素敵な風景に出会ったり、すごいシーンに立ち会った時、そこにいた自分とその光景をデータとして残しておきたい。ヨコシマな気持ちでD200のシャッターを押し続けて16000回になりました。
さすがにそれだけ撮っていると、あちこちガタが来るもんです。ローパスフィルタという、人間の目に例えるなら網膜の表面に当たる部分が随分と汚れてしまい、F値を11とかにするとその汚れが像になって写真に写ってしまうようになりました。
以前だとスナップと試合の写真しか撮らなかったので、F値は2〜5.6程度で止まっていましたが、今の仕事で商品撮影に使ったりすると端までカリッと撮らないといけないのでF値を6〜11くらいまで上げないといけなくなったのです(「上げてる」のか「下げてる」のか表現がおかしかったらすいません)
というわけで、近畿で修理して頂けるのはここだけというニコンプラザ大阪に行ってきました。
以前はハービスの南側の小さなビルにあったのですが、今年の5月からヒルトンプラザウェストというそれはもうおっしゃれーなビルの13階に移転していました。D300すごいねー、D3すごいねー、キムタク効果すごいねー。
写真はカメラを修理に出しているので撮れなかったのですが(というか撮ってるとアホっぽいし)D700の実機に触れられて楽しかったですよ。
以前に書いたとおり、個人的にはD700はパス確定なのですが、良いカメラであることは確かですよ。ピントが合うまでのクイックネス、ホールド感、使い心地はとても素晴らしくて、そのままぱくったろかと思う程でした。ぱくらんけどね。
で、ニコンはカメラの使い心地もさることながら、サポートもとても親切丁寧で、例えばローパスフィルタの汚れがどれだけ取れたのかもテスト画像で示してくれますし、何気ない質問にもいやな顔一つせず答えていただけます。そういうユーザーに対する優しさも含めて、ニコンが好きです。
さてさて、ローパスフィルタがきれいになったら、D200が現役機種に負けていない低感度でのスナップをしこたま撮りました。
カメラって楽しいな、金食い虫じゃなけりゃなー…。