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Thu 30 Nov 2006

「ピンク色に染めるのは君たちだ」だ!!

 昨日はいろいろと珍しいものが見られた一日でしたよ。仕事で久しぶりに遠出をすると、まだ昼間だというのに月が浮かんでました。

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 それから、2ちゃんで気になる書き込みが。

700 :U-名無しさん :2006/11/29(水) 10:52:57 ID:Uw2jquXN0
今日のサンスポ大阪版、見た?

702 :U-名無しさん :2006/11/29(水) 11:13:12 ID:37u9Hxhj0
>>700
見てない。報告求む

706 :U-名無しさん :2006/11/29(水) 11:34:46 ID:Uw2jquXN0
>>702 喫茶店で見たので、詳しく覚えて無いけど。
若手記者コラムでこの前のマスゲーム当日のこと、書いてた。
その記者は記者席じゃ無くて、ホーム最前列でコールしてたと(写真入り)。
2人だっけか、仮名かしらんけど、名前載ってたよ。


 うわ、なんじゃそれ。早速最寄のコンビニでサンスポ購入。

sanspoosaka1129.JPG


 あはは、ホントに載ってら。大東さんも名前出とるし。買いそびれた方向けにpdfにする悪人西中島であります。


 記事自体も文体は軽いですけれど(わざと軽くしてるんでしょうが)、ちゃんと「ここ伝えてほしい」ってところは押さえてもらってて、嬉しいです。これだけ紙面を割いてもらえるなんてセレッソだとなかなか無いし。広告でこれくらいのスペースだと、どれくらいの掲載料とられるんだろう?って考えると、デカイでしょ?


 それにしても

sanspoosaka1129paper.JPG


 こんな見出しをつけられちゃ引き下がれないですよね。意地でもいい最終戦にしてしまいましょう。私達にはその力がある。それはこの時に判ったでしょう?
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | マスゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 29 Nov 2006

小異を捨て、大同に集え。

 人間を数える時、普通一人二人と数える。ただ人の力(勿論直接的な力だけのことではない)は、百人いるから単純に百倍になるわけではないし、逆に二人だけでも二倍以上の力が出る時も有る。


 このブログでも何度も書いるけれど、今、もう一度書いておきたい話がある。

 私は大学を出ると、とある小さな印刷所に勤めた。男の同期は一人しかいなかったのだが、私はどうしても彼を好きになれなかった。仕事がどうとかロジックな問題ではなく、ただ生理的に合わなかった。


 その印刷所は閑散期と繁忙期の差が激しく、忙しくてもスタッフが増やせない為、夏冬の酷い時には、何週間も休みが無く、睡眠時間も3時間とれればいいというような、極限状態に置かれる。


 そこまで追い込まれると、人間のエゴがモロに出る。馬の合う仲間とは、なんとかスムースな関係が保てるのだけれど、嫌いな人間同士だと仕事で必要になる最低限のコミュニケーションしかとらない。だから新卒の頃は、彼とも殆ど会話をせず、ただ相手の仕事が遅々として進まない様子を苦々しく思うだけだった。


 しかしそんな事を続けていても、仕事は減らないし、ストレスがひたすら溜まっていくばかりで、ちっともプラスにならない。だからある時から、割り切って仕事をするようにした。彼には彼にしかない長所が有り、彼に足りない部分は、私が補う事ができた。それを徹底して、仕事を出来る限り上手くこなすようにしたのだ。

 そうすると、私の足りない部分も補われるようになり、当初思っていたよりも素晴らしい効果が出た。そうしてお互いを認め合えるようにもなった。彼を欠かせない相棒と思えるようになるまで、たいした時間は要らなかった。


 多分少なからぬセレサポが、誰かしらに、何かしらのフラストレーションを感じていると思う。どこかの掲示板でもあまり生産性の無い書き込みが続いている。

 気がついてほしい。そんな気持ちが何も生み出さない事を。簡単じゃないか、ピッチを見ればいい。11人の意識がばらばらになる度、私達は腹立たしい時間を過ごしてきた。同じ事をスタンドで続けるのは、愚かしい事だ。


 別に文句を言うな、とは言わない。ただ今は、その時ではない。一所懸命に応援して、勝って、喜んで、ひとしきり過ぎてから、まだ違和感が有るのなら、その時に言えばいい。

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posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 28 Nov 2006

答えを導き出せ!!

○問題 次節行なわれるイベントが何か、下記の文章から導き出し、答えをコメント欄に書くように(勝ち点3)。

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 ただ今仕込みの真っ最中。と言っても今度音頭をとるのは私じゃないんですが。勿論サポートはしますよ、大好きなセレッソの、大切な大一番ですからね。こんな時くらいは一つにならないと。8000人の気持ちを一つにしないと、成功しないのは骨身に染みて判っています。お付き合いしますよ。


 それから天気の心配もしなくてはね。雨はやっぱり怖い。まあ第二のあの環境にあって尚、頑張ろうってサポなんだから、紙を濡らさないようにくらいの注意はして頂けるでしょう。でも念の為天気予報を復活させておきました。またドキドキの日々だ。


 今回のブツはマッチデープログラムの中に挟まれているという未確認情報があるので、いつもは席とりに忙しい人も必ず貰ってくださいね。


 試合までにする事も色々有りますが、あくまで試合がメインなので、どこぞのバカみたいにそれに全精力を傾けないように。タイムアップの笛がなるまでがサッカーです、全身全霊で応援しましょう。


 球団も腰を上げてくれるみたいなんで、これでようやっとチーム、運営、サポの意思が統一されました。この勢いでシビレルような試合をしましょう、以上!


 あーっと追記!今回のイメージバナーです。

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 煮るなり焼くなりご自由に。
posted by 西中島南方 at 14:13 | Comment(1) | TrackBack(1) | マスゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 27 Nov 2006

みんなセレッソを信じてる。

 食べられない時にバーとか食べ物関係の話をするのは辛いけれど、セレッソの事を応援してもらっているお店の紹介なんで、頑張って書きます。ハラヘッタ。

 一件目、おなじみ「スタジアムカフェスポーツバー」様。店長さん(友人を連れて長居までやってくる凄い人!)にはいろいろとご無理を言ってしまったりして、頭が上がらないんですが、ホントいい感じのお店です。

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 こうしてキチンとポスターも貼ってくれていたりして。スポーツバーにしては食べ物も結構しっかりしたものを用意してくれているし、これで勝ちゲームなんか見られれば最高なんですが…。セレッソ戦だけではなくて、海外サッカーや、その他のスポーツも盛んに中継されています。なんば駅のすぐそばってのもいいですね。

STADIUM CAFE SPORTS BAR

大阪市浪速区難波中2-6-17河原町ビル3F
TEL 06-6648-7875
営業時間 夜6:00〜深夜1:00 定休日 月曜日




 もう一件は最近出来たお店です。センタリング ふわりと宙(そら)に跳んださんのイチオシ、お好み焼きの「さくら」様。

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 お店の前にLフラッグがかかっているんで、それを目印に。地下鉄長居駅から球団事務所のあるデニーズまでの間にあります。

 オススメメニューはそばメシ。本場神戸長田と同じくスジこん(牛スジ肉とこんにゃくを甘辛く炊いたもの、ネギ焼きに入っているアレです)が入った本格派です。

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 あと少しヨコシマな事をいうと、店員さんに美人が多いです。鼻の下を伸ばしすぎて鉄板にくっつけないようにしましょう。

 ネックは席数が少し少ない事でしょうか。全部で22席、だったかな?それくらいなんで試合後なんかはすぐに満席になります。予約や電話確認は必須ですね。

お好み焼 さくら

〒558-0004
大阪市住吉区長居東3丁目1-28 エバーグリーン1F
TEL:06-6180-6666



 で、ここからは余談なんですが、私がもしセレッソのスタッフだったら、こんなに応援しているお店をほっとかないですよ。タダとか格安でマッチデープログラムに広告スペースを割いたり、それが出来なくても個人的に贔屓したりとか。そういうサポートしたくなるもんだと思うんですが、どうもいい話を聞かない。大口のスポンサーも勿論大事ですけれど、Jリーグの基礎はあくまで地域密着。細かなケアがビッグクラブへの近道なんですよ!!
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | マケダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 26 Nov 2006

大宮2VS0C大阪 振り返る暇は無いけれど。

 多分第三者から見れば凡戦だったろうと思う。特にセレッソは攻守に形が全く見られず、少ない好機も決めきれなかった。逆に大宮はキッチリと決めてきたし、11人がチームとしてまとまっていた。どこかで1点取れたなら、相手の動揺を誘ったり出来たかもしれないが、今となっては後の祭り。


 スタメン。右サイドに苔口、ダブルボランチは前節と変わらず宮本、下村だった。

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 ダブルボランチの組み合わせが、前節と同じ意図で起用されたものあるならば、まず守備をしっかりして、そこを土台に攻めていきたい、というプランがあったのだろうと思う。

 しかし仮に守備が堅牢であったとしても、攻め続けられればリスクはそれだけ大きくなる。攻守は表裏一体のものであり、そのバランスを崩せば意図通りには進まない。この布陣では攻撃へとボールを持ち上げるリンクマンが誰もおらず、攻撃陣と守備陣が分離しやすい。そういう役割を担うはずの位置にいる江添、宮本、下村は、何れもボールを横へ動かすプレーヤー、単独での突破も少ない。

 去年ならボランチが機能しない時、まだ久藤、ゼ・カルロスと試合のリズムを変えられる存在がいたのだけれど、今年はゼ・カルロス一人だけで心許ない。加えて押されている時に必ず戻って仕事をしていた森島寛がいない今では、あの展開も致し方ないか。期待の苔口も一度果敢なタテへのチャレンジが見られたが、後はいつもどおり沈黙してしまった。


 傍から見ているとやはり攻撃のスピードが遅く、横パス、バックパスが多い。チャレンジしなければいけないところでチャレンジせず、低い、危険な位置でリスクを犯す。前半無得点で抑えられたのは、大宮が慎重なゲームプランを選択していたからに過ぎない。最大の好機だった宮本のミドルも弾かれ、内容の少ない前半が終わる。


 後半に入ると大宮がラッシュをかけてきた。それ程迫力のあるものではなかったと思うが、それでも今のセレッソはバタついてしまう。最初の失点は少しアンラッキーではあったけれど、右サイドの深い位置まで侵攻を許したからこそ、一つの不運が失点に直結してしまったとも言える。


 失点してからの交代、後手に回ってしまったが、攻守の繋ぎ目となり、チームの士気を鼓舞できる名波の投入は、あの時点でのベストだった。ただ古橋が右サイドにまわってしまった事で、前線の運動量は下がってしまった。

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 その為西澤、大久保、名波の3人の中でしかボールがまわらず、チームとして組織だった攻めが出来ない。西澤が潰されたり、大久保がパスの出し所に迷って右往左往したのは、彼等個人の問題だけではなく、チーム全体の動きが少ないから。

 二枚目の交代、森島康の投入で、攻守の解離はより顕著になった。

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 この時間帯、リスクを犯してでも攻めるという考えは間違っていないし、早くタテにボールを入れるために空中戦に長けた選手を投入する事もセオリー通り。止むを得ないと言えばそれまでではあるけれど、そこまでしても攻めの厚みが増さない。競り負け、囲まれ、奪われ、光明が見えない。

 そんな焦りが吉田の判断ミスの伏線になったというのは、考えすぎだろうか。飛び出さなくてはいけないシーンでは待ち、待たなければいけないシーンで飛び出す、今日の吉田はいつも以上に不安定だった。失点に繋がったからこそようやく目立ったが、今の3バックと吉田の親和性は決して高くない、どちらかと言えば相性が悪いようにさえ感じる。


 二失点を許してからようやっとボールが持てるようになったものの、引き出しが少なく、大宮が想定している範囲を超えられない。苛立ち、ファウルを犯し、カードを貰う悪循環。

 ここで高校生ルーキー、柿谷が登場する。僅かな希望を16歳の少年に託さなくてはいけない辛さ。直前に下がったゼ・カルロスがイエローを貰っていたので、二枚目を食らう前に引っ込めたのかとも考えたが、隣にいた友人は「(監督は)そんな事まで頭の回る人ではないよ」と苦笑いをしていた。

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 柿谷の年代別代表以外でのプレーをはじめて見たが、面白い動きをするプレーヤーだと思う。今までのセレッソにいなかった、いい意味での軽やかさを持っている選手。意表を突く様も面白い。ただ、これだけの逆境を打開できる程のプレーヤーではない。そんな事が出来る選手自体、Jに何人もいないだろうけれど。


 もうこれ以上書く事は無い。ただ時間だけが過ぎ、チームにとっても、埼玉まで駆けつけ、氷雨に打たれながらも応援を続けたサポーターにとっても、辛く悲しい時間が過ぎた。ただそれだけ。


 福岡もお付き合いして2-0で敗戦した為、次の川崎戦で勝利すれば、福岡の勝敗に関係なく、入れ替え戦行きが決まる。引き分けでも福岡が引き分け以下ならOK。敗戦の場合、福岡が引き分けると自動降格となる。

 別にややこしい話ではない、要は勝てばいいのだ。それが難しい事は承知しているが、そこまで追い込んでしまったのは、他ならぬ自分たち自身。ならば、やはり自らの力で、この窮地を脱する他はない。
posted by 西中島南方 at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(1) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大宮戦前予想。

 中二日、長距離移動、疲労が溜まった中での試合は、決して楽なものではないけれど、それでも、ベストを尽くさねばならない。

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 スタメンは、あまりいじらないだろうけれど、ボランチとスイーパーに関しては少し自信が無い。ぶっつけ本番でブルーノを使うとも思えないけれど、連戦での勤続疲労を考えると、細かいやりくりが有ってもいいような気もする。難しい。


 攻撃のキーマンは古橋だろう。前節ではトップ下と右サイドでフル出場したが、サイドに張り付いてからは攻撃のリズムが狂い、全く機能しなくなってしまった。古橋はやはり高い位置が似合う。その時間帯がどれだけ続くのか、監督の我慢のしどころ。

 もう一人は西澤、足首に爆弾を抱えながら、堅守の大宮DF陣を相手にしなければいけない。療養するのが一番なのだろうけれど、そういう余裕も無い。


 今日セレッソが勝ち、福岡が敗れれば、入れ替え戦出場が決定する。下位3チームの中で一番優位な立場にいるのは事実。だからといって安心できない状態である事も、また事実。他のチームの事など考えず、残り二試合を全力で戦い、勝利を掴もう。


試合会場の天気はこちら
posted by 西中島南方 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 25 Nov 2006

長居改修問題 見解バラバラすぎ。

CEREZO OFFICIAL

2006年度年間パスポートご購入の皆様へ

すでにご存知の通り、2007年8月から、大阪長居スタジアムにおいて世界陸上大会が開催されます。これに伴い、2006年9月より改修工事が行なわれております。この工事に伴い、2006年10月より長居第2陸上競技場でのホームゲーム開催を余儀なくされ、何かとご不便をお掛けいたしております。
2007年も引き続き大阪長居スタジアムは改修工事が行なわれる予定で、シーズン前半は長居第2陸上競技場を使用する予定です。(Jリーグの試合日程調整のため各スタジアムの試合数は現時点では未定です。)

 このニュースを聞いて動揺されている方も多いかと思う。ただ私個人は、今までの大阪市ゆとりとみどり振興局の不誠実な対応を肌身で受けてきたので、こういうこともありうるな、という印象を持った。


 とりあえず事実確認をする為に各所に電凸したので、ご報告と情報の整理をさせて頂きたい。


 まずセレッソ大阪が、何故今の時期にこのニュースをリリースしたか。

 これについては単純に、年間パスポートの案内時期が来たにも関わらず、まだ長居スタジアム改修工事がいつ終わるかのインフォメーションを大阪市側から得ていないので、いつから長居スタジアムが使えるか、サポーターに確約出来なかった為らしい。情報が入ってこないので当惑しているとの事。

 ことこれに関しては、球団も被害者だと認識して頂きたい。私のような個人ならともかく、一企業が「○○かもしれない」という推量だけでニュースリリースをする事は出来ないのだ。確かに文章に関しては語弊を生むような内容になっているが、今の時点で確定したソースだけでは、ああいった表現が精一杯なのだ。


 次に世界陸上2007大阪大会組織委員会へ取材(時系列で言うとこちらに先に電凸した)、夜にも関わらず担当者の方には真摯に対応して頂いた事を記す。

 組織委員会としては、大会を開催するにあたり、当初から言及されていたトラックの張替え、身障者席、電光掲示板の改修、そしてサブトラック(第二)とスタジアムを結び、競技者をスムースに移動させる陸橋の設置を希望しているようだ。それ以外の要望は出していないとの事。

 陸橋についてはスタジアムの外に設置するものなので、スタジアムの使用に影響するものではないし、それ以外の工事に関しても来年1月末に行われる大阪国際女子マラソンにあわせて進捗しているはずの工事で、そこから本大会が行われる8月末までの間、セレッソを締め出す理由にはならない。


 そう考えると、やはり余剰の4億円による芝生張替えがネックになっているのではと考えてしまう。というか、それくらいしか思いつかない。確認の為にゆとりとみどり振興局の世界陸上準備室に電凸。担当者はいなかったものの、こちらも真摯な方に応対していただいた、今まで電凸してきた大阪市職員の方々の中では、ずば抜けて紳士的な方だったのではなかろうか。

 そこでいくつか突っ込んだ質問をしてみたが、予想通り芝生が工期を延ばす要因のようだ。

 以下コメントを箇条書きにする。

・大改修から10年、長居の芝生はかなり痛みが目立つようになり、予算どうこうを抜きにしても、いずれ張り替えなければいけない状態にある。

・そこに世界陸上によるスタジアムの改修という話が出たので、それとは別件ではあるが、芝生の張替えも同時期に行えるようにした。この二つを同時に進行させることにより、工期(=スタジアム閉鎖期間)、支出を抑えられるというのが、その理由。

・とはいえ、トラックの素材にピッチの土等が入ると、トラックが駄目になってしまうので、トラックとピッチの改修は同時進行出来ない。つまり国際陸上関係の工事との完全な同期は不可能(もちろん電光掲示板等の工事との同時進行は問題なし)。

・その為、大阪国際女子マラソンに合わせてトラックの工事を行い、その後芝生の張替えを行う、という流れになる可能性が高い。

・芝生を張り替えた後も、養生期間として、最低でも二ヶ月の期間ピッチは利用出来ない。

・張替えによって締め出し期間は延びてしまうが、それに見合うだけのピッチコンディションにする。


 今までの取材では、芝生の張替えは後付けで来た話、という印象が強かったのだが、今回の電凸では前々から出ていた案件、というような説明だった。上手く煙に巻かれたのか、今までの職員がいい加減な対応をしていたのか…。

 今回のゆとりとみどり振興局職員の発言を真実と受け取り、締め出し期間の事を中心にまとめれば、仮に張替えが実施されれば、最低でも4月頭くらいまでは、締め出し期間延長になるようだ。
 
 取材をすればするほどいろんなところからいろんな発言が飛び出して、なかなか整理がつかないのだが、今の時点での三者の見解は上記の通り。


 こうなるとそれぞれからはっきりとした説明が聞きたくなってくる。本当の事情はどうなのか、他にベストの方法は無いのか。少なくともセレッソをサポートし、税金を払っている人間には、それを要求する権利が有ると思うのだが。

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posted by 西中島南方 at 12:41 | Comment(3) | TrackBack(2) | 長居改修問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 24 Nov 2006

C大阪1VS1名古屋 無策。

 名古屋が前半に退場者を出したところまではいい流れだった。しかし11対10になったことで、名古屋はチームコンセプトが明確になり、逆にセレッソは選手間の歩調が乱れてしまった。結果としてこれが仇になり、みすみす勝ち点3を逃してしまった。

 3バックかと思われたセレッソだが、名古屋の3トップ対策として、久々に4バックで臨んだ。ただ以前の4バックとは違い、ゼ・カルロスと古橋は中に絞り気味で、大久保はやや下がり目、また山田は左サイドの山崎よりも果敢にオーバーラップを繰り返す、変形の4-2-2-2といった感じの布陣。

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 これだとゼ・カルロスは必ず山崎という「安全弁」がつく為、攻撃に専念出来るし、山田がサイドを上がる分古橋も得意とする位置でプレー出来る。そこから西澤に当てて大久保などという連携も生まれる。

 しかしセンターバックの二人に関しては、どちらも4バックでは生きてこない様子だった。江添はやはり3バックの真中が適職だし、前田もそういうサポートが無いと肉弾戦に持ち込めない。ここが試合のポイントだった。


 前半、この布陣での攻撃に関しては、上記のようにかなりかみ合っていた。特に古橋、大久保、ゼ・カルロスと、個性派が揃った2列目は面白い組み合わせだった。名古屋が中盤のレギュラーを全員欠いていたとはいえ、しっかりと形が作れていたと思う。西澤のゴールもそうだったし、大久保が飛び出しから楢崎と1対1になる場面もいい流れの中で生まれた。

 その上前半で数的優位をつくったのだから、後は無理をせず、ひたすらボールポゼッションを上げて相手のスタミナを削り、弱ったところでトドメ、これでよかった。


 それが出来なかったのは、唯一ミスマッチだった江添と前田の不安定さ故。ボール回しにしても、相手のロングフィードにしても、とにかく処理がおぼつかない。江添はこの試合何度ヨンセンにボールを当ててしまったことか!布陣を変えても、それに適した選手が揃わないところに、今のセレッソの苦しみが有る。

 同点にされたシーンではそれに加えて吉田との連携ミスも重なった。偶然ではなく、必然の結果。それ以外にも後半キーパーまで交わされ、あわや逆転かというシーンも有った(山崎が必死のクリアで掻き出してくれなければどうなっていたか…)。


 後半になると、名古屋は確実に勝ち点1を狙いに来た。長身のDFを揃え(一番低い秋田でも180センチ)ヨンセンを残してべた引き守備。奪ったボールはシンプルに早くという戦術を徹底させて来た。

 それに対してセレッソは名波を投入し、3バックに変更、慣れた形で1点を取りに行く。

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 これで後ろはある程度安定した(それでもおっかなびっくりだったが)ものの、今度は攻めがまるで機能しない。過渡なセーフティーファーストの意識がプレーを萎縮させたか、チャレンジせずに、横パス、バックパスというシーンが目立った。

 もしここで単独でも無理やりでも、果敢に突っかけていく選手が一人いれば、名古屋としては嫌だったと思う。スピラールは高さに関しては西澤が全く仕事が出来ないほど圧倒的だったが、足元に入った時に若干付け入る隙があった。他の長身選手もパワーは有ったが、クイックネスに特筆すべきものは無かった。例えば古橋を右サイドの置物にするのなら、トップ下は古橋のままで徳重を右サイドに入れてもよかった。積極性が戻っているなら苔口という手もアリだった。

 しかし実際にピッチに立ったのは河村と柿本だった。

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 柿本に関しては、西澤が痛むという緊急事態に対するパッチだったので、致し方ない部分もあるが、河村に関しては全く仕事が出来ていなかったように映る。縦に強引に突っ込むプレーを期待されていたのだと思ったのだけれど、いざ入っても何をするでもなく、横パス、バックパスの中継地が増えただけだった。
 
 攻めのレパートリーも少なく、漫然と足元のパスを繰り返すばかりでストレスが溜まる時間帯が続く。空中戦で不利なのに山なりのクロスを入れたり、コーナーキックを雑に入れたり、とにかくこの局面を打開しようという意識が希薄に感じられた。


 こんな試合で勝ち点が増えたのだから、今回はむしろ幸運だったのかもしれない。そう気持ちを切り替えなければ、次の試合はもう明後日に迫っている。
posted by 西中島南方 at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 23 Nov 2006

ありがとう×8737。

 試合は腹が立つ部分が有ったし、それはそれで別の記事にしなくてはいけないけれど、「PINK STORM PROJECT」の発起人として、まず書かなくてはいけない事を、先に書かせていただきます。今日の企画に参加して頂いた全ての皆様に、心から感謝致します。

 確かに思いついたのは私かもしれませんが、一人だけでは、それを形にすることなんて出来なかった。皆が皆を信じ、一つになれたから、この企画は成功したんです。それはマスゲームという視覚的な結果よりも大切な、目に見えない財産を手に入れられたということなんですよ。


 話を朝に戻します。今日の心配事は、まずなんと言ってもお天気でした。雨こそ降っていませんでしたけれど、いつ泣き出してもおかしくないどんよりとした空が、私の上にありました。どうか試合までもってほしいと祈りながら、長居に向かいます。

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 思っていたより早く長居についたのですが、他の仲間たちも早めに来てくれて助かりました。風邪ひいてるのに来てくれた人、ペーパードライバーの私の為に、荷物運びをしてくれた人、いろいろな方面に顔を利かせてくれた人、誰も彼もが頼もしい、私のかけがえの無い仲間達です。いろいろと事前の打ち合わせをしたり、ディスカッションをしながら、開門を待っていました。その間にも知り合いのサポさんと会う事が出来て、お手伝いをしていただく事に。REAL OSAKA ULTRASの大東さんにして頂いたインフォも助かりました。やっぱりコールリーダーですから、イメージしている事を上手に人に伝えられるし、みんなを乗せていける力がある。


 開門をすると場所取りと紙の配布。一応SBでは5人くらいでゲートをくぐった人に紙を渡してまわっていたんですが、ともかく皆席を確保するのが最優先、ものすごい速さでコンコースを移動されていて、要領を得ない。10000枚の紙を2時間で配らなくてはいけない、というプレッシャーも、私の胃をキリキリさせました。

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 それを救って頂いたのも、サポの皆さんでした。わざわざA席から助太刀の為に来ていただいた方もいらっしゃいましたし、ROUの方達にも沢山来ていただいて、スタンドをまわって、紙をまだ持っておられない方に配布をして頂きました。いつも大旗を掲げている方達も、トラメガでマスゲームの意義を伝えて下さっていました。他にも数え切れないくらい沢山の方に、ご協力頂きました。一番最後にファミリー席に向かったのですが、その頃には、子供に

「みんなで紙掲げるって、そんなん本当に出来るの?」

 と言われても、

「皆がやろうという気持ちを持っているから、きっと出来るよ」

 と、答えられるようになっていました。


 DJの西川君も、実に粋な計らいをしてくれました。いつもはタオルマフラーを、選手紹介、パワグロ、選手入場時に掲げて下さいとお願いしているのですが、今日に限っては「パワグロまではマフラー、選手入場時には紙で」とアナウンス。さらに「皆さん紙は持っていますか?」と確認までしてくれました。


 そして、いよいよ選手入場。


 私はファミリー席で合図のインフォをしていたのですが、音楽がかかると同時に、スタンドが桜色に変わっていく様が、よく判りました。

 まずはゴール裏から、

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 そしてSBへ。

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 他のチームのマスゲームに比べれば、やはり小ぶりではありますけれども、サポーターが考え、サポーターが段取りをし、サポーターが行動したマスゲームとしては、良い部類に入る出来だったと思います。スタンドが本当に「染まっていく」様を見ていて、この何週間かの、ちょっとしたキツイ日々と、その間に蓄積されていった疲労が、すっと引いていきました。


 試合に関しては、本当に残念でした。でもだからといって、鬱憤をためる必要は、もうあまり無いはずです。私達はそういう負のエネルギーを正のエネルギーに変え、昇華する力がある。今日の体験が有るから、次に何かやる時は、もっと上手く出来るでしょう。そうしてチームと共に、より素晴らしいスタジアムを作っていきましょう。みんなはセレサポなんて、と言いますが、私はみんな素晴らしい好漢ばかりだと思いましたし、セレサポである事を誇りに感じられました。次の試合、その次の試合、また力を一つにして、今度こそ、チームを勝利に導きましょう。今日は本当にありがとうございました。
posted by 西中島南方 at 22:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | マスゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PINK STORM PROJECT やるぞ!

 天気が思っていたよりも悪くなくてよかった。Yahoo!だと降水確率高めだけれど、他の予報は曇りだったり、曇り時々雨程度だし。後は頑張り次第、天気を言い訳にはしません。

 ただ、最後に紙を掲げるのは、他ならぬ今日スタジアムに来るであろう何千(何万と言えないのが寂しい)というサポーターなわけで、そういう意味では、私や私に協力頂く人達だけではなく、その何千人全員が、この企画の「仕掛け人」というわけです。

 もしこの記事を見ている貴方が、今日、紙を掲げる意思を持ってスタジアムに足を運ぶのであれば、貴方だって、「傍観者」ではなく「当事者」なんです。今まであまり書きませんでしたけれど、この日この時、気持ちを一つに、スタンドを染め上げる。それによって選手達だけではなく、私たちのキモチにも火がつけばいいなと、そんな事も考えています。


 繰り返しになりますが、チームに勇気を与えるキーパーソンは、他ならぬ私達全員です。紙を掲げるサポーターが一人増えていくごとに、チームに届く気持ちが増えていく、そのことを胸に留めて長居に集まりましょう。

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posted by 西中島南方 at 08:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | マスゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする