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Sun 31 Oct 2010

カメラを持てば30キロ痩せる。

今年の3月くらいから

「あー、ちょっとばかし痩せてみるかー」

というぼんやりとした決心をして、今で丁度30キロ痩せました。

証拠画像
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2009年1月。パンパン。

んで今日。D7000で撮ったぞ。
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物凄いデブがすごいデブくらいになりました。

まだもう少し落とす予定ですが、区切りにエントリしてみます。


まずどうやって痩せたかというと、太る努力をやめたのです。

こんだけの体(もう少しでマツコ・デラックス級)を維持するためにはものすごいカロリーが必要でした。お昼は高カロリーの菓子パンをつまみ、晩ご飯に油物を摂り、夜食にチョコレートを食べるくらいしないと体は大きくならないので、これをやめました。

そのかわりにカロリーとか、栄養素に関係する勉強を少しだけしました。何かだけを食べる(or食べない)というのはしていないです。時々はトンカツも食べたし、ケーキも食べたし。カフェ大好きだしね。

そうして、いろいろ食事や運動とか勉強すると、いろんなことがわかって面白かった。


腹八分目ってのは正解。

食事量を25%減らしても満足感は90%残るそうです、出展忘れましたが。やってみましたが、ホントにそうでした。これを続けると、今度は以前の75%の食事量が、その時の100%の食事量になります。この理屈で言えば最終的に食事量は限りなくゼロに近づくんですが、基礎代謝分と日々の生活で使われるカロリーは摂らないとダメなので、そこで落ち着きます。無理しない程度に減らせばいい。体が自然とそうなるので特別苦しいことはないですよ。


カロリーの高いものは代替品で補う。

チーズバーガーが好きなら、ハンバーガーに代えるだけでチーズ一枚分カロリーが違います。マクドナルドで調べると二つの間のカロリー差は約50キロカロリー(322キロカロリーと274キロカロリー)コーヒーにガムシロップ(27キロカロリー)とフレッシュ(14キロカロリー)を使わず、ポテト(249キロカロリー)をサラダ(117キロカロリー)にすれば281キロカロリーの差分が生まれます。毎日これを続けると一月で8711キロカロリー。体重1キロ落とすのに7000キロカロリー必要らしいですから、これだけで1キロ強減ります。何も運動しなくても、食事量を減らさなくても、ただオーダーを切り替えるだけでいいんです。ラクチンでした。3食これを続けるとどれくらいになるでしょうか。

他にもジュースをミネラルウォーターにするとか、負担にならない程度に代替品に切り替えるだけでいい。今はそういう食品が増えたので選択肢はたくさんあります。


趣味を持とう。

何か好きなものを見つければ楽しいです。ドライブ好きならたまに車を手入れしてあげてください、いい運動になります。自転車好きならサイクリングすればいいし、買い物好きなら街を歩くのもいい。料理好きなら同じ料理をどれだけカロリーオフで作れるか試してみましょう。

オレはサッカーとカメラだったので、例えばカメラを持ってどこかに出かけるとか、長居まで自転車で行くようにしたりとか、その回数や度合いを変えました。

カメラは本当にオススメする趣味です。何せ素晴らしい景色や瞬間ってヤツはその日その場所にいないと撮れない。だから動くしか無いし、歩くくらいのスピードがスナップを撮るのに丁度いいんで知らない間に結構動いている。撮った写真は思い出になる。人の撮ったのも気になるから写真展に行ったり、面白いです。

通勤や移動は基本自転車。膝に負担がかからない運動なので長く続けられるし、体を動かすのは心が落ち着くらしいし、何よりメンテナンス以外にお金がかからない。浮いた交通費はカメラやレンズや周辺機器にあてられるし、悪いことは無いですね。


で、一番大事なのは。

楽しむ。無理だったらやめておく。

ダイエット!って聞くと、苦しい、我慢ばかりしないといけない、運動とか辛い、体重が減る以外にいいところがない、ネガティブなイメージがありますよね。オレもそうだった。

だからもしどうしても体重を減らしたいという時でも、できることをできるだけする。それだけでいいと思うんです。楽しいことだけ、ラクな方法だけチョイスしないと、ストレスになって結局長続きしない。

それで何もかも試して、それでもダメだったら、それはそれでいいでしょう。それが自分にとってベストなコンディションであれば、これも無理する必要はないです。節制しても不健康な人もいるし、長寿の愛煙家だっている。その人にとってどういう生き方がベストかなんて誰にもわからない。オレは今でもパンパンなころの自分が好きです。もとに戻るのにはたいへんな苦労をしなくちゃいけないんでしばらくは今のままですけど、それはそれです。


もし、ラクしてウエイトコントロールしたい!と思われた時は参考にしてみてください。


オマケ。

これは意外な副産物なのですが、ダイエットするとご飯がすごくおいしいです。お米が甘い、お肉の旨みが増してる、野菜の滋味が染みる、アイスクリームの僅かなフレーバーの違いがわかる、何もかもが2割増くらいでおいしく感じるんです。一方で雑な味付けのお菓子やジャンクフードはそんなにおいしくなかったり。多分一食一食を大事にしているからだと思うんですが、詳しい理由は不明。

また何かあったらエントリします。


posted by 西中島南方 at 13:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 30 Oct 2010

J1 第28節 名古屋1VS0セレッソ大阪 二人に負けた。

前半28分 ケネディ(名古屋 PK)



サッカーはプレイヤーだけでは試合ができない。審判が笛を吹かなければ、キックオフさえできない。それだけ彼等は重要な仕事をしているはずなのだが、今日に限ればその自覚があったのかわからない。


スタメンとベンチはマルチネスの出場停止を受けて大幅に変更された。羽田とアマラウのダブルボランチ、ベンチ入したDFは山下一人、黒木が久しぶりのベンチ入り。

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試合開始時


立ち上がり、ちぐはぐなところもあったし、名古屋の前からのプレッシャーが厳しかったけれども、不調なりにいくらか形が作れていた。乾、清武のドリブルがキレていた。守備に関してもそれ程破綻していたとは思わない。羽田とマルチネスの守備力を考えれば当然ではあるが。

名古屋は中盤で奪って、外に広げて、ケネディで決めるというスタイル。変わっていない流れ作業のようなサッカー。マギヌン、小川、田中隼磨あたりがボールを持つとゾーンが一気に下がるので体力的に辛い。守備ではダニルソンの相手を潰すような守備が印象的。


首位を相手に、2試合得点がないチームがよく戦っていたと思う。千代反田のバックヘッドを弾きだした松井の出来は素晴らしかった。バランスを考えれば1点取れればわからないという展開で、前半からかなり神経に来た。

それだからこそ、PKのシーン、あのジャッジに不満が残る。あれでPKというのなら、選手のダイビングは一層増えるだろう。ケネディには、彼は努めてクリアにプレーをしていたから悪い印象は無いが、笛を吹いた東城氏の判断には不満が残る。この1点の重さがどれだけであるのか、セレッソの選手達もその意味をよく知っていただけに、各人がかなりナーバスになってしまい、その後のプレーが酷くガツガツとしたものになってしまった。アドリアーノ、アマラウに出たカードはそのプレー単独に出たものであるべきだけれど、サポーターからすれば試合をコントロールするためのスケープゴートにされたようにしか映らない。アドリアーノは次節出場停止。実りのない前半。


後半開始から、レヴィー・クルピは大鉈をふるった。播戸と小松の2枚替え、羽田とアドリアーノを下げて家長をボランチの位置に、4-2-2-2というシステム。

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後半開始時


正直なところ、守備に関しては本当にリスクの高いシステムだった。家長とアマラウ、後ろ2枚との呼吸が全く合わない。2度3度危機的なシーンを作られている。それもシンプルな意思疎通の無さが原因。その後修正が効いたからよかったが、流れの中からで言えば後半の半ばまでが一番危なかった。

攻撃で言えば、これだけメンツを揃えたのだから、推進力はできた。小松、播戸のコンビでは過去一番いいプレーをしていた。小松はよく顔を出し、仕掛け、相手に対して驚異になっていた。これならと期待が持てた。PKらしいシーンも出たが、まあ、あの審判なので、公明正大な判断は望まない。人は憎まれるほどに意固地になるものだ。


後半はこれに加えて、楢崎のビックセーブと、不運が行く手を遮った。前半の高橋のシュートも並のキーパーなら入っていてもというクオリティだったが、後半はさらに凄みを増した楢崎に臍を噛むシーンばかりだった。播戸がタテのボールを落としてフリーの小松がコントロールショットを放った場面も、判断、コース、タイミング、あれ以上は望めない形だったが、止められた。丸橋のジャストミートしたミドルシュートも防がれる。乾のシュートもいいものだったが、今度はポスト。どれだけゴールの神様に嫌われているのだろう!!前節、前々節に比べれば格段に素晴らしい攻撃だっただけに、悔やしい。


次の一手、黒木の投入にも意義はない。中盤の運動量が落ち、前線とバックラインが切り離されれば、セレッソは死ぬ。中盤に活力をという意図が汲み取れた。

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後半31分


弄せる策はすべてやりつくした。黒木が入る前後から名古屋は露骨な守備固めに入ったが、それまででも完全に崩されるようなことは(ミスを連発した後半の数分間をのぞけば)ほぼ無かったし、攻めでも硬いデイフェンスを何度も崩した。それでも、スコアを動かせなかった。痛い敗戦。


次節はチームのトップスコアラーであるアドリアーノがいない。ホームとはいえ厳しい試合が続く。ただ光明のようなものはこの試合の中でいくつか見つけることができた。だから胸をはって戦おう。まだ何も終わっていない。これから、これから。
posted by 西中島南方 at 16:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 25 Oct 2010

ありがとうD200。

仙台戦、スタジアムに入ると、知り合いから声をかけられた。

「最近知り合いから妙なメールを貰ったんだ、今日セレッソの選手誰か引退するの?って。聞いてみると、ほら、アナタのブログでこのカメラを『彼』と呼んでいたから、誤解していたみたいでさ」

多分その人はこのエントリを見たんだろうな、紛らわしくてゴメンナサイ。でも大事な相棒だから「彼」と呼ばせて欲しかったんだ。

D200、2004年に出た傑作機。でも6年も経てば旧式のマシンだ。天候がよければ美しい絵をはいてくれるが、光量が足りなければすぐにノイジーでブレブレの写真しか出さない。機嫌屋だけど、大好きな愛機。
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RAWのサイズも手頃だから、冒険もできた。
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これからは多分、天気のいい日に単焦点をつけてブラブラする時くらいしか出番がなくなるかもしれないけれど、いいカメラにかわりはないよ。ありがとう。
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posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 24 Oct 2010

荻野w

体調不良であんまりウロウロ出来なかったんですが、試合の裏側ってことで。
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ハムリンズが来たから負けなかったけど…。


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そう、ハムリンズデーってことで来場者には糖質ゼロのソーセージ配ってました。ンマイ。ファミリー向けのスタンプラリーあり、結構たくさんの人が参加していましたよ。
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M2PLANTさんところでは選手達のスーツ姿のボードがあって、人気投票実施中。次の試合(清水戦)もやっていますよ。マルちゃんとジンヒョンが人気だな。
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荻野はダメだw


さてさて、胃に何も入らないなと思いながらもフードコートをウロウロしているとあーすかふぇさんのところで謎のカボチャ。
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そういえばハロウィンなんですね。ということで奈良の地元でとれたカボチャを使ったハロウィンモンブランを食べちゃいました。
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これがおいしかった。まずカボチャの甘さを生かしているからふんわりと軽い味わい。中にもムースが入っていたりして食べていて楽しい。お値打ちでした。あーすかふぇさんは奈良の地の野菜やフルーツを使ったスイーツのお店なので清水戦の頃はこのモンブランがあるか微妙とのことですが、次はポテト系のスイーツもあるみたいなので是非試してくださいね。


ああ、なんだかんだ言って結構遊んでるな。おかげで体調も回復傾向、いいことです。
posted by 西中島南方 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 23 Oct 2010

J1 第27節 セレッソ大阪0VS0仙台 失速。

得点者なし。



24対3、両チームのシュート数だ。どれだけ試合を支配していたか、どれだけ攻めていたか、この数字が明確に伝えている。ただ、スコアが動かなければ勝利しない、ゴールが無ければ勝てないのだ。その一歩手前まで何度も進みながら、セレッソはついぞ歓喜の瞬間を迎えられなかった。これで新潟戦の丸橋の得点から186分間、シュートが決まっていない。過去4試合で無得点試合が3度もある。これは偶然と言えるのか?


スタメンとベンチを見よう。羽田がベンチに戻ってきた、負傷が長引いているキム・ジンヒョン以外はベストメンバー。

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この試合は出足からセレッソペースだった。仙台の攻めに対する意識がとても低い。フェルナンジーニョをサイドに走らせて起点を作り、後ろからの攻め上がりを待つというのが基本なのだが、それ以外にバリエーションが乏しく、関口、梁勇基といったタレントの色が消えている。そのフェルナンジーニョには茂庭がつき、90分間封じることができた。サイドに流れれば高橋、丸橋とシャドーが下がって対応。
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もうこれで守備に関してはほぼ言い尽くした。問題は攻撃だ。特に3シャドーのキレの無さはどうしたものか。3人それぞれに、それぞれの課題があって、それがクリアできていない。
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家長は勘所を知っているから要所要所に顔を出す。前半だけで3度(精度は度外視すれば)いい形でのシュートシーンを作っているし、後半も一度絶好期を呼び込んでいる。ボールを持っている時の動きはさすがというものだ。

それだけに、ボールが自分の足元に無い時の動きの量、質には不満が残る。後半体力的に厳しいのはよくわかる。しかし、他のチームメイトも苦しいはず。彼等のために相手を釣る動き、スペースを作る動きを増やせれば、セレッソの攻撃の質は確実に上がる。どう動けばいいかわからないという選手より、ずっと解決に近い位置にいるのだけれど。
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乾は気持ちが前に出て、ガツガツと仕掛ける時があるかと思うと、ふと淡白になる瞬間もある。中に絞った時は何とか独力で突破しようとするが、相手もよくわかったものですぐ2、3人で囲まれてしまう。

そういう時の清武なのだ。彼はチームが不調の時も、いつもいい位置で動いている。彼のボールタッチが増えれば攻撃のバランスはよくなる。しかしうまくボールを呼び込めない。この3人の歯車が噛み合わず、少しずつズレているから、攻撃の形が作れず、マルチネスのところからしか仕掛けが始まらない。この3人がガッチリとつながった時の破壊力を知っているから、とても悔しい。

前半だけで5度いい形が作れている。前述の家長の他にも、乾のミドル(バーを叩いた!)セットプレーからの家長のヘッド。もう少しコースがずれていれば…。
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この歯がゆさは後半も続いた。フェルナンジーニョは茂庭が「連れて消えて」いたから、攻撃あるのみ。家長の中央突破もミス、アマラウのシュート(クロス?)も枠のわずか外をかすめていった。高橋、丸橋は何度長い距離を駆け上がり、クロス、シュートを試みただろう。今、セレッソが持っている攻めの引き出しをすべて開けて、全員で、全力でゴールに向かった。それでも、ゴールの鍵は開かない。
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セットプレーも多かったが…。



この、万策尽き始める後半15分過ぎあたりが、セレッソの泣き所。効果的な切り札、打開策を持っていない。交代カードを1枚しか「切れなかった」のは必然だ。播戸か、小松か、その二人を同時に投入するしか選択肢が無いし、またその効果が薄い(黒木の2列目投入に期待しているのだけれど、本当にそれが正解かはわからない)

レヴィー・クルピもそれを気にしていたのだろう。今日は少し、手を変えてきた。後半34分乾を下げて小松を投入したのだが、ついたポジションはトップではなく2列目左、動きもサイドを突く形がベースになっていた。家長の足が止まり気味だったので、乾を下げたのが正解だったのか疑問ではあるが。
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後半34分


小松個人はいつもの出来。シュートは決めきれなかったが、漫然とターゲットにするよりは、この位置、あの形でのプレーの方が期待が持てた。小松の味はボールが足元にある時に出る。


そう、確かに形はよくなっている。選手の色も生きている。後は結果が出れば、真夏に続いた快進撃が再び始まるかもしれない。しかしそのギリギリのところで、最後のドアが開かない。AT4分が過ぎ、最後のプレー。アマラウのフリーキックがバーを叩いたのは、象徴的だった。
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もう少しで殻を破れるかという時に、マルチネスがカードを貰い、出場できない。さらにアウェーでの首位名古屋との一戦となれば、これ以上の危機は無い。正念場と言っていいだろう。ここで何かを突き破れるのか、それともズルズルと順位を落としていくのか。ただただ、チームの健闘を祈り、全力で応援するしかない。強く強く、腕を振る。それに応えるプレーを。
posted by 西中島南方 at 22:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 22 Oct 2010

ラストジャーニー。

久しぶりに病気になった。難しく言えば感冒性胃腸炎ってことになるのか。とにかく、風邪の菌が胃に来たようで難儀した。土曜あたりからいろいろ食べたのに体重が減り続けていたから少しおかしいなと感じていたけど、月曜火曜あたりで体調が急に悪くなって、水曜日仕事中にいよいよおかしくなった。昨日は病院に行き、薬を飲んで一日安静。さすがに薬はよく効く、食欲以外はほぼ回復した。

明日は大事な仙台戦。個人的なことを言えば、D200と観戦する最後の試合ということになる。次のホームゲームの時には、D7000がやってくるから。だから体調は磐石にしたい。


D200はトレーニングマッチも含めると73試合、共に戦ってくれた。暗いナイトゲームではISOが1600しか上げられなかったから困った(特に西京極!)けれど、それもいい思い出。逆に昼間の試合でのISO100にした時の写りの良さは感動的で、画素数も1000万強しかないのが幸いRAWデータも扱いやすかった。天気のいい日はこれに単焦点つけてブラブラして、たくさんの思い出を切り取ることができた。
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明日は「彼」の引退試合になる。彼の為にも素晴らしいプレー、素晴らしいゴールが観たい。きっと二人で切り取ってみせる。74試合目なんだから、慣れたものだよ。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 18 Oct 2010

情報は劇薬。

「情報」というものはすごく厄介なもんだ、うまく使えば武器になるけれど、下手に扱うと毒になる。伝える媒体を間違えれば効果が無いし、相手を間違えればややこしい話になる。

例えば俺はすごくおいしくて、焦げ付いたりしないホットケーキの焼き方を知っている。それはもうフワッフワに焼きあがるし、あっさり食べられるし、いつでもガッツリ書くことはできるけど、それがこのブログであることは、多分ない。そんなことここに書くことが媒体間違いだし、伝える相手が違うことなんてよくわかってるから。クックパッドあたりにつらつらっと書いた方が100倍有益な方に流れていくだろう。リクエストがあったら書くけど、ないよな?(写真の情報は半分押しつけで書いているので、はい)
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情報に対する裏付け。焼いたところ撮らないと意味ないか


情報の取り扱いを間違えるのは、二つの意味で残念な効果を生んでしまう。一つに、せっかくいい情報を手に入れているのに、自分が望んでいた方向と真逆に流れがついてしまう。これは痛い。もう一つはさらに深刻で、リークした相手から「こいつは情報の取り扱いができないヤツだ」と烙印を押され、信頼を失う。こちらはやり直しがきかない、致命的だ。最悪の場合、次にそんな情報を手に入れたとしても、それが真実だとしても信じてもらえなくなったりする。

それを防ぐためには情報の取り扱いに対して慎重でなければいけない。裏付けはしっかりしているか確認しないといけないし、それを誰に伝えればどういう変化が起こるのか見定めないといけない。そうして信頼のおける人に向けて、一番効果が表れる時に、そっとそれを流してやる。仮にセンセーショナルなもの、皆(または自分が所属している集団)にとって有益なものであれば、そいつは勝手に加速して大きな流れに化けていく。余程自己顕示欲が強くて「オレがやった!」と言いたい俺みたいな人間でなければ、大騒ぎになっている間に消えてしまえばいい、簡単に事は終る。もしそんな情報でなければただそのままゆっくりと消えていくだけで、こちらも実害は殆どない。


ここまで書いていて気付かれた方もいるかと思うけれど、一昨日、この記事を書くきっかけになったある事件があった。詳しく書くと当人にまた被害が及ぶので控えるけれど、彼は情報のリーク先を間違えて濡れ衣を着せられ、大変な被害にあった。彼とは別に縁故があるわけではないけれど、それでも同情は禁じえなかった。酷い話だと思う。前述したような取り扱い方を間違えてしまったばかりに、受けなくていい被害を受けてしまった。非難されるべきは違う人間であるのに…。何かを誰かに伝えたい時は、くれぐれもご注意を。
posted by 西中島南方 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 17 Oct 2010

この世話のやけるドラ息子たちへ。

本当に手間がかかるよ。

声を出さなきゃダメ、手を叩かなきゃダメ、それもGKのウォームアップから試合終了まで3時間!


球団的にはチケットも、グッズも買わないとダメだし、ブログもいいこと書かなきゃだしさ…。

試合日は長居でしかモノは買わない。ゴハンは必ずスタグルメ。同じ店は連続していかない。食べたものはこのブログで紹介する(たまに「おいしそうだったから」と買ってくれる奇特な人がいるらしい!)


とにかく、サポーターだってベストを尽くさないと試合には勝てないんだ。それはどのチームでも同じことかもしれないけれど、セレッソはとりわけ酷いよ。手塩にかけて愛さないと、力のかぎり頑張らないと、ダメなんだ。


でもさ、嫌いじゃないよ。ずっと、変わらず好きだと思うよ。だから安心して戦ってくれよ。オレは浦和戦みたいな試合を観てるのがツライんだ。そんな風にならないように、ホントやってみるからさ。
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posted by 西中島南方 at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 16 Oct 2010

J1 第26節 浦和2VS0セレッソ大阪 戦おう、我らの大阪。

前半14分 エジミウソン(浦和)
後半34分 原口 元気(浦和)



相手が必死に戦っているのだから、こちらも必死に戦わなければ勝負にならない。4-2-3-1?4-2-2-2?メンバーをいくら入れ替えても戦う準備さえできていないのだから、勝ち負けがどうなるのかなんてすぐに分かる。ポゼッションが出来ていたとして結局最後の局面は崩せていなかったし、守備の枚数云々言ったところで動いて相手にプレッシャーを与えていなければそこにいないのと同じだ。2-0というスコアは、妥当だった。


スタメンとベンチ。羽田はやはり何かアクシデントがあったようでメンバーに入っていない。山下が代わってベンチ入り。家長、アドリアーノが出場停止明けで戦列に復帰し、スタメンに関しては現時点でのベストメンバーと言える。

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試合立ち上がりはなかなかに面白い流れだった。ともにシステムは4-2-3-1で、1トップはキープもフィニッシュもできるストライカー。3シャドーは運動量豊富で、彼等をボランチのラインに入っているゲームメーカーがコントロールする。最終ラインセンターを締めるのは経験豊富なベテラン。鏡合わせのような構成で、特に中盤の攻防、スピード感はワクワクするものがあった。

ただ両チームの運動量、勘所でのファイトする姿勢は決定的に違っていた。浦和はここぞという時に激しくボールを追い、セレッソに対して強いプレッシャーをかけていたし、攻撃の際も果敢にアタックし続けていた。セレッソはどこか安穏としていて、技はあっても激しさがない。一歩目、最初の判断が遅い。

1失点目のプレーにしても、ボールをホールドしようとするマルチネスに対して複数の人間がプレスをかけていた。自陣深くでもまずボールを自分の懐に収めようとするマルチネスの癖を分析していたのかも知れないが、あそこまで強く、前から守備をすれば、ああいうシーンができるのだ。

対するセレッソにはこの試合、セットプレーしかチャンスらしいチャンスを生み出せなかった。浦和の守備が良かったのもあるが、3シャドーの運動量が乏しく、パスの出し手との連携がまるで取れないのだ。出し手の意図、受け手の意思が揃わないと崩せないし、大きく動かなければマークはつきやすくなる。相手を剥がすほど動けていたのはアドリアーノくらいで、後のメンバーは総じて局地的な戦いを仕掛けるだけだった。前半、コーナーからのアマラウのヘデイングが決まっていればと思う向きもあるが、仮にタイに持ち込めたとして、彼等の動きは良化しただろうか疑問だ。

守備にしても止まって防ごうとするので出足の早い相手だと後追いのディフェンスしかできない。この試合相手FW田中達也が負傷し早々にピッチを去ったが、それ以外にも相手の選手が倒れ込むシーンが散見された。激しいプレーと雑なプレーは違う。浦和もそれ程フィニッシュに繋げられずにいたからの前半1-0だった。前線に決定力のあるプレーヤーがいればもう少し酷いものになっていただろう。


後半に入ってもセレッソは動けないでいた。ベンチも何も手を打たなかった。いや、打てなかったというべきか。練習試合でのリザーブプレーヤーの動きを観ていれば、誰が入っても流れを変えらる可能性が低いことはわかる。

特に攻撃のバリエーションは皆無に近い。播戸、小松は二人とも前線で生きるプレーヤーで、アドリアーノのように動きまわるタイプではない。動きが乏しいから、今日のように相手の疲弊を待たなければ、中盤の劣勢を自ら招く可能性があるのだ。他に手を打つとすれば、丸橋を一列上げて石神を入れるか、3シャドーの誰か一人を下げて藤本をアンカーに入れ、残った二人をより攻撃に専心させるか、黒木を二列目に入れて運動量を増やすか。だが石神は本調子ではないし、藤本を早めに入れれば茂庭、上本が負傷した際のバックアップは山下しかいなくなる。黒木にいたってはベンチにも入っていない。この引き出しの少なさが先制された時、重くのしかかってくる。

結局後半30分になって播戸、小松の2トップに賭けることになるのだが、代わって下がったのは動けていたアドリアーノと清武。運動量が目に見えて低下した。

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後半30分


直後に試合を決定づける2失点目を奪われたのは、偶然だろうか?

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後半41分



とにかく、今のセレッソはシステム云々を論じるチーム状態ではない。精神的な部分で試合に入ってこれないから、劣勢になるし、パスも繋がらない、シュートも打てない。新潟戦で感じられたことが、浦和戦でも変わらないままだった。そこを変えていかない限り、苦戦は続くだろう。サポーターは声で、跳ねることで、彼等の心を奮い立たせようと頑張っている。その想いは届いているのだろうか?
posted by 西中島南方 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 15 Oct 2010

谷亮子なんて大嫌い。なんちゃって。

谷亮子が柔道家を引退した、らしい。正直確認する気にもならないけれど、もし本当ならいいことだ。国政に関わる重職と日々の鍛錬が必要な柔道家という職業の両立は難しい。無理だ。国会議員一本でも厳しいだろう、本当のところ。出来れば議員も辞めてほしい。


谷亮子とは生まれ年が同じで、学年も同じ。だがとりたてて感慨もないというか、むしろいろいろ腹立たしかったりしていた。ぶっちゃけて言うと大嫌いかもしれない。

まず言うなら、あれで「ヤワラちゃん」では浦沢直樹も浮かばれない。必死こいて可愛いキャラクターを作ったのにその名前を奪われたのが、あれ。Gペンのペン先を自分の頸動脈に突き立ててしまいたくなる。

人が高校受験でヒーコラ言ってる時に、彼女の周りにはバカバカしい程の大人がいて、ウチに来てほしい。いやいやウチこそと言い争っていた。大学受験の時、人がすっかり凍りついた冬の大阪芸術大学の正門を滑らないように必死に登っている3ヶ月前に、彼女は帝京大学への入学が決定していた。キチンと答案に名前が書ければよかったんだろう。就職氷河期と言われた98年には、三顧の礼を受けてトヨタへの入社を楽々と決めた。諸葛亮孔明かよ。

もちろんそうして生きてこれたのは、彼女の柔道家としての天賦の才があったこと、そしてそれが開花するまで努力を続けたことが大きい。それは否定しない。ただ同年代として、敬意はまるではらえなかったし、シンパシーなんてものも皆無だった。


1975年生まれにはビックネームがもう一人いる。12月30日生まれのタイガー・ウッズだ。彼は、素直に尊敬できる。2009年のスキャンダルの前でも後でも、変わらない。何が違うのか自分でも説明がつかないのだけれど、彼が時々受けてきた「迫害」と、それを乗り越えてきた姿。それに対して彼女が時々受けてきた「優遇」とそれに安穏としている姿の差みたいなものが、根源なのかと考えている。もてはやされ、用意された神輿に考えも無しに乗ってしまう軽率さのようなものが、どうしても受け入れられなかった。だから議員になるという話が出た時も、高校時代、大学時代、就職活動をしていた頃と変わらない感想しかなかった「はいはい、勝手にやっていてくれ」


正直な話、スポーツには格差がある。メジャーなもの、国威高揚につながるものは厚遇され、他のスポーツはあおりを受ける。サッカーは今でこそこんな感じではあるけれど、Jリーグがなければ酷いものだったはずだ。もし谷亮子の才能が、異端とされるものであったなら、彼女の人生は今のようなものだったか?やっぱり、嫌いだ。
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posted by 西中島南方 at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする