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Tue 19 Dec 2006

Obrigado Bruno!くたばれフロント!

 この記事は18日の夜に書いている。19日、私は西へ西へと走る列車の中にいる。なんでまたこの日に限ってずらせない仕事が入るのか。

 ブルーノは、多分飛行機の中で、大阪でのいろんな思い出を振り返っていたりするんだろう。関空にはどれ程のサポが行っているだろうか。ブルーノ程、日本を、大阪を、セレッソを愛してくれたブラジル人はいない。彼の日本語は本当に流暢で、発音も完璧だった。サッカー同様、語学にも全力だったのだろう。

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 ブルーノが退団すると聞いて、最初理由が全く判らなかった。別にチーム一の高給取りでは無いし、セレッソの守備にはまだまだ彼が必要だというのは、誰もが判っているはずだ。仮に違う選手をとってくるにしても、余程の安物でなければ移籍金だので余計に高くつく。どこをどう切っても納得がいかない。

 無理くりこじつけるなら、江添に算段がついて、あのポジションは江添か前田で何とかしようという事なのだろうけれど、それでは社長の「必ず一年でJ1に戻る」という発言はなんだったのだろう。どんなに選手層が厚くても、長丁場のJ2をやりくりするのは苦しい。それなのに、よりにもよって一番の急所を守っていた中心選手を放ってしまうなんて、自殺行為としか思えない。

 日本語が堪能で、ボランチも最終ラインも出来て、実績もある。こんな選手はなかなかいない。案の定東京Vがブルーノ獲得に乗り出しているらしい。ラモスの好きそうなハートのある選手だし、有り得る話だ。緑のユニフォームを着たブルーノに攻めを封じられるなんて、考えただけでゾッとする。その反面、どんな形でもいいから彼のプレーをこの目で見たいという欲求もあるのだけれど。


 暗いニュースはもう一つある。詳しくはぐっさんのブログで確認してほしい。どうやらスタッフのリストラも粛々と進んでいるようだ。しかもこちらもセレッソには無くてはならない人間から切っている。選手が球団と交渉してやる気をそがれたのも、今にして思うと良く判る気がする。


 今のセレッソのトップにいる人達は、誰もセレッソを好きではないんじゃなかろうか。サポーターの事よりも、選手の事よりも、自分のプライドや、親会社に戻った時のポストを優先しているようにしか思えない。じゃなきゃ企画倒れの責任を、オフィシャルで堂々とサポーターのせいになんて出来ないはずだ。

「フロントは何をしたらサポーターが喜ぶか判らないんだ」

 あの時聴いた言葉が何度も何度もリフレインして、それだけでうんざりする。


 この記事を見て「失礼なヤツだ」と不快に思った関係者がいたら、目障りなんでピンクのネクタイを返上して、とっとと事務所を出て行って欲しい。本当にセレッソに不必要なのは、そういう人達だ。
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする