チームは降格という残念な結果になったけれど、個人的には、本当に個人的には、収穫の多い一年だった。このブログが何を求められているのかが知れたし、おかげでスタンスもほぼ決まったし。
まず人脈という無形の財産がたくさん出来たことを書きたい。サポーターやってなかったら多分これ程の繋がりなんか築けなかったんじゃないだろうか。両手でも利かないほどの仲間に知り合えた。これは一生もの。
仲間がいたから、情熱があったからサポートが出来た。まだまだ至らないところも多いけれど、それを糧にするだけの技量がある人達だから、多分大丈夫。なんてったって狭いスタジアムとはいえマスゲームまで実行出来たんだから。
来年も、今と同じくらいか、それ以上の艱難辛苦が待っているかも知れないけれど、その分これまでやってきた経験が生きてくると思ってます。
それから、新聞やネット記事だけでは判らない事は自力で調査するようになりました。電話取材も最初はしどろもどろでしたが、しっかり下調べをすれば別にビビる必要はないんですよね。むしろこちらからどんどん攻められるのを知りました。関係各所にも名前を覚えてもらってます。それがいい事なのか悪い事なのかは知りませんけれど。
そうした取材の中で、セレッソというチームと、それを取り巻く環境が、決して安定していないのを知りました。プロ球団といっても内側はかなりバタバタしてる。情けない話ですが、実際サポーターがその気になってしまって、例えば年パスを買わなかったり、スタジアムに来るのをボイコットされたりすると、かなり深い部分までダメージを食らう状態なんですね。
ただ、前向きに捉えれば、それだけサポーターの影響力は大きいんですよ。衆愚政治になるのはマズイですが、そもそもトップダウンも出来ない組織なんですから、ちゃんとサポートしないとね。
それから長居改修問題のおかげで建築関係には詳しくなったなぁw あ、あと入札関係も。そういう無駄知識が増えた一年でもありました。
そう、プラスの部分だけアピールをするのもなんですし、反省点も。
反省点、やっぱり日頃の行いの悪さが変らなかったところですかね。例えば「○○がしたい!」と思いついて、いざ実行となっても、「徳」のない人間の話には乗りにくい。それで余計に「がーっ!!」と電波を飛ばしまくっちゃう。悪循環です。来年こは好感度を上げよう、うん。
あとは、「対案のない批判」を少なくしたい。誰かが何かをする時に、とりあえず反対、と言ってしまうのを、極力無くしたい。そういう時点で企画をポシャラせたらいかんですよ。ただでさえセレッソの応援は微妙と言われているんですから。そういう提案が出てきたら、なるべくイケる方向で、批判も「それは出来ない」から「そこはこうすればいいよ」って感じで行きたいです。
ああ、2006年が終わりますね。このブログをご覧頂いてた皆さん、本当に有難うございました。2007年もグダグダいきますんで、何卒よろしくお願いします。来年は楽しい企画もてんこ盛りって感じでやりますんで、こうご期待。それではよいお年を!