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Sun 30 Nov 2008

首の皮がだいぶと分厚くなってきた。

 熱は無いものの風邪気味で体がだるく、薬を飲むと睡魔まで押し寄せるようになってきた。今日のサポミ行きたかったんだけれど、素直に自宅休養していました。

 ただどうしても気になるのが鳥栖対仙台。気が付くとかじりつきで観ていました。熱も上がったんでないかな。


 試合自体は4-1とセレサポの願いどおりの結果に。仙台も精神的プレッシャーが相当にきついのか、鳥栖の気合と根性のプレーに圧倒されておりました。微妙なジャッジも多々あったけれど、それも含めて今日はついていないという感じかな。仙台のDFラインがかなり微妙なんで、草津が4-3-3でいったら意外と面白いかもしれない。押し込まれるのは覚悟の上で行かないといけないけれどね。


 それはそうと最終節ですよ。

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 久しぶりに痺れる最終節になって来ました。モリシラストマッチ、入れ替え戦に臨む3位を巡る攻防、残り90分間で今まで1年間頑張ってきたことが報われるのか、それとも無駄になってしまうのか。

 私の本音を言うと、怖いなと、ただ怖い。皆が積み重ねてきた努力が、この一試合の結果だけで評価されてしまうんだから。今になってみるとあの時点をとっていればとか、あの時ミスしなかったらとか、いろいろ邪念が出てきますよ。

 でもそういうのって他所さんのところでもあるんだろうし、過ぎたるは及ばざるが如し、今はただ前だけを向いて頑張りましょか。


posted by 西中島南方 at 22:16 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 29 Nov 2008

J2 第44節 草津0VS4C大阪 俺達は臆病者なんかじゃない。

前半19分 香川 真司(C大阪)
前半31分 乾 貴士(C大阪)
後半5分 カイオ(C大阪)
後半23分 香川 真司(C大阪)



 今日は勝てればよかった。それ以外はいらない、そんな試合だった。その中で中身も伴った快勝、嬉しくないわけがない。


 スタメンは1トップにカイオが復帰、急遽帰国したジウトンに代わっては平島、あとは前節と変わり無し。

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 終わってみれば圧勝劇だったこの試合だが、立ち上がり香川が先制ゴールをあげるまでは、非常に息苦しい状態だった。ピッチの状態が悪く、普段の細かいパスまわしが出来ないでいたし、草津の前からのプレッシングも激しかった。香川、乾、カイオもうまく封じられていた。セレッソの持ち味が消されかけていたこの時間帯、しかしそんな状況を打開したのもまた、この3人だった。

 特にカイオはよく働いた。先制点はカイオが高い位置で相手のボールまわしを崩したところに香川が鋭く反応して生まれたし、2点目となった乾のゴールも同じ形。カイオはただ点を取るだけではなく、こういう細かな、しかし大切な仕事を黙々とこなしてくれる。スコア以上に存在感のあるFWだ。


 これで草津はそれまでの守備の形を放棄し、前に出て攻撃の層を厚くする策に出た。今期ホーム最終戦というのもあったろうし、秋葉、鳥居塚といったチームの功労者達に最後の花道を作りたいという想いもあったと思う。こと気迫という点に関しては、この時間の草津は素晴らしいものがあった。前半ロスタイムにはサイドバックの寺田が今日一番のミドルを放っている。

 レヴィークルピはセーフティーリードと思われるような状態の時、よく檄を飛ばして選手の気持ちを引き締める。ただ今日この一戦に関しては、決して形ばかりではなかったと思う。相手の気迫、慣れないピッチコンディション、引いて守ればこの試合判らなかった。実際一年前、この場所で、カレカの2ゴールの後引いて守った草津が、セレッソの捨て身の攻撃の前に同点に追いつかれている。追う立場の気持ちを知っているから、ことさら言葉が激しくなったというのは、考えすぎだろうか。


 このクルピの心配を杞憂に変えたのは、またしても香川、乾、カイオの3人だった。後半立ち上がりの攻防を何とかしのぐと、鋭いカウンターを見せる。香川のスルーパス、乾のドリブルでの崩し、カイオは優しいクロスにあわせるだけでよかった。3-0。

 これでようやくセレッソは恐怖という頚木から解かれた。矢継ぎ早に4点目、これもカイオが基点。前線でよいボールを供給し、猛烈なスピードで上がってきた香川の素晴らしいシュートを呼び込んだ。香川は森島の8番を背負ってからまた一段とプレーの凄みを増したように感じる。背番号の重みさえ糧に出来るプレーヤーだからこそ、ミスターセレッソは彼を後継者と決めたのだろう。


 後は守備。4-0と4-1では試合の価値が変わってくる。しっかり試合を引き締める為にも、次節への弾みという意味でも、守備陣には無失点が要求された。その中でジェルマーノ、前田、羽田、藤本はしっかりと仕事をしてくれた。羽田、藤本はもともと堅実にアベレージを出し続けるタイプだし、ジェルマーノも少し荒いところ以外は波がない。なのでここでは前田の出来不出来がポイントなのだけれど、湘南戦も今日の草津戦も、ほぼノーミス。全体のバランスもよく見てくれていた。ジウトンに代わって久しぶりのスタメンフル出場となった平島も、守備は満足の出来るものだったし、あまり期待していなかった攻撃面でもよく前線に絡んでいた。

 実はこの平島の出来というのも、今日の収穫の一つだったと思っている。例えば次節、未だ昇格の可能性を残しながら、同点、若しくはビハインドという状況に置かれた場合、攻撃のオプションとして4-4-2か4-2-3-1を採る可能性がある。その際ジウトンが左SBに入るのはかなりのギャンブルになるが、平島ならリスクは少なくて済む。交代も濱田を代えて古橋という一枚だけでいい。今日はカイオと古橋が交代だったので、カイオと古橋の相性が未知数のままなのが唯一の気がかりではあるが、少なくとも古橋と他の攻撃的な選手とのバランスは悪くない。

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 終盤には大型センターハーフ、黒木が初出場。ミドルを放つなどまずまずのパフォーマンスを見せている。

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 仙台が残り2節、共に引き分け、若しくは負けでない限り、セレッソの3位という可能性は無い。もし明日仙台が鳥栖に勝てば、それで終わりだ。それでなくても仙台の最終節の相手は、今日これでもかとやっつけた草津と来ている。こればかりは天に祈る他無いが、今までもさんざっぱらセレッソに辛く当たった勝利の女神、一度くらい微笑んでくれてもいいような気がする。ラストマッチでのミラクルを期待しよう。
posted by 西中島南方 at 20:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 28 Nov 2008

僕が風邪をひいた日、ジウトンはブラジルへ帰ることになった。

CEREZO OFFICIAL

ジウトン選手の帰国について

ジウトン選手が家庭の事情により、明日11月29日(土)、急きょブラジルに帰国することになりましたので、お知らせいたします。


 判らん。これだけではどう解釈していいやら。

 ジウトン、最初は守備が全然ダメで、とてもじゃないけれどSBは無理だと思った。4-4-2の左SBなら平島の方がいいんじゃないかとブログにも何度も書いてた。

 そうしたら今度は3-4-2-1にシステム変更してまでジウトンを左サイドで使うようになった。ジェルも上がり目だし、左のストッパーはかなりハードワークになるの判ってて。それならジウトン一人代えれば済むだろうと、ブログにも書いた。

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 でも、最近ジウトンは良くなった。慣れない環境で、それでも全力で頑張ってた。攻撃の時は長い距離を必死で走ってたし、テクニックが足りない分はガッツで何とか補ってた。守備だってアジエルに振り切られまいとこれまた必死に、足がもつれそうになりながら食らいついてた。だから、交代の時、試合後の挨拶の時、笑顔で芝かぶり席のサポーターと握手したりしても、とてもいい気分で見ていられた。

 ジウトンの長所がなかなか見つけられないでいたけれど、今は判る。明るいところ、全力なところ、何よりくじけないところ。トライアンドエラーを繰り返しながら、試合毎に少しずつではあるけれど良くなっていた(それを大事なシーズン中にさせるコーチ陣はどうかと思うけれど)その矢先だから、なんか寂しいね。この先どうなるんだろうか…。
posted by 西中島南方 at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

好きにしろよ!

 アキがなんか非常に苦しい立場らしい。清水で引退か、セレッソ復帰か。ウチの藤田社長が興味持っているらしいけれど、ラストは清水で、って言って出て行ったんだから、スジとかそもそも論で言えばこのまま引退というのが正しいと言えば正しい。足首、腰、体のあちこちにガタが来ているというから、あの柔らかなボールタッチや常識外れのプレーは多分無理だろうし。

 それでも、もし僅かでも「セレッソに戻ってやってみたい」と思っているなら、それはそれでアリだと思う。ようは本人の胸先三寸ってことだ。少しバツの悪い感じにはなるけれど、また桜色のユニに身を包んでくれるのなら、これ程嬉しいことはない。


 ところで立場が危ういのはアキだけではないようで、福岡に行った吉田や久藤、愛媛の宮原も微妙な様子。サッカーの世界は厳しいって事か。一時でもスタメンでバリバリ頑張っていた連中が、少し力が落ちたり怪我をすればすぐに0円提示が待っている。モリシはまだ惜しまれて惜しまれて幕を下ろせるだけ幸せなのか。

 こういう厳しい状況を見ている「将来はJリーガーになりたい、外国でプレーしたい」少年達やその親はどういう気持ちなんだろうね。私のところは娘なんで関係ないけれど、もし息子がいて、サッカーしていたら微妙な感じだね。選手生活のアフターケアが大事と言われ続けているのに、相変わらずな感じがするな。

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posted by 西中島南方 at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 26 Nov 2008

17時間くらい頑張りました。

 ここの某氏に

「なあなあ、「チョコレイト・ディスコ」のリズムで「カキタニヨーイチロー×7 カ・キ・タ・ニ・ヨーイチロー!」ってチャントありとちがう?」

 と気軽に提案したところ実に熱くディスられてしまったので、ネタをパクッてみよう。向こうが12時間ならこっちは17時間だ。


11/23
12:00

長居到着。早速やす氏を発見「なぁなぁ、「チョコレイト・ディスコ」のリズムで…」と雑談中某氏からある依頼を賜った。しかしせめて「南方さんってあなたですか?」と本人確認してほしかったり…。

12:30

事前搬入開始、4人いるとはかどるぜ

12:45

先行入場開始。席を確保したらカメラを持ってスタジアム徘徊、即うら○氏に捕まる。試合後にモリシダンマク作るから来てやとのこと。その後昼食確保。ケバブ丼、パオズ美味すぎるぜ

13:30

セグウェイに何の意味があるのか理解に苦しんでいると、コールリーダーと太鼓係の人がSBまで挨拶に来た。2ちゃんじゃ評判良くなかったけれど、私は全面支持。

15:30

試合開始、早々にPK献上、ギャース。

16:00

酒本FKで反撃開始!奇跡的にゴールの瞬間を撮影成功!と、喜んでいたら小松が怪我でピクリとも動かない…、今に至るも怪我の発表無しで心配。

16:30

香川の逆転ゴールに興奮。8番ユニパフォーマンスを10枚くらい連写で撮る。

17:15

無事勝利。ダンマク撤収。

17:30

バック北でやっていたダンマク作りに参加。モリシのモの二画目の出だしは私が塗りましたとも。

18:00

SB軍団と合流、濃ゆい会話についていけないがなんか楽しいぞ。

21:00

クダ巻き終了、帰路に着く。

22:00

帰宅、今日の写真をチェックしていてピンボケ率、ブレ率の高さに泣く。どうも低感度で粘りすぎていたり日向と日陰で光量が違っていたのが原因っぽい。今度は最初からISO200辺りで撮ろう。

11/24
0:00

ブログ記事書き終わり。後で誤字を発見、少し泣く。

1:00

フラッシュバナーを作りたいので素材探しとリサイズ加工を行う

3:00

黙々とフラッシュ作成。

5:00

何とかバナー完成。おっさんに徹夜は辛いので即就寝



 ここまでで17時間、ホンマヒマなおっさんです。
posted by 西中島南方 at 00:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 25 Nov 2008

湘南戦いろいろ。

 いい勝ち方したから気分がよいなぁ。画像がたまったので少々。

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キャンプ地の高知からミス高知がいらっしゃっていましたよ。

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フードコートのケバブ、うまそうでした。

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ということで昼飯はケバブ丼とパオズ。どっちもうまかった。

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予測不能の動きをするのでカメラで追いにくいジウさん。

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ほらね。
posted by 西中島南方 at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 24 Nov 2008

みんなで。

 トップバナーにデカイフラッシュを追加したので気が付いていない人はいないと思うけれど、OSAKA Football Cultureのロッキンポさんが発起人となって、モリシの引退に華を添える横断幕を作成している。昨日バック北ゲートのあたりでインフォをしていたあれだ。

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 こういう話はとても大好きなのだけれど、ロッキンポさんのエントリのこの一文が特に強く心を打った。

サポーターが一丸となってモリシを送り出したいと思っています。
みんなで思いをひとつにできるチャンスだと思います。


 私自身ゴール裏は云々と言ったことはあるし、今までみんながまとまって応援していましたかと聞かれると閉口してしまうような状態だった。けれど今、モリシのおかげで心を一つにすることが出来ている。それはとても貴重で、素晴らしい事だ。試合後も暗い中ダンマク作成は続けられていて、沢山の人が参加していた。

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 自分も沢山の人が参加する運動をしていたから判るけれど、実はこういうことは知っている身内だけで済ましてしまった方が早く出来てしまうことがある。それを承知で、あえて出来る限り沢山の人に参加して欲しいと考えているロッキンポさんの気持ちを汲んでほしい。一人でも多くの人の想いを、モリシのもとに届けよう。
posted by 西中島南方 at 13:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

J2 第43節 C大阪2VS1湘南 残った!

前半5分 アジエル(湘南)
前半31分 酒本 憲幸(C大阪)
後半1分 香川 真司(C大阪)



 もうほんの僅かではあるけれど、セレッソにはまだ3位に食い込み、入れ替え戦に臨む可能性が残されている。ただし残り3試合全てに勝つことが最低条件。負けはおろか引き分けすら許されないタイトな状況の中、今日のセレッソは勇敢に戦ってくれた。湘南のらしくないばたつきに助けられた部分もあったけれども、序盤のビハインドをよく跳ね除けてくれた。

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 スタメン1トップは出場停止のカイオに代わって小松、3-4-2-1のスタイルは変わらず。

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 試合は開始早々いきなり動いた。開始僅か5分でPKを献上してしまったのだ。

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 リードを奪った湘南は、この後キッチリとした2ラインディフェンスをひき、カウンター狙いに徹するようになる。攻撃の要はやはりアジエル。

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 ところがそのアジエルのプレーにキレが無い。1対1の局面などでは優位に立つのだけれど、うまく周りと連携がとれず、少し浮いているシーンもあった。その為流れの中ではピンチらしいピンチは殆ど無かった。


 そうしてセレッソは徐々にイニシアチブを奪い、湘南ゴールに攻めこんでいったのだが、アジエルとは逆にキーパーの金永基が当たっていて決定機をことごとく潰されてしまう。コーナーギリギリのフリーキック、流れの中でのチャンスもモノに出来ない。ジウトンの速いクロスは小松が反応しきれず。

 この堅い守備を崩したのは酒本だった。この試合プレスキッカーを担当していたのだが、そのキックが絶好調。精度、スピード共に素晴らしい出来で、同点弾となったフリーキックも見事ゴールの隅に突き刺さっている。

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 毎年秋口になると脂が乗りだす酒本だが、どうやら今年もそのようで、右サイドでよく基点となっていた。もう少し乾と連携がとれれば右サイドの攻めのレベルがグッと上がるのだけれど、それは贅沢というものか。

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 さて、同点となってさあこれからという時に、思わぬアクシデントがセレッソを襲った。小松が相手との競り合いで顔面に蹴りを受けてしまい、プレー続行が不可能なほどのダメージを負ってしまったのだ。湘南の選手が取り立てて悪意を持っていたとは思えないが、観ていてゾッとする場面だった。急遽古橋が投入され、そのまま前線に入る。

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 この交代でセレッソの前線には全く高さが無くなってしまったが、ボランチや両サイドから香川、乾、古橋に低い、いいボールが入るのでさして気にはならなかった。湘南の守備がやや緩慢だったのも幸いし、相手に主導権を渡さないまま前半を終えることが出来た。


 少し様子見という感のあった前半とは打って変わって、シュートシーンが多く見られた後半戦。口火を切ったのは香川だった。相手DFラインをズタズタに切り裂いて、左足でこれもゴール隅へ強烈な一撃。ゴール後のパフォーマンスは、勿論これだった。

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 これで見事逆転に成功したわけだが、セレッソの(特に最近の)試合を観ている人なら、1点のリードというものがどれほど僅かなアドバンテージであるかご存知のはずだ。湘南が意気消沈している間に、できればもう1点欲しかった。香川、乾、古橋、ジウトン、そしてジェルマーノまでもがゴール前に殺到し、シュートシーンを作るのだが、決めきれない。これは残り2節の課題になるだろう。


 しかし、こと今日に限ってはリードはこの1点で十分だった。相手の攻撃は精度を欠いていたし、何よりも気持ちで劣るところが一度も無かったから。途中湘南が「天敵」加藤望を入れ、4-3-3にシステムを変えても、受身に回らず前に前に陣を取る。前線に運動量の多い古橋、香川がいたことも幸いし、全体が比較的コンパクトにまとまっていた。

 今まで散々酷評していたジウトンも、今日はよく働いた。クロス、スペースへ長躯は素晴らしかった。守備意識も高く、一度アジエルのドリブルを右サイドまで追い込んで封じたシーンも。後半41分に交代した頃にはバテバテになっていたが、このクオリティを維持できるのであれば、3-4-2-1も悪くないかもしれない。

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 これで連勝、まだ仙台に何とか食らいついている。勿論可能性が薄い事は承知だが、選手がこれだけ頑張っているのにサポーターがさじを投げていい道理などどこにも無い。ただ行けるところまで突き進もう。
posted by 西中島南方 at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 22 Nov 2008

銀杏リベンジマッチ。

 昨日があまりに悔しかったので、リベンジマッチの為に二日続けて大阪城公園に行ってきた。いろいろ試してみた結果、何とかゴーストが気にならない「画像」を作ることは出来た。ただ、「写真」を撮ることは(少なくとも今の機材、環境では)無理だった。

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 上の写真、ゴーストは出ていないのだけれど、それには理由がある。わざと露光を落としてSSを短く設定、それを帰ってきてレベル補正したのだ。昨日と同じように絞って撮影すると、くっきりとゴーストが出た。気をつけて設定、フレーミングをしていたので昨日よりはずっとましではあったけれど、やっぱり出てきた。

 SSを短くするためにISOを上げてみる、という方法も試したが、やはり全体的にノイズが目立ってしまって本末転倒という感じ。アンシャープマスク以外の加工は一切必要なし、という写真は一枚も撮れなかった。

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これ以上明るくすると左の街灯の上にゴーストが出て来る。


 いいレンズになるとコーティングもいいからこういうのは無いかもしれないけれど、それだと腕を上げたことにならないし、条件が悪いから撮れませんでは情けないし、なんとも歯がゆい一日だった。


 ちょっと悲しいリベンジマッチになってしまったので、最後はバカ写真を一枚のっけておきたい。帰り道にある某焼肉店。これでもかという看板(?)に目がくらみそうになる。これくらい明るいとゴーストも出ないようで、ISO100、絞り5.6くらいでも綺麗な写真が撮れた。それでは明日の勝利を信じて!おやすみなさ〜い。

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posted by 西中島南方 at 21:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴーストの出る条件。

 昨日の撮影があんまり悔しかったので、どうしたらゴーストが出なくなるのか調べてみた。出なくなる方法を見つけるのは簡単だ、出る方法を見つけて、そうしなければいい。


 いろいろ調べていくと、今回のゴーストの発生源はフレームの中に入れた街灯の光のようだ。それがレンズの中を乱反射し、ゴーストになってしまったというわけだ。フレームの外の光源ならフードなどで制限できるが、あのフレーミングだと絶対に直接レンズに光が届く、実に厄介。

 試しに部屋を真っ暗にして、娘の勉強机にあるライトをつけ、それをフレーミングした状態でSSを長めにして撮ると、簡単にゴーストが出た。

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f10 1/2秒


 絞りを絞って、SSを長くとっていくとゴーストの色もどんどん濃くなり、姿もしっかりとしていく。

ghost_test02.jpg

f16 1秒

ghost_test03.jpg

f22 1.8秒


 つまりゴーストを出さない(目立たせない)為には、


  • SSを短くして、乱反射する光の量を減らす

  • 絞りを出来るだけ開放に近づけて像をぼかす



 この二つが大事みたいだ。今日の夕方あたりリベンジに行ってみるか。

DSC_06830101.jpg


 昨日奇跡的にゴーストが目立たなかった一枚。実はレベル補正すると右側一番手前の木のあたりに盛大なゴーストが隠れている。やだね。
posted by 西中島南方 at 12:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真・カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする