるかを気付かないと話にならない。どこから光が当たっていて、どちらにどんな影が出ていて、乾燥しているのか湿っているのか、楽しそうなのか悲しそうなのか、永遠なのか刹那なのか、いろんな様子に気付いて、それをどうにか自分の中で消化して、表現する。

絵の場合であるとそこからもいろんな要素と時間とお金がかかる。気分的にハードルがいくつかある感じ。カメラなら、ボタン一つ。

DSC_302301.jpg


今はいいカメラが安価で売っているから、オートで撮ってもそこそこの絵をはく。なおさら「気付き」の要素が大きくなる。

「工場萌え」とか「浅田家」といった、変わった切り口の写真が権威にも評価されるのは、誰も気付かなかった切り口、魅力に気付いた写真家が素晴らしいということ。


そんなわけで、ある程度の写真を撮っているうちは満足できない。もっともっとうまくならないとね。明日はもう少しマシなのを撮るよ。待っててな。

DSC_300001.jpg
posted by 西中島南方 at 16:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※西中島が気付くまでしばらくお待ち下さい

この記事へのトラックバック