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Tue 08 May 2007

出原さん、土曜か日曜でいいか?

 いや、どうにも仕事が忙しくてね、今日も遅くまでがんばっとったんですわ。でね、仕事が一段落して、セレッソオフィシャル見たんですが、これですか。


 確かに序盤つまづいたし、用兵が納得いかんところもあったし、都並さんはお世辞にも満点の監督では無かったよ。ただ若手にキチンと指導をしていたようだし、何より明るくて、前向きだった。

 解任の知らせ、練習中ってどう?礼節を欠いているし、選手だって困惑するだろうよ。そういう相手の気持ちに立たない言動が、集団の結束を乱して、結果としてチームを弱体化させるって、判らんか?


 コバさんの時は、さすがに切られるなという感じはあった。塚田さんの時はかばいきれない状態だった。でも都並政権は、以前の二人の時と比べれば、チームの状態も最悪だったし、正直真っ当な監督が来てくれるだけ有り難いって状態だった。その上勝ち点100なんて厳しいノルマまで設定されていて、ぶっちゃけ厳しい船出だった。

 確かにプロなんだから、一度引き受ければ、要望に応えなければいけない。それに応えられなければ腹を切らなきゃいけない。その論理は判る。

 ただその人間を呼んだ側もプロなら、やはりそれなりの責任とらないといかんのじゃないか?出原さん、違うか?

 貴方は去年一年間で、二人の監督の首を飛ばした。その度に「チームの為」と言って、その座を退かなかった。でもチーム状態は悪化するばかりだ。そして今度は、200人のサポーターの前で「信頼している」と言った監督をこれ以上無い無礼をして切り、現場のトップも放逐した。ここまでチームを無茶苦茶にしておいて、責任が無いとは言わさないし、居座る事が責任の取り方なんてダブルスタンダードは通用しない。


 今週末の札幌戦。厳しい戦いだなと思っていたけれど、それより前に戦わなければいけない相手が出来たね。

 社長、腹を切ってくれ、そうして長居から出ていってくれ。もし介錯がいるんなら、そっち行かせてもらうよ。週末は開いてるから、それくらいまでに何も無ければそうする。

 貴方が極悪人とは思わない、思いたくないが、これがチーム再生への、一番の近道だと思うんだ。まあというわけなんで、よろしく。
posted by 西中島南方 at 00:52 | Comment(3) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 06 May 2007

鳥栖1VS0C大阪 戦いは続く、逃れない。

 今日もまた、アウェーで、いい時間帯が続いていたのに点が取れないままで、終了間際、ミスから、決定的な失点を食らって、負けてしまった。これ以上無い、最悪の第二クール開幕戦といっていいと思う。

 「最後まで集中力が続かないのが悪い」精神論で言えば一言で終わってしまうし、確かにそういう側面もあったこの試合ではあるけれど、今は私なりに、出来るだけロジカルに(自信無いけれど)試合を振り返りたい。


 スタメン。

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 守備ラインに変更あり、右サイドバックに丹羽、ライン統率に長けた江添が中央。


 前半戦、振り返ってみると、やはり前線に高さが無いので、組み立てに苦労していたように思う。その上雨でグラウンダーのパスはコントロールし辛い。

 それに加えて中山、柿谷の10代コンビの出来が明らかに悪かった。中山は中山で、一番の武器である、一気にトップスピードまでのっていく加速力がまるで無かったし、柿谷も、持ち味の柔らかいボールタッチが消えていた。

 これまで攻撃の核になっていた二人に覇気がないと、チーム全体のポテンシャルも落ちてくる。見られたプレーヤーは羽田と宮本、それにいいヘディングシュート(!)を放った酒本くらいか。

 前半をスコアレスで終われたのは、鳥栖にもミスが頻発していたからに他ならない。例えばカウンターでも、あっさり無茶なシュートで終わってくれていたし、まじめで実直なプレーに力強さはあったけれど、ちょっとしたところでのいやらしいプレー、相手の嫌がるプレーというのは、然程無かった。


 流れが良くなったのは、後半頭から金とアレーを同時投入してから。

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 これで攻撃に高さの要素が加わったし、アレーの飛び出しも効果的に出てきた。セットプレーにしても二枚脅威が増えるのは大きいアドバンテージだった。

 金は初出場の前節と比べれば、チームによく馴染み始めた。柿谷、古橋もどこにボールを落とすのか、落としたがっているのか判っていたようだし、スピードこそ無いが馬力のあるプレーをする。

 攻撃の引き出しがグッと増えた事で、後半のボール支配率は格段に上がった。こういう時間がこれだけ続いていれば、いつかは得点シーンが出るだろうと、テレビの前で待ちわびていた程だ。

 しかしそんなシーンがなかなか生まれない。相手キーパー赤松のミスキックから、ゴール前がフィールドプレーヤー一人というこれ以上無いシチュエーションを貰っても、アレーのシュートは枠さえ捉えられない。

 こういう時、強いチームなら、相手のちょっとしたミスでさえ得点に変えられるのだろう。並のチームであっても、あれだけの機会があれば、どれか一つは決まっていたと思う。それが決められないという事は、今のセレッソはそれ以下のチームという事だ。


 敗戦への伏線は、最後の交代と、それに関する選手のポジション変更にあったのではと思っている。

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 絶不調の柿谷を下げて香川を入れる、これに異論は無い。ただ残ったメンバーと香川の持ち味を考えれば、もっと攻撃的な位置に入れた方が良かったのでは。宮本が左サイドに入っていたが、あれでは香川と宮本、二人の個性が消されてしまう。加えて香川とアレーの役割分担も、濱田と宮本、アレーと宮本のコンビに加えて曖昧だった。

 失点のシーンだけをクローズアップするのは、あまりいい分析法では無いかも知れないが、あのシーン、ダブルボランチの整理が出来ていたら、あれほど簡単にボールをロストしていただろうか。


 若手の疲労、決定率の低さ、終盤の勝負弱さ、今のセレッソが持っている弱点がモロに出た結果になった。救いは、スカスカだった中盤に僅かながら連動性が出ていた事と、金が馴染み始めている事と、反省し、修正し、休息するための時間が1週間ある事くらいか。勝ち点を逃した対価としては、あまりに少ない気がする。それでも戦いを恐れず、逃れず、札幌戦に向けての調整をして欲しい。
posted by 西中島南方 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

負けようと。

070506_1853~0001.jpg友達の結婚式二次会に出席する、律儀な私
posted by 西中島南方 at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長居改修問題。 セレスレ511氏へ。

 写真見た。酷い有様だよね。心中お察しする。月曜責任もって電凸します。マジです。

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1178200407/511

 大阪市ゆとりとみどり振興局の人は、四月、私に言いました。

長居スタジアムの件もまとめて聞いたのですが、工事については完了済み、後は張り替えた芝生が根付くだけ、という段階まで来ている。


 それがこれですか?根付いていないのは傍目にも明らかでしょう?うん、普通に腹立ってきた。


 それから汚れた座席。これも何とかできないかな?ほっといても世界陸上の時に掃除するんだろうけれど、それじゃホームって言えない様な気がするんだ。それに芝生一つとったって満足に養生が出来ないような大阪市が、四万ある客席全てを綺麗に出来ると思う?私は信用できないね(笑

 まあ、ホント何とかする。協力お願いするかも知れないけれど、その時はヨロシク、以上。
posted by 西中島南方 at 00:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | 長居改修問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 05 May 2007

鳥栖戦前予想。

 なんか外野がキナ臭いですが、選手はそんな事を気にせずに戦って欲しいです。当事者である都並監督自身が、試合に集中して臨もうと言ってるんですから、監督に不満がある人以外は、頑張ってみましょうよ。


 というのも、フロントの動き方に不満があるからなんですが。そりゃ何かあった時の為の保険はかけておくべきで、それに関しては、至極普通の行動だと思います。でもその情報が誰かによってリークされてしまうのは、管理能力が無いから、といわれても仕方が無いのでは?


 まあそういうわけで、繰り返しになりますが、明日の試合はなんとしても勝って欲しいんですよ。勝ってやれば出来るってことを証明して欲しい。そうしなければ、また去年のように迷走してしまいそうでね。


 確かに病巣はそこにもあるけれど、そもそも病気になった原因がどこにあるかを考えると、監督を挿げ替えても良化する可能性が低いって、判るでしょ、何となく。

 サポコン二部の時、出原社長は、監督に全幅の信頼を寄せ、必ず今年度でのJ1復帰を成し遂げてくれるものと信じているとコメントされていたと覚えています。その監督を切るという事がどういう事か、その覚悟が出来ているか疑問です。だから、頑張って欲しい。


 予想スタメンはこんな感じです。

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 エゾ、キャプテンとして指名してくれた監督の面目、保たせてやってくれよ。

 羽田もフジモンも慣れんポジションやけど、ガンガン行こう。

 裏取られた時は阪田の足が頼み、集中しろよ。

 宮本、明日はSBの裏のカバー、忙しいぞ。

 濱ちゃんいいパス送ったってくれ。

 シャケ、どんどん仕掛けて、切り崩そう。

 ノボルも柿谷も、相当キツイやろうけれど、もう少しでデカシとカルロスが帰ってくる、耐えてくれ。

 そんでフル。やっぱり今のエースはフル。打って決めて、勝とう。


 んじゃ、頑張れよ!
posted by 西中島南方 at 18:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 04 May 2007

第一クールのまとめ。

 昨日の徳島戦で第一クールは終了。セレッソは4勝5敗3分の8位。開幕直後の絶望的な状態からは完全に脱したが、トップとの勝ち点差9は重いハンデといっていいだろう。今日はこの第一クールでのセレッソを振り返りたい。今はドガッチなんて便利なサイトがあるので、得失点のシーンを簡単にチェックできる。

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 この12試合、セレッソは4つのパターンを試している。まず開幕時のメンバー。

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 今見ても、ちっとも得点の匂いがしない並び。第一節、第二節はこのメンバーで臨み、二連敗。得点がセットプレーの1点だけで、失点4。流れからはチャンスの数さえ希少だった。縦ポンと言われる長いパス一辺倒ではそれもやむなしか。


 そこで守備から入る都並監督は、ボランチを一枚増やして守りを固め、トップに縦パスをキープ出来る森島康を置くシステムを導入する。いわゆる「クリスマスツリー」

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 中盤が厚くなったこと、前線に高さという要素が出来たことで、それまでより多少サッカーらしい試合が出来るようになり、京都戦ではようやく初勝利にありついている。

 ただこの布陣では、ロングパスのターゲットである森島康が、必ず相手に競り勝たなければ攻撃の形が作れず、守備陣がズルズルと引きこもってしまうという難点があった。このシステムで臨んだ第三節から第五節までの得点は3、ただし2得点はコーナーとゼ・カルロスのフリーキックで、流れからの1得点もこのシステムを崩してから生まれている(いずれも京都戦)また守備も安定せず、失点のペースも変わらなかった。

 結局クリスマスツリーも1勝2敗、得点3失点5と劇的な効果は無し、新たな形を模索することになる。


 転機になったのは第六節の鳥栖戦。酒本が右サイドに入ってから。

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 左にゼ・カルロス、右に酒本と、縦への突破が出来るタレントが入り、中央の森島康へのプレッシャーが軽減された。またボランチに濱田が入った事で、底からゲームを組み立てられるようになった。

 このメンバーが中心になった第六節から第九節までは、2勝1敗1分であるものの、得点6失点2と、今期初めて、得失点がプラスに転じている。完封試合も3試合あり、守備も安定し始めた。唯一の黒星となった山形戦では森島康がコンディションを崩し、スタメンを外れている。これを考えれば、この布陣が今のところセレッソのベストなのではないだろうか。


 ところが好事魔多し、水戸戦後に森島康が抜け、福岡戦中にゼ・カルロスが負傷するというアクシデントが発生、チームは編成を根底から作り直す必要に迫られる。

 ここでセレッソを崩壊の危機から救ったのは、十代の選手達、柿谷、中山、香川だった。

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 福岡戦ではゼ・カルロスが負傷後、中山が左サイドに入り、柿谷、中山のホットラインが生まれる。この二人の流れから、中山が一時は勝ち越し点となるプロ初ゴールを上げた。

 続く第十一節草津戦では、柿谷がJ2最年少記録となるプロ初ゴールで、チームを勝利に導く活躍を見せ、香川は途中出場ながら、守備、攻撃両面でアクセントとなる働きをしている。

 但しこのメンバーでは前線に高さが無いため、ロングボール、ハイボールに苦戦する場面が目立つ。第九節までで7点あったセットプレーからの得点が、第十節以降はたった1点しか上げられていないのもこの影響か。ゼ・カルロスという絶対的なキッカーがいない点を加味しても、少し気になる数字だ。攻撃が四苦八苦すると守備にも悪影響を及ぼすのか、3試合で4得点3失点と低調になっている。また若い選手はまだ連戦に慣れておらず、悪い意味での若さが出たり、ペース配分が出来なかったり、改善点は多い。


 こうして見ると、当座はゼ・カルロス、森島康、そして精神的支柱である森島寛の復帰までに、どれだけ我慢が出来るのかが課題といっていいかもしれない。

 そこまで頑張れれば、まだチャンスはあるが、このままズルズルと下がっていくようでは、シーズン途中で早々にギブアップということになるだろう。若手の経験値を上げる為に一年を犠牲にしてもいいと腹をくくれればいいが、昨季あれだけ選手が放出され、今年も興行的に苦しいことが傍目でもはっきりと判る現状では、迂闊なことは言えない。


 最後に、少し意地悪な数字を。この12試合を見ていて、キーになっているプレイヤーが二人いる事に気がついた。苔口と酒本だ。

 まず苔口。先発した試合は6試合(仙台、湘南、東京V、京都、札幌、山形)あるが、この6試合は1勝5敗、得点5失点11と惨憺たる数字になっている。逆に先発していない6試合では3勝3分と負けなしで、得点9、失点3と安定している。

 そして酒本。先発起用は7試合(鳥栖、愛媛、山形、水戸、福岡、草津、徳島)3勝1敗3分、得点10失点5。先発を外れた5試合では1勝4敗、得点4、失点8。

 勿論これだけの材料で、苔口が劣っているとか、酒本が優れているとか断言するつもりはない。苔口が出場していたシーズン序盤は、チームが体を成していなかったという側面もある。ただ少なくとも、苔口がチームで生き残り、活躍する為には、相当な頑張りが必要だろう。


 これ以外にも様々なデータが、都並監督の下に届いていると思う。これを整理し、第二クールを乗り越え、反撃の転機としてほしい。次節鳥栖戦はもう明後日に迫っている。
posted by 西中島南方 at 12:57 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C大阪1VS1徳島 お疲れの子供達。

 一つ、気に入らない事がある。疲れていない人間を交代させておいて、疲れきっている人間をフル出場させたのは何故か。ボールはしっかりキープ出来ていたけれど、緩慢な人間と疲労困憊の人間がいては、今のセレッソの売りである前からの守備、果敢な攻撃など出来ない。

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 スタメンは草津戦と同じ布陣。ベンチから苔口が抜け、代わって金が初スタベン。出場停止明けの江添はベンチにも入らず、センターバックは引き続き前田、阪田の強面コンビが勤める事となった。


 立ち上がりから主導権はセレッソにあった。柿谷、中山の十代コンビは明らかに疲弊していたが、コンビプレーは年季が入っているだけあって、相変わらず素晴らしい。右の酒本もいい動きをしていただけに、センターに高さが無いのが寂しい。いいクロスが上がっても、藤本の驚異的な上がりからのヘデイングは枠外、古橋のヘッドはバー直撃。これが例えば森島康だったら…。

 対して、守備は少し不安定な印象。前田、阪田の役割分担がはっきりしていないのと、相手トップの羽地とのマッチアップで後手を踏み続けたのが原因か(特に阪田は空中戦で苦労していた)羽地には一度突破されかけてあわやという場面を作られている。左サイドの羽田、右サイドの藤本、ダブルボランチの宮本、濱田は及第点の動きが出来ていただけに、そこだけが目立っていた。


 最近お約束になったハーフタイムでの交代、今日は藤本から丹羽だった。

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 正直この交代に何の意味があったか判らない。藤本のプレーに過不足があったようには見えないし、丹羽になってから劇的に何かが良くなったようにも感じなかったし。むしろ酒本が単独で何とかしなければいけないシーンが増えた分、攻撃の厚みが薄らいだだけだったのだけれど。


 それでも先制点を奪えるのが、好調なしるしなんだろうか。後半開始早々、中山が左サイドを華麗にえぐると、グラウンダーのクロスに古橋が詰める。

 ホームで、後半いい時間で先制、流れは完全にセレッソだった。ただ守備の部分はまだ不安定で、このアキレス腱を、徳島に突かれてしまう。自陣ゴール前で前田がファールをしてしまい、フリーキックのチャンスを与えると、混戦の中押し込まれてしまう。あっという間の同点劇だった。


 同点後は、守備を固める徳島に、セレッソの攻撃陣が、手を変え品を変えして挑む、という図式が続く。後半60分過ぎから試合終了までの支配率は、今期のセレッソの中でも飛びぬけていた。中盤でのショートパスをベースに、相手のバランスを崩す様々な工夫を凝らす。

 例えば香川の投入。

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 引いて守る徳島に、タテへの動きが魅力の中山はミスマッチだし、中に絞っていって仕掛けが出来る香川の方が選択肢が多くなる。中山自身も疲弊していたし、いいアイディア。実際バイタルエリアで古橋や柿谷と連携するシーンもあった。シュートで終われなかったのが悔やまれる。


 地上戦では密集を抜けられないと見ると、終盤では金を投入。高さという要素をプラスする。

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 今期初登場となった金だが、プレーする時間も短く、まわりとの連携(特に一番近くにいる柿谷とのそれ)はイマイチ。スピードは無いものの、高さやふところの深さという、今のセレッソに欲しいエッセンスを持っている貴重な存在なので、頑張ってほしいところだが…。


 もう一つ、心配だったのは、過密日程の三試合、全てにフル出場した柿谷のコンディション。

 今日の柿谷も、平均以上のプレーではあったけれど、疲労が蓄積されているのか、ところどころでらしくないミスをしていた。その上皆がボールを集めるものだから、柿谷にすればキツイ後半戦だったのでは。濱田が下がった後は、常に複数の相手に囲まれてのプレーを強いられていた。


 結局このままタイムアップ、星を五分にする事無く、第一クールを終えた。西村GMが課したノルマ、勝ち点25に遠く及ばない勝ち点15。チームが日々良化しているとはいえ、これは厳しい。第二クール、反撃に出る為には、今いる選手達の頑張りは勿論、フロントにも腐心してもらう必要があるのではなかろうか。


追記

 審判もJ2仕様なのか、ジャッジがかなりいい加減な印象だった。線審が必死にオフサイドをアピールしているのに、主審がずっと流していたシーンがあった。線審が必死に自己主張していたのが少し可笑しかった。

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旗をバタバタ振って主審にアピールする線審



追記2

 同点に追いつかれたセットプレー。セレッソの場合だと壁の前に選手が「ホスト立ち」するのだが、徳島は数人の選手が壁の前でヤンキー座りをしていた。ホストプレーとヤンキープレー、どちらがこぼれ球に反応しやすいのだろうか。
posted by 西中島南方 at 01:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 02 May 2007

徳島戦前予想。

 今までのチームはどちらかと言うと、ある程度前に出てきてくれていた。徳島は水戸ほど引くわけではないけれど、カウンター主体である事に変わりはない。今まで高い位置でのパスカットや、鬼プレスで主導権を握っていたセレッソ。どうやって徳島のゴールをこじ開けるのか。

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 CBのコンビは、復帰した江添と、阪田と見る、でなければ山下。

 江添、前田のコンビではどうしてもスピードという面で不安があった。その点、山下、阪田は今まで足りないかった要素を埋めているし、何より今節は相手がカウンターに入った時に、すばやく帰陣出来る人間が欲しい。


 攻撃に関しては、今までの方法を少し変える必要がある。

 例えば福岡戦などは、高い位置で相手のミスパスをかっさらってショートカウンター、という場面も見られたけれど、徳島のラインは、それよりももう少し深い。その為中山辺りは苦労するかもしれない。

 そのラインを崩すには、高さであったり、ミドルレンジからのシュートであったり、ドリブルからの仕掛けであったり、そういうものが有効になる。特にセットプレーからの得点が多いセレッソでは、酒本のように果敢にドリブルを仕掛ける選手がもっといてもいい。

 ミドルに関しては、正直期待はしていない。香川、アレーなどは、ゴール前でいいアイディアを持っているんで、打てる距離、仕掛けられる場所があれば、どんどんチャレンジしてほしいのだけれど、さてどうか。

 高さもセットプレー以外では考えられない要素。金が戻ってきてくれているなら、選択肢の一つとして面白いけれど、それ以外ではどうか。正直適当なロングボールに四苦八苦する古橋や柿谷はあまり見たくない。森島康もまだまだのようだし…。


 マイナス要素が目立ってしまったけれど、チャレンジする気持ちと、今のコンディションがあれば、必ず勝てると信じている。不満の残った第一クール、せめてシメはキッチリと終わろう。
posted by 西中島南方 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 01 May 2007

カツオ系ブログ。

 なんか、日ごろは日に一度は更新していないと不安なのですが、それよりも不安な事があるとはたと筆を止めてしまうわけです。

 そうするとアクセス数もがたーっと減ってしまうわけで、私のところのブログは「ほぼ日刊」と考えられている様子。あれですね、泳ぎ続けていないと死んでしまうカツオのような、そんな感じかなぁ。

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あと二日くらい書かなかったらこのわらびみたいに枯れてたかもね


 さりとて最近書く事も無く(書きたくても書けない件は数あれど)それなりの日常でした。

 ブログでは、あれですね「さくらのきのしたでブログver.」のエントリを書いていただく、新しいブロガーさんがいらっしゃいました、「センタリング ふわりと宙(そら)に跳んだ」でおなじみの「りょう」さんです。バルセロナをこよなく愛しつつ、エントリは和のテイスト、という、いい感じの人です。ああ、ダリ展見にいったのか、私まだ見てねー。ホントに大学の専攻油絵だったのか?


 副業(=仕事)の方でも、結構忙しいです。といっても普通に社会人やっている人ならこれくらいは…。というレベルなのですが。

 今日は所用で川西にある、とある保育園へ。いきなり子供達に「おっさ〜ん」と呼ばれてしまいました。まあ、そういう歳なんだけれどもさ。もう少しオッサンになったらSB全員でオッサに移動するか?どうすか?

 でも、おっさん呼ばわりされても、子供はかわいいものだなと思いました。子宝と言いますが、別に労働力としてとか、老後の面倒見てもらう為とか、そんな打算は抜きにして、無垢で、一所懸命な子供たちの姿は可愛らしいし、この子等の将来の為にも頑張らんとな、という気持ちになるものです。他人の子でもそうなのですから愛娘の「たろも」においては、尚更です。


 明日仕事したら、また連休、試合も二つあります。どちらも落とせぬ(どの試合も負けたらアカンけど)大事な試合。特にホームでは、子供達にかっこいいところを魅せてやって下さい。都並さん、ひとつたのんます。


 ああ、そうだそうだ。一つ気になる話を聞いたんですが、ゴール裏が最近あんましまとまっていない、というかまとまろうという動きが無い、って聞いたんですが、これ本当ですか?

 確かに「応援の為の応援」はイランですが、スタに響く太鼓、手拍子、コールっていうのは、間違いなく選手をチームを勇気付けるものだから、異論反論はあっても、最低そこぐらいは揃えておかないと。

 そういうのをひっくるめて、強いリーダーシップがとれる個人、ないしはグループがいないというのは、キツイなと。観客5000人ちょいくらいの今でさえバラバラなら、明後日の試合なんかどうなるのやら…。

 あれですよ、知らない間に白髪まじりのピザデブ野郎にゴール裏を仕切られてた、とかイヤでしょ。そうならないように、一つよろしくお願いしますわ。
posted by 西中島南方 at 23:16 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする