ツモレポをして頂いたfromthemorningさんの記事を拝見する限り、全体練習ではモリシなどを相手に明るく体を動かす姿が有ったようです。それがまた、辛いのですが。
選手達に動揺した様子が無いのを見ると、もうアキ自身も、周りの選手も決心がついているのかも知れません。
ただ、モリシが笑顔なのを見ると、アキが泥をかぶる思いでチーム体質の改善を訴える為に発言したのだという事も考えられなくもありません。
例えそれが僅かばかりの可能性であったとしても、また突拍子も無い楽観論で有ったとしても、それにすがりたい私がいます。
仮にアキが移籍するにせよ、また慰留してもらえるにしても、今のセレッソの体質に問題があることは否定しません。
一向に成長しないユース組を中心とした若手選手達。期待はずればかりの移籍選手(古橋級の大当たりがそう有るとは思いませんが)外国籍選手の獲得路線も迷走。来年はブラジル路線が復活するそうですが、はたして助っ人と呼ぶに足る選手がやってくるのか不明です(既にワシントン選手の獲得競争に失敗。ベルディへの移籍が決まってしまいました)
また選手育成に対して適切なコーチ人事を行っているのか、フロントに対しても不満が有ります。
サポーターのような外野が抱いている漠然とした危機感と、選手のようなチームの中心に近い存在から感じ取れるそれとは意味が違います。本当に深刻な問題が、チームの内部に有る。アキの今の行動がそれを指し示しているような気がします。
モリシもアキも本当に笑顔でした。
…でも、心の底からすっかり笑顔、なのかというと。
アキがこのまま移籍してしまうとしたら、セレサポにとってこれほど悔しい事はないと思います。
アキはモリシと同じくセレッソを象徴する選手。
もし、出て行くとしたら今まで貯めたアキに対するお礼を言えないままお別れとなってしまうからです。
アキがいなくなるなんて考えたくないです。移籍するとしたら、例えそれが同じJのチームであっても、嘉人の時のようにお別れを言う機会が欲しいです。
何だか決着するまで何も手につかない感じがします。