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Thu 13 Oct 2011

予算1000円以内でステキな食べ物写真を撮る方法。

オフィシャルのホームページに「スタジアムグルメ」のコーナーがありますね。最近はいい感じの写真が増えてきましたが、最初の頃は悲しい写真ばかりで…。セレサポ界のミスターシズルとしては悲しい限りでした。

DSC_9207.jpg


んなもの高いカメラと高いレンズ使ってるんだから当たり前じゃんと思っているアナタ!実は工夫をすれば予算1000円くらいでかなりいい感じの写真が撮れるんですよ。

実は高いカメラと高いレンズを使っても、蛍光灯の所で適当に撮ると泣きそうな写真が出てきます。

DSC_0601.jpg


なんだか色身も悪いし、形もよくわからないし、おいしくなさそうでしょ?これをいい感じにしていきましょう。


まず、ホワイトバランス。オートでとってもいいですが、いろいろいじって、少し赤みがさすくらいの設定を覚えておいて下さい。寒色系の仕上がりになると、それだけで食欲がなくなるんです。

DSC_0607.jpg


少しマシになりましたが、コントラストがキツイのは変わらず。

なので次は光を柔らかくしましょう。夏場の日光のようなキツイ光を、お店とかで使っているような柔らかい光に変えます。照明はデスクライトでも、これがあると柔らかい光線が出るんです。

DSC_0608.jpg


トレシングペーパー。数百円で買えますよね。これをセロテープでつなげて大きめの輪っかにして、デスクライトの光が出る部分を覆ってやります。輪っかが大きければ、それだけ柔らかく、クセの少ない光になります。

DSC_0609.jpg


逆光気味に撮ってあげると、随分形が浮き出るようになりました。影が出来た部分がまだきついので、次の秘密兵器。

DSC_0610.jpg


スケッチブックにアルミホイルをかけたものを、光源とは反対側において、影にも光を当ててあげます。

DSC_0613.jpg


ここまでくれば後は小道具。やはり机に直置きよりも、ランチョンマット(100円均一のもので十分です)や小皿を使ったほうが雰囲気が変わります。

DSC_0618.jpg


リサイズ以外は全てjpeg撮って出しです。それでも随分変わったでしょ?

DSC_0601.jpg
使用前


DSC_0618.jpg
使用後


もちろんフォトショップやRAW現像ソフトがあれば、表現の幅はグッと広がります。

DSC_0620.jpg


ただ、工夫次第で、ここまで雰囲気が変わるんです。広報の皆さん、どうでしょうか?
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい参考になります!

一眼を持ってないヒヨっ子にも真似できるすごい有用な情報をありがとうございます!
Posted by @mymelomelomelo at 2011年10月13日 22:33
ありがとうございます!

食べ物は明るめに撮ると、それだけでもいいですよ。清潔感があるのがいいみたいで…。

あと白っぽいもの(お寿司とか)のバックは黒、黒っぽいもの(ステーキとかパンとか)のバックは白がいいらしいです。

コンデジなら安い三脚で固定して、シャッタースピードより明るさを追求すると吉です!
Posted by 西中島 at 2011年10月13日 23:07
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