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Mon 21 May 2007

C大阪0VS2愛媛 リカバリ中。

 パソコンやってる人で、リカバリを体験した人は多いと思う。今までいろいろやってきたデータは、殆どはそのまま引き継げるが、インストールしたプログラムなどは消えてしまう。ダメージは大きい。

 セレッソは都並政権ではJ1復帰は望めないと判断し、クルピ政権へとチームのリカバリを始めた。終盤での勝負弱さ、中盤軽視の組み立てという悪癖も振り払えた代わりに、セットプレーでの駆け引き、若手の積極起用など、良かった面も手放した。それでもその方がJ1復帰への近道と、時間と労力をかけて、クルピ監督の目指すサッカーを構築していく事を選択した。

 それがいい判断だったのか、それともそうではなかったのか、その判断にはまだ時間が必要だろう。ただ、ことこの試合に関しては、観戦するだけでも苦痛という程、質の低いプレーしか見られなかった。

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 10年ぶりとなるクルピセレッソの布陣は、ブラジル人監督らしからぬ3バックの3-6-1。

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 プレーヤーにとってはかつて知ったるフォーメーション、すぐに機能するかと思われたが、これがうまく行かない。特に売りにしていたはずの中盤の組み立てに苦労していた。

 藤本が底、アレーがさばいて左右にボールを散らし、柳沢やカルロスへ。隙あらば直接小松、柿谷、古橋へもボールを供給。基本はそんな組み立てだったのだが、これが不思議なくらい機能しない。柳沢はチャレンジせずバックパスを繰り返すし(前線の受け方が不味いというのもあるだろうが、酷すぎた)逆にカルロスは球離れが悪い。

 中盤が不安定で、不用意にボールをロストするから、一気に抜かれるのを恐れて、DFラインはズルズルと下がってしまう。逆に前線はボールを欲しがって中盤のすぐ前まで戻ってくるので、ラインのバランスが非常に悪かった。

 愛媛の丹念なサイドアタックと、トップに対する執拗なマークが、その悪循環を加速させる。3バックの両サイドを繰り返し繰り返し突かれるので、選手間の連携をとるのが精一杯という印象。

 これだけバタバタとしていては集中力も散漫になるのだろうか。この混乱の中、コーナーキックから失点。早々に追う立場になってしまった。


 さすがに業を煮やしたか、前半早々ながら、セレッソはシステムを4バックに変更する。山下を下げ、カルロスが左サイドバック、香川が左サイドに入る。既視感があると思えば4-3-2-1の「クリスマスツリー」

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 これである程度守備は改善されたが、攻撃への連動性はまだ生まれない。

 トップの3人のパフォーマンスは、お世辞にもいいとは言えなかった。小松は奮闘していたが、二人、三人とマークにつかれては思うようにプレーが出来ない。サポートすべき二人も動きが重い。特に柿谷は過去最低のプレー。不調なのか、疲労なのか、ともかく精彩が無い。



 試合をどうにかするチャンスがあったとすれば、後半立ち上がりだったか。香川がプレーゾーンをぐっと上げ、全体にいい流れが生まれはじめた。

 ところが、重点的に練習したはずのシュートの精度が悪い。とにかく枠内にいかないし、枠を捉えても勢いが無い。逆にきれいに右サイドを破られると、センタリングをあわせられて2失点目。


 後が無くなったセレッソは、トップに森島康を入れてツインタワーにし、柿谷、香川、古橋にボールを拾わせる策をとる。

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 この時点でパワープレーに入ってもよかったのだが、その意図が徹底されていたか、少し疑問が残る。ロングボールを入れるでもなし、時にはDFラインでボールをまわすシーンさえある始末。


 サポーターもストレスが溜まっていただろうが、選手も気持ちは同じようで、特にカルロスなどは目に見えて苛立っている様子だった。彼が軽率なレイトタックルで退場処分になった時、試合は終わった。


 まだ指揮をとってから1週間、前述したとおり、この試合だけでクルピセレッソを評価するのは明らかに早計だ。次の水戸戦まで時間が無いが、少なくとも今日よりは高いパフォーマンスを見せてほしい。

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posted by 西中島南方 at 00:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 19 May 2007

サポコン=サポーターコントロール?

 サポーターがこういう場に慣れてくるよりも早く、フロントがコンペンション慣れしてきた、という感想です。

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 まず会場。わざわざメディア用の席があつらえられていたり、とにかく用意周到って感じ。

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メディアの皆様


 フロントとしては、多分だけれど「サポーターのコンセンサスを得る」とか「今までの経緯を詳らかにする」とか、まして「皆の前で責任をとる」なんて意思はさらさら無くて、とりあえず「体よくはぐらかして、2時間ガス抜きさせておこう」ってハラだったんじゃないかな。で、この騒動を治めようと。


 実際殆どの質問に対してまともな回答は無かったと思いますよ。特に社長の回答はほぼ全部トンチンカンなものでした(それが意図していたものなのか、天然なのかは判らないですが)

 事の核心部分を突く質問程、それは顕著でした。2ちゃんでも書いてる人いますが、辻岡さんの質問の時はかなりしどろもどろ…。辻岡さんナイスです。


 本来ならそういうところを切り口にして、フロントに圧をかけるべきなんですが、サポーターも一枚岩ではない、というか砂レベルまでバラバラなんで、うまく行きませんでした。途中の「サポ辞める発言」で大混乱したりね。あそこで冷静になれなかったのはちょっとね…。愛すればこそ、仕方が無いと言えばそれまでなんですが。


 結局このサポコンで得られた情報は、社長はどんな目にあっても辞任なんてしないらしいという事、それからチームの体質は全然変わってない、むしろよりドロドロになってるって事。サポミの内容は原則非公開なんでそのルールには従いますが、とにかく酷い有様です。よくもまあそんなんするな、という印象。そらそんなチームみんな愛想つかすわ。

 でも社長とセレッソがイコールってわけではないんで、セレッソのサポートは、変わらず続けます。今までと同じスタンスで頑張ります。そんでセレッソを少しでもいいチームにします。もうフロントあてにならんですわ。少しずつですが、地道にやりますんで、ちょっとご辛抱下さい。


 それで最後に、ひとつだけ疑問があるんですが、


質問に立った人の中にサクラ紛れてなかったですか?
posted by 西中島南方 at 20:28 | Comment(4) | TrackBack(2) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 18 May 2007

目的があって、手段があるんだよな。

 まあ、当たり前の話なんですが、私は頭が悪いもので、時々混同してしまうんですよ。そんなことありませんか?

 たとえばセレサポの願いと言えば、それはもう「チームが強くなること」なわけで、今はその目的の為に、ボイコットやったり、社長の責任追及したりがあるわけです。

 例え個人のキャラクターに問題が有ったとしても、チームが勝てば、それは「名物社長」と言われるだけ。結果が全然伴わないから、批判している。

 この際社長に対しては、重箱のすみをつつくようなバッシングをするのではなく、企業のトップとして、どれだけの事をしたのかを具体的に(できれば数値化して)提示した方がいいのではと思います。坊主憎けりゃ…の感情論はあまりにスマートではないし、主旨に反するでしょう?


 出来れば明日のサポコン、実りある会合にしたい。その為には怒号や罵声はいらない、それくらいの気持ちでいきたい。もう少し理詰めで、チームが良くなる方法考えましょうよ。



 えーっと、ここからCM。長居探訪ブログ「さくらのきのしたでブログver.」最近忙しくて更新していませんでしたが、またエントリを増やしています。今週末も大量更新予定なので、お楽しみに。
posted by 西中島南方 at 02:38 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 17 May 2007

長居改修問題。芝生の按配について。

 以前のエントリで、張り替えたはずの長居の芝生の状態が酷いというのがあって、先週辺りに電凸しようと思っていたら、例の騒動で流れてしまいました。それについてはスイマセン。遅ればせながら、ホームレスと左翼活動家には厳格大阪市ゆとりとみどり振興局との電凸の様子を少々。

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 おっとその前に、札幌戦と同日、長居公園で行われていた「オリンピックデーラン」のメイン会場となっていた長居スタジアムの芝の様子です。

 まずは北側。

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 総じて以前よりマシになっていますが、あくまで「マシ」という程度。まだまだスポーツには使えないですね。

 そして南側。

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 こちらは写真で見るより青々としていて、いい感じ。ただし砲丸(もしくは円盤?)の着弾地点はボコボコです。


 さて、本題。電話で質問をぶつけたので箇条書きに。

Q. 張り替えられたはずの芝が荒れていて、あまりいい状態にないようだが?

A. 芝はまだ育成途中で、今の段階ではまだ十分な状態ではありません。しかし専用のキーパーが養生しているので、6月には間に合わせられます。

Q. 芝生に混じって雑草が生えているという話もあるが?

A. 今回張り替えた芝の品種はティフトン419というものですが、純粋な芝ではなく、交配種です。雑草に見えたのはその為ではないでしょうか?

Q. 座席が酷く汚れているが、清掃の予定は?

A. 一部の座席が汚れているのはこちらでも把握しています。これからいろいろなイベントがありますので、清掃はこちらで行う予定です(時期については不明)。


 今回の電凸は収穫少なかったです。座席については清掃があるそうなんで一安心ですが、まさかセレッソが試合やった後とかじゃないだろうな?などといらぬ心配をしています。本当に杞憂ならいいのですが…。
posted by 西中島南方 at 02:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 長居改修問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 15 May 2007

西中島がプロライターになった件。

 うわぁ、カウンターグルグルまわってますなぁ。サポティスタさんですか。なんであそこウチだけ「O lunatic amou no football」じゃなくて「西中島南方」なんだろう。どうでもいいけれど。


 さてさてタイトルの件、ウソではございません。最近某所でスポーツの記事を書いています。と言ってもサッカーではないんですが。家内に申しますと「西中島南方って名前が載るの?」と言われましたが、本名で載ってます。なので多分見つからないでしょう。文体は変わっていないので、ひょっとしたらひょっとしますけれど、その時は確認せずにスルーして下さい。


 全く知らないスポーツの世界に足を踏み込み、空気に触れ、記事を書くというのは、自分自身にとって、とても有意義に感じます。今まではサッカーか、そうでないか、だけの世界だったのが、ぐっと視野が広がった感じです。

 そのスポーツはマイナーで、あまり人気も無いそうです。正直厳しいらしい。何せ文章を書く早さだけで、私に白羽の矢が立つくらいですから、推して知るべしです。

 それでも努力して、汗を流し、頑張っている人が沢山いる。それって凄いなと思います。実際スポーツとして面白いんで、出来れば宣伝したいくらいなんですが。


 今のサッカー界、まだ恵まれていますよ。6000人の観客が「少ない」と思われる。普通のマイナー競技だったら、年に一度でもそんなに人来ないですもん。

 ただ、それにあぐらをかいていたら、確実に潰れますよ。リーグ丸ごとは無くても、セレッソが第二のフリューゲルスになる可能性なんて、十分にある。それってサポーターにとっちゃ死活問題でしょ。だからこころざしある人は、出来る限り(お金でも手間隙でも)チームが良くなるよう、努力しましょう。

 確かにサポーター間でも軋轢はあります。ただあの人を下ろさないとそろそろ本当にヤバイ状態になるって、判るでしょ。その点で一致するなら、どちらを立てるとか、ポリシーの差みたいなものは一時どけて、まずそこから始めましょうよ。


 勤めている会社のご好意で、19日空ける事が出来ました。サポミ行きます。泥仕合になるのは承知です。でもやっぱりセレッソが私のベースになっているのに変わりは無いし、無くなったら何も出来なくなるんで。ということであんな感じに暴れるかもですが、よろしくお願いします。
posted by 西中島南方 at 13:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

300本の怒れる桜。

 日曜の昼下がり、長居球技場会議室の外からは、休日の公園を散策する家族連れや、ダンスやリフティングに興じる人達が見てとれた。一方会議室の中を見やると、まるで彼らに幸せを奪われたかのような、厳しい表情のセレッソサポーター達、200人はいただろうか。あまりのコントラストに、私達が腹立たしく思っていること、これからセレッソが、少しでも良くなっていくために、何をすべきか悩んでいることが、少しちっぽけなもののように感じた。

 でも、それでも、私は(そして大多数のセレサポ)は、何にも増してチームを愛しているし、その為に何をすべきか、考えずにはいられない。

 何があるのか判らないまま、ただ前日にネットで「来い」と言われただけで、決して狭くは無い会議室がすし詰めになったのは、それほど今この状態が不味いものだと、多くの人間が感じている、その何よりの証拠だろう。

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 しかし今のフロントは、サポーターと比べて、あまりに危機感が無さ過ぎる。やる事なす事、すべてが真摯ではなく、どうすれば適当にお客をあしらえるのか、程度にしか考えていないかのようだ。

 時間の12時30分。会議室にやって来たのは、社長ではなく、まだ若さの残るマネージャーだった。何を問いただしても「判らない」「発言できない」の一点張りで、まるで要領を得ない。最後になってようやく社長に談判する事を約束したが、あまりにフラストレーションの溜まる二時間だった。中座した人もいたが、その人達を責める気になれない。

 これはマネージャー氏の能力不足だけが問題なのではない。こんな対応で十分だと感じたフロントトップの意識の方が、遥かに重病と言っていい。


 実はSBでは、この試合応援ボイコットを行うのかどうか、最後まで迷っていた。選手に罪は無い、などとは言えないけれども、選手だけが悪いわけではない。ならば応援を止める行為は筋違いではないかと。

 しかしこの応対で、正直「キレた」スタジアム外でどんな圧力をかけても、まるで効果が無い。それどころか溝が深まっていくだけだということがはっきりしたからだ。

 さすがに完全ボイコットは寂しいと、せめて選手のコールだけはする事になったが、この日のスタジアムは、SB以外も、明らかに異常だった。逆さに張られたダンマク、外された大旗、代わりに現れた様々なダンマク、ゲーフラ。

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 散発の応援、静かなはずなのに、トゲトゲしい雰囲気。まるでいつもの試合ではない。異様な空気がイレブンを萎縮させたのか、それともこれが実力なのか、0-1の敗戦に、ますますスタジアムは殺気を帯びてきた。

 そこに来て、社長のあの会見だ。社長にはせめてあんな有体の文章の棒読みだけはして欲しくなかった。しかし現実はアレだ。そこで流れは決まった。


 私は自宅に戻って仕事をしなくてはいけなかったが、ギリギリまでスタジアムにいた。皆の決死の覚悟を見て、じゃあ用事があるので、なんて軽く言えなかった。


 サポーターは連携し、スタジアムに5ヶ所ある出入り口を全て塞いだ。私はメインスタンド中央、あの降格が決まった試合の日、社長が紫煙を燻らせていた場所にいた。堂々と出てきて、キチンと自分の口で事情を説明するかも、という淡い期待というか、希望のようなものがあったからだ。

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 しかし私のいる間、社長はおろか、社員でさえ、サポーターの前に姿を現さなかった。タイムアップで自宅にもどった後暫くして、社長が裏門から脱出を図ったこと、見つかって急遽説明会を開いたが、相変わらずの答弁に終始したことを知った。そして、情けなくて、切なくなて、少し下を向いた。


 一晩経つと、スポーツ紙各紙がこぞってこの話題を取り上げていた。サンスポ大阪ニッカンデイリー面白おかしく書いているところばかりかと思ったけれど、かなり状況を把握して書かれたものもあって驚いた。ブログが更新もしていないのに凄いアクセス数なのにも驚いたけれど。


 この騒動は、クルピ(カルビだっけ?)が余程短期間で結果を出すか、フロントが血を流すかしなければ、暫く終わらないだろう。19日もこんな調子なら、長期化するかもしれない。

 しかしここで周囲からの批判を恐れたり、逆にストレスを発散するためだけの闘争を行ってはいけない。各自ビジョンは違うだろうが、セレッソの為に何ができるか、セレッソには何が必要なのかを忘れずに、長い騒動になることを覚悟しているべきだ。


 そしてそのノルマが達成されれば、速やかに、いつもの、牧歌的で、どうしようもないくらいのほほんとしたサポーターに戻ろう。正直三十路のおっさんにはキツイが、私もそれなりにはがんばらせてもらうつもりだ。
posted by 西中島南方 at 00:07 | Comment(3) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 13 May 2007

13日って今日じゃん!!

CEREZO OFFICIAL

サポーターのみなさまへ


クラブでは5月19日(土)にサポーターミーティングを開催する予定ではありますが、ご意見ご要望が多数ありましたので、新体制の初戦を迎えるにあたり、サポーターのみなさまにクラブよりご説明させていただきます。
会場確保等の準備に手間取り急なご連絡、そして開場前のお忙しい時間帯での開催となりご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

日時:2007年5月13日(日)12:30〜
場所:長居球技場2F会議室


 そっかー、タイトルを「サポーターのみなさまへ」にすれば、トップページから目立たないから、あんま人こないだろうし、試合前ならサポの主要メンバーはスタに行かなくちゃいけないから、時間切れで逃げられるし、ギリギリでの発表も言い訳で取り繕っちゃえばいいし、いいアイディアだよね〜。


 でもさ、残念ながら、その時間、俺長居に行けるんだわ。19日なら行けなかったのにな。わざわざ呼んでくれてるんだから、行かなきゃ失礼だよな。


 今日は張り切っていくから、行く人は「南方俺にもしゃべらせろや!!」くらいの気合でいこう。正直キレたわ。
posted by 西中島南方 at 02:56 | Comment(1) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 12 May 2007

札幌戦前予想。

 3バックか…。どことなく居心地がいいというか、懐かしいというか、そんな感慨に浸っているような状態ではないのだけれどね。

 今回に関しては、戦う相手は札幌だけではない。ガタガタギシギシ不協和音はかり聞こえてくる環境の中で、どれだけ自分自身のプレーが出来るのか。自らの精神力もまた試されている。

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 スタメン予想、正直全く自信無し。3バックの真ん中は江添で、ウイングの右は酒本で、ボランチは守備専門の潰し屋タイプと攻撃の起点になるタイプの組み合わせ。トップ下は古橋か濱田。トップにターゲットになる長身フォワード(金か森島康)が一人入り、相方は苔口か柿谷。不確定要素が多すぎるな。


 4バックから3バックになったことで、システムはシンプルになる。ただ酒本、中山は4バックのサイドハーフとして伸びてきたので、3バックのウイングハーフとして、守備の負担がどうなるか心配。ボランチもサイドを使われた時には引っ張られるだろうし。

 攻撃に関しては3-5-2とか3-6-1に慣れた古橋が、より攻撃的にいけるのがプラス材料。今年に入って、FW登録なのにボランチのラインまで下がってボールを受けるようなシーンばかりだったけれど、本来の飛び出しの上手さが見られれば。


 どちらにせよ、今のセレッソは突然の監督交代、システムの変更などで、まずまともなチームとして機能するのか自体が疑問。逆に「これだけ出来るのなら、最初からやっとけよ」くらい言えれば文句は無いけれど、選手はそれくらいの気概を持っているかな?
posted by 西中島南方 at 15:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 11 May 2007

サポコン考。仕事なんて大キライ。

 とりあえずフロントの素早い対応に感謝。無視、ダンマリを決め込んでもいい(自殺行為だけれど)中で、多分これ以上無いってスピードでリアクションをしたんだから、そういうところは有難う。

CEREZO OFFICIAL

セレッソ大阪 サポーターズミーティング開催のお知らせ


弊クラブではサポーターの皆様に、このたびのチーム新体制移行への経過、方針等を中心とするクラブ方針のご説明の場として、5月19日(土曜日)午後2時より大阪長居スタジアム 室内練習場において、「セレッソ大阪 サポーターズミーティング」を開催いたします。 開催日時、概要は以下の通りです。(後略)



 ただ19日って仕事で行けないんだよね。質問のメールと知り合いからの連絡で我慢するしかないのか…。

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 こういう時って本当に仕事がやだなって思う。無ければ生きていけないけれど、かといって好きじゃない事を延々とやっているのって厳しい。好きな事を仕事に、という方法もあるけれど、そんなことできる人なんて一握り。本当に好きなように生きている人って、どれくらいいるんだろうか。私もサッカーで好き勝手したいな。今以上にな。


 社長さん。確かに昔ヤンマーの選手していたわけだから、少なくともサッカーがキライってわけじゃないとは思う。でもこと社長という仕事、立場においては、どうだったんだろう?

 もし私が同じ立場なら、多分クラブが傾いても、いい選手、いい監督を連れてこようとするだろうね。長居が毎試合満杯になればすぐペイできる。とか無茶言って。そしてサイフは火の車になって…。あまりウマくいかなかっただろうね。

 その点、冷血と言われようが、財布のひもを緩めず、身の丈経営に徹した姿勢は、サポーターとすれば、歯痒いところもあったけれど、それなりのものだと思う(妙な無駄遣いは鼻につくけれど)

 ただ、そこで「好き」と「キライ」の間にある、絶対的なカベにぶつかってしまったんじゃないかと、思ったりもする。


 話を自分が勤めている会社に戻すと、ウチの社員の殆どは、会社の扱っている分野がとても好きだったりする。私は異端中の異端。

 だから知識も豊富だし、お客さんにいろんな提案が出来る。多少の無茶は喜んでする。泥だらけになろうが、休みが何回もぶっつぶれようが、それこそ体から「バリバリ」と音がするくらい働く。午前様でも知った事ではない。手前味噌になるけれど、本当に凄いなと思う。

 そういう姿勢って、どこかに「好き」という感情が無ければ生まれないものだ。「好き」だけでも厳しいけれど、「好きでなければ」という部分も、やっぱりある。


 出原社長が、そして一部の社員が愛されない理由って、そんなところにあるんじゃなかろうか。特にサポーターなんて「好き」の結晶体みたたいなもんだから、少しの怠慢も許せないんだよね。


 今更「好き」になりました。なんて無理なのは判っているから、辛いのを覚悟で、今度こそ真摯に話をしてほしい。私が今度のサポコンで願う一番はこれ。この前提が無ければ、何時間話そうが、進歩なんてありえない。
posted by 西中島南方 at 00:20 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 09 May 2007

大東氏の提案。

 日が変わった頃、電話がありました。ゴール裏としても、納得いかない部分があって、何かしらのインフォメーションが欲しいと。当然の選択だと思います。

 それで、その文章をこちらでアップして欲しいという事でしたので、全文を転載します。一字一句そのままのものが、セレッソフロントに届く予定です。

都並監督解任に関する説明会開催の要望


大阪サッカークラブ株式会社
 代表取締役社長 出原 弘之 様

2007年5月9日
セレッソ大阪サポーター一同
 発起人代表 大東 正明


拝啓
 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、5月7日のリリースにおいて、西村ゼネラルマネージャー・都並監督・藤川コーチの解任を知りました。クラブ側の決定についてサポーターとして納得がいきません。サポーターに対して今回の決定について説明会を開いていただくことを強く要望いたします。

 シーズン開始前のサポーター・コンベンションにおいて、西村GMの方針説明、都並監督のシーズンに対する意気込みを聞かせていただき、サポーターとしても一緒になって今シーズンを戦おうと決めここまで応援してまいりました。

 若手の育成をベースに、7月の移籍マーケットを睨んだチーム体制でシーズンをスタートしたと認識しており、第一クール後半にかけてチームとしてまとまってきたとサポーターとしても評価しておりました。第二クールの初戦であるサガン鳥栖との戦いにおいても、敗戦という結果に終わりましたが次につながる試合だったと感じております。

 次期監督予定のクルピ氏を迎え、チーム統括部長に梶野氏を迎え、第二クールからの残り試合を如何にして戦っていくのでしょうか?また、今回再度あげられている「J1への復帰」の目標を現在の戦力をベースに戦っていくのでしょうか?10年ブランクのあるクルピ氏に後任を任せるリスクはどれぐらい想定されているのでしょうか?

 今後、クラブとサポーターが同じ想いで目標に向かって戦っていくためにも第二クールホーム初戦を迎えるにあたって、それまでに是非ともサポーターに対して説明会の開催を検討していただけますよう、お願い申し上げます。

敬具


 この文章に関してどういう感想を持たれるのかは、人それぞれでいいと思います。むしろ賛否両論あるほうが健全でしょう。

 私も、どういった形であれ、サポーターへの説明は必要だと思っています。なので、事これに関しては、ゴール裏を支持します。


 ただこの文章に関して、フロントのリアクションが無い場合、何かしらの「対抗措置」も考えているそうで、それに関しては同調しません(ゴール裏としても「強制」ではないそうですが)


 いろいろとややこしい展開ではありますが、チームがこの破壊と創造の中で、いろんな意味でたくましくなるよう、期待しています。


 ああ、それにしても動きが早いなぁ。仕事が忙しくなきゃ事務所に特攻しようと思ってたんだけれどもね(半分本気
posted by 西中島南方 at 01:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする