結論から言うなら、気持ちってのはいいのも悪いのも伝播していくもんです。10人いて9人ダラダラしていたら10人目も遅かれ早かれ意思がくじけてくるし、10人のうち9人が「うおーっ!やるぞーっ!」って一日中ハイテンションだったら、10人目もそのうち「あ、ちょっとまってください、頑張りますから」くらい言いますよ。
最近のエントリでカメラ欲しいと言っていましたけれど、あれも少なからず職場環境が影響しています。プロのカメラマンがそばに何人もいて、まるで魔法のように素晴らしい写真を撮っていく様ってのは、なかなかにかっこいいのです。それで、コンデジはとりあえずとっさの時用にして、撮るぞ!という気分の時用の一眼レフを買おうと。
最初はキャノンでいこうと思っていました。コンデジがキャノンだし、好きなブロガーの方がキャノンユーザーだし。入門機よりワンクラス上の機種を買って、コンデジより少しマシなくらいのレンズを1本だけ用意して、まずは一眼レフに慣れようと。それなら予算15万くらいで済むし。
しかし今では、まずニコンD200買って、単焦点のAi AF Nikkor 35mm F2DとAF-S DX VR Zoom Nikkor ED55-200mm F4-5.6G買って、単焦点は修行用と街撮り用、ズームは試合と子供の運動会用で行こうかと、トータルすると25万くらいしちゃうけれど泣かないぞと、そう腹をくくっているのですよ。
それはズバリ先輩のNさんの影響が大です。生粋のニコンユーザー、現像液で産湯に浸かったようなこのNさんから写真の初歩を教えてもらったんですね。F値とは?画角ってなんじゃい!?単焦点?ズーム出来ないの?こっちのレンズのほうがこっちと性能近いし安いし良くないですか?云々かんぬん。そんな初級者の質問に、Nさんいやな顔せず付き合ってくれました。
おかげでいろいろとためになりました。最初の予定通り、15万かそれ以下の予算でカメラを買っても、多分あまりいい感じにはならんかったと思います。でも今の25万は確実に実のある25万になる。なんてったってそれでプロまで上り詰めた人がわんさといる職場なので。
そうして少しでもいい写真が撮れるようになれば、このブログももう少しいい見栄えがするかな、とか、娘をきれいに撮れるかな、なんて淡い期待を抱いている今日この頃なのです。
熱意と誠意と、少しばかりのテクニックがあれば、人心は動きます。時間がかかろうとなんだろうと、変えられます。それは別に悪い事じゃ無い。むしろ大切な事ですよ。