コンデジだろうがデジイチだろうが銀塩だろうが、程よい自然光がある状態がベストな環境というのに変わりは無いです。発色が凄まじくいいのは、そういう仕様なのか。
人の表情なんかは連射機能(1秒で5コマ撮れる、かなり強力)が生きますね。いいな表情が撮れます。ただコンデジを出した時と、デジイチを出した時では反応が違って、デジイチの時は「おお、ゴツイカメラだ、心して撮られよう」って感じになります。昼間で、自然な感じの表情を撮るのなら、コンデジの方が楽かも知れませんね。
この二人はお馴染みなのでかなりリラックスして笑ってもらえました。カムサハムニダ!
それから逆光ですが、コンデジとは違った風合になりました。
逆光でも黒い影の部分にしっかりテクスチャがある感じ。もっとクッキリハッキリの逆光が好きな人には邪魔かも…。私はこっちのほうが好きですが、どっちが正解、というのは無いですね。しかし雲にピントがあうとは…。
さてさて、一番難しかったのは、やっぱり夜景でした。特に色味が特殊というかなんというか。ともかく全体的に赤っぽいんです。これはカメラのせいではなくて、街灯が赤っぽいので仕方が無いのですが、写真にすると少し違和感がある、これを補正するのが難儀でした。
とりあえず用意されている撮影モード(太陽光、くもり、建物の影、室内灯etc)ではどれも半端で、赤みがきつくなってしまったり、逆に青すぎたり。結局手動で色温度というのを調整する羽目になりました。
色温度というのは「赤っぽいよ」「もっと青めで」なんていう人間の色味に対する感覚的なものを、とりあえず数値化したモノ、らしいです。単位はケルビン、初めて聞きました(この時点でアマチュアカメラマン失格のような)上の写真は色温度3500くらいで撮っています。本当はもっと赤いのでしょうが、感覚的にはこんな感じだったのです。
望遠のテストもしたので、昼間のゲームなら、今よりもっといい選手の写真が撮れると思います。あとはナイトゲームの時に暗いズームレンズがどれだけ頑張れるか、ぐらいです。