head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Sat 16 Dec 2006

順番が違う。

 都並という人を、私はよく知らない。指導者としては特に。仙台での監督時代、東京Vのコーチ時代の試合はただの一つも見ていないから、その人に関していい悪いは言えない。仮に観ていたとしても、ひょっとしたらセレッソで大活躍してくれるかもしれないし、ひょっとしたら今までセレッソを指揮した監督同様、石持て追われるかもしれない、その両方の可能性がある。結局それは誰にも判らないことだから、今は個人に関しては何も書かない。


 それよりももっと大事なことがある。先にすべきことがある。今シーズンの総括と、各々の責任追求だ。どんなに素晴らしい建物であっても、基礎工事がしっかりしていなければ、些細な事で瓦解する。今ようやく基礎が剥き出しになっているのだから、このうちにそれらをしなければ、来年後悔しても遅い。


 本音を言えば今のトップに不満がある。特に観客がいて成り立つ仕事であるのに、そこに何の注力もしない態度は、とりわけ腹が立つ。

 出来るのにしていないなら、早速悔い改めて、キチンと仕事をしてほしい。「忙しい」「時間がない」なら事務所にこもってでもすればいい。下はファミレスだし、ホテルも無い訳じゃない、長居から離れない覚悟で、セレッソの為に働いてほしい。7時には帰っている状態で忙しいもないものだ。

 もしそれが無理なら、本社に帰るなりすればいい。別に貴方達に路頭に迷えとは言わない。普通の生活を望むなら、それはそれでいい。今までのことはなかった事にして、荷物をまとめて尼崎か南本町でサラリーマンを続けていてほしい。


 何度も書くけれど、この仕事で一番大事なのは誠意と手間。お金はあるにこしたことはないけれど、例えば今のフロントに浦和と同額の運営資金を与えても、浦和のようにはならないと思う。地域密着に勤しむでもなく、サポーターへのサービスを考えるでもなく、ただ漫然と興行しているだけだろう。


 もう一度書こう。今こそ土台をしっかりするべき時、移籍話や監督の人選は、それからでも遅くない。むしろそういうことは後にするべき議題のはず。何が悪くて、どう変えるのかが見えない限り、モウリーニョを持ってきてもライカールトを持ってきても、結果はそうは変わらない。それだけに集中しなければ、J2でも歯痒い時間を過ごすだけだ。
posted by 西中島南方 at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする