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Mon 16 Jun 2008

解けた魔法。敗れないジンクス。

 昨日の試合では連敗は出来ん!ということでこのお方に参上していただきました。

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 我が家の女神たろも様です。観戦した全ての試合で負けないのは当然、なんと失点もした事が無いという凄まじい強運の持ち主でございます。

 スタに入って事業部の方と会った時にもたろもを紹介したのですが「今日は是非お願いします」と言われるたろも、認知度もなかなか高いですねぇ…。

 SBの皆さんとももうお知り合いなのでいい感じで観戦、こりゃ意外と楽勝か?などと甘く考えておりやしたよ。

 さあ!キックオフ!!




うわ、いきなり失点してやんの!!




 ということでたろもの連続無失点記録は7試合と11分でストップしてしまいました。合計641分間失点を観なかっただけでも凄いんですけれどもね。

 とか考えてたらバカバカ点とられるし。前半が終わった時はたろもをもってしても防げなかったセレッソのダメッぷりは本物かもなあと、0-2のスコアボードを観ながらたそがれておりましたよ。


 でも、ここから凄かった。


 まずいきなり香川投入。すげぇ、ありえねぇ、死ぬぞ、寿命縮むぞ普通。

 さらに相手の自殺点。鮮やかすぎる。甲府のDFあんなに余裕あったのになんでGK確認しなかったんだろう。

 そして香川の同点ゴール。これもありえない、こんなシナリオ書いたらボツです。随分昔メールゲームのシナリオライターやってたけれどスポーツ系でこういう浮世離れしたのって嫌われるんだよなぁ(OKもらっても大抵その後そいつ死んだりする伏線にしかならないし)

 ここまでたった8分。ドラマチックにも程がある。これはたろもの魔力だろうと勝手に思っていました。





そしたら2-3になりやがんの。しかもロスタイム間近に。






うわっ、でもすぐにおいつきやがんの!!






 2-3で終りですよ。普通なら。よく頑張ったけれどダメだったね、ですむ試合ですよ。でも、追いついちゃったんだこれが。負けなかったよ。すげえよたろも。


 試合後はリクエストどおりマクドで食事。大きくなった分だけ魔力が減ってしまったのかもしれないですが、まだまだ幸運の女神は健在なようです。また頼むなたろも。
posted by 西中島南方 at 19:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 15 Jun 2008

J2第20節 C大阪3VS3甲府 帰ってきた少年。帰ってきたセレッソ。

前半11分 前田 雅文(甲府)
前半23分 石原 克哉(甲府)
後半4分 オウンゴ−ル(C大阪)
後半8分 香川 真司(C大阪)

後半43分 美尾 敦(甲府)
後半44分 羽田 憲司(C大阪)

 十中八九負け試合だった。守備は最初から最後までボロボロで、ついぞ修正できなかった。それでも引き分けた。つい20時間程前までバンコクで青いユニフォームを着ていたはずの少年が、長居に帰ってきた、ただそれだけでチームは生まれ変わった。

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 先発の11人を見ただけで、セレッソのチーム状態がいかに異常かが判る。アンカーとして機能していた羽田をDFラインに下げなければいけない、チームにフィットしているか疑問符がつく青山をトリプルボランチの一角に入れなければいけない、攻撃への第一歩となるアレーを下げて使わなければいけない。前田、江添、阪田、次々と離脱していくセンターバック。この体を取り繕うのにどれだけの苦労があっただろうか。

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 このパッチ処理だらけの守備陣が、試合開始早々崩壊し始める。山下、柳沢の右サイドが不味い。上がりたい柳沢、カバーで精一杯の山下、このギャップをよく使われていた。空中戦に関しては絶対の強さを持っている山下だが、ラインコントロールに関しては苦しかった。前半途中からは羽田と山下の位置を入れ替える緊急手術。甲府もよく知ったもので水戸、徳島同様に高めから積極的なプレッシングをしかけ、ボランチから後ろの選手相手でもお構い無しで詰めてきた。

 ただでさえ即興で作った陣容であるから、このように攻め込まれると辛い。守備が安定しなくては柳沢、尾亦も本来の力を出せない。尾亦に関しては久々のゲームという事もあってか、前半は大人しいものだった。

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 前半の2失点は、当然の結果と受け止める。ボランチがボランチではなく(アレーのアンカーはもう見たくない!)ラインがラインではないのだから、攻撃を止める事など出来ない。むしろ、よくも2失点で済んだという印象だ。そう、2失点で済んだ、これが大きかった。


 ハーフタイムになると、いつも控えの選手がビブスを着てピッチに出てくるのだが、4人しかいない。仲間とまさかなと話していたのだが、望遠レンズで様子を見ると、足が細い、黒髪の、華奢な少年がいない。確かに流れを変えるなら香川しかいない、だが前日80分以上酷暑の中で走り回った人間が機能するのか。期待と不安を3:7くらいの割合で持って、後半を待った。

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 しかしこの後半がこれほどドラマチックになろうとは思いもしなかった。プレリュードは甲府の凡ミスからだった。なんでもないバックパスがオウンゴールに変わり、1点差。これでほんの僅か「いける」という気持ちが出てきた。

 そしてもう一つの誤算は、香川が思っていたよりもずっとタフなプレーヤーだったということ。勝ちに見放されている甲府がばたつき出したのを彼は見逃さなかった。後半8分、今度はこちらが甲府の守備の穴を突き、香川がキーパーと1対1に。これをループでいなす冷静さは粋などというものではなく、もはや尋常ではない。あっという間の同点劇で1万を超えた観衆が燃えた。


 これで流れが変わり始めた。欠けていた大きな歯車が戻り、セレッソの攻撃が轟音をあげて機能し始めたのだ。香川がボールを持つと、小松が、古橋が、ジェルマーノが、尾亦が、スペースを突かんと駆け出す。足元にばかりボールを要求していた柿谷も香川とのコンビネーションは抜群で、右サイドの攻撃まで活性化した(守備時にもう少し帰陣が速ければもっとよかったのだが…)

 ただし守備の不安定さは相変わらずで、特にアンカー役だったアレーの酷さが目立ってきた。攻撃に出るにもテンポが遅く、守備に回るも戻りが遅い。後半の中盤は切れ味の鋭い攻撃に酔いながら、守備の際にはキモを冷やす展開に。70分以降はノーガードの打ち合いといった様相。柿谷のシュートがポストを叩き、甲府の至近距離からのシュートはバーに嫌われた。

 そんな心臓に悪い展開が、終盤になるとよりビビットになってくる。そして、この均衡は試合終了間際、甲府の流れるようなカウンターによって崩された。うなだれるセレッソイレブン。沈黙するスタジアム。

 だが時間は、もうほんの僅かだが残っていた。そして起死回生のゴールか生まれる。コーナーキックに飛び込んだのは、今日散々辛酸を舐めさせられた羽田だった。体ごと、心ごと、ボールに食らいつくと、ボールはゴールマウスに吸い込まれていった。今度うなだれるのは甲府イレブンの番だ。

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 贅沢を言うなら、ラストのコーナーキックが観てみたかった。主審山西氏は厳密に(悪く言うなら杓子定規に)タイムマネジメントをしていたようだが、あまり良い気分ではない。


 今日の試合、香川がいるといないとではチームのクオリティに雲泥の差があった。しかしこれを是とするか否とするかは問題ではない。セレッソに求められているのは昇格という結果だけで、方法は問われていないからだ。ならば、今はこのチームで勝つことのみを視野にいれよう。勿論それが香川という10代の少年にとって如何に残酷なことか、理解したうえで…。
posted by 西中島南方 at 22:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魔女と

080615_1314~0001.jpg食事中。
posted by 西中島南方 at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魔女を呼ぶ。

 うい、最近更新が滞っております。香川代表、前田怪我、阪田怪我、尾亦怪我、江添怪我?もう涙も出ないよ。

 でもさ、急に私用が出来て、次の試合はセレッソに何が何でも勝ってもらわなくてはいけなくなった。勝たないといけなくなった。

 だから、明日は呼ぶよ、0の魔女。魔法はまだ続いているのか?それとも…。

 とにかく、自分で担げる縁起は全部担いでる。死ぬ気で応援だ。

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posted by 西中島南方 at 02:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 11 Jun 2008

J2第19節 徳島2VS0C大阪 今は我慢の季節。

前半4分 ドゥンビア(徳島)
後半23分 ドゥンビア(徳島)

 今日の敗戦を恥じるべきではない、ただ耐えなければならない。香川、尾亦、前田を代表や怪我で欠く。出場停止でここ2節アレー、羽田、ジェルマーノの3ボランチも組めていない。あわせてFW陣も絶不調ときている。これだけコマが欠けてまだ3位にいることがむしろ幸運というくらいだ。

 スタメンにも苦労の跡。失点を防ぐ為4-3-2-1を採用、ボランチの一角には獲得間もない青山が入った。何とか先制、逃げ切りをという意図が感じられる。

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 ところがその願いは僅か4分で打ち砕かれてしまった。徳島の激しいチェックにミスを犯したのは、今まで冷静、堅実な守備でチームをまとめていた羽田だった。相手ミドルは強い雨でスリッピーになった芝の上で跳ねる。反射神経は随一の相澤がファンブル。ドゥンビアはそれを見逃してはくれなかった。


 セレッソのサッカーは思っているよりもずっとシンプルで、人間の基本的な性分に根差したものだ。ポゼッションを高く保ち、その中で先制点を奪い、精神的優位を常にキープして試合をコントロールする。先制点は早いほど良い。

 つまりセレッソに勝つ為には前半からプレッシングを激しくかけ、何が何でも先制し、あとは相手が自滅するのを待てばよい。形はどうあってもいい、先に点をとる。それだけでいいのだ。


 それが証拠に日頃交代は慎重なレヴィークルピが前半21分でカレカを投入し、前線の活性化を図っている。前半での失点はそれ程大きいのだ。

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 カレカは高く設定された徳島の最終ラインの裏を突くなど機能していたが、如何せんフィニッシュの精度を欠いていた。それは古橋にも見られ、より酷いものだった。武器のはずのセットプレーもプレスキッカーが不調ではどうしようもない。

 他のアタッカーも調子が悪い。柿谷はゴール前までボールを運ぶのだがそこから先の思い切りが無い。OFFICIALでは僅かシュート1本となっている。小松はボールが足元に落ち着かず、いつもは不用意とさえ感じられるアレーのオーバーラップも鳴りを潜めた。柳沢のオーバーラップもドゥンビアにスペースを与えるだけで、丹羽に至っては効果的に機能したシーンが皆無だった(ボールがあまりにも回ってこないということもあったが…)つまりセレッソの攻撃パターンのほぼ全てが通用しなかった。


 後半に入ると徳島は務めてゴール前を固め、カウンター中心の戦術に変更してきた。それでもセレッソはポゼッション至上主義を変えない(J's GOAL)セレッソの攻めは相手ゴール前で面白いようにブロックされ、相手カウンターの餌食になっていった。

 泣きっ面に蜂というか、不運は重なる。阪田が自慢の足を痛め、ピッチを去った。前田の前例もあるだけに心配なところだ。

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 この交代によって守備陣に混乱が生じたか、オフサイドトラップのかけ損ねからピンチを招き、またしてもドゥンビアにやられた。


 2失点目以降はさすがにセレッソもミドルを多用するようになったが、どれも宇宙開発ばかりでキーパーのファンブルさえ誘えない。カレカ、古橋、枠内シュートはどれ程だったか。


 最後の交代は青山から濱田へのスイッチ。攻撃時のボール回しを滑らかにする為のものと考えるが、効果は殆ど無かったように映る。

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 唯一の希望は青山だったか。この試合に限って観れば、使い方さえ間違えなければ戦力になるという印象。とにかく体躯が良いのでそれだけでアドバンテージになる。


 とにかく今は全ての流れが悪い。戦力が整うまではひたすら耐える試合が続きそうだ。今のセレッソにそれが出来るのか、正念場なのかもしれない。
posted by 西中島南方 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 10 Jun 2008

「よしと」の初陣。

 さて、水戸戦は残念な試合だったわけですが、私、というか私達一族にとっては、記念すべき一日でした。我が妹夫婦の長男「よしと」くんの、初生観戦だったのです。

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 まだ生まれて1歳11ヶ月ですので、ルールも選手も判らないのですが、テレビでサッカーをやっているとチャントにあわせて踊りだしたりするということで、名前も名前であるしきっとサッカーを観戦したら喜ぶだろうという、私の曲がりくねった感情で妹夫婦を呼んだわけです。

 昼食は勿論阿以栄さんのカレー。よしとくんの口に合うかなと思っていたのですが、牛すじカレーはマイルドな味なのでガシガシと食べていました。うんうん、長居に馴染んでおるなぁ。

 スタインは試合開始30分前。平日開催以外でこんなにギリに入るのは久しぶり。よしとくん用にキッズシャツも購入。ヨシトモデルが無いのは寂しいですが、とりあえず無難に香川君シャツをセレクト。

 スタではSB Shout!の皆さんに家族の紹介。みんな「よしとくんです」というと「おおっ!」と驚いていました。「キーパーは蹴りませんよ」というと笑っていました。うーん時事ネタ。


 で、いよいよ試合開始。きっと夢中になるだろうと思ってよしとくんを観ていたのですが


試合開始早々に寝ちゃいました。



さらに


妹がトイレに連れてって帰ってくると2失点目に出くわしました。




 とまあ、考えられる限り最悪な出足だったわけですが、妹夫婦的には面白かったらしいので、また機会があったなら連れて行きたいなと思っておる次第です。
posted by 西中島南方 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 08 Jun 2008

J2第18節 C大阪1VS2水戸 再起動せよ。

前半33分 赤星 貴文(水戸)
後半10分 小松 塁(C大阪)
後半23分 荒田 智之(水戸)

 全てのものには終りがある、どんなに強いチームでも永遠に勝ち続けることなど不可能だ。だからいつかはこの日が来ると覚悟していたが、やはり敗戦というのは受け入れ難いものだ。

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 今思い返すとスタメンにも苦労の跡があった。香川がいない、尾亦がいない、アレーも出場停止。今まではチーム内のポジション争い、相手との関係を考えた上でのメンバー選定だったが、今回に関してはパッチワークの結果という印象だ。

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 試合開始からしばらく観ていると、全体のバランスが悪い。左サイドの柿谷は個としては一級品なのだが、香川と比べると「使う」プレーが少ない。ジェルマーノも相棒アレーがいないせいか右への散らしが殆ど無い。右サイドの濱田もやむなくボールサイドに寄ってしまい、結果としてチーム全体が左に傾いてしまった。濱田の空いたスペースには柳沢が入るようになったのだが、J's GOALのインタビューによると水戸の木山監督はそのウラのスペースを狙っていたようだ。

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 前半の失点に関しては不運と不注意が半々というところ。ボールが味方に当ってキーパーが反応できないのは責められないが、そもそも危険な位置でファウルをするのが悪いと言えなくもない。


 それでも前半のセレッソはよくやっていたと思う。古橋が二度あわやというチャンスを作っている。どちらかが決まっていたら、というのは恨み節か。

 注文をつけるなら、攻撃は多少強引なミドルでもシュートで終わってほしかった。ゴール前まで攻めこんでおきながら躊躇、消極的なパスが目立った。ただしそれも看過出来る程度で、ポゼッションはセレッソだった。


 後半が始まって暫くもこの流れは続き、ほんの少しの隙間からゴールをこじ開けることが出来た。これで流れが変わると思っていたが、歪になっていたチームのストレスと水戸の激しいプレッシングが徐々に守備陣の集中力を奪っていったようだ。

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 水戸のプレッシング、組織的な守備は素晴らしいものだった。前半の運動量が後半になっても落ちず、セレッソの攻撃はサイドへサイドへと押しやられていった。パスの出し手、守備の起点であるダブルボランチへのチェックも激しく、後半は水戸のペースだった。そうしてセレッソはミスを犯し、大切な2点目を奪われてしまった。

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 勝ち越しを許して初めて、レヴィークルピが動く。右サイドの攻撃に起点を作る為に酒本、前線の活性化の為にカレカ。

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 酒本は意図通り右サイドを駆け上がり、何度かチャンスを掴むのだが、焦りからか上手くクロス、パスが繋がらない。小松が退いたことでロングボールを当てるパワープレーという選択肢も無くなり、手詰まり感が募る。最後には合流間もない青山をボランチとして投入、チーム得点王ジェルマーノを一列上げるという奇策も実らなかった。古橋の渾身のFKも当っていたキーパー本間に弾かれタイムアップ。

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 最後に書いておかなければいけないことが二つある。一つはジャッジについて。今日のジャッジについては当然不満はある、だがセレッソはただそれだけで敗れたわけではない、いくらかの運と、そして膨大な量の実力が試合の勝敗を決するのだ。だから「審判で苦労した」と言ってもいいが「審判で負けた」とは、よもや言ってはならない。ジャッジは全てのチームに平等なのだ。ホーム、アウェイで差異はあるだろうが、チームの好き嫌いでジャッジが変わることなどあってはいけない。

 そしてもう一つはチームのスタイルについて。今日負けたからといって、決して動じてあれこれと考えてはいけない。今日負けたチームコンセプトと今まで勝ってきたチームコンセプトは全く同じなのだから、このハイペースで勝ち進んできたスタイルを捨ててはいけない。そういうことはもう少し事態が悪くなってから考えること、今はこのスタイルをより素晴らしいものにすることに専心しよう。リーグ戦はまだ半分にも達していない、仮に迷うことがあっても、まだ挽回の余地は十分残っている。
posted by 西中島南方 at 19:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 07 Jun 2008

藤田社長は名社長なのか?

 このニュースを知った時我が耳を疑ったのだけれど…。

スポニチアネックス

J2C大阪指揮官、13連勝すれば特別ボーナス支給

 J2・C大阪のレヴィー・クルピ監督(55)が4日、6月の残り試合を全勝し連勝を13に伸ばせば特別ボーナスを支給することを明かした。指揮官自身が掛け合い、クラブも了承。クラブ記録の8連勝をかけて水戸戦(8日、長居)に臨む選手たちも、さらにモチベーションを上げて厳しい連戦へ向かう。(後略)


 このボーナスというのがなんと総額500万(+ブラジル料理)というセレッソにとっては多額のもの。13連勝はあまりに非現実的と思うけれど、これだけのものをぶら下げられれば「やってやろう」という気になる、はず。少なくとも私が選手やスタッフならなるね。

 これのミソはこのボーナスに預かれるのが選手だけではないこと。スタッフ全員も対象となればチーム全体が活気付く。以前から「選手、フロント、サポーターが一体にならなければ」とほざいていたけれど、このボーナスはお互いの距離を詰められるものだとおもう。それも計算のうちなんだろう。


 このニュースでキモになる部分はもう一つある。

「6月を全勝して13連勝したら、ブラジル料理と特別ボーナスをあげるつもりだ。すでに社長からもOKをもらっているよ」


 というレヴィークルピのコメント。この「臨時ボーナス案」は藤田社長もゴーサインを出しているのだ。

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 運営に関しては宮本事業部部長のカラーが前に出ていて、社長が何をしているのか正直判りにくかった。でもこれで「しっかり結果を残せばちゃんとフィーをくれる」というのがはっきり判った。いやぁセレッソ、随分変わった!勿論いい方向にね。

 後はサポーターが声を出すだけ、サポートするだけ。スタに足を運んで、一所懸命に応援しましょうぜ。派閥とかこの際無しでしょ。
posted by 西中島南方 at 11:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 04 Jun 2008

徹夜明け。

 おはよーございます。西中島です。寝てません。作り物をしていました。でも眠くないのねあまり。ということで朝めし買いにコンビニ行ってきました。食事というなら他にも24時間営業で普通のチェーン店とかありますが、コンビニで買い物して、ブラブラして、そういうのも込みで朝のイベントなので、やっぱりコンピニです。

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 この季節になっても朝の空気はキンと冷えていて、空は立派に朝焼けで、いいですね、早朝は。写真も色温度をゲシゲシと下げて、青が映えるように撮る。人のいない街を撮って有名になられた写真家の方がいるそうですが、誰もいない街というのは、なるほど異質な感じがして、でもそれが悪い感じではなくて、良いですね。


 さてさて、最近更新もおぼつかんのですが、それには理由がありまして、ただ気分がのらんと、それだけ。それはすまんと。

 香川がW杯予選に出た時も書こうかなと思ったんですが、書けずでした。ジャパンブルーのシンジもいいんですが、やっぱりピンクのユニで、誰の束縛も受けず、縦横無尽にひた走り、柿谷と阿吽の呼吸で相手を切り崩している姿が一番好きなもんで。

 勿論代表として国を背負って戦っている19歳の戦士に対して、特別な気持ちがわかない筈は無い。でもそれはよく知る身近な存在が出征して、戦っているのを見ているような感じで、早く帰ってきて、またいつものシンジに戻ってくれよと、どうしても思ってしまうんですね。いかんいかん。


 もう一つ書こうかなと思った時は、あれです、2ちゃんの応援論議。

601 :U-名無しさん :2008/06/01(日) 09:58:53 ID:RXjLLKDt0
ホーム寄りSBで、ずっと立ったまま声出してる連中は、どやのん?
多くの人に、一緒に声を合わせてやっていきたいとは思わないの?

彼らは、A席でやったほうが、人集められるんじゃないの?
A席でROUに嫌気が差してるけど、声を出して応援したい人を取り込めないのか?

603 :U-名無しさん :2008/06/01(日) 10:16:11 ID:zF+AxpKkO
>>601
あれは「SB席を盛り上げる」趣旨であの場所でやってる
んだと思うから、彼らにそう言うのはお門違いじゃ。
自分は部外者だが、SB座っててもコールに合わせて声出したり
しやすくなるから、長居の広さとSBの人の多さを考えたら、
あれはあれで雰囲気作るのに有効に働いてると感じてるよ

609 :U-名無しさん :2008/06/01(日) 11:57:54 ID:444ZCeuD0
前にSBのあのグループのところに座ったけど
ゴール裏とは違うコール多くて、そういうリードしたいならゴール裏行けよとは思った。
それにものすごく音痴であんなもんでSB盛り上げれるかと思ったよ。
今は知らんけどな。

612 :U-名無しさん :2008/06/01(日) 13:13:38 ID:ss/G1ZFa0
SB shoutな。

>>601>>603>>609
SBを盛り上げるよりゴール裏をなんとかするのが先なのにあいつら順番違うよな。
上から目線で高見の見物決め込んでるみたいで違和感感じる。
西中島答えてくれ、ここ見てるんだろ?


 うーん、徹夜明けの曇った頭で応えてしまってすまないけれど、SB Shout!のメンバーが集まったのに、特に高尚な題目とか練りに練られたフィロソフィーはないのな。原始的というか、何というか、SBも盛り上がったらいいよね、スタの半分から(ゴール裏からSBまで)声が出てれば選手頑張るよね、くらいだと。私は今一番目立ってるんであれだけれど、そもそも私は組織した人では無いので根底を話せない(理解していない)のな。重ねてスマン。

 ゴール裏に関しては関係はあるけれど連携はあまりしていない。たまにゴール裏と違うコールしてるのを耳にした人もいるだろうけれどゴール裏が「セレッソ大阪」コールしていても、頑張った選手、痛んで我慢している選手には出来るだけ個別に選手のコールをするようにしている。コールの大きさだけを追求すれば阪神の応援団みたいにリーダー、サブリーダー数名がスタンドを等間隔に仕切って全く同じコールが出るようにするって方法がベストなんだろうけれど、それってセレサポ全員、若しくは少なくとも過半数の人間が望んでいる姿なのかってのが問題かな。わたしゃ好かんよ。


 まあ、最近はこんな感じです。ついでに近況を。

 日曜日のことなんですが、娘であるところのたろも様がちゃおスタイルに行きたいと言い出しました。なんじゃそれというと、少女マンガ雑誌にちゃおというのがあって、それに登場するキャラやらのアイテムが売っているお店だと。心斎橋にあるのでついて来いというわけです。まあ梅雨前で天気も良かったので行ってまいりましたよ。

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 少女マンガでもこれだけのショップが開けるのだなと、素直に驚きました。女の子が好きそうな、いい所をキッチリ突いているアイテムが揃っていて、財布の中身を心配したものです。たろももそこらへんが判りだしている年頃だったので、あんまりいろいろは買いませんでした。どっちが大人なんだか…。

 ショップというと二度の浸水被害(一度ならずも二度までもありえないよな)にもめげず復興に励んでおりました蹴球堂様がパワーアップして帰ってまいりました!

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 こちらもつい欲しくなるアイテムがたくさんありまして、またしても財布が…。PV用のモニターもでかくなっていますんで、長居にお越しの際には是非。


 あー、腐った頭でいろいろ考えるから変な文章になったな。まあいいや。ポチッとな。
posted by 西中島南方 at 06:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする