長居改修の件では、何度も公園を管轄している「ゆとりとみどり振興局」に電話取材したりして、市の内情を僅かばかりではありますが知ることが出来ました。そこで、市が健全体質への転換に対することを、意図的に避けているのではないか、という疑念を持つようになりました。
何故健全にならないのか。理由は色々あるのでしょうが、ザックリ言えば、今の赤字をジャブジャブ垂れ流している状態のほうが、いろんな人にとって都合がいいのです。
例えば長居の件でも、施工業者は何れも兼ねてから市の工事を何件も落札しているような、いわばお抱えの業者ばかりでした。身障者席の業者に至っては、最低希望落札価格(これ以下の金額を出すと、まともな工事が出来ないと判断されて、仮に見積もりが落札希望業者の中で最も安くてもはじかれてしまう)と、千の位までピッタリの価格で工事を受注しています。何千万もかかるような工事でこんな偶然があるのか、疑問ですね。これはあくまで一つの事例ですが、殆ど万事が万事こんな状態なんですよ。
その一方で、大阪の街が好きな自分がいます。コテコテで、ギトギトで、図々しくて、口汚くて、そのくせ寂しがり屋だったりする大阪、大阪ストラットではないですが、「他にくらべりゃ外国同然」のノリが、肌に合うんですよね。
だからなおさら、大阪には良くなってほしい。その為に市を相手に暗闘をし続けるのは結構疲れますが、やっぱり大阪で生まれた男なもので、生まれた場所に対する愛着があるんです。
前述の「大阪民国ダメポツアー」でも、イントロダクションではこんな事が書かれています。
「大阪市は大阪市から出て行け」
以前テレビで大阪の無駄遣いが報道された時に街中のオッサンが言ったこの一言。
まさしくその通りの言葉である。
近いうちにきっと訪れる「財政再建団体転落」後、この街を悲観することはしないでおこう。
大阪はゴーストタウン夕張とは違う。
穀潰しの大阪市の役人どもを全て追い出すこと。
そして大阪再生は民間主導で行おう。
それは商都大阪のあるべき姿。
大阪は人が財産の「民」の街。
必ず復活する。
愛すればこその批判。市にとどいているのかな。
と、いうわけで、開幕戦、関市長が登場した時、トラメガを使って「この税金泥棒が!」などとヤジを飛ばしていたのは私です。反省なんかしてません。