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Tue 07 Dec 2004

自分がされて嫌な事は他人にしない。

 と、いうことを子供の頃に親に言われた事を思い出しました。

スポニチアネックス「ジーコ 横浜、浦和組は天皇杯出るな」

より、ジーコの発言。

「鹿島時代、代表に多くの選手を抜かれ、アジアの大会で敗れて悔しい思いをした。クラブ側もそういう私の立場を考慮してくれると信じている」


 嫌だった事を覚えているならクラブの気持ちも察してほしい。11日にCS第2戦、15日に天皇杯、ダービースタリオン(懐かしいな)でこんな使い方したら120%予後不良ですよ。

 確かにドイツと当るなんて日本にとってそう無いチャンスですから、トップクラスの選手にできるだけいい経験をしてほしいという意図はわかりますけれど、それなら入れ替え戦参加チームが天皇杯の日程をずらしてもらえたように、日程の調整は出来なかったんでしょうか?シンガポール戦前などはベストの状態の代表が組めるようにするものだと思っていたので、シンガポール戦での功労者問題でもジーコの考えに賛同できたのですが。


 選手の方も寝耳に水、という反応です。

 嘉人の場合。

Cerezo official

■ 大久保選手コメント
前回に続き代表に選ばれ大変嬉しく思います。全力を尽くし頑張りたいと思います。


デイリースポーツ

大久保 選出に戸惑い隠せず…

 日本代表選出で、マジョルカへの合流が遅れることになったFW大久保は「僕は何も決められないんで」と戸惑いの表情を隠せなかった。


 どっちがどうなんだ(笑 オフィシャルが建前で、デイリーが本音なんでしょうが、ジーコはクラブや選手への根回しみたいなのが得意ではないのか、それとも嫌いなのか。

 ただ代表監督をやっている以上、そうしたクラブとのコミュニケーションは絶対に避けては通れない「仕事の一つ」ですから、少なくともクラブが困ったり、選手のやる気が削がれるような選出はするべきではないでしょう。


 もう一つ気になるのは、JFAがちゃんとジーコをコントロールできているのか、という事。ジーコはジーコなりにベストの選択をしているのでしょうが、例え神様と言われても代表監督として契約している以上はJFAが何らかの影響力を行使してしかるべし、明らかに首をひねる行動や発言に対しては注意するべきでしょう。

 トルシエ時代には監督と協会(特に釜本)との暗闘が日々繰り返されていたというのに、人が変われば待遇も違うということでしょうか。


 ドイツ戦に臨む選手達は、はたしてベストコンディションを維持しているのでしょうか?これだけ犠牲を払ってまで集めたのですから、疲れていて試合をするのがやっとだった、では済まされませんよ。


posted by 西中島南方 at 14:04 | Comment(3) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 あ〜、私もよく子供の頃、親に言われました>「自分がされて嫌な事は他人にしない。」
 エントリを読んでて思わずうなづきました。 なるほど、根本が違うんですね。

 「自分も嫌なことされたんだから、やってもいいだろう」じゃないんですよね。 目からうろこが落ちました。
Posted by 風子 at 2004年12月07日 15:23
ジーコの会見をテレビで見たのですが、ものすごく怒っていました。功労者招集の一件以来、JFAを信用していないのでは?アルゼンチン戦もやりたくなかったけど、顔を立てた、って雑誌で言ってましたし。

横浜も浦和も選手を出すのでは?天皇杯の相手はそんなに強敵ではないですし。
Posted by ぱお at 2004年12月08日 22:55
TBありがとうございました
確かに選手としてはいい経験になるでしょうから、尚更見る側としては
先日のシンガポール戦みたいな、消化試合的ゲーム内容にならない事祈りたいです。
もうちょっと日程考えたスケジューリングして欲しいですねぇ
Posted by hijilin at 2004年12月09日 03:36
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