さる9月の30日、家内の祖母が91歳で亡くなりました。この世代の皆様は戦争という厳しい時代を生き残り、今の日本の礎となって下さった方々です。南方から命からがら日本に帰ってきた私の祖父や、その祖父を支えた私の祖母同様、家内の祖母も厳しい生活の中で二人の娘を育て、四人の孫に恵まれ、祖父が亡くなってからも家の精神的支柱として頑張ってこられました。しかし90年を超える年月、数々の苦労を前に、帰らぬ人となりました。
故人の人柄があったのだと思います、葬儀には親族だけではなく、たくさんの方に起こしいただけました。それが心の救いになりました。いつまでも悲しみにくれていては前に進めませんから、残された者の責務として、今までに感謝し、これからも頑張って生きていきます。それでは。