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Sun 11 Sep 2011

お金持ちになって、オーナーズシート買いたい。

広島戦、ある方からオーナーズシートのチケットをいただき、素晴らしい体験をしましたよ。
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専用のゲートがあるってだけで、少し興奮。

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スタンドからの眺めはこんな感じ。ピッチとの近さはカテ5、カテ4と同じ。席にはクッションがつけられているのでとても快適。小さなサービス、心配りがたくさん散りばめられていてありがたかった。

全てのイベントがメイン寄りでやるので、ピッチ以外の要素も楽しみたい、堪能したいという人にとってはいい席。
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ファビオ・ロペスの投げキッス


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あと気分として、ゴール裏、バックスタンドは選手に対して「こっちに来いよ!」って気持ちになるけれど、オーナーズシートだと「行ってきてくれ!」「頑張ってこい!」って気持ちになる。ベンチが近いのが原因かな。

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監督の采配、指示もよく観える。いいオペラグラスがあればバックスタンドでも観られるけどね。指示の声(セレッソだとガンジーさんの声がよく通る)が聞こえるのは、やっぱりオーナーズシートならでは。しかし第4の審判に抗議してこんな顔で返されたらキレルよね。


試合中は比較的静か。やっぱり試合をじっくり観たい、堪能したい人のための特等席なんだと思う。ゴール裏が「感じる」席、バックスタンドが「楽しむ」席なら、メインスタンドは「想う」席という感じ。ピッチ外のいろんな要素が目の前で起こるから、今何が起こったんだろうとかがよくわかる。

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勝てばこんなシーンが目の前で観られるわけです。特別な試合だったから特に興奮したね!

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今は金食い虫のカメラに投資していますが、オーナーズシートは価格に見合ったいい席です。車も家もいらないよ、だから仕事も程々だよって思っていたけれど、もう少し頑張って稼いで、毎年オーナーズシートが買えるくらいになりたいって目標ができた。それって不純?
posted by 西中島南方 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011 J1 第25節 C大阪5VS4広島 "Bandona The King"

前半22分 ミキッチ(広島)
前半33分 高萩 洋次郎(広島)
前半44分 佐藤 寿人(広島)
後半1分 清武 弘嗣(C大阪)
後半10分 播戸 竜二(C大阪)
後半12分 播戸 竜二(C大阪)
後半27分 キム ボギョン(C大阪)
後半32分 播戸 竜二(C大阪)

後半45分+1 佐藤 寿人(広島)


イスラム教では偶像崇拝は禁止されている、神は眼に見えるものでは無いというのが理由らしい。だが今日、俺はついに神様を観ることができた。眼の前にいた神様は、桜色のユニフォームを着た小柄な男性だった。背番号は、11。ボールを天高く掲げたその姿に、思わず合掌してしまいたくなったけれど、それを我慢して、ひたすらシャッターを押した。
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スタメンは勝った浦和戦から大きく動かさず、1トップにはコンディションの良い杉本が入った。控えには怪我で離脱していた高橋大輔、キム・ボギョン、中後の名前が、戦力が整ってきた。

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試合開始時


しかしその浦和戦とは打って変わって、チームの動きが良くない。広島のガッチリと噛み合ったチームワークに翻弄される時間が続く。

観ているとトップとボランチの差が大きく感じた。広島のトップ、佐藤寿人と李忠成はやはり別格にいい。受け方も上手く、キッチリと収まるので中盤が迷いなく上がれる。2列目に、時にサイドにとボールが澱みなく流れ、セレッソはそれを捕まえ切れない。

対するセレッソは杉本が今ひとつ。

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広島DF陣の人に強い守備に苦戦した杉本は、ボールが落ち着かずに難儀していた。攻撃はもっぱら清武、倉田、ファビオ・ロペスの2列目頼みになるが、スピードが無く、ボランチのフィルターにかかって好機すら作れない。


泣きっ面に蜂とはよく言ったもので、守備の柱、頼るべき茂庭が背中を痛打。前半7分でピッチを後にしてしまう。
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前半7分、茂庭→藤本


これでセレッソのチームバランスはガタガタになった。無駄にあがいて両サイドが上がったところを山岸、ミキッチに突かれて自分の首を締める事に。

前半3失点は遠い昔だが、反省しないことには前に進まない。1点目はキム・ジンヒョンの判断ミス、2点目は上本がミキッチとの1対1に破れたところで勝負あり。この2失点で気持ちが折れかかったが、3点目の佐藤寿人のゴールは本当に厳しい失点だった。ボランチもセンターバックも何の機能もしなかった失点は、チームの瓦解を意味していた。ゴール裏だけではなく、スタジアム全体から響くブーイングを、選手達はどう聞いただろう。


これがよかったというのは、全く結果論だ。だけれど、何一ついい所がなかった、ということは、どんな手を打っても今より悪くなることはないということ。レヴィーは残った2枚のカードを一気に切る判断をした。

そして、物語は動き出す。

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後半開始時、播戸、キム・ボギョン投入


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播戸は、体躯に恵まれた選手ではない。韋駄天ではないし、圧倒的な高さがあるわけでもない。それでもゴール前の嗅覚と、チームを鼓舞する強い気持ちで、バラバラだったセレッソを、再び一つのチームにまとめてくれた。

まずは、弟分、播戸を敬愛してやまぬ清武が反撃の狼煙を上げる。サイドからバイタルに侵入しての素晴らしいミドルが、広島のネットを揺らす。時間も後半開始早々で、「最初の10分をしっかりと守ろう」と指示していたペトロヴィッチの思惑を打ち砕く。
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すると広島にほころびが生まれ始め、播戸がボールをキープするのに十分な時間と空間が発生した。トップが上手くボールをさばき、2列目、サイドが生き生きとオーバーラップ。前半の広島のお株を奪うスピーディーな攻撃。

後半10分、12分のゴールはボールが早く動き、勢いにのった両サイドが上げたクロスに播戸が反応した形。180cmオーバーのDF陣も、攻撃の速さと展開の大きさで完全にマークを外してしまっていた。
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スタッフと抱擁した時に目に指が…。


後半開始13分での同点劇で、長居の空気がおかしなものになった。皆が熱病にうなされたように叫んでいる。まるで古代のコロッセオのように、自らの心を抑えきれずにいた。

そして、ダービー以来怪我に泣かされた黄金銃、キム・ボギョンの左足が再び火を噴く。DFに当たってコースが変わり、反応の早さが売りの西川には裏目に。逆転!
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これが「国家代表」の力


試合後、傷心のペトロヴィッチに、なぜ李忠成を下げたのかと聞いた記者がいたが、生観戦していたものとすると当然のように感じた。播戸という絶対的なポイントができたことで中盤の形勢が逆転していた。トップがボールを受ける回数が減っていたのだから、中盤のプレーヤーという選択だったのでは?
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この血なまぐさい殴り合いの趨勢を決したのは、やはり播戸。チームをまとめる兄貴分、彼を信じてチームが動き、その信頼に応えてみせる。清武も、ファビオ・ロペスも、丸橋も、酒本も、前半とは別人のよう。
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ご神体に触れる酒本「我を讃えよ!」


それは守備でも同じこと、攻め手にばかり注力していたために守備の不安は相変わらずで、逆転してから引いて守るようになって、その傾向は余計に際立ってしまった。佐藤寿人のこの試合2点目のゴールも、ものの見事に崩されてのもの。

そんな時でも、播戸とファビオ・ロペスは労を惜しまず、前線でチェイシングを続けてくれた。特にファビオ・ロペスは90分間全くサボること無く、味方のために走ってくれていた。ブログを更新し、オリジナルの動画を作り、夜中までTwitterをして、Facebookのアカウントまで作る今時の選手だが、泥臭い仕事だってお手のものだ。なんてスタミナなんだろう!
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この勝ちはどう言い表せばいいのだろうか?確かに価値はあるが、かと言って毎試合こんなことができるはずがない。茂庭の怪我も心配だ。だから有頂天にはならず、気を引き締めてACLに臨もう。レヴィーにも長生きして欲しいしね。では、お疲れ様。
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posted by 西中島南方 at 01:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 09 Sep 2011

おらぁサッカーを観るんだ。セレッソを観るんだ。

長居に行く日は、それはワクワクするんだ。勝とか負けるとか、ドキドキするけれど、それがすごく楽しいんだ。

自転車こいであびこ筋をプラプラするのも、コンビニで飲み物買ってる時も、暑い時も寒い時も気長に待機列に待っている間も、まあ、何もかもが3割増で楽しい。


長居で桜色の旗を見ると、もう我慢できない。
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スタジアムに入ったら、子供以上に子供。
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スタグルメをたくさん食べて、選手達の動きにワクワクさせて、日がくれてきたらカメラのレンズを17-50から70-300に代えて…。そして、アンセム。
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何が足りない?どこがつまらない?お酒なんか呑まなくったって、俺はセレッソに酔ってるよ。
posted by 西中島南方 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 08 Sep 2011

なでしこお疲れ様。

いや、それはこんな日程で走りまわったら集中力も無くなるし、疲れるよ。細かなパスや阿吽の呼吸が生命線のなでしこにすれば厳しい予選方法で、恨んだって不思議ではない。まして中国でやってるんだしさ…。

それでも、強いね。強いというか、したたかで、芯が強くて、負けない。この精神力が一番の強みなのかね。


もちろん、勝って決めたかったはずだけど、もう引き分けても「なでしこどうした?」なんて思われてるけれど、目標をしっかり達成できたのだもの、おめでとうだし、お疲れ様だし。手の届くところにいたら、全員の肩でも揉んでいたいよ。
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本番、ロンドンでの活躍を願っています。
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胸に輝く星に恥じぬプレーを、欧州で再び。
posted by 西中島南方 at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 07 Sep 2011

俺らは市民球団です。

ガンバのサポーターはスタンドに現れた「みおつくし」を、なんだこれはと笑ったそうだ。
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ウチは市民球団なので、大阪を代表して、他のクラブと、アジアと戦っているので、みおつくしなんだよ。わかったかい?


大阪を代表するからには、大阪に、大阪に住む人達に愛される存在であれと、そう願う。一人でもたくさんの人が、セレッソの試合を楽しみにしている。そんな世界であったらと。

球団に努める人達も、同じ思いであると信じている。なので、区民デーを設けたり、子供たちを招待するのだと。本当はもっといろんなことがしたいでしょうが、なにせお金が無いものだからね。


家の裏掘って石油出たら、長居の席を全部買えるのにさ。そう上手くいかないみたいで、年パスと、ユニフォームと、グッズと、スタグルメぐらい。

なので広島戦は、まあ、お金を払わずに球団に貢献できるいい機会かなと。

CEREZO OFFICIAL

【11/09/07】9月10日(土)サンフレッチェ広島戦「カテゴリー5年間パスポート専用エリア」の設置について

9月10日(土)サンフレッチェ広島戦の試合前に、「ライフカップ第35回大阪府知事杯 大阪少年サッカー選手権大会」の開会式を開催いたします。
これに伴い、参加選手や関係者が多数カテゴリー5で観戦されます。
当日はカテゴリー5の混雑が予想されますので、「カテゴリー5年間パスポート専用エリア」を下図のように設置いたします。
「カテゴリー5年間パスポート」を所有される方は、この「専用エリア」だけでなく、通常のカテゴリー5エリアにもご入場できます。また、この日に限りメインスタンドカテゴリー3にもご入場いただけます。
あらかじめご了承いただくとともに、ご理解とご協力をお願いいたします。(後略)


それは、いつもより居心地悪いよ、ギュウギュウ詰めでさ。また、お行儀のいい子やしつけのしっかりした父兄さんばかりではないしね。試合後のスタンドにペットボトルやスナックが散乱してるの見たら、悲しくもなるしね。

でも、そんな中から、未来のサポーターや、セレッソを支える選手が生まれるんだ。村田だって、スタンドで乾の活躍を観て、モリシに憧れて、ユニフォームに袖を通してくれた。
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不平不満が無いわけではないけれど、ここはガマンする。写真整理してこんなのが出てきたんだもの、悩むのが馬鹿らしくなってきた。
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posted by 西中島南方 at 23:10 | Comment(8) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 06 Sep 2011

暖かい日。

新しいレンズもいい感じだし、カメラの扱いにも慣れてきた。最近写真関係のエントリが増えているけれど、ご勘弁。

知り合いにプロカメラマンさんがいたり、実際に現場やスタジオで撮影されているのを手伝ったりした経験があるので、そういう意味での経験値みたいなものはあるのだと思う。

ただそれがいい写真、意味のある写真が撮れるということとイコールではない。本当に意味のある一枚は、心がないと撮れない。


昨日は家内と写真の整理をしていた。1999年、娘が生まれた頃からのもので、デジカメに移行した2005年くらいまでの5、6年間のものだったが、家内や義母は娘の成長が余程嬉しかったのだろう、結構まとまった枚数になっていた。

一枚一枚見ていると、心の奥底に埋もれていたその頃の気持ちがキレイに洗われ出てきた。初めて寝返りをうったころ、初めてつかまり立ちをしたころ、七五三、ひな祭り、幼稚園に行きだしたころ、それから小学校に入る前、買ってもらったランドセルを大喜びで抱きしめていたあの日。
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どれもこれも、娘のイキイキとした顔が写っている。撮っている方の喜びも、容易に伝わってくる。手にとってている一枚一枚は、用紙にインクが乗っているだけの代物のはずなのに、どうしてこんなに気持ちが動くのだろう。

故人も結構写っていた。義母方のおばあさん、若い頃は美人だった彫りの深い顔も、愛おしそうに娘を見ている。じいさんも、何と晴れ晴れとした顔だろうか。どうして今生きていないのか、寂しい気持ちになる。


そんな中に、あの一枚があった。娘と親父が見つめあっている、たった一枚の写真。

ここで何度も書いているが、親父は本当に酷いやつで、オカンの言うこともロクに聞かず、飲む打つ買うは当たり前、じゃりン子チエに出てくるテツのようなロクデナシだった。酒をあおって自転車で転倒、癲癇を患って56で亡くなった。娘が長く家内の実家にいたので、会える機会が少なくて、なので二人が写っている写真も、この一枚きり。

ただこの一枚のおかげで、俺は救われた気持ちになる。孫の顔を満足に見せられなかった無念というか、罪悪感のようなものを、わずかに薄めてくれる。それくらい、親父の顔は、いい顔だ。

それまで家内とワイワイ言いながら整理をしていたのに、この一枚を見ていると、心がグラグラと動いて、どうにもいけない。少し泣いた。


写真というのは、きっとこんな時間のためにあるのだと思う。特別な技術や知識など必要ない。あるがままを、そのままに写せばいい。高価な機材は写真を鮮明にしてくれるが、写真の本当の意味を心の奥底まで届けるのは、そんな力ではないのだ。

だからどうか、肩肘はらず、どんなものでもいいから、カメラを持っていてほしい。そうして留め置きたい記憶を、漏らさず受け止めてほしい。あなたの人生は、少しいびつな形かもしれないが、そのいびつさこそが素晴らしいのだ。写真は、それを証明するためだけに、存在している。
posted by 西中島南方 at 16:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 05 Sep 2011

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

新兵器、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを衝動買いした。いやあああっほう!!(デジカメフリークの間では衝動買いするとこんな感じでハイテンションになるらしい)

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単焦点なので、小さい(70mm×52.5mm)し、軽い(200g)。まあ最近だとAF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gみたいな600gもするバケモノもあるけれど、これはF値を1.8に抑え、DXフォーマット用にしたおかげで、無理しないレンズ設計ができたようだ。散歩しながら気軽に撮るには、このくらい手軽な感じの方がいい。


何枚か試写した上で昨日の報告会に持っていった。モリシの写真は、それ。
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もちろん絞りを開放にすればすごくぼけるし、明るいので、暗所での撮影や画面を整理したい時などはf1.8で。

ただ感覚的に2.8以上明るくすると、ピントがあたっている部分とそうでない部分の関係性がとても薄くなるので、普通は少し絞って使おうと思う。

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室内撮影や、街のスナップにはオススメできるレンズ。D3100やD5100といった入門機からD7000のようなレンズの性能にシビアなカメラまで、幅広く楽しめる。オススメしたい一本。
posted by 西中島南方 at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 04 Sep 2011

ハナサカ報告会。

初めてJグリーン堺で行われた報告会

今までは育成年代の人間的な成長をどう促しているか、そのためにハナサカクラブで募ったお金をどう使ったかが主な議題だった、今回は趣を変え、U-18プレミアリーグの試合観戦も含めて、選手としてどうレベルアップさせていくかが中心になった。
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U-15の韓国遠征、U-12のスペイン遠征の報告と、映像を使っての説明があったけれど、U-15の韓国からの帰国が台風のために遅れるなどバタバタしたところも。第一部が終わるギリギリにU-15の星原監督が戻ってこられて、なんとか予定していた全ての内容を消化。
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チームとして細かいところで言うと、一例としてプレー中の判断の遅さがピックアップされていた。

例えばボールを味方から受ける際にも、世界基準、トップのチームなら、その1歩手前で、受けたらこういう動きをしようという決断がされていて、ボールが来てからのプレーが素早く正確、まわりも選択肢を増やしてやれるように連動している。セレッソの育成年代ではそれができていないので、一瞬の遅れから敵に囲まれてのボールロストが目立ったと。他のファクターでも世界のトップにいるチームとの差を実感しているようだ。

ただスコアで言うと、負けていても大差ではないし、バレンシアのU-12とは3-3で引き分けたりしている。どこかで日本らしさ、セレッソらしさが出ているのではと交流会の場で星原監督にうかがったところ、貴重なお話を聞くことができた。

なでしこでも言われているところだけれど、日本人は体格や身体能力の部分では、やはり見劣りする。しかし場面場面で人数をかけて、労を惜しまずにプレーする姿勢、チームとしての団結力みたいなところが出てくると、互角に近い戦いができるそうだ(逆に、それゆえに足が止まると、チームがガタガタになる)

宮本部長が最後に口にしていたのは、ベタ引きで守るのではなく、挑戦していく。無謀な賭けではなく、キチンとリスクマネジメントをした上で勝負をするサッカーが理想だということ、そんなサッカーを育成全体に浸透させていきたいということ。それは、異論なし。


交流会では森島会長が大活躍。探偵ナイトスクープで話せなかったのは大勢の観客がいたからとか。現役時代にもっと大観衆の中でプレーさせられなかったのが残念。
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シメに、プレミアリーグ観戦。前半だけでもとカメラを担いで特等席からメイングラウンドを臨む。
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アウェイで敗れた立正大淞南高校相手に前半2-0とリードしていた。大熊監督が盛んに声を出して積極性を引き出そうとしていたのが印象的だった。立正大淞南高校の監督さんも結構声が通る人だったけれど、大熊監督の声の大きさはなかなか…。褒めるべきは褒め、修正しないといけない部分はすぐに指示を飛ばす。
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ああいう風に成長の場を与えられるのは、選手としてもなかなかに幸せなことだと思う。そしてそれに直接的に関われるハナサカクラブという制度も悪くない。集金に強引なところもあるけれど、最近になってユースから、螢、丸橋、永井、扇原、杉本と、トップで結果を残せるプレーヤー達が現れだしたのもハナサカクラブとは無縁ではないと思うし、これからもこういう運営が続いてくれればと願っている。
posted by 西中島南方 at 20:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 03 Sep 2011

勉強勉強。

お休みの日は写真の整理。
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写真はその日別、試合別にフォルダ分けしている。精神的に充実している時や、逆にクタクタになって、写真しかすがる物がない時にいい写真が撮れているような気がする。中途半端に「撮らなきゃ」と思っている時の写真が一番ひどい。


文章はもっと難しい。感情と理性、どちらが優っていてもバランスが悪い。気持ちだけのグダグダ文章になったり、しゃちほこばった硬い文章になったり。写真は感覚で撮れるけれど、文章はもっと理性で動かす部分が大きくて、難しい。
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今少し悩んでいることがあって、もう一度文章を勉強したいなという衝動にかられている。結構なお金がかかるんだけれど、それなりのものが出来れば、このブログだって、もう少しマシな感じになると思う。

もっとセレッソ寄りの、見ていて面白いものが作りたい。できるはず、やれるはず。
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posted by 西中島南方 at 17:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 02 Sep 2011

サッカーは僕らを変えていく。

清武はいい動きをするね。
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ちょっと前だったら、俺はずっとずっと日本の勝利と、清武の活躍だけを願っていたと思う。いや、今でもそうなんだけれど、今は100%ではない。

テレビの画面に見慣れないユニフォームに身を包んだチョン・テセやアン・ヨンハ、そしてリャン・ヨンギが映るたびに、心がチクリと傷んだ。目の前でプレーを見ていた選手、敵にすれば恐ろしく、味方にすれば頼りがいのあるプレーヤー達にも、何かしらの幸せがあればと。僅かにではあるけれど、そう感じていたんだ。
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セレッソからは、キム・ソンギが選ばれている。もし何かしら番狂わせがあれば、ハイボール対策でピッチに入っていたかも知れない。そうなれば、清武とキム・ソンギの空中戦なんてのも、無い話ではなかった。そうなったらどうすればいい?


吉田のゴールが決まった後、カメラは残酷にもベンチで落胆するチョン・テセを映していた。無念そうに肩を落とした彼は、乾のチームメイトで、ドイツで初めて面倒を見てくれた、イイやつだ。心が痛くないほうがおかしい。


ギリギリの戦いでも、相手に何かしらの想いを持ってしまうのは、大人になり、甘くなったからか、それとも、成長したからか?少し複雑で、文章もまとまらないや。
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posted by 西中島南方 at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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