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Sat 22 Jan 2011

オトン誕生日おめでとう。

なぜだかわからないけど、命日というのが覚えられない。覚えていたくないという気持ちがそうさせるのかもしれない。かわりになるかわからないけど、オトン、64回目の誕生日おめでとう。オカンから電話で聞いたけれど、よっちがビールのアテで食べてたバターピーナツを仏壇に供えてたってさ。天国で一杯やっておくれ、死んじまった時はまだ発泡酒だけだったけれど、今じゃ第3のビールなんてのもあって、ビールは高級品なんだぜ。
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よっちもみはも大きくなったよ。最近はいろんな素材でお菓子のアクセサリーを作るのにハマってる。これが上手でね、食欲のわくような色使い、素材感を引き出すのがすごくうまい。多分オレの食い意地と家内の色彩感覚がいい感じで伝わったんだと思う。
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オトンがオレらを養っていた時はバブル全盛であったから、波に乗ったのもあるだろうけれど、いい物食べさせてくれたり、オレはオレで自由に絵を描いたりしてたし、妹は料理の資格とったり、それが今でも生きる糧になってる。

ただ、父親として、オレはまだまだ及ばないなと思ってる。生きて行くので精一杯で、強いオヤジにはなれないよ。オヤジが上司にバカスカ怒られながら、それでも足を棒にして働いて、頑張ってくれたこと、オカンから聞いてる。それがなかなかできないんだよな。根性がないというか、困ったね。


まあ、なんとか生きてるからさ、そっちはそっちで気楽にやっとくれ。お盆になったらまた来てよ、最近のいいビール揃えておくよ。
posted by 西中島南方 at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シンジ復活の理由。

シンジの基本的な動きのパターンは3つしかない。本当に。J2にセレッソがいたころ、試合に出始めた時から変わっていない。

それは「守備」「ビルドアップ」「フィニッシュ」

前の二つはカタール戦より前の試合でも出来ていた。けれど他の選手と違う、シンジ独特の持ち味である「フィニッシュ」が上手くできていなかったところを「不振」だと言われてしまっていた。カタール戦の2点目、そして伊野波のゴールを呼び込んだライン突破からのドリブルこそが、シンジをシンジたらしめているオリジナリティだ。

カタール戦での2点目は「守備」から「フィニッシュ」までが上手く決まった。

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後半23分。まず複数人で囲い込んで高い位置から上手くボール奪取に成功。シンジはそのメンバーとしてまだ右サイドにいる。

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そこから目の前に加速するに十分なコース、スペースがあることを見つけると、最大戦速で侵入する。ナナメの動きで、カタールの中盤の選手はボールホルダーと正対すると後ろを動き出しているシンジに気がつかない。ラインの選手としても応対しづらい距離感になる。

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ここで本田がうまくそのスペースのウラを通すボールを入れてくれた。多分もう一人のシンジ、岡崎を狙ってパスを出したものだけれど、シンジもおなじポイントを突く動作に入っていたので、結果としてゴール左サイドでキーパーと1対1になるというシンジの一番得意なパターンに持ち込む導火線になってくれた。


守備時、ビルドアップ時などのシンジはトップスピードで中距離をスプリントすることはあまりない。どちらかというと一定のスピードで運動量を稼いで、チームの穴を埋めたり、相手の穴にスルスルと入り込むようにしている。だから不振で「フィニッシュ」つまり一気のスピードで相手の急所を突く動きが減ると、途端に緩慢に動いているように見えてしまう。パスも大きな展開よりも、細かいパス、スイッチする動きが好みのようで、押さえ込まれるときは大抵細かいスペースで難しいことをやろうとして空回りしてしまう。

ただスペースが生まれ、それを感じてくれるパートナーがいれば、香川の持ち味、ゴール前でのトップスピードの動きが生きてくる。代表では岡崎、長谷部あたりと相性があってきた。ここからがシンジの本当のアジアカップになると信じている。
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posted by 西中島南方 at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シンジはワシが育てた、けれどオオカミ。

シンジは、ずっと変わってないね。変わり続けていくところが全然変りなくて、ホッとした。

他サポ代表厨の皆さん、お待たせしました。これが普段のシンジです。どんな相手でも努力して研究して練習して我慢して、最後に乗り越えていく、香川真司です。

セレッソは、セレサポは、彼に何度も何度も救われました。モリシが引退を決めた時は、26のユニの下に8のユニをつけて、それを見せつけるためにゴールを奪い続けてくれました。昇格争いの時は骨折をおしながら限られた時間でプレーをして、それでも得点王になりました。J1復帰のあと、すぐに海外にという気持ちを抑えて、チームの為に頑張ってくれました。

香川真司という男は、若いかもしれませんが、義理堅く、結果を残すために自らを犠牲にする、古い気質をもった、不器用な男です。サッカーはうまいですが、生き方はぎこちない。


そんなシンジをずっと見てこられて、これからも見られるのだと思うと、それは嬉しいことです。


あと二つ勝とう。もう何度かシンジのチャントを歌いたいんだ。
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posted by 西中島南方 at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする