head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Mon 21 Nov 2011

自棄酒。

昨日は寒空の下で寒い試合を観て、とてもシラフではやっていけないなと、仲間と飲み食いした。飲めないお酒もしこたま飲んで千鳥足というものを生まれて初めて体感した。鯨飲馬食と言うけれど、鯨でも馬でももう少し節度があるだろう。

DSC_3315.jpg


DSC_3324.jpg


京橋駅では切符を落としかけ、11時前くらいに自宅に戻ってもグデングデンだった。前後不覚になるくらい飲んだのも、多分コレが初めてだ。

そんな中で、昨日の記事を書いた。サッカーをプレーすることで、プレーする人たちを管理、サポートすることでお金を貰っている人だったら、絶対に書けない罵詈雑言。それでも、酔いが覚めた今でも、その気持ちは少しも変わっていなくて、だから訂正もしない。


いつも、人間はマイペースの方がいいと思っている。そんな毎日忙しくしていてもたかが知れている。それで無闇に体力を使って、何かいいことがあるのかと。

でも無理をしなくてはいけない時、どうしても引き下がってはいけない時、たかが知れている僅かの差でもプラスして立ち向かわなくてはいけない時もある。セレッソにとって昨日の試合はそうだったのではなかったか?


冷静に観てみれば、完全な状態とは程遠いキム・ボギョンをいきなり先発で使ったこと、杉本を90分間使い続けたことなど、レヴィーが勝負に固執しなかったヒントのようなものはたくさんある。

しかしそれはあくまで指揮官の考えであって、選手が「今日の試合は頑張らなくてもいいや」と考えていい、という事ではない。与えられた場所で100%のプレーをすることが、プロのプレーヤーの義務のはずだ。


できれば、これは計算高い何かであってほしい。天皇杯に向けて調整しているんだよ、リーグ戦は二の次さ。そんな言葉を聞いただけでまた怒髪天を突きそうだが、それでも一所懸命やってコレでした、などと言われるよりは、幾らかでもマシだ。

DSC_3184.jpg


そんな狡猾さがあるとは、とても思えないけれど。
posted by 西中島南方 at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011 J1 第32節 C大阪0VS3神戸 悔しくないなら終わってる。

前半11分 吉田 孝行(神戸)
後半8分 北本 久仁衛(神戸)
後半45分+5 大久保 嘉人(神戸)


セレッソの選手は、もっと義侠心のある連中だと思っていた。5年間寸暇を惜しまず育ててくれた監督の、集大成になる大事な試合で、こんな無様なプレーができるとは。日頃は愚痴や罵詈雑言は我慢していたけれど、今日は我慢できない。

DSC_3284.jpg


特に杉本はなぜ90分間「立てていた」のかを感じ取ってほしい。レヴィーは残り少ない大事な時間を、お前が独り立ちするために当ててくれていたんだ!!


スタメンとベンチ。キム・ボギョンが帰ってきた。まだフェイスガードをしていて痛々しいけれど、嬉しかった。五輪代表で抜けた扇原の穴を埋めるべく即スタメン起用。その他もほぼベストのメンバーだった。

field-2011-11-20-00.gif


それでも悪癖は抜けず。序盤でつまらないミスからボールを奪われ、開始11分で早々に失点。下らないミスでボールを奪われて危機的な状態を招く、どれだけ同じ間違いをすれば修正されるのだろう?

DSC_3236.jpg


酒本は足元がしっかりしているプレーヤーだけれど、それを慢心して危なっかしい時がある。今日は完全に裏目に出た。

DSC_3218.jpg


ボギョンは、本当にピッチに「立てた」という感じで、あからさまにヘディングを避けていた。中盤でファイトできる選手が一人かければどういうことになるか。


守備も神戸の前線からのチェイシングに手を焼いていたけれど、攻撃陣も重症だった。相手のミスから好機を迎えても、自らバックパスやつまらないパスミスで攻撃が途切れたり…。いつもの流れるようなコンビネーションができない。

重ね重ねになるけれど、1トップで入った杉本は、厳しい。個人批判はしたくないけれど、周りのプレーヤーの頑張りをあまりに無造作にふいにしてしまう。これでは他の選手が浮かばれない。前半は殆どシュートらしいシュートが打てずじまい。0-1というスコア以上に酷い内容で、1万6030人の観客が納得できるものではなかった。

DSC_3258.jpg
悪童同士の会話、少しだけ癒された



後半はリスクを冒しても攻めに出るセレッソと、それをあざ笑うようにカウンターを仕掛ける神戸という構図が45分続いた。

流れが決定づけられたのは神戸の2点目、北本のゴールだ。明らかな誤審でも、審判というものは、平静としていられるのだな。


2点ビハインドになりたまらず播戸を入れてみたものの、一人でどうとなるレベルの話ではなかった。何度かいい場面を作るも、ゴールが奪えない。

field-2011-11-20-2nd-11.gif
後半11分


ここからのセレッソは、今までより輪をかけて酷かった。今年ワースト、と言う表現を使うのは何度目だろうか。あわやPKという所があり、キム・ジンヒョンに助けられたところも何度か。これらが全て神戸よりなら、0-5、0-6というスコアだってあり得た。


セレッソにとって福音は、村田の存在だろうか?

field-2011-11-20-2nd-30.gif
後半30分


村田はセレッソの中では技術がどうという選手ではないけれど、気持ちを全面に出して戦ってくれた、その心意気に、少し救われた。何度も右サイドを突破して、チャンスを作ってくれた。

それでもチームはチグハグなまま。播戸の2度の好機も得点ならず。他はシュートらしいシュートも打てないままでロスタイム、嘉人にトドメを刺された。

DSC_3296.jpg



キム・ジンヒョンがピッチを叩いて悔しがってくれたのも、救いになった。全力で、全身全霊で立ち向かってくれたプレーヤーを、批難はしない。戦えないプレーヤーこそいらない。


今セレッソにいる選手の、そのほとんどは、レヴィー・クルピが手塩にかけた、言わば愛すべき息子たちだ。親がいなくなると言った最初の試合で、これほど親不孝をするとは思わなかった。なぜ戦えない?なぜ悔しさを表さない?それが歯がゆくて悔しくて、あえて酷いバッシングをしている。


悔しかったら得点をとれ!防いでみせろ!そうして俺を土下座させてみろよ!!親孝行の一つもできないで、何が海外だ!!

DSC_3306.jpg
posted by 西中島南方 at 00:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする