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Thu 22 Sep 2011

お嬢さん、西中島の左、空いてますよ。

金子さん元気ですかー!

明日の山形戦はレディースDAYです!!

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女性ばっかりえこひいきするなよ〜、なんて思わず、ステキな淑女の皆さんにセレッソのイケメン達を観ていただいて、サポーターになってね、と度量の大きいところを見せるように。

ま、俺のようなナイスガイは
「今日はレデイースデーだから、十分楽しんでいってくれよ、フフフ」
なんて言ってスタジアムに誘いやすくなるしね。あ、ゴメンナサイ、閻魔様舌はやめて舌は。

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まあ女性でなくてもあーすかふぇのハロウィンモンブランは絶対におさえておいてほしいスイーツだけどね。あーすかふぇさんはどの食べ物もかなりこだわって作られているので、山形サポさんもぜひぜひ。


こういう一見柔らかめなイベントでも、サッカーを知るきっかけとしては十分だと思うよ。かく言う俺も初めて見た試合は、まだ長居第二がメインだった時の柏戦で、ホントにデートの口実だった。試合には負けたけれど、柏にいたミューレルのバカみたいに速いドリブルと、ずん胴短足のマルキーニョスが見せてくれた見事なフェイントとゴールは、今も記憶にある。

明日の試合が誰かの幸せの入口になったり、サポーターになるトリガーになってくれれば、セレッソがセレッソでいる理由になりはしないかな?恋の花も勝利の花も咲かせようよ。

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ではステキなみなさんをキンチョウでお待ちしています!
posted by 西中島南方 at 22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 20 Sep 2011

清武の人見知り!

昨日の報道ステーション、清武が「オリンピック代表の切り札」として紹介されていたね。ぶっちゃけ大黒柱なんだけどさ。

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そこで清武のよさ、特性は「流れを変える力」にあると言っていたんだけれど、俺は本当の良さは別の所、マインドにあるのだと思っている。


それはズバリ、人見知りするネガティブな性格。


一見、というかジックリ見てもダメなところなんだけれど、それがいい。

人見知りする人は、いろんなことを気にする。相手が困っていないかな?不快に感じていないかな?どうすれば喜んでもらえるんだろう?どうすれば認めてもらえるんだろう?などなど…。

テレビでは香川が囲まれたところで清武がすぐにフォローに走るシーンが映されている。
「香川くんが、困っていると思ったので」
とサラっと言う。パスコースが限られていたから、ボールをロストしそうだったから、ではなくて、困っていたからという言葉を選んだのが、清武。

味方を助けたい、喜んでほしい、そういう気持ちを絶やさずにプレーしているから、どんなプレーヤーとでもすぐにフィットする。俺が俺がという選手だと、気のあった相手、プレーがフィットする相手としかそういう関係になれないのだけれど、そんなわけで清武は、デビュー戦だろうが何だろうが活躍できた。これが清武の生まれ持ったプラスの要素。

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俺も見習わないとね。アクが強すぎて誰も寄り付きはしないや、ははは。
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posted by 西中島南方 at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 19 Sep 2011

ガンバ新スタジアムあれこれ。〜政治は最悪のアンチフットボールかもしれない〜

俺らは市民球団です。
という記事に対して、セレサポやガンバサポ、他サポから実にいろいろな反応があった。で、それは全て表示させている。

どれも正論と言えるし、そうでもないとも感じるし、どれが正解とは俺には判定できない。俺の記事も一意見であるし、コメント一つ一つも対等な意見と言える。むしろブログという俺の土俵に上がってきて、不利だと感じてもなお書き込んでくれた人たちの意見こそ勇気ある投稿とも言えるしね。


よくセレサポがガンバを揶揄するのに「大阪違うやん!吹田やん!」という言葉を言う。実際ガンバ大阪公式サイトにもガンバ大阪は、吹田市、茨木市、高槻市、豊中市などを中心とした北摂地域におけるホームタウンの確立を目指した活動を本格的に取り組んでおります。と謳っている。

それを気にしているのか、ネロブルな皆さんの中でもコアだと思われる方々はダービーの際、こんなTシャツを着用されていた。
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知らない人のために言うと、この千成瓢箪のようなマークは大阪「府」のマークだ。なんだかんだ言って、拠り所が欲しいのかなと思う。

ただこれを愚かだとは思わない。Jのクラブは地域密着、地域を愛し、地域に愛される存在であるべきだと思うから。セレッソが「市」でガンバが「府」、ローマとラツィオみたいなもので、整合性もとれるしね。


こういう姿勢を見せているクラブやサポーターに対して、吹田市も高槻市も冷たいなと感じる。ガンバサポの間では新スタジアムの話は「建つ建つ詐欺」と言うのだそうだ。両市とも一部の市議が、パフォーマンスの一環なのかスタジアム建設についてまあいろいろとつついてくる。

高槻ご意見番 【京大農場】「密約」から見えてくる高槻市役所の狙いは「時間切れ」
21世紀型政治家・竹内じんいち“アクションレポート” 吹田市政の課題。あれこれ・・・
ガンバ新スタジアムに関する新聞報道について - 未来にまっすぐ

ガンバの根回しが下手なのか、こうも悪役、無駄金使いの団体のように書かれると、段々不憫になってくる。チームとしてリーグ屈指の実績と人気があってもこれかと、残念にも感じる。


政治とサッカーは、本当にあぶない関係で、自治体の協力無しにクラブの反映はありえない。けれど、政治の宣伝材料に使われるのはとても危険だ。セレッソは取り込まれる方向に、ガンバははじかれる方向に流れているけれど、どちらにしても限度がある。

もちろんユニフォームを着て、クラブの宣伝のために奔走してくれている平松さんにはありがたいと思っている。けれどだからと言って、他の部分で泣いている人がいるのなら、平松さんこの人達のためにもっと頑張って、と言うだろう。もし平松さんが無理と仰るのなら、大阪の発展のために頑張ってくれる人を探さないといけない。それくらいの距離が適性なんじゃないかな。


どちらの方向にせよ、選手の頑張り、チームの努力が政治の道具になるのは悲しい。はやくネロブルの映えるスタジアムが建つように、セレサポとしてもエールを送るよ。何もかもスッキリさせて、長居と同じくらい素晴らしいスタジアムができれば、大阪ダービーは名実ともに日本一熱く、激しいダービーになれると確信している。
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posted by 西中島南方 at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタジアム、施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011 J1 第26節 大宮0VS0C大阪 の雑感。

得点者なし



私事で酔っ払ってて試合をロクに観ていない。ので雑感だけ。

すごく俯瞰で見れば、清武、マルチネス、大竹、扇原、山口、小松、高橋大輔、上本、主力級がこれだけ抜けていてなおセレッソらしいサッカーが(前半だけ)できていたように感じたので、それはプラスに考えたい。ただ相手もラファエル、イ・チョンス、東など骨子となる選手が抜けていたんだけどね。

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「ACL疲れ」やはりあったと思う、肉体的にも精神的にも。あれだけ燃えたあとの試合で、同じテンションでいられる選手は限られていた。キム・ボギョンはやはり肩の痛みが相当なようだったし、酒本も少し重さを感じたし、このあたりは難しい。

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なので機会を与えられた選手には奮起してほしかった、尾亦、黒木、杉本、永井。播戸が下がった後の永井、杉本2トップは、セレッソを長く見ている人にとっては期待の布陣だったはずだ。けれども、あまり機能していなかったようにおもう。

2列目(倉田やファビオ・ロペス、キム・ボギョンあたり)がボールをうまく受けても受け手が連動していなかったのか、パスを出すテンポがいつもより一拍遅く感じた。後半大宮に押されていた時間帯、いくつかカウンターの機会があったのに、決めきれずじまい。杉本のバー直撃弾は本当に惜しかった。あそこで入れられるか入れられないかが、ストライカーとしての力量だとするなら、まだまだ精進なんだろうな。

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ジンヒョンも危ないシーンがいくつか。去年はうまくいっていたセンターバックとの連携がうまくいっていない。ACL全北戦でもお見合いをして至近でシュートを打たれた時があったし、この試合でもチグハグさが解消されなかった。それでも久しぶりの無失点、これを自信にして、またジンヒョンらしいスーパーセーブを見せてほしい。


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ファビオ・ロペスがサポーターにとって救いになった。スタミナとガッツのある選手は好きだ、それは、モリシを見てサポーターになったんだから。播戸が抜けた後、劣勢になっても前線からのチェイスで守備を僅かでも助けてくれた。


後半のイケイケ大宮に対して、相手のミスもあったにせよ耐え切れた。残留争いの相手に負けなかったことをプラスに考えないと、次の試合に入れない。

山形も残留争いの真っ只中、間違いなく必死になって来る。前田、宮本、下村、船山、古橋。かつてセレッソを支えてくれた選手達であるけれども、彼らを叩かないことには、上を目指せない。久しぶりのキンチョウスタジアム、清めの塩でも持って観に行くよ。
posted by 西中島南方 at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 17 Sep 2011

食べ物をおいしく食べるただひとつの方法。

食べ物の写真を撮ることに関しては定評のある西中島です。特にコナモンをうまそうに撮るのが得意みたいで、パン、洋菓子、パスタ、ピザ、そば、うどんなどなどの写真がとても多いです。そういうのが好きで食べる回数が多いってのもあるけどね。
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もちろん食べ物なので、撮影後はスタッフがおいしくいただきます。食べ歩きなんかだと、目的のお店まで行って、いろいろ写真撮って、食べて、3つも楽しいことがある、とてもいい。
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そうして食べログのアカウントでバカみたいに投稿していたら知らない間にプレミアム会員になっていてアプリの有料化なんかちっとも知らなかったりしたのですが、そこまで食べていて、食べ物をおいしく食べるのに気をつけるたった一つのポイントがあることに気が付いた。


それは、誰と食べるか、ということ。
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最近某有名イタリア料理店で食事をする機会に恵まれた。とてもいい味だったし、量も高級店なのに結構あったし、素晴らしいお店だった。でも、あまりおいしいと感じられなかった。ビジネスの時間だったからだろうか、ちっとも食べることを楽しめなかった。別に嫌な人といたわけじゃないけれど、やっぱりどこか余裕ができない。すごく残念な気分。


別の日には某所でソーメンチャンプルーをすすっていた。価格はうろ覚えだけど、イタメシ屋さんよりはずっと安いゴハンだったはず。でも、楽しい時間を過ごしていたから、たまらなくおいしかった。今まで食べたソーメンチャンプルーの中で、間違いなく一番。そんなにソーメンチャンプルー食べたことないけどさ。
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「ごはんがおいしい」って心から言える人は、人生どこか恵まれているんだと思ってる。これからもっとたくさんおいしいと感じられるようになったら、幸せなんだけどな。
posted by 西中島南方 at 21:26 | Comment(1) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

播戸になりたい。

最近の播戸は神がかっている。

1試合あたりの平均得点が1.9点、シュート決定率が40%。とんでもない数字だけれど、これは偶然ではなくて、日頃の練習だったり、チームの中でのコミュニケーションだったり、そういうところを怠らずにコツコツしてきた結果。
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ここでひとつ個人的な話をさせてもらうと、昨日の仕事は散々な出来で、制作に無理をさせない進行を目指していたのに、結果として仕事に関わる全員をクタクタにさせてしまった。

その時に感じたのは、自分一人では何もできないということと、みんなで心ひとつにすればなにかができるということ、そしてそのためには気配りがとても大事だということ。播戸は、それがとてもよくできている。

播戸は一人で強引な突破をしたり、個の力でゴリゴリ押していく選手ではない。まわりの作ったチャンスを確実にモノにするストライカーだ。なのでゴールするためにはまわりとの関係がとても大事になる。清武、酒本、それからファビオ・ロペス。彼と絶妙なハーモニーを奏でるチームメイト達は、プレー以外の部分でもとても仲がいい。

ファビオ・ロペスは前線でのチェイシングの時、ボールを持った時、必ず播戸を見ている。試合後の写真を整理していても、いつも仲良くしているのはこの二人だ。
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遠い異国まで来た20代の若者にとって、親身にしてくれる兄貴分の存在はどれほど頼もしいのだろうか。そういう気配り一つで、人はやる気になったり、逆に挫けてしまったりする。俺に一番足りない部分だ。


体をはって、誰よりも前に立って、強い風に耐えられる強さも羨ましい。
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たまには

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こういうこともするけれど



播戸にはなれないけれど、播戸のようになりたい。人に生かされ、人を生かす、真面目で気が利く優しい人になりたい。そうして自分が幸せになったら、周りの人を幸せにできたら、どれほど素晴らしいだろう。
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posted by 西中島南方 at 08:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 15 Sep 2011

ナポリを見て死ね。

ディレクターとかチーフというと聞こえはいいけれど、あまり華々しい仕事はしない。仕様を作ったり見積もりを出したり、これでいこうとゴーサインを出したら後は進行管理、クオリティチェックなどなど…。

全てがうまく行くことなんか無い、必ず何か問題が出る。それを何とかするのが、主なお仕事。


Webディレの役割数あれど、その中でも一番大事な仕事は「何をどうしているのか、どうなるのか」を「Webなんか何も知らんけど100ページくらいのサイトを10万くらいで作って。2週間くらいでできるでしょ?」なんて先入観を持っているクライアントさんに、情熱を傾けて説明して「なるほどこれは手間かかるな」と理解してもらえるまで頑張ること。

これがないと週明けアップのはずの案件に対して「チェックがしたいから今すぐ全部完成させて!」などというお話をされたりする。自分も大変だけれど、一緒に仕事してくれているスタッフに顔向けができなくなってしまって、辛い。


PCの前にいるだけで完結するお仕事に対して、世間の風当たりの悪さというのは今も昔もあんまり変わっていない。ただそれは相互理解をしていただけるまで話をしていない自分たちにも責任があるのかなと思っている。わかってくれないからと嘆く暇があったら、わかってくれるまで頑張らないとダメだよね。


まあ一度そんな風になってしまうとなかなかもとに戻らないので、今は出来る限りのベストを尽くしてコトに当たっている。最高のスタッフがよこしてくれた最高の仕事を束ねる時が、ディレクションやっていてよかった!と思える瞬間かも知れない。


さて、フランチェ。仕事が終わって、疲れがとれたら、ナポリの試合を見に行こうぜ!
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posted by 西中島南方 at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ACL Quarterfinal 1st leg Cerezo Osaka4vs3Jeonbuk Motors

Dong-Gook Lee(Jeonbuk Motors) 6'
Ryuji Bando(Cerezo Osaka) 29'
Dong-Gook Lee(Jeonbuk Motors) 45'
Hiroshi Kiyotake(Cerezo Osaka) 56'
Sung-Hwan Cho(Jeonbuk Motors) 58'
Bo-Kyung Kim(Cerezo Osaka) 65'PK
Hiroshi Kiyotake(Cerezo Osaka) 81'



飛び抜けて手強いとは感じなかった。日本にだって、素晴らしいチームはたくさんある。セレッソはそうしたチームと日々戦っているのだから、気後れせずに戦えば、こうした魂の震える試合ができる。これはセレッソの勝利であり、Jリーグの勝利だと言いたい。
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スタメンは奇跡の広島戦、後半のメンバーが並ぶも、ベンチに動き。尾亦が復帰し、守備的な選手を厚めに入れてきた感がある。

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もう一度書くが、全北は決してうまいチームではない。ただし球際が激しく、Jリーグの試合で感じる「お互いラフプレーは慎もう」という暗黙の了解みたいなものが全く感じられない。バックチャージは当たり前、こういうシーンも。
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チームとしては戦線に力のある選手が揃っていて手強い。特に20番イ・ドングッの高さ、強さ、懐の深さと、その周りを動きまわる10番ルイズがうっとうしい事この上ない。
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イ・ドングッは、ある程度高さを放棄してもラインを高く保ち、スピード勝負では負けないというセレッソの守備には天敵。ポストプレーでタメを作られて裏に走る2列目をフォローされるとほんとうに厳しい。
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先制点はそのイ・ドングッ。バイタルであれだけボールを細かくつながれ、フリーランをされれば、それは防げない。茂庭、上本が本調子ではないのか、ボランチに問題があるのか…。


さすがKリーグ首位は違うなと気後れしていたスタジアムの空気、その流れを変えてくれたのは絶好調のゴールハンター、播戸。前半29分にキム・ボギョンが右サイドで競り勝ち危険なエリアに侵入、至近からのクロスを上手くつめた!
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このままタイで前半を降り変えせば、この試合はもう少しセレッソよりに進められていたと思うのだが、またしてもイ・ドングッ。確かにうまい、いいシュートだったけれど、前半のラストプレーでの失点というのは、残念としか言えない。

ただし、広島戦のようにいいところが全くなかったわけではなく、相手の守備組織の稚拙さを突けばなんとかなるという空気はあった。長居にいた全ての人間が、そう思えるだけの勇気と戦意を持っていた。


後半に入るとノーガードの殴り合いの色が濃くなる。全北はロングボールを前線に当てて何とかするのが基本なのだけれど、これが続くと前線とDFラインの間がバカに広くなる。セレッソが耐えられないとピンチになるが、上手くボールを奪えば3シャドーとキム・ボギョン、播戸らのまわりにはヨダレが出るようなスペースがたくさん生まれていた。

再び同点に引き戻すゴールは意外な形。コーナーキックから酒本の精度の高いボールが入り、スルスルとスペースに駆け込んだ清武にドンピシャ!!
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しかし全北も負けてはいない。直後のコーナーキックでチョ ソンファンの高く強いヘッド。再び突き放される。この悪癖は治らないのか。


前半は立ち上がりとロスタイムに失点、後半は同点に追いついた直後の失点。こうまで流れが悪いと気後れもするはずだが、広島戦の後で、しかも観客はいつもより熱気を帯びて声援を送っている。選手もどこか妙なテンションで恐れずに攻め続ける。昔、モリシやアキがピッチを駆けていた頃の、あのイケイケのセレッソを観ているような気分。

相手のゴール前まで攻め上がれば何が起こるかわからないもので、フリーキックを防ぐ壁の選手がよりにもよってハンド(現場ではラッキーだなと思ったが、動画を見ると明らかなハンドだった)をしてしまいPK。キム・ボギョンが冷静に決めて三度目の同点。
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この直後から、セレッソはカードを切ってフレッシュな選手を入れていく。後半23分には体調が万全ではないのに走りまわってくれた播戸を下げて大竹をピッチに送り込む。ファビオ・ロペスが1列上がって4-2-3-1は変わらず。

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後半23分


その6分後には裏を狙われていた?丸橋を下げて経験豊かな尾亦を入れる。

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後半29分


尾亦は久しぶりにトップでのプレーとなったが、ほぼノーミスで守備の破綻を防いでくれた。大竹も初見でどのような選手なのか注目していたけれど、ドリブルが上手く、テクニックがあっていいし、ガツガツと競りに行くスピリッツも頼もしい。ボールをキープしたいところでのオプションとしては申し分ない。連携がとれてくればもっと映えるはずだ。


さて、全北にアウェーゴールをたらふくとられた以上、セレッソはこの試合何が何でも勝たなければいけなかった。試合も終盤になると崩れたラインを突破して好機を何度も作るが、これが決まらずで、徐々に焦りが生まれ始める。

こんな時に決めてくれるのがエースということなのだろう。清武がとびきりのアイデアで勝ち越しゴールを叩きこんでくれた。2点目と同じコーナーキック、高さを警戒して引き気味になっているDF陣を見て、キッカー酒本はトリックプレーを選択する。サインを送り、走りこむ清武に絶妙のグラウンダー。清武も正確なコントロールでダイレクトシュート、セレッソが後半36分にしてこの試合初めてのリード。
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してやったり!


この後、セレッソは全北のロングボールを多用した攻撃に悩まされ、耐える時間が続く。前線に杉本を入れてタメを作ろうと尽力するが、青息吐息。

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後半41分


それでも、勝てた。試合終了までのロスタイム4分は長過ぎたが、耐えに耐えての勝利。これでアウェーの2nd legは同点でよくなった。1点入ると入らないとでは、大きな違い。
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まだこのトロフィーの話をするべき段階ではないが、これを目標にチームが一つにまとまってくれるなら、それはそれで意義がある。勝とう。そして、新しい歴史を。
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posted by 西中島南方 at 00:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 13 Sep 2011

ACL QF前夜祭。

明日はACLか、不思議とドキドキしない。
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ここまで来たら、興奮とか緊張とか突き抜けてしまって、真っ白になって、無垢な気持ちで試合に臨める気がする。昔「ピンポン」って映画があって、窪塚洋介と中村獅童が対決の最中で達観してしまって、彼岸にまで行ってしまうシーンがあったけれど、アレに似た気持ちだ。
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勝つためには、明日だけではなくて、QFを突破するためには、チームの総合力がモノを言う。選手だけ、チームだけではなく、セレッソに関わるすべての人達の力。
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難しいことは考えなくていい。ただチームと、仲間と、試合後に喜び合えるそのために、シンプルに応援すればいい。

スタジアムでなくても、自宅でも、職場でも、学校でも、病室でも、どこでもいい、少しだけでも祈っていてほしい。それで試合がどうなるかはわからないけれど、そういう気持ちがセレッソを支えているのは、間違いがないのだから。


俺は、広島戦の時、後ろにいた車椅子のおばあちゃんに、もう一度喜んでほしい。そのためにがんばろうと思う。

試合後に「いい試合観たなあ、おばあちゃん!」って言ったら、「ほんまほんま」って、親指を立ててくれたおばあちゃんの笑顔を、もう一度見てみたいよ。もちろん、チームのためにも、仲間のためにも頑張るけれどね。
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準備はいいかい?新しい歴史を観る、その覚悟はあるかい?
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そしてその歴史を語り継ぐために、瞬きもせず、叫んでいこう。さあ、試合が始まるよ。
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posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 12 Sep 2011

『黄金の秋』ACLイベント。

先週は週頭がホントに涼しくて、もう秋なんだななんて気楽に思っていたのに、週末になって思い出したかのように残暑がやって来た。スタジアムにいても暑いのなんのって…。広島の足が後半止まったのも、気候の影響が無かったとは言い難いから、文句も少ないけれど、あのまま負けていたらキツカッた。

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9月なのに入道雲とか。


暑い日には暑い国の料理を食べると、自然と落ち着く。お気に入りの堀内チキンライスさんでナシゴレンを食べる。甘辛でウマウマ。
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そのまま天王寺、あべのキューズモールAFCチャンピオンズリーグ ノックアウトステージ キックオフイベントに。15時丁度に行くと、ステージ前は黒山の人だかり。みな試合の興奮から抜けだせずに、その残り香のようなものを味わいに来たのだろうね。
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選手もみな満足気で、人見知りが激しい清武の表情も少しマイルドだった。
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レヴィのすぐ後ろには、レプリカだろうけれどACLのトロフィーがあった。あと3チーム相手に勝てば、アレを手に入れられるのだ。可能性を残した唯一のJクラブとして、日本のチームとして恥ずかしくない試合をして、あのトロフィーを掲げてみたい。それが苦難の道であることは知っている、それでも気後れなんかしない。勝って勝って、勝とう。
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posted by 西中島南方 at 16:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする