head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Thu 22 Mar 2007

新入りくん

070322_2038~0001.jpg西中島南方の新しい手下です。千里中央にいるよ。
posted by 西中島南方 at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どん底の僕らは。

 第四節を終わって勝ち点0、堂々の最下位ですよ。J2から降格、というのは無いんで、それが救いではありますけれども。でもそれを救いと感じるような状態じゃあ困りますわな。


 ただ現実として、攻撃が出来ない、勝負どころで集中できない、チームとして一体感が無いというところで、J2でも試合を作れていない。だから負けつづけている。昨日の試合は随分マシでしたけれど、それで京都戦を楽観視するわけにもいかない。


 やっぱりここで仕事しなくてはいけないのはサポーターだと、私は思います。チームが辛い時、苦しい時に応援できる存在でありたい。ならば今はその絶好の機会ですよ。

 京都戦に関しては、日にちも無いので、「特別な何か」をする事は出来ません。ただ今まででも声を出すとか、手拍子をするとか、そういう基本の部分で抜けていたところがありました。それを修正していきたい。

 別に他人の事をどうこう言わなくていい、まず自分がどうするべきか。どの時期にどのチャントで行くとか、そういうのは枝葉末節の話で、まず音を出すということですよ。そうしてピッチにいる選手に気持ちを送る。ベタなコールでも気持ちがこもっていればいい応援だし、どんなにかっこよくてもポーズだけなら伝わらない。でしょ?

IMG_33970201.jpg


 J2は長いです。あと45試合残っています。3連敗はイタイけれども、まだまだ挽回出来る余地が残っています。チームもサポーターも一から出直しましょうや。
posted by 西中島南方 at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 21 Mar 2007

東京V2VS0C大阪 勝ち点なし、収穫あり。

 3連敗ではあるけれど、未だ得点がセットプレーからの1点だけではあるけれど、今日の試合が一番マシだった。意図していたプレーが出来ていたし、決定機もあった。ただそれが勝ち点に結びつかないのが、一番の問題。

 当然主審の扇谷氏に対する不満はある。どのプレーがファウルになるのか、明確な線が無かったから、まずしっかりとしたコンタクトが出来ない。またゴール前で露骨にPKを貰おうとするプレーをする輩も出てきて、後半30分くらいはサッカーと呼べるものだったか疑問。

 それでも、その試合をそれなりにこなして、ちゃんと勝つチームがあるのだから、レフェリングを言い訳にせず、今後の糧にしてほしい。


 スタメンの布陣、監督曰く「クリスマスツリー」


field-2007-03-21st.gif


 4バックの前には中に絞った3人のボランチがフラットに並ぶ。1トップに高さとキープ力を期待して森島康。古橋、苔口がそのフォローをするとともに、守備の際には自陣に戻り、チェイシングに走る。

 こと守備に関しては、この布陣が効いていたと思う。3ボランチの辺りで相手ボールをしっかり引っ掛けられていたし、守備的な4バックをしいていたのでサイドに流れてもある程度ケアが出来ていたし。

 一番怖かったフッキのスピードもトップギアに入るまでに潰していたから、前半ピンチらしいピンチといえば佐藤のワンツーと、2本あったフッキのプレスキック程度。


 ただ攻撃に関しては、守備にそれだけの人数をかけていたのもあって、まだまだ迫力不足というところ。トップの森島康がボールをホールドできていたため、以前に比べて攻撃時のプレーゾーンが前になってきたものの、ロングボール頼みなのは相変わらずだし、シュートの数がまだ足りない。


 それでも前半0-0だったのには満足しなくてはいけない。それまでの試合に比べて格段に組織的なプレーが(特に守備に関しては)実践できたのだから。正直少し期待さえしていた。


 その淡い望みを見事に打ち砕いたのは、やはり藤本の退場と、その後にあったPKということになるんだろう。


 まず藤本の退場に関して、特に非難も弁護も無い。酷いジャッジといえばそうだし、カードを前半に貰っていながら軽率なプレーをしたとも言えるし、多分10人いたら10人が違う感想を持つだろう。


 兎にも角にもセレッソは残り20分間を10人で戦うことになった。そこでありがたかったのは、今はやりの「ポリバレント」なプレーヤーが複数いたこと。

 丹羽は左ボランチから、本職と言われている右サイドバックに移ったが、特に違和感無く機能していた。また古橋は攻守の繋ぎとして、もう一列位置を後ろに移したが、こちらも特別不味いプレーは無し。

field-2007-03-21-68.gif


 ただ前半から右に左に奔走していた守備陣の疲弊が、10人になった事でより加速したのは間違いない。それがPKの伏線ということになるのだろうか。

 あの時、PKとなったプレー。プレー自体ファウルかどうか怪しいものではあるけれど、それまでに今日の主審がエキセントリックなジャッジをすることを理解していたなら、もう少し前にボールがある時点で何かしらの方法で相手を潰していてもよかった。100%守備陣が悪いわけではないけれど、それと等しく100%不可抗力だったとも言えない。


 この失点で都並監督が動く。ここまでとっておいた切り札、森島寛とゼ・カルロスを同時投入して、同点を目指す。

field-2007-03-21-82.gif


 その後小松まで投入し、パワープレー体制に入った。

field-2007-03-21-83.gif


 ここまで前がかりになるのだから、カウンターを受けるのは織り込み済みだった。2失点目のシーンについては、そういうわけで、特別何がどうだとかは書かない。


 結局スコア上は仙台戦と同じ2-0になってしまったけれど、今日の試合はまだ許せる敗戦だった。

 今まで全く無かった連動性のようなものが、僅かながら見え始めてきたし、後半森島康、小松がそれぞれいいシュートを放っている(キーパーの好守に阻まれたが)五里霧中だったチーム状態が上向きになってきた。結果が出て、自信が持てるようになれれば、少なくとも開幕時のような惨敗はぐっと減ってくるはずだ。
posted by 西中島南方 at 17:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 20 Mar 2007

東京V戦前予想。

 あー、憂鬱だ憂鬱だ、予想をするのも憂鬱だ。しかしするぞ、しつこいぞ。あきらめは悪いほうだ。

 ただことこの試合に関しては、スタメン予想は本当に憂鬱。

field-2007-03-21.gif


 というのも、前節湘南戦、ゼ・カルロスが「自分(都並監督)の指示通りに動かない」という理由から、前半で交代してしまったから。理由が理由だけに今節スタメン出場は厳しいだろう。ただでさえ攻撃の起点になるプレーヤーが少ない中で、これは痛すぎる。

 かといってカルロスが何の咎めもなしに出場すれば、チームのディシプリンがとれなくなってしまう。だから事これに関しては、仕方が無いと言う他無い。

 勿論「監督、俺が悪かった」「判ってくれればいいんだ」なんて流れがあって、「チームの為にがんばるよ!」となればそれが最良なのだけれど、そんなスポコン漫画的な展開など有るのだろうか?


 というわけで、東京V戦はひたすら耐える90分間になるだろう。フッキのドリブル、船越の高さ、服部の粘り、そして名波のパスワーク。バックには厳しい。

 それを耐え、ボールが奪えたとしても、セレッソには高速カウンターなど無い。タテ一発のロングパスが、苔口や古橋にピタリと合うのを待たなくてはいけない。

 前々節、前節と比べれば、押し込まれる分、逆に相手の裏にスペースが生まれ、苔口の足が生きてくる可能性は多分にある。しかしチャンスはそう何度も有るまい。死中に活を求めるのなら、二の矢は無いと心してプレーしなければ。それ以外の得点パターンはセットプレー程度。それとて決して精度が高いなどとはいえない。


 という訳で、もし勝つとするならば、ロースコア。1-0とか、出来て2-1というところか。緊張の糸が切れれば悲惨な状態になる可能性だってある。


 それでも、たとえクソサッカーだと思っていても、それがセレッソである限り、勝利を信じる。それがサポーターってもんだと思うから。よっぽど酷い時は、その時に考えるよ。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 19 Mar 2007

何気ないってことは、大変なことなんだ。

 ウイークディは、普通に仕事があって、家に帰れば家族がいて、暖かい家庭があって、週末には、その家族や、友人と、試合を観にいく。

 勝って喜び、負けて悲しみ、でもそれすらも日常の一部で、次の日からもまた、そんな日常が続いていく。

 それはごくありふれた、それこそ何気ない、人生の一部。けれども、実はその何気ない日常をすごすことは、今の世の中では、とてもたいへんな事なんだと、今になって思う。

IMG_329902.jpg


 まず私達が、そんな平凡な存在でいることに、心血を注がなくてはいけなくなった。私がいろんな「変な事」が出来るのは、いろんな脇道を通ってきたからで、本当は何も出来ないでいるけれど、平々凡々とした日々を送る、そんな人でいたかった。その時点で、私が小さいころ描いていた未来と、少しずれている。


 重ねて、愛するチームがこんな状況にいる。まだ二試合、されど二試合。収穫が殆ど無い180分間というのも異常な事だ。

 球団の裏側にちょくちょく足を踏み入れるようになってしまって、見えてしまったのだけれど、球団もまたありふれた存在になることに、大変な労力を要するようだ。

 だから少し気を抜いたり、ミスリードすればこういう流れになるってのは、頭の中では理解していたつもりだった。しかし現実として突きつけられると、やっぱり辛いね。


 もし「我こそは」というサポーターがいたら、考えてみてほしい。何気ない日常としてのスタジアムを、どうすれば作れるのか。応援にしたってそうだし、チームとの接し方にしても、何か考える必要があるのではなかろうか。その結論としての千本ノックならば、別にそれはそれで構わない。さすがに物を投げるのはどうかと思うけれど。


 とりあえず次のホーム、京都戦、特別な何かをしようとは言わないけれど、サポーターはサポーターとして、義務を果たそう。それぞれが出来る事をして。それでチームが結果を出さなければ、その時はその時で…。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 18 Mar 2007

湘南2VS1C大阪 狂った羅針盤。

 今日は今年初めてのスタカフェ観戦だった。人が少なかったな…。それでも中継やってもらえるのだから感謝しないといけない。試合の中身については、あまりに中身がなくて上手く書けない。

IMG_339301.jpg


 スタメンは予想通りだったが、4-2-2-2ではなくて4-3-1-2という感じ。

field-2007-03-18st.gif


 実際はこの図のように等間隔ではなくて、カルロス、アレー、宮本と森島寛の間には広いスペースがあった。

 このスペースは「生まれた」ものというより、意図的に「生んだ」もので、前節と同じく、前線へのボールの供給は、専守防衛を託された後ろの7人からのロングボールしかなかった。

 これでは攻撃の形すら見えてこない。前の3人は相手のミスか、まぐれでいい場所に送られたフィードを待つために、ひたすら無駄な運動を繰り返さなければならず、ボールをロストしてもそれをチェイシングするだけの心身の余裕が生まれない。

 また全体に距離があるため、誰かが誰かを追い越していくとか、グループで局面を打開するような連動性も出てこない。明確な攻めの形は、この節でもついぞ見られなかった。

 それだけ攻撃を犠牲にしても、守備が厚いわけではない。それが面映い。


 対する湘南はアジエルを軸に両サイドもこまめに顔を出し、セレッソとは対照的に攻撃のレパートリーをたくさん持っていた。守備に関しても勘所(セレッソで言えばカルロス)をしっかり抑えているので、流れの中で大怪我をすることは無い。身の丈にあったいいサッカーをしていた。

 なので立ち上がり早々、前線からのチェックでボールを奪われ、浮き足立った状態のまま失点を喫した時も、特別腹立たしくなかったし、むしろセットプレー一発で同点に持ち込めたのは幸運だとすら感じた。


 その前半、見事に押さえ込まれ、仕事ができなかったカルロスに代えて丹羽が入っていたが、それによって前線の孤立度はより深くなっていたように思う。

field-2007-03-18-33.gif


 確かにカルロスは満足なプレーが出来ずにいたが、この布陣で試合の組み立てが出来る選手はカルロス以外にいなかった。それを引っ込めるのだから、代替となるプランなりを示すべきだったが、それも無かったから。


 後半はさすがに湘南もペースダウンして、少し流動的な展開になってきたが、それ以上に無駄なスタミナを使っていたセレッソは、それを突く事が出来ない。苔口が一、二度強引に駆け込むシーンがあったものの、シュートまでは至らず。もう少し古橋、苔口が生きてくる使い方が出来ないものか。

 その苔口の足が鈍ってくると二人目の選手交代で森島康を投入する。

field-2007-03-18-64.gif


 しかしその森島康に対しても、送られてくるのは縦の長いボールだけで、ジャーンとの競り合いとなれば苦しい。見せ場無く試合を終えた森島康ではあるけれど、その全ての要因が、彼一人にあるわけではない。


 交代による変化という意味では、最後の森島寛から酒本への交代が最も良かったかもしれない。それとて「比較的」な評価で、劇的な効果を生んだものでは無いけれど。ボールを少し長く持てるプレーヤーが前にいるので、全体のまとまりが僅かばかり良くなった程度。

field-2007-03-18-81.gif


 こんな酷い現状で、タナボタの勝ち点1をとってしまうより、負けて精神的なダメージを受けたほうが、なぜ今チームがこれほどチームとして機能していないのかを考えるきっかけとしては、逆に良かったかもしれない。そんな考えすらよぎる試合だった。


 このチームのストロングポイントは、森島寛、古橋をはじめとする個性豊かな二列目にあり、彼らを生かすために何をするべきかから逆算した方が、このチームは生きてくる。中盤にゲームメイクが出来る選手を入れたり、サイドやトップでボールをキープ出来る組み立てをしたり、策は沢山ある。それに背を向けて、ひたすら自らのサッカーに固執するのであれば、もう暫く、歯がゆい日々は続くだろう。
posted by 西中島南方 at 18:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 17 Mar 2007

湘南戦前予想。

 昨日は体調がすぐれなかったのだけれど、メシ食って、ひたすら寝たらだいぶと元気になってきた。まだ若いぞ、頑張るぞ。というわけで戦前予想。

field-2007-03-18.gif


 左サイドバックに羽田が入るらしい、カルロスを一列上げるのには大賛成。カルロスの攻撃性が生きてくるのも勿論だけれど、これでアレーも攻撃的になるだろうから。

 アレーを生で観ていて感じたのだけれど、ボールを奪ったり受けたりした時、まず真っ先にカルロスの位置を確認する。遠い異国で、他の選手とは満足なコミュニケーションが取れない現状を考えれば、当たり前といえば当たり前の話。2年前の前半も、ブルーノが奪って、ファビーニョが持って上がって、カルロスに渡すというシーンをさんざっぱら観ていたし。

 そのアレーの視野が、サイドから前に向く。よりゴールに近づくプレーをする可能性が増えたというのは、いいことだ。


 空いた左サイドバックに、センターバックタイプの羽田を入れたのはどうしてだろう。練習試合などでも阪田や丹羽を試したり、この位置に本職ではない選手を置いてテストしていた。

 そもそもあまり適職がいないポジション(山崎とて本職は右サイドだったりストッパーなわけで)、苦肉の策なんだろうか。

 などとずっと布陣を見ていたのだけれど、これは変則3バックっぽいなという気がしている。柳沢が上がれば残りの3人は右にずれるだろうし、森島寛は指示がなければタッチライン際より中のほうが好きだろうし…。もしこの形が機能しても、4バック完成とは言い難いかも。勿論機能しないよりはした方がマシなのだけれど。


 攻撃に関してはトップ二人の約束事がどれだけ増えて、そして整理されているか。

 苔口が流れてボールをサイドで受けて、そこで古橋(それから森島寛)がどう動くのか。カルロスと古橋がコンビネーションで左サイドを作って、そのとき苔口はどうしたらいいのか。そもそも二人の位置取りや関係はどうなのか。それすら出来ていなければ、ジャーンや斉藤は崩せないだろう。


 とにかくあまりに仙台戦が不出来だったので、心配事も増えてきた。それをちゃんと払拭出来るのか。それがこの試合のキーポイント。
posted by 西中島南方 at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 15 Mar 2007

静かなる野望。

 権力とは何か、力とは何か、時々考える。それはつまり人を動かす力の事ではないかと、最近は思っている。

IMG_313401.jpg


 その力を手に入れるにはどうすればいいのか。例えば大阪のしがないおっさんが、好きなサッカークラブの為には何をすればいいのか。


 脳内の分身数名と協議した結果。「とりあえずでかい声が出るようにしておこう」という事になった。


 例えどんな名言であっても、誰も聞いていない独り言であるならば、それは存在していないのと同じなのだ。沢山の人が聞かなければ、知らなければ、名言は名言足りえない。

 そしてもしおっさんの言葉がピント外れなものであっても、声量さえあれば、沢山の人間が聞いていれば、誰かが全うな反論をしてくれる。その場合おっさんの「力が欲しい」という第二希望は無くなってしまうけれど、第一希望である「クラブがいい方向に向かう」という夢は残る。おっさんはそれでもいいと考えた。


 まずおっさんはまたもブログの模様替えをした。大好きだった「osaka sans serif」というフォントで作った自家製のロゴを捨てた(まだサーバーには残っているけれど)。少しでもブログが引っかかりやすくなるように。

 その効果かYahoo!で「西中島」「西中島南方」検索すると一位になるようになった(15日0時現在)CMとかでやっている「○○で検索してください」が使えるようになった。かなりアホアホな展開ではあるが、少し面白い。


 そうして今後は、出来る限り自前の、おっさん発の記事を書くように決めた。

 例えば試合分析や戦力の吟味、選手起用などに関する目は、Desmarqueのnkonkonさんの方がずっとあるし。チームに対する愛情のようなものは、多分りんでんばうむの中の方をはじめ、沢山の人にかなわない。私はたまたま図解や写真をたくさん用意できたり、更新をとにかくこまめにしたり、そういう方法でアクセス乞食に徹している為に有名になっただけ。

 そんな人間が同じ土俵に上がってどうかというのもあるし、何でみんな書かないんだ、大事な事なのに、というカテゴリもあるし、とにかく「コイツは変な事書くな」くらい感じてもらえるブログでいたい。


 そうして皆がここを叩き台にしてくれれば、実に有意義だと思う。それでなにか新しい動きが出来れば尚いいのだけれど。

 そんな事をホワイトデーの売れ残りお菓子を食べながら考えていた、水曜の深夜でした。


 そうそう、わたしには、いやいや、このおっさんにはもう一つ野望があるのですよ。それはたたみます、あまりに馬鹿らしいんで。

馬鹿な野望とは…。
posted by 西中島南方 at 02:55 | Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 13 Mar 2007

サッカーの有る日々。

 セレッソの開幕は、それはもう最悪なものであったけれど、サッカーの無い日々に比べれば、サッカーと共に有る日々というのは、気持ちの張りが全く違う。そういう考え方をしていれば、初戦のつまづきも、別段気にならない。そういう事にしておこう。ははは。

IMG_330103.jpg


 例えば試合の日、「いつも何かを企んでいる(by○中さん)」私は、同士と共に、体力の許す限り、早くに長居にやって来る。何かの準備をしてみたり、入場待ちの列に加わりながらバカ話したりというのは、格別に楽しい。


 昼間の試合なら昼食も大事。前節に勝っていれば、その時に食べたものと同じものを食べて、ゲンを担いだりもする。

 またそれとは別に、新しく出来たお店なんかは出来る限り足を運んで、実食して、紹介するようにしている(そしてこんな感じで記事にしたり…)

 それはつまりチームがあまり力を入れているとは感じられない「地域密着活動」の補完であるのだけれど、街歩きがそもそも好きなので、ただ単に長居をもっと知りたいな、という気持ちも無いわけではない。


 開幕戦の昼食に選んだのは、最近出来たカレーショップ「阿以栄(あいえ)」さん。

IMG_328601.jpg


 よく吟味した、美味しくて、安全な素材を、根気良く丁寧な仕事で調理する、真面目な真面目なカレーショップ。

 第一印象は、こんなおしゃれな感じのお店が、よく長居に出来たな、という感じ。清潔感があって落ち着きのある店内、店員さんの接客も丁寧。

IMG_328701.jpg


 メニューはよく煮込んだ牛スジカレーと、沖縄名物タコライスが中心。決して種類がある訳ではないけれど、一つ一つの手間を考えれば、こういう専門店もアリかなと思う。

 牛スジカレーも心引かれたのだけれど、ここは初体験のタコライスを注文した。

IMG_329403.jpg


 ご存知の無い方にご説明。タコライスはメキシコ料理のタコスの具材をそのままご飯に乗せたもので、前述のとおり沖縄発祥の無国籍料理。ご飯の上にはざく切りのレタスとチーズ、それにピリ辛味に炒めたひき肉が、カラフルに盛られている。

 お店によってはフレッシュトマトやざく切りのトマトが入ったサルサソースがかかっていたりするけれど、こちらはトマトソースを使用している。実は生のトマトが苦手だったので少し嬉しかったり。辛味が足りない人はサルサソースが別に用意されているので、自分の好みにあわせてトッピングすべし。

 味も量もとても満足。何せタコライス初体験なので、タコライス界における格付けなどは出来ないけれども、レタスはしっかりシャキシャキ感があるし、チーズもくどくない、あっさりしているのに、いい感じで後を引く美味しさだった。

 阿以栄さんの詳しい情報はこちら、地図はこちら。



 長居駅からだとスタとは反対側に徒歩2、3分。是非一度ご賞味を。


 さて、腹ごしらえも済んで第二に出陣、マスゲームのお手伝い。SBにおられた方は、こんな変なおっさんがウロウロしていたのを観ていたと思うが、何もいわずに記憶から消してほしい。本当にスタジアムに来るとテンションがおかしくなるぞ。

 まあ、何とかスタンドがピンクに染まったので、それはそれでよしと、勝手に納得。

IMG_332501.jpg


 本当はこれで選手を勇気付け、気持ちよくプレーしてもらい、すっきり勝ってほしかったし、それが出来なかったという意味では、マスゲームはまたも失敗と言えなくも無いけれど、現状を考えると、阿以栄さんのカレーのように、結果が出るまで根気よく応援をし続けるしかないのかも知れない。大東君が応援ボードを「再利用する」と言ったのも、そういう気持ちがあったからではなかろうか。


 試合の後スタを巡って、スタンドのあちこちにいる知り合いと挨拶。ゴール裏をうろうろしていると、年季の入ったモリシのダンマクが掲げられていた。

IMG_330601.jpg


 本人同様、一生懸命頑張って、ぼろぼろになった背番号8を観ていると、なんとなく切ない気持ちになった。でも感傷に浸っている暇は無い。J2はすぐに、次の試合がやって来るのだから。
posted by 西中島南方 at 01:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 12 Mar 2007

C大阪0VS2仙台 体感気温急降下。

 寒い、とにかく寒い。この時期に16時キックオフはさすがに厳しい。応援していてもとにかく冷えるし、手はかじかんで感覚がなくなってしまうし、何より目の前の選手達を観ていて、何も熱くなれなかった。

IMG_333401.jpg


 まずマスゲーム、無事成功、多分。ただマスゲームしている時は、決まってチーム、フロント、サポの足並みが揃わない。去年のダービーではサポとチーム、名古屋戦ではフロントとチーム、川崎戦でもフロントとチームが結果を出せなかった。今年はようやくサポとフロントがある程度繋がったと言うのに、肝心のチームがまたも惨敗、三位一体とはいかなかった。

 こういうイベントをする時は特別な試合なわけで、そこで結果が出せないという事は、問題では無いだろうか。


 スタメン予想はずばりと当ったが、ここが問題かもな、という予想も、ほぼ全て当ってしまった。

field-2007-03-11st.gif


 この布陣のキーポイントはサイドでの主導権。柳沢、森島寛、苔口で作る右サイド、ゼのリズムで切り崩す左サイドというのは、監督の意図通りだったろう。特に前半の立ち上がりはサイドに流れて受ける苔口とゼの果敢なオーバーラップが目に付いた。

 ただサッカーは最終的にボールがゴールラインを超えなければ得点にならない。この状態ではセンタリングやサイドの崩しまではイメージ出来たものの、シュートまで持ち込むシーンは極まれだった。OFFICIALのシュート数は14となっているが、ミドルやロングからの不正確なものが相当数あった。逆に枠内シュート数はかなり少ないはずだ。


 そんな歯がゆい立ち上がりが終わると、早々に失点。課題だったはずの、誰もが注意していたはずのセットプレー。右サイドからの、今日最初のコーナーキックを、ニアにいたドフリーの選手に合わせられた。


 その後も、それに熱くなるわけでなく、逆に落ち着くでもなく、淡々とサイド攻撃にこだわり、同じように相手センターバックに跳ね返される。セレッソの前線に、もう西澤はいないというのに、空中戦に強いわけでもない古橋と苔口に高さを求めるのは無為無策と言う外無い。


 守備に関しては攻撃よりいくらかはましではあったけれど、それとて比較的そうだったというだけで、組織的で素晴らしいプレーができていたかというと、正直そうだとは言えない。

 例えばゼも柳沢も上がった時、両サイドに出来るスペースのケアなどは未整備だったように感じる。そもそもバランスを考えれば、どちらかが上がった時には、反対側はバランスをとった方が安定するはずなのだが、そんな約束事も上手く行っていない様子だった。

 ボランチに関して言うと、丹羽は適正が有ったのかどうか。アレーが底の位置でボール奪取と両サイドの散らし役になっていたから、もう少し前目でプレーした方がいいと思ったのだが、それが出来ないままで、中盤の前二人とボランチの間に接続不良があった。


 簡単に纏めてしまうと、非常にフラストレーションの溜まる前半だった。後半に劇薬を使わなければ、何も変わらないままだろうという印象。


 だが後半の立ち上がり、またも失点しリズムを狂わされる。味方DFに当ってシュートコースが変わり、反応できなかったというものだが、これを不運と片付けるべきか。

 もしチームがイニシアチブを握り、中盤を掌握できていれば、当然そんな位置からシュートは撃たれない。それを許した事に罪がある。


 出端をくじかれ、最初の交代が後手に回ったセレッソ。前半早々から消えていた宮本に代えて濱田を入れ、攻撃のバリエーションを増やそうと試みる。

field-2007-03-11-55.gif


 短い時間で、ボールタッチも少なかったが、濱田は随分タフになって戻ってきたように思う。当りを嫌い、パスの出し手としてだけしかプレーをしなかった選手が、激しいコンタクトにもめげずに走り回っていた。

 矢継ぎ早に3分後、二人目のカードを切る。丹羽に代えて酒本、中盤は(おそらく)ダイアモンド型、より攻撃的にシフト。

field-2007-03-11-58.gif


 ただこの形でも前線の膠着状態を打破できない。個人技で崩せず、組織で揺さぶれず、ただ漠然と、単調な攻撃を繰り返すのみ。タメを作れる選手がおらず、センタリングまでいく機会すら減っていった。


 対する仙台も、決して絶好調というわけではなかったと思う。カウンターの精度が良ければ、こんなスコアでは済まなかった。その仙台に対してこのスコアというところが問題。


 残り時間が20分を切り、最後のカードはお決まりのパワープレー要員。森島康が登場し、前線にようやく高さが加わった。

field-2007-03-11-77.gif


 トップに森島康、セカンドに森島寛、古橋。左サイド少し下がった位置に濱田、右サイドは酒本、アレーもワンボランチながらこぼれ球に絡む。今日登録されたメンバーで、最大限攻撃的な布陣だった。

 それでも不正確なロングボール、横パスは相変わらずで、ストレスばかりが増えていった。ロスタイムの焦りから来るイージーミスも改善されてはおらず。このままタイムアップ。


 この一試合で全てが決まるわけではないけれど、とにかく収穫の少ない開幕戦だった。サイドバックのバランス、運動量重視の中盤のてこ入れ、前線を生かす攻撃の組み立て、そして持病のセットプレー、課題は沢山ある。その全てを湘南戦で解消しろというのは、不可能だろう。しかしせめて良くしていこうというベクトルを感じたいとは思う。
posted by 西中島南方 at 00:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする