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Mon 19 Sep 2011

ガンバ新スタジアムあれこれ。〜政治は最悪のアンチフットボールかもしれない〜

俺らは市民球団です。
という記事に対して、セレサポやガンバサポ、他サポから実にいろいろな反応があった。で、それは全て表示させている。

どれも正論と言えるし、そうでもないとも感じるし、どれが正解とは俺には判定できない。俺の記事も一意見であるし、コメント一つ一つも対等な意見と言える。むしろブログという俺の土俵に上がってきて、不利だと感じてもなお書き込んでくれた人たちの意見こそ勇気ある投稿とも言えるしね。


よくセレサポがガンバを揶揄するのに「大阪違うやん!吹田やん!」という言葉を言う。実際ガンバ大阪公式サイトにもガンバ大阪は、吹田市、茨木市、高槻市、豊中市などを中心とした北摂地域におけるホームタウンの確立を目指した活動を本格的に取り組んでおります。と謳っている。

それを気にしているのか、ネロブルな皆さんの中でもコアだと思われる方々はダービーの際、こんなTシャツを着用されていた。
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知らない人のために言うと、この千成瓢箪のようなマークは大阪「府」のマークだ。なんだかんだ言って、拠り所が欲しいのかなと思う。

ただこれを愚かだとは思わない。Jのクラブは地域密着、地域を愛し、地域に愛される存在であるべきだと思うから。セレッソが「市」でガンバが「府」、ローマとラツィオみたいなもので、整合性もとれるしね。


こういう姿勢を見せているクラブやサポーターに対して、吹田市も高槻市も冷たいなと感じる。ガンバサポの間では新スタジアムの話は「建つ建つ詐欺」と言うのだそうだ。両市とも一部の市議が、パフォーマンスの一環なのかスタジアム建設についてまあいろいろとつついてくる。

高槻ご意見番 【京大農場】「密約」から見えてくる高槻市役所の狙いは「時間切れ」
21世紀型政治家・竹内じんいち“アクションレポート” 吹田市政の課題。あれこれ・・・
ガンバ新スタジアムに関する新聞報道について - 未来にまっすぐ

ガンバの根回しが下手なのか、こうも悪役、無駄金使いの団体のように書かれると、段々不憫になってくる。チームとしてリーグ屈指の実績と人気があってもこれかと、残念にも感じる。


政治とサッカーは、本当にあぶない関係で、自治体の協力無しにクラブの反映はありえない。けれど、政治の宣伝材料に使われるのはとても危険だ。セレッソは取り込まれる方向に、ガンバははじかれる方向に流れているけれど、どちらにしても限度がある。

もちろんユニフォームを着て、クラブの宣伝のために奔走してくれている平松さんにはありがたいと思っている。けれどだからと言って、他の部分で泣いている人がいるのなら、平松さんこの人達のためにもっと頑張って、と言うだろう。もし平松さんが無理と仰るのなら、大阪の発展のために頑張ってくれる人を探さないといけない。それくらいの距離が適性なんじゃないかな。


どちらの方向にせよ、選手の頑張り、チームの努力が政治の道具になるのは悲しい。はやくネロブルの映えるスタジアムが建つように、セレサポとしてもエールを送るよ。何もかもスッキリさせて、長居と同じくらい素晴らしいスタジアムができれば、大阪ダービーは名実ともに日本一熱く、激しいダービーになれると確信している。
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posted by 西中島南方 at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタジアム、施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011 J1 第26節 大宮0VS0C大阪 の雑感。

得点者なし



私事で酔っ払ってて試合をロクに観ていない。ので雑感だけ。

すごく俯瞰で見れば、清武、マルチネス、大竹、扇原、山口、小松、高橋大輔、上本、主力級がこれだけ抜けていてなおセレッソらしいサッカーが(前半だけ)できていたように感じたので、それはプラスに考えたい。ただ相手もラファエル、イ・チョンス、東など骨子となる選手が抜けていたんだけどね。

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「ACL疲れ」やはりあったと思う、肉体的にも精神的にも。あれだけ燃えたあとの試合で、同じテンションでいられる選手は限られていた。キム・ボギョンはやはり肩の痛みが相当なようだったし、酒本も少し重さを感じたし、このあたりは難しい。

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なので機会を与えられた選手には奮起してほしかった、尾亦、黒木、杉本、永井。播戸が下がった後の永井、杉本2トップは、セレッソを長く見ている人にとっては期待の布陣だったはずだ。けれども、あまり機能していなかったようにおもう。

2列目(倉田やファビオ・ロペス、キム・ボギョンあたり)がボールをうまく受けても受け手が連動していなかったのか、パスを出すテンポがいつもより一拍遅く感じた。後半大宮に押されていた時間帯、いくつかカウンターの機会があったのに、決めきれずじまい。杉本のバー直撃弾は本当に惜しかった。あそこで入れられるか入れられないかが、ストライカーとしての力量だとするなら、まだまだ精進なんだろうな。

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ジンヒョンも危ないシーンがいくつか。去年はうまくいっていたセンターバックとの連携がうまくいっていない。ACL全北戦でもお見合いをして至近でシュートを打たれた時があったし、この試合でもチグハグさが解消されなかった。それでも久しぶりの無失点、これを自信にして、またジンヒョンらしいスーパーセーブを見せてほしい。


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ファビオ・ロペスがサポーターにとって救いになった。スタミナとガッツのある選手は好きだ、それは、モリシを見てサポーターになったんだから。播戸が抜けた後、劣勢になっても前線からのチェイスで守備を僅かでも助けてくれた。


後半のイケイケ大宮に対して、相手のミスもあったにせよ耐え切れた。残留争いの相手に負けなかったことをプラスに考えないと、次の試合に入れない。

山形も残留争いの真っ只中、間違いなく必死になって来る。前田、宮本、下村、船山、古橋。かつてセレッソを支えてくれた選手達であるけれども、彼らを叩かないことには、上を目指せない。久しぶりのキンチョウスタジアム、清めの塩でも持って観に行くよ。
posted by 西中島南方 at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする