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03/19/11

カントリーロード。

J's GOAL

「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」Jリーグ選抜チーム名決定のお知らせ [ Jリーグ ](11.03.18)

 Jリーグは、3月29日(火)、大阪長居スタジアムにて開催する「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!日本代表vs Jリーグ選抜」のJリーグ選抜チーム名を、復興支援スローガンの思いを込めた「Jリーグ TEAM AS ONE」と決定しました。


この日の試合は、大事にしたい。節電節制が叫ばれている中ではあるけれど、精一杯お金使って、経済を活発にして、少しでも被災地の支えになれたら…。


もし他のチームのサポーターがそれを許してくれるなら、ベガルタのサポーターがそれを喜んでくれるなら、皆でそれぞれが愛するクラブのユニを着て、スタに集まって、肩を組んで、カントリー・ロードを歌いたい。いつもは仙台のサポーターがチームを鼓舞するために歌う歌だけど、この日は日本が仙台を勇気づけるためにこの歌を歌いたい。みんながメロディーを知っている歌だし、きっと一つになれるはず。オレはそう信じるよ。他サポさんでこのブログ見ている人、意見が聞きたいんで、よろしくお願いします。他にもっといいのがあるよ!というならぜひアイデアを。


それと、Jリーグ選抜に、小笠原や、梁や、水戸の選手を呼べないだろうか?
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彼らほど、この試合に出るべき存在を知らない。被災した地域の人たちの心を救えるのは、やはりその土地に根ざし、その街に愛されている選手のはずだから。


最近休みもなくて、明日も自宅待機ながら仕事が決定。だけど3/29は何とかフルに休めるように調整しよう。みんな長居に来て、しっかり日本をサポートしようぜ。
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がんばれ仙台、


がんばれ鹿島、


がんばれ水戸、


がんばれ東北、


がんばれ日本。


オレタチがついてるぜ!!


posted by 西中島南方 at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/17/11

無念だけれど。

悔しいな、無念で無念で仕方がない。試合結果とハイライトしか知らないけれど、今のセレッソはまだまだチームとしての体をなすのに時間がかかるのか。大事な時に気負いして負けるというのはチームカラーなんかな。皆さんすみませんでした。


さて、気持ちを切り替えようか。震災からこっち、気が滅入る話ばかりだけれど、時々聞こえてくる小さくても暖かいエピソードには、本当に助かっているよ。そういう人、多くないかい?

震災以前には、正直日本って冷たい国だなという気持ちでいた。ちょっとした気遣いができないほど、お互いに余裕が無いのかなとさえ思っていた。

けれど、もっと余裕が無くなったはずの今、それでも世のため人のために何ができるかを考え、実行している市井の人たちの話が、少なからずネットの中で広がっている。オレが確認したのなんてほんの一部だろうから、本当はもっと多いんだろう。


震災は辛い、いろんなものを失うから。財産、ふるさと、友達、家族、守っていたはずのものをたやすく奪ってしまう。正直嫌いだ。

でも、それを乗り越えて生きていくのだと覚悟した時、その瞬間から、人は変わる。強くなりたくましくなり、それから、優しくなる。

次に立ち上がる新しい日本が具体的にどんな国になるのか、まだ形は見えない。それでもいい国になるだろうという確信はある。お互いがお互いを助け合い、励ましあい、認め合い、そういう人たちの国が、悪くなるはずなんてないよ。


そういう国に生まれてよかったと、改めて思う。日本国民として恥ずかしくない人間であれるよう、明日からも頑張って生きていくよ。


また明日、みんなよろしく。
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posted by 西中島南方 at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/16/11

憎たらしい国、日本。

さて、セレッソ、出番だよ。さあ、日本、行こうぜ。


世界中の人間に知らせてやろう。

かつて日本製のラジカセをハンマーでぶっ壊してたアメリカ人のオッサンに。

事あるごとに謝罪だ賠償だと言ってはやし立てるお隣りの人に。

「少日本」「日本鬼子」と蔑称ばかり使ってる連中に。

クジラ漁やマグロ漁を邪魔しにくる団体に。

そして誰より、日本かわいそうに、日本もう立ち直れないだろうなと思い込んでる世界中の人間に。


憐憫の情も哀れみの心も必要ない。

確かに今は、援助を受けなければいけない、節電をしなければいけない、そんな辛い状態であるけれども、日本は日本と名乗ってからこちら千数百年間、何度も国難を乗り越えてきた。

病が流行っても、戦が続いても、日本中が焦土となっても、その度に、それを乗り越え、そこからさらに成長し、憎たらしい日本であり続けてきた。

オレタチは、父や、母や、祖父、祖母、ご先祖さんたちがやってきたことを、もう一度やるだけだ。何年かかっても、何世代かかっても、また今以上の日本を作る。シンプルなことだよ。


明日の試合は、この長い長い復興の物語の、最初の1ページになる。

勝とう、憎たらしいほどすごい国、日本のチームとして。

日本が変わらず日本であると、強い日本であると、国の中に、外に知らしめよう。

目標は決まってるんだ、やれるはずさ。
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posted by 西中島南方 at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/13/11

さあ、行こうぜ「オレタチ」が「日本」魂込めて勝利をつかもう!

生まれて初めてだ、ガンバに心から勝ってくれと願うのは。


ACL GAME 2nd日本国内で開催する予定だった2試合は延期が決定したが、アウェイのセレッソ、ガンバはそれぞれ予定通りに試合を行うらしい。火曜日にガンバが、水曜日にセレッソが戦う。

これが、震災後日本のチームが行う初めての試合、それも、ACL。セレッソもガンバも「大阪」のチームであり、同時に「日本」の代表でもある。それぞれ日の丸を背負って、世界に開かれた試合をする。


負けられない。中国のチームがラフだとか、韓国のチームがフィジカルガツガツだとか、そういうのはどうでもいい、勝たないと意味が無い。勝って、Jリーグがすごいんだぞ、日本がすごいんだぞと、国内外に発信したい。それが被災地の皆さんにどれだけ届くのかわからないけど、少しでも元気になってもらえればと思う。

それができるのは、この二つのチームだけなんだ。


セレッソ大阪!!セレッソ大阪!!

ガンバ!ガンバ!大阪ガンバ!!

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posted by 西中島南方 at 23:14 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/12/11

負けへん。

サポーターは不思議な生き物で、サッカーが好きなくせに、スタジアムでは瑣末なことでいがみ合う。

そのくせ、一度町で会えば、仲良く談義ができたりする。サッカーから離れれば離れるほど、お互いが恋しい。

オレタチは兄弟みたいなもの。ケンカもするけれど、心は繋がっている。

仙台にも、東北のあちこちにも、日本中に兄弟がいる。今夜は心配でたまらない。

今はこんなところ見る余裕なんてないかも知れない。でも、オレここでしか何か発信できないんだ。すまない。もし見てくれている人がいたら、嬉しいよ。


なあ、兄弟。どうか無事でいてほしい。暫くは互いに辛い日々になるけれど、力になれることがあったら、意地をはらずに、ドンドン言ってほしい。どうにもならないなんてこと、絶対にないから。

そして、いつかまた、ピッチを挟んでケンカしよう。力いっぱい声出して、旗振って、飛び跳ねて、熱い熱いケンカをしよう。元気でいてくれ、無事ていてくれ、またスタンドを金色に染めてくれ。それだけが、今の願い。


その願いが届くまで、負けへん。オレタチは、強いぞ。地震なんぞに、負けるか。さっさとどこかへ行きさらせ。さっさとどこかへ行きさらせ。
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posted by 西中島南方 at 00:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/11/11

サッカーバカの一日。

みんな、試合の日ってソワソワすると思うんだけどさ、一日どうしてる?オレは、もうなんとなく「一日の流れ」みたいなのができてる。これでもう何年も過ごしてるから変えらんないね。

スタに着くのは試合開始3時間半前。カメラ一台にレンズ二本をカメラバッグに押しこんで、冬は寒さに耐えながら、夏は汗を拭きながら、自転車こいで長居まで。道中水はかならず買う。冬で1リットル、夏場だと2リットルないとキツイ。
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そこから事前搬入をマイメン達と黙々と進める。結構キツイ時もあるけれど、だんだん桜色に染まっていくスタジアムを見るのはやっぱりいいもので、楽しい。
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一旦スタの外に出て、先行入場でもう一度入る。カメラバッグを置いたらカメラを持ってスタを回る。知り合いのスタッフさんがいたら今日は何があるのか聞いて、セレッソやスポンサーの宣伝になる写真を撮るようにする。
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スタグルメは同じものを続けて買わないようにしている。写真がかぶるとお店の宣伝がしにくいから。「写真のがおいしそうだったから」と言ってもらってからは特に気をつけてる。たまには近辺のお店も撮る。
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そうして試合が始まったら、ひたすらカメラで選手を追い、声も出し、まあとにかく全力でいろんなことをしてる。90分が短い。試合中の写真は300枚〜400枚くらい。
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試合後は撤収、勝てば宴があることも…。家に帰れば写真の整理と録画の確認をしながら記事の筋道を作って、それが出来上がるのが夜中。


人に話をすると「無駄なことを」とか「それってしんどくない?」と言われるけれど、これがオレ流の楽しみ方で、90分の試合で一日中ワクワクやドキドキを感じながら過ごせるってすごいと思っている。誰かマネしないかな…。柏戦はいい感じで記事が書きたいぞ。
posted by 西中島南方 at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/09/11

乾いた心に雨よ降れ。

最近カロリー調整でお腹がすいている。もうあとここまで40キロ減って、あと数キロのガマンなんだけど、無理に減らすとリバウンドしやすいのでペースを守ってゆっくり減量。多分5月には目標達成、できていると思う。頑張ろう。

ダイエットしている時には逆に食に対してハードルが高くなる。安いジャンクフードや油まみれのファストフードはお腹は満たせても見返りがデカイからキライ。ローカロリーでもしっかり滋味のあるもの、ゆっくりと楽しめる食事が好きになってきた。
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ツナのサンドイッチでもマヨネーズべったり、マーガリンべったりのものではなくて、油をよくきったツナにレモン汁とあらびきの胡椒、塩、粉チーズを加えて、サッパリめ。粒マスタードとかドライバジルを入れてみたりね。パンももちろんいいものを使いたい、今は上本町にある某パン屋さんのが気に入っている。トーストしたときの香ばしさと優しい甘さがいい。


食事は、こだわれば量は少なくてもある程度満足行くのがわかった。しかし最近はココロがカラカラに乾いていて、その対処法に困っている。

仕事は、大事。してないとカメラ買えないし。いやその前に生活ができないか、うん。仕事が生きがいって瞬間、この仕事してて楽しいと感じる時は確かにあって、それは同意なんだけど、そればっかりだと心が乾く。

時々は、無駄なことがしたい。

ちっとも何も生み出さないけど、なんかやってしまう、どこか楽しい、そういうモノがたくさんある、時々はそれに没頭したいのだ。カメラを持ってお散歩もいいし、映画も観たいな、行きたい画廊や写真展もある。そういうことをせかせかと、じゃなくてぶらりとしてみたい!


短期で見ると本当に無駄なことでも、長い目で見ると実は有益だったりするしね。Web制作、写真撮影、今ゴハンを食べているタネはこうした無駄の中から生まれたものだし、クライアントも趣味の中から引っ張ってきたし…。


そう思うと、すべての行為が無駄ではないのね。このカラカラの心に、雨が降るのはいつになるやら。
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posted by 西中島南方 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/07/11

チームワークを。

一度負けると何にでも文句を言う人がいる。サイドバックが去年より攻撃参加していないとか、守備がボールを繋がないとかはまだいい方で、しまいになると応援が変わったからとか、球団の運営にケチをつけたり。強化ならまだわからんでもないけれど、運営はどうなんだろうね。

茂庭が結構楽観的に話をしているのは、多分去年の開幕当初のコトを考えればまだマシだな、修正箇所は少ないな、という意味なんだけど、それは守備陣が茂庭や大海といったディスカッションできる人間ばかりだったのが大きいと思うんだ。
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最初、茂庭が「これはいけない」と感じだして、大海と話をして、アマラウの位置取りを指示するようになって、そこから徐々に基礎ができ始めた。守備がまとまれば香川、乾、家長、アドリアーノ、前で勝負できるタレントがいたから、チームとしてのバランスがとれだした。ケガ人が出ても運良くワールドカップの中断があったりして、ツキもあった。そうして夏場からの進撃につながった。


でもさ、今の攻撃陣、3シャドーで意識的に皆を引っ張って行ける選手っているかな?それが心配なんだ。

確かに選手としては素晴らしい能力を持っている。ただ個性として「皆をまとめる」とか、そういう人があの中にいるかと聞かれるとクビをひねってしまう。まあ、去年だってそういう人はいなかったんだけど、なぜだかうまくいけてたんだよね。だから何も言わなくてよかった。


今は、何かアクションを起こさないといけない時期。たくさん話をして、意思をつなげて、ボールを、ゴールまで導く、それが必要なんだ。

ちょっとメシ食いに行くとか、そんなでもいい。心ひとつに。
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posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/06/11

キーマン二人。

まだ2試合だからなんとも言えないけれど、ザックリとしたチームの課題が見えてきた。

  1. 3シャドーの連携の悪さ

  2. ボランチの守備力低下

  3. チーム編成の歪さ


1.について、今の3シャドーはそれぞれに長所短所を持っている。そして悪いことに互いの長所短所が補完する関係にない。そのために動きがかぶったり、パスの息が合わなかったり、とにかく、咬み合わない。

去年はパスの出し手として、前線の起点として家長がいたが、現在の3人はともにパスの受け手として魅力があるものの、出し手としての才を見せていない。

このポジションはセレッソのキモ。なのにこの有様なので、ポゼッション、得点力は落ちて、守備は崩れる。


2.について、中後とマルチネスの組み合わせはうまくいっていない。フィットしていないとか言う以前に同タイプが二人並んでいるのが問題。バレエに例えればプリマドンナが二人いるようなものだし、漫才で言えば二人ともツッコミみたいな感じだ。まだ笑い飯のように泥臭くダブルボケ(二人の潰し役)で行ってくれているなら、少なくとも失点は減りそうなんだけれど。


3.一応「1ポジション2人」の原則に則ってチームを組んでいる、らしい。けれど同じポジションでも個性が違う場合があるので、二人いるから大丈夫、というものではない。

例えば、ボランチが出来る選手は知っている限り7人いる。扇原、藤本、中後、山口、マルチネス、倉田、黒木だ。だがこの中で1対1に強く、守備で特に強さを持っているのは藤本1人しかいない。そして藤本はCB、SBもできる器用さを買われ、守備のスペシャリストとしてベンチに置かれている。つまり去年アマラウがしていた仕事をトレスできる選手は一人もいない。


この3つの問題を解消するためには、二人の選手の頑張りが必要になる。一人は、倉田秋。
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昨日のダービーでは清武投入後にマルチネスとコンビを組み、運動量を活かしてマルチネスが上がった後の広いエリアをカバーしていた。フィジカルを考えると1対1に強いとは言いがたいが、スピードとスタミナ、献身的な意識は守備でもいい効果を与えている。

清武が3シャドーに復帰すれば、倉田をボランチで使える。永井、村田が成長してベンチ入り、スタメン入りしてもいいし、小松が帰ってきてFWの層を厚くしてもいい。そうすれば何かが変わる。


もう一人は言うまでもない、我らがエース、乾貴士。
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どんなにお膳立てしようが、彼が復調しなければセレッソがチームとして機能しない。香川が旅立ち、家長が抜け、自分が何とかしなければという意識がマイナスに働いているのがとても辛いけれど、それを乗り越えた時、乾もセレッソも、一段高いところに進めると信じている。


何試合も凡庸に見過ごすことは無理だけれど、そこで結果を出すのがプロだから。そのための応援は止めないし、信じているよ。だから「桜の戦士」を歌っているんじゃないか。
posted by 西中島南方 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03/05/11

2011 J1 第1節 G大阪2vs1C大阪 二人のユダ。

後半20分 アドリアーノ(G大阪)
後半28分 倉田 秋(C大阪)
後半31分 遠藤 保仁(G大阪)



ユダはキリストを裏切ったけれど、キリストはあんな感じだから、それを知った上で全てを受け入れた。でも、セレッソはキリストじゃない。とことんお人好しなチームだ。
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スターティングイレブンはACLアレマ戦と変わらず、ベンチには酒本が復帰している。

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試合開始時


去年の万博でのダービー、ガンバのしかけた猛攻に耐え切れず、足元が落ち着かないうちに2失点を喫してしまった。試合巧者相手にアドバンテージを与えてしまうと、どうしても走らされたり、じらされたりで心身ともに疲弊してしまう。

だからこの試合は立ち上がりでの失点を防ぎ、後半勝負に持ち込む去年のセレッソの勝ちパターン、これに引きずり込むことがどうしても必要だった。

この点に関して言えばチームはよく耐えた。けれど、そこから先、跳ね返す作業がどうしてもできなかった。問題は中盤の構成にあったと思う。


去年はボランチにアマラウ、マルチネス、シャドーに家長、清武、乾というメンバー。今年はアマラウ、家長が抜け、清武はベンチ。ボランチに中後、マルチネス、シャドーにキム・ボギョン、倉田、乾になっている。

シャドーに関していうと、去年よりさらに攻撃的な性格が強くなったが、キープ力や連携、パスワークの部分については(今の時点では)悪くなった。それぞれが個々に仕掛けると攻撃が散発になるし、無理に繋いで上がっていくとどこかで選手とボールが逆の方を向いてしまう。ストロングポイントだった3シャドーが今は穴になっている。

これではボールポゼッションが上がらず、守備陣の負担が増えてしまう。だからレヴィーは中後、マルチネスと、ともにパスでの展開力がある同タイプのボランチを並べているのだと推測している。今まで一列前で捌いていたボールを、今年は中盤の底でもコントロールする。意図はわかるが、まだ機能していない。アマラウのような泥臭い守備をしてくれる人間がいないのもDFラインの負担を増やしている。
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キム・ボギョンはいい選手だが、まだ連携が…。


この状態にさらに拍車をかけているのが、乾の不振だ。
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乾が好調な時は、いい意味で軽いプレー、常識にとらわれない意外性のあるプレーが光る。ただし一度歯車が狂いだすと、空回りして、結果が出ないことに焦り、どんとん自分を追い込んでしまう。香川が抜けた時、代表で限られた時間でのプレーを要求された時に、よくこんなプレーをする。今日の乾がまさにそれだった。


いくら茂庭、上本がいい選手だからといっても、たった二人で守っていてはいつかほころびが出てしまう。前半、PKを献上するまでの10分間くらいは、守って、クリアしても前に繋がらず、セカンドボールを拾われる。これの繰り返しだった。

ここで蹴るのは日本が誇るPK職人、遠藤。1点は覚悟するシチュエーションだが、ここはキム・ジンヒョンが頑張った。この流れをうまくくめていたら…。
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後半も悪い流れは変わらなかった。むしろ無駄走りを多様した分事態は悪化していたかもしれない。セレッソが昨季後半勝利を続けていた、あの頃の相手チームに近いコンディションというと分かりやすいだろうか。疲弊し、選手同士が孤立した状態。そんな時にゴールを決めていたのは、そう、彼だったな。速攻で右サイドを破られ、マイナスのクロスにマークがズレる。褐色のストライカーが、かつての味方に牙をむいた。
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さようなら。


これでセレッソもようやっと目が覚めた。本当に起きるのが遅いチームだが、その分処方箋はキツめ。中後を下げて清武、倉田をボランチに下げる荒療治。

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後半27分


この交代の直後にセレッソの今季初ゴールが生まれる。相手ゴール前で再三のクロス。マイナスのボールに反応したのはガンバにとってのユダ、ボランチの位置から駆け込んだ倉田だった。
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ようこそ!


交代とポジションチェンジはセレッソの攻撃力、ボールの流れを劇的に良化させたが、攻撃に傾倒した分のリスクも同時に生まれていた。DFラインの前ががら空きになる時間、危険なボールロストが増える。決勝点になった遠藤のゴールはそれ自体見事であったけれども、そこに至る経緯にこそ問題があったのだ。チームバランスの良い時間帯がもっと長ければ、30を超えたボランチにあそこまで上がられていたろうか。薬を投与された時間が遅すぎた。何とか同点にと播戸を送り込むが時既に遅し。

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後半38分


2-1、まだ諦める時間ではないはずだが、セレッソはもうチームとしての体を無くしてしまった。焦るあまりに強引さ、ラフさばかりが目立つようになってしまった。あまりに悲しい時間だった。ロスタイムの4分も殆ど見せ場なく、またしてもダービーで敗北を喫した。


選手にブーイングを送るサポーターを批難する人もいるが、この試合に関してはするべきだというのが私感。ゴール裏の連中はオレの何倍も労力をかけて、試合の度に頑張っている、ある意味誰よりもダービーの大事さを理解している連中だ。なのに、何年も何年も後塵を拝し続けている。オレタチは何度同じシーンを観なければいけないのだろう、どれだけ屈辱に耐えれば勝てるのだろう。その歴史を変えてほしいという願いが届いていないと感じるのは、悪いことなんだろうか。
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毎年スロースターターなのはわかっている、ガンバに相性が悪いのも認める、ただ、それでも勝たなければいけないのがダービーだ。それがダービーだ。もし贖罪の意識がチームにあるなら、勝て!
posted by 西中島南方 at 21:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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