ただ今まで2万数千枚、D200と18-50mm F2.8 EX DC MACROのコンビで写真を撮ってきたので、この子達と出かける機会が減ってしまうかもというのは、寂しいです。
オレは人が言うほど文章に力があるわけではないです。人のココロを動かせる力が無いので、試合の観戦記でもシステムを図表で表したりしていますし、写真の力も借りています。オレにとって写真とはもう一つの口であり、手であり、ココロなんです。今の嬉しい気持ちをどう伝えようか、この苦しい思いをどう表現しようかと考えた時に、写真以外の方法が思いつかなかった。
なのでカメラやレンズは、作家にとっての万年筆や原稿用紙のようなもので、写真はラブレターや随筆のようなものなんです。確かにちょっと書き辛い万年筆でしたが、今の今では手にも馴染んで、レンズが何を感じているのか、どう撮ろうとしているのか、わかるようになりました。
今日はこの子とお出かけする最後の日です。さあ、いつもみたいに、最高の一枚を吐き出しておくれ。