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Tue 30 Sep 2008

旅立ってみようか。

 いや、現実逃避ではなくて。うん?これは現実逃避か?わからん。


 とにかく旅に出たいのですよ。それも観光地とかではなくて、しなびたところ。1時間に1本しか電車が無い駅とか、そもそもそういうのが無い南の島とか、都会でも繁華なとこではなくて、普通の街角がいいな。そんなところに適当につめた旅行カバンとカメラバックを持って、フラフラと、ダラダラと。

 それでそんなとこに行っても写真撮るだけで何もしない。メシも適当な食堂とかで、マズイハズレのラーメンとか、得体の知れない魚の煮付け定食とか、そういうのを食べる。んで「うえーマズい」などと唸ってみる。

 移動も新幹線とかダメダメ。飛行機なぞ論外。夜行列車とか鈍行とかでブラブラと。その日の夕方とかに気分で次に行くところを決めて、ダイヤとか気にしないからとんでもないところで野宿したりね。

 基本会話もしない。いい旅夢気分じゃないし。何か買う時に「ん」とか言う程度で、ボーっとする。そういう非生産的な旅、いいぞ。


 何でそういう事を言い出したかと言うと、そういう旅が出来ないんだとふと思ったから。いろんなものが背中に乗っていて、前にもしがみつかれてて、ビクともしない。それがあと27年くらい続くらしい。うひゃあと。そんなのかなわんなーと。ああ、やっぱり現実逃避だわこれは。


 この流行りもしないようなだらけた旅を、一度やってみたいなぁと思ったら、先人がいた。

「このままでいいのか」自分探しの放浪職員を停職1カ月 奈良市

 やっぱり妄想だけにとどめておくべきかねー。

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posted by 西中島南方 at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 28 Sep 2008

J2第38節 C大阪2VS3広島 悔しくない?

前半8分 香川 真司(C大阪)
前半39分 高萩 洋次郎(広島)
前半42分 高萩 洋次郎(広島)
前半44分 佐藤 寿人(広島)
前半44分 ジェルマーノ(C大阪)


むざむざ同じパターンで失点を繰り返して、悔しくないですか?

目の前で優勝されて、悔しくないですか?

昇格が遠のいて、悔しくないですか?

足を運んでくれた、声を出して応援してくれたサポーターの期待に応えられずに、悔しくないですか?

選手の頑張りを生かしきれず、悔しくないですか?



どうですか?レヴィークルピ。



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 スタメンは前節とほぼ変わらず、青山に代わって1対1に強い藤本がボランチの一角に入る。

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 試合の入りは悪くなかった。広島GK佐藤のまずい処理もあって試合開始早々に先制点も奪えた。だが今のセレッソの課題はこのアドバンテージを生かせないところにある。リードしても試合が落ち着かず、広島相手に受身のシーンが続く。カイオ、小松、香川ら前線が献身的なプレスをするも、全体が連動しない。その為ストヤノフは常にフリーになっていた。香川が決定機を外した辺りからやにわに雲行きが怪しくなる。

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 左サイドは90分間を通じてよく狙われていた。ジウトンの戻りは遅く、守備もまずい。この試合でもその傾向は変わらずで、同点に追いつかれたシーンでも右サイドから流れたボールへの対応を間違う。それにセルフジャッジが重なって、とうとう守備が崩された。

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 次の問題は一度チームがネガティブな方向に傾くと修正できないところ。まだ同点だと言うのに皆が浮き足立つ。檄を飛ばしてチームをまとめる人間がいない。同点から僅か数分後にジウトンと江添の連携ミスを突かれて続けざまに得点された。

 仕舞いにはキーパー相澤のキャッチミス。キッチリ佐藤寿人に詰められる。チームがチームとしてキチンとプレーしていれば、立て続けの3失点は絶対に防げたはずだ。


 僅かな希望はこの劣勢にあっても前線が生きていたところか。小松の突進がPKを生み、ジェルマーノが落ち着いて沈める。

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 2-3で折り返し、うわべだけ見れば不味くない展開かもしれないが、ここからチームとしての成熟度、個々人のスキルの差をまざまざと見せ付けられることになった。特にチームとして戦う意志の差は絶望的なものだった。


 後半になると広島は少しずつ守備を固め、試合を落ち着かせようと動き出した。対するセレッソも羽田を投入し、チームバランスを補正せんとする。

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 確かにチームはバランスを失っていたが、果たしてこの交代が効果的だったかというと、これも疑問が残る。この交代以降も守備は崩されていたし、攻撃的な選手も疲弊していたからテコ入れが必要だった。しかし、この試合セレッソの交代はこの一度だけだった。


 そうして、セレッソは試合の主導権を握れないままただ時間だけを浪費していく。対する広島は交代枠を有効に使い、フレッシュな選手を投入、チーム全体の運動量を維持していった。セレッソの選手は個人技に依存して潰されたり、逆に躊躇して好機を逸したりでチャンスの糸口さえ掴めなかった。特段効果的な指示がベンチから飛ぶことも無かった。


 だからあまりにもあっけなく敗戦してしまっても、私は特段驚きもしなかったし、落胆もしなかった。ただひたすら疲労感ばかりが残った。ここまで来ながら力無く失速していくチームを見る辛さが体を重くさせた。ブーイングをする力も無かったし、元気付ける手立ても知らない。本当に虚しい時間だった。


 まだ数字上は可能性が残っている。ただしこの可能性を高めるためには、チームが変わる必要がある。さしあたってはチームを統べる人間の意識改革、というのはどうだろうか?
posted by 西中島南方 at 18:10 | Comment(3) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 27 Sep 2008

行って来ました長居の掃除。

 厄落としのスタジアムお掃除行って来ました。思っていたよりラクだったのに、それを上回る体力の無さでヘロヘロです。オレの左ひざが悲鳴をあげているぜ、と言うとかっこいいか?

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 今日はホーム側のS席、SA席、オーナーズシートを清掃しました。30人くらい参加されていましたか?結構来てました。

 スタンド上段から水をまいて、デッキブラシ、亀の子タワシ、雑巾でシートと下の床を洗ってたんですが、随分汚れていましたね。軽く水を流すだけでチリだのホコリだの鳥の羽根だのセミの羽根だの有象無象がドロドロと出てきてパニックでした。

 何気なく床のコンクリートをこすると、こびりついてると思っていた汚れが浮き上がってきて、全部こそげ落とすとスタンドの下段では真っ黒な汁が落ちてくる、ギャー。


 2時間あまり悪戦苦闘、スタンドは随分綺麗になりました。不評だったハトフンもすっきりこそぎ落としています。明日は天気もいいです。フードコートも出ます。シートもピカピカにしました。皆さん是非ご来場下さい。出来ればSAかS席、オススメです。
posted by 西中島南方 at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 26 Sep 2008

断食できるか!むしろ食うぞ。

 あのなー、いろいろ考えてたんなー。勝ったら断食とかどうよとかさー。でもさー、広島戦のホームゲームトピック見てたらそれだけで腹減っちゃってさー。

CEREZO OFFICIAL

ホームゲームトピックス〔9月28日vs広島〕

★☆スポーツデポサポーティングマッチ☆★

(中略)

フードパーク登場!!
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メインスタンド北入口階段下付近に移動販売車による食の販売「フードパーク」がオープン。6台のキッチンカーによるバラエティ豊かなグルメをお楽しみください!
【開催場所】メインスタンド北入口 階段下付近 ※なお、ご購入のお客様はスタジアム入場後のご利用となります。
ラインナップは・・・

★移動パン工房どんきほーて×セレッソ大阪「ロビーメロンパン」!

★熟成カレー 阿以栄(アイエ)!

【販売商品】カレーライス並(650円)、カレーライス大盛(750円)、※ヘレカツトッピング(+50円)、チーズトッピング(+50円)など

★mobile kitchen 食う快(モバイル キッチン くうかい)

この他にも、

★ロコモコ丼(600円)、かつめし(700円)、チキン&スパポ(600円)
★タコライス(600円)、山盛りフライドポテト(400円)
★佐世保バーガー(800円)
などなど、さまざまなグルメが大阪長居スタジアムに登場します。ぜひお立ち寄りください。

(後略)



 あの阿以栄さんが復活ですよ。食う暇無くても買うね。佐世保バーガーも魅力的だけれど、ここはカレーだね。

 実は阿以栄さんは前の広島戦の時にもスーパーシート用のお弁当を作ってもらっていた。お母さんなんか

「絶対に勝ってほしいです」

 なんて張り切ってたのにえらい目にあってしまった。だから広島戦は阿以栄さんにとっても"リベンジマッチ"なんだ。絶対勝ちたい、勝ってカレーガツガツっと食べて、いろいろと喜んでみたい。もはや断食などしてはおられないぞ。むしろ逆を突っ走ってみたい。なんだろう。暴飲暴食?鯨飲馬食?まあ、そんな感じ。

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 んで、その前にやっておきたい事がある。長居スタジアムの厄落とし。明日の掃除だよ。絶対なんか憑いてるって、ここまでついてないとなんかあるんと違うか?明日サッパリさせてやんよ。まっとれ!
posted by 西中島南方 at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 24 Sep 2008

We are your heart.

 昨日は気が狂いそうだったけれど、一晩寝たら治ってた。


 ウソ、まだ引きずってる。それでも書くぞ。


 レヴィークルピはシーズン前にこう言った。

「貴方たちサポーターは私たちの心臓なんだ」


 と。


 心臓が止まったら、当たり前だけれど、人は死ぬ。どんなに屈強でも、一秒前までピンピンしてても、絶対に死ぬ。

 反対に心臓さえ動いていれば、何とか生きていける。腕が動かんとか、耳が聞こえないとか、精神的にキてるとかあるかもしれないけれど、とにかく「生きている」という状態は保てる。そして人生は、生きている限り何が起こるか判らない。サイコロをまだふれるのなら、逆転の目が残っているなら、そのサイコロはふらなきゃいけない。一節前に自分で言ってたこと、忘れるところだった。


 チームの心臓が私らなら、私らからあきらめたらいかんと思う。それはすなわちセレッソの死、今期の終わりと同義なんだから。選手がスタジアムのピッチに出てきた時、スタンドがあきらめムードだったら、戦う気が起きるか?逆にピリピリするくらいの期待と緊張感があったら、あきらめようと思うか?


 例え最後の一人になっても、可能性が0になるまで戦うんだ。戦う気でいるんだ。これが戦争だったら、引き際ってのもあるかも知れんが、サッカーじゃバカと無理をしない限り死人は出ない。それなら、最後まで行こうぜ。何かが待ってるラストまで、せいぜいハッパかけてやろうぜ。そういうもんだろ、勝負事って。

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posted by 西中島南方 at 23:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 23 Sep 2008

今日は。

何も


書く気が



起きません。



あ、広島おめでとう。



そんなけ。
posted by 西中島南方 at 21:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 21 Sep 2008

コンサートホールとライブハウス。

 山形戦、2万人のうち1万人以上はサッカー少年、少女とその引率者、ご父兄だったわけですが、おかげで本間さんのスタジアムマスターっぷりがイマイチよくわからなかったかなぁと…。

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 ただ限られた印象だけで言うなら、本間さんと西川くんの演出にはズレができているんでないかなと心配しています。本間さんはオーケストラが入るくらいのホールの演出、対する西川くんはオーディエンス一人一人の顔がわかるライブハウスの演出、という感じかな?


 本間さんのスタジアムでの演出は、当然ゼロからのスタートなわけで、そこからサポーターの気持ち、観客のハートを掴まなくちゃいけない。そういう苦労はあると思います。リピーターが殆どの観客が新しい演出をすぐ受け入れられるとも思わないし、今の演出が満点ってわけでもないでしょうし。

 その点で言うと西川くんにはそれなりの歴史というか経験がある。サポーターとこう掛け合いをすればこんなレスポンスが帰ってくるというのを熟知している。山形戦では少し歯がゆい所もあったのでは?


 しかしいろんなアプローチをしていかないと、前進、進歩が無いのも事実ですよね。お互い譲り合うのではなくて、ドンドン意見を交換できるようになれば、本間さんのデカイスケール感と西川くんの心の中に届くメッセージ性が合わさったJ最強のスタジアムが出来ると信じています。次のホーム広島戦まで間が無いのは厳しいですが、感動を呼ぶスタジアム作り、頑張りましょう。
posted by 西中島南方 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

J2第36節 C大阪2VS2山形 チャンスがピンチに。

前半21分 香川 真司(C大阪)
前半32分 豊田 陽平(山形)
前半44分 豊田 陽平(山形)
後半18分 ジェルマーノ(C大阪)


 試合後、レヴィークルピはずっと、30分くらいベンチに座っていた。その無念は痛いほど判る。相手は10人だった、リードを奪うチャンスもあった、しかしその願いは叶わなかった。

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 スタメンは怪我のアレーに代わってボランチに青山、左SBは完全に怪我が癒えていない平島に代わって今期初先発のジウトン、トッブは前節と同じく古橋とカイオ。

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 序盤は本当に静かな立ち上がりで、どちらかと言うとセレッソ寄りだった。相手のボランチが急造ということもあってか、バイタルエリアからの中央突破が時々決まる。サイドにもいい塩梅にボールがふれているので、時間と共にセレッソの有利がより強くなった。乾と香川が絡むと好機が生まれる可能性が上がる。

 初出場のジウトンだが、どうも攻撃が好きなプレーヤーのようで、よく上がる。ただしそこからの輝きがまだ小さい。クロスが正確というわけではないし、ワンプレーで相手を抜くというシーンも少なかった。守備では少し中に絞る傾向があるが、そもそも左サイドハーフということであまり期待しないほうがいいようだ。連携がもう少し取れればいいのだけれど。

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 それでもこの押せ押せムードの中で、上手く先制点が奪えた。やはり香川絡みのワンツーからの中央突破。この日一度ビックチャンスを潰していた香川が今度は冷静に決める。

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 ただし堂々中央を切り裂けたのはここまで、前半25分くらいから山形の守備が俄然輝きだす。とにかく硬い。セレッソの攻撃のアイディアの、その一つ一つがはじき出されてしまう。主導権は徐々に山形に。

 その中で強烈な存在感を放ったのが"トヨグバ"こと山形FW豊田だった。同点ゴールを呼び込んだセレッソ左サイドからのクロスを、決して万全の体勢でない状態からゴール隅に叩き込んでみせた。


 同点に追いつかれるとセレッソは明らかに動揺していた。全体が後手後手にまわる。豊田と長谷川という高く強いFWに苦戦する。攻め手になっても宮本がいやらしいDFで攻撃の芽を摘み取っていく。逆に守備ではジェルマーノ、青山、前田、江添というブロックが機能しない。

 逆転を許したシーンにしても守備のメンバーの意思がボールに寄り過ぎていて、逆サイドの豊田をフリーにしてしまった。相澤が弾いたボールが彼の前に来てしまったのは不運だったが、彼の前に誰かがいればその不運を嘆かずに済んだかもしれない。奪われたのが前半のロスタイムというのも最悪だった。


 後半になってもセレッソは前半の流れを引きずっていた。カイオ、古橋の2トップにも精彩が見られなくなっていく。守備は多少ましになっていたが、それでも危なっかしい。ついにはエース古橋の途中交代という事態に。

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 ここでセレッソを救ったのは審判の微妙な判定だった。コーナーキックの競り合いで山形DF小原がカイオを引き倒しPKの判定。確かにファウルはファウルなのだが、あの程度でファウルならセレッソにもう一度くらいPKがあったように思う。そのくらいの微妙さだった。さらにこのプレーで小原は2枚目のイエロー、退場となる。

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 PKキッカーは勿論ジェルマーノ。ウラをかいて素直に蹴りこんだのは冷静だった。

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 不可解なジャッジであったけれど、これでセレッソは俄然有利になった。ただし山形もこれで守備を硬くしてワンチャンスにかけるというビジョンが明確になった。これが上位と下位の立場の差なのかもしれない。

 山形の小林監督も相変わらずの老獪さを発揮してこの窮地をパッチしていく。まず欠けた4バックに園田を加え守備組織を再建する。チェイシングで限界が来た豊田が足をツルと、代わって入ったのは中盤の宮崎。失点しない選択肢を模索する。

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 レヴィークルピの仕事はこの守備組織を打ち砕くこと。まず動きに精彩を欠き、試合に絡めずにいた青山に代わって羽田を入れ、後ろの憂いを絶つ。羽田は堅実なプレーでそれに応えた。

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 矢継ぎ早にカイオから柿谷、中盤でのパスワークの質を上げたかったのか。

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 対する山形はリチェーリを投入、4-4-1の変則シフトでカウンター狙いに徹する。


 お互いが全てのカードを切った、後は選手が結果を残すのみ。リチェーリへのボールは質が悪く、前田と江添が何とか防ぐが、攻撃では打開策が見つからない。パスワーク、繋ぐサッカーに固執したのが凶と出たか。後半終了間際に生まれた小松の突破からのシュート、こぼれ球に香川という絶好機も相手GK清水に防がれてしまった。ロスタイム4分も生かせず、ドローでタイムアップ。


 山形との勝ち点差は縮まらず、順位も一つ落とした。次節以降も福岡、広島と嫌な相手が続く。それでも戦わなければならない。可能性がゼロになるか、何かを掴み取るまで。
posted by 西中島南方 at 01:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 18 Sep 2008

必死のパッチでやってます。

「どうです?いい出来だと思っているんですよ!これなんか凄くいいでしょ!」

 住吉区民センターでの意見交換会で宮本事業部長が声を弾ませていた。本当に嬉しそうにロビーのぬいぐるみ達を紹介している。

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 自ら手にパペットロビーを持って紹介する部長というのもなかなかいないのではなかろうか。

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 一昔前の事業部ときたらそれはひどいものだった。どこに行ってもいい話を聞かない。「チームはいい調子なのにな」とため息が出た。そんな状態では安定した経営なんて望めない。あっという間にチームがズッコケてしまった。


 残念ながら今はチームの状態は決して良くないけれど、今度は土台となる運営側が頑張りはじめた。

 試合毎に何か変わったイベントが行われていて、見る側は飽きない(試合を観て飽きてしまうことがあるのが悲しいけれど)グッズも矢継ぎ早に新製品が出る。知り合いの某U氏などは

「出来がようないねん」

 といいながら必ず買っていたりするので大変だ。チマチマと観戦している私でも、つい財布のひもが緩んでいる、ということが多々ある。


 馴染みのお店に行っても営業さんが定期的に回っているようで、よく話をしているみたいだ。セレッソの旗を出しているお店も目に見えて増えた。そういう何気ないけれど大変な事をコツコツやっているから、今のセレッソが維持できているんだろう。


 今日発表になった2007年度Jクラブ情報開示資料の概況説明は、言わば「暗黒時代」の総決算だったわけだけれども、かろうじて黒字でまとまった。今年も苦しいだろうけれど、意見交換会などで伝え聞く感じではまだ何とかなっている様子。赤字上等なんて言っていた某事業部長時代からの脱却は上手く進んでいるようだ。セレッソは選手もスタッフもサポーターも「必死のパッチ」でやっています。
posted by 西中島南方 at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 17 Sep 2008

生きたお金死んだお金。

 家庭を持っている人間にしてはお金の管理はルーズな方で、家内にかなりまかせっきりにしているのだけれど、今日ボーっと

「セレッソがらみで1年間にいくら使っているんだろう?」

 と思いつき、深く考えているととても怖くなってきた。年間パスポート代、ファンクラブ代、ハナサカクラブ代、グッズ代、それから飲食代。アウェーには近場しか行けないからスカパーに入っているのでその契約料もある。思っていたより使っているみたいで驚いた。これに遠征費、アウェーチケット代、宿泊代などがかさむウルトラなサポーターの人なんてどういう風にやりくりしているんだろうか?少し汗をかいてみた。

 かと言って、それを減らす気は無いのだけれどもね。


 以前から私はサッカーにかなりのお金と時間をかけてきた。ただそれだけの見返りも受けてきた。普通に暮らしていたのでは一生出会えなかった人と仲良く出来たのも無形の財産だし、家内と仲良くなったのもスタジアムがあったればこそと言えなくも無い。何より辛い時、苦しい時に心の支えとなってくれたのはサッカー。値段のつけようが無いけれど、今まで支払った分をうろ覚えで換算しても、十分おつりがついてくる。だからこのサイクルは変わらない。


 私は人から見たらかなりケチな部類に入ると思う。ただ「ケチ」なのと「お金を使わない」のとでは根本が違う。本当に凄いケチの人は梅田の一等地にビルを建てる。使う時は惜しみなく使う(これがまだ上手く出来ない)その代り、使わないところにはビタ一文使わない。これが大阪のケチというものだ。


 もう一つの趣味であるカメラでも、あれはいいものだとウン百万もする("Phase One 価格"でググってみよう)アマチュアカメラマンが使うものでもハイクラスのだと15万〜25万くらいする。それにレンズが同じくらいの値段でやってくる(上手くやりくりするといい写真が安く撮れるようになるけれど、それにも時間とウデがかかる…)でもそれに見合う「何か」が得られる。今の仕事では画像の加工もするのだけれど、この画像はいいのか悪いのか、悪いならどこをどうすればいいのか、その為には何が必要なのかが判る。それだけで随分とアドバンテージになるのだ。趣味で遊んでいて実益になるのだから一石二鳥。


 高い1000円もあれば安い10万円もある。それを見極めて、使うべきは使う。それが大事なんだと思っている。新しいカメラを買う時はこの論法で家内に迫ってみよう、ウン。

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posted by 西中島南方 at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする