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Mon 23 Oct 2006

C大阪4VS2広島 それはもうお祭り騒ぎさ。

 今日は特別な一戦になった。声出し隊にとっても、セレッソにとっても、とても大事な、落とせない試合だった。そこで4得点という結果を出してくれたチームに感謝。それから懸命に声を出していたサポーターの皆さんお疲れ様。今日勝利できた因子の中で、サポーターの後押しというのはとても大きかったと思う。いつもよりいい感じで応援できたという評価を、自己満足だとは思わない。A席も気合が入っていて、頼もしかった。

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 スタメン、久しぶりに下村が入った。前の3人はわりと自由に並びを変えていたけれど、森島寛は概ね右サイド、大久保は左サイドでプレーしている時間が多かった。特に森島寛は古橋とのコンビネーションの為にかなりサイドまで張り出すシーンが目立った。

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 河村と下村はプレースタイルが違う。河村はフリーにさせれば前のスペースにどんどん進出するし、守備に専念させれば上手くバランスをとって組織の破綻を防いでくれる。

 下村の場合はどちらかと言うと潰し役タイプ。対人に強く激しいコンタクトをする。攻めではタテへ自分で持って上がるよりも、サイドにボールを散らせて起点を作る事に専心している感がある。ピンゴがわりと前に突っ込んでいく回数が増えているので、攻めの広がりと守備の安定感を求めての起用だったのではないか。

 立ち上がりその辺りを注意して観ていたのだけれど、肝心の散らしがうまくいかない。下村からゼ・カルロス、古橋へのボールがタッチラインを割ってしまう。少し不安な状態だった。

 ただ広島もお付き合いしてくれたのか、あまりいい状態では無い様子。とにかくウェズレイに入るボールと両サイドのスペースさえケアしていれば、後は不安定なロングボールしか入ってこない。前半の10分から15分くらいまでは、少しローレベルな試合展開。


 この広島のもたつきのおかげで、セレッソに余裕が生まれた。中盤もあまりプレスが効いていない分自由にボールが持てて、下村やピンゴのプレーに正確さが出てきた。

 先制点となったゼ・カルロスのパワフルなシュートを引き出したのも、下村のパス。そもそもゼ・カルロスが思い切って前に行けたのも彼がその背後をケアしていたからだし、本当に頼もしいプレーヤーが帰ってきたという感じがする。

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カルロスは終始楽しそうにプレーしていた



 ただ審判にくってかかって余計なカードを貰う悪癖も変わらずで、その辺りは不安。大久保、下村とアキレス腱が二つになるのは、あまり心臓には良くないかもしれない。


 前半はそれ以上取り立てて書く事が無い。一度古橋が素晴らしいフリーキックを放ったが、下田のファインセーブに阻まれ、1点差のままハーフタイムになった。あれが決まっていれば、もう少し余裕を持てたのだけれど。
 
 そう、一番怖かったのは、この一点を守ろうという意識が芽生えはしないかというところだった。勝ち星から遠ざかっているチームは、えてしてそういう後ろ向きな意識が生まれやすい。もしそういう姿勢が生まれれば、相手に付け入る隙を与えかねない。

 その辺りの恐怖心を、今日は上手く押さえ込められた。広島が相変わらず精細が無かった事を差し引いても、攻撃的なプレーを続けたチームは立派だった。大久保のパッティングのような緩いシュートが下田の手を僅かに掠め、ギリギリのところでゴールになったのも、そういう意識が有ればこそ。


 もう一つポイントになったシーン、古橋がオウンゴールを入れて、2-1になった場面でも、チームは動じずに攻め続けた。その直後、森島寛と代わって入った苔口は、いつものサイドではなく、本職のFWとして起用され、相手の裏を突く動きで自慢の快速を披露した。

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 今日の苔口はサイド突破だけでなく、中に切れ込んでいいシュートを放つなど、とにかく積極的だった。苔口の持ち味は、こうした意識の下でこそ発揮されると思う。彼だけでなくチーム全体が、前向きの意識を共有していたのは、本当に嬉しい事だった。

 
 そこからは、とにかくセレッソのいいシーンばかりが目立ってきた。思い切りの良いプレー、シュートもどんどん打ってくる、散発的な攻撃もしっかりと弾き返し、攻守の切り替えも早い。いい流れに乗って、ゴール前の混戦から再び大久保。今度はしっかりと弾丸ライナーを突き刺して3-1。


 もうこうなると、ケガをおして出場の西澤を下げ柿本、トップ下で大活躍となった大久保もお役御免という余裕ある采配。それでも、お祭り騒ぎは止まらなかった。

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 河村が入ってきてすぐ、セットプレーで前に残っていたところに、左から難しいクロスが入ってきた。正直正確ではないクロスであったし、そのプレーが河村のファーストタッチだったし、とんでもないところに飛んでいっても不思議ではないシーン。ところがこれを左足のボレーでここしかないというコースに叩き込んだのだ。河村の喜び様も凄まじく、チームメイトが誰も追いつけないようなスピードで、ゴール前を右に左に猛ダッシュ。遅延行為でカードが出ないか心配したほど。


 これですんなり終われば、底なしに喜べたのだけれど、ロスタイムに失点してしまったところは、次節以降の宿題という事になるだろう。あそこまでほぼ完璧にゲームを支配できていただけに惜しい。

 それでも「ボトム3」の他2チームが前日勝ち点を重ねた中、素晴らしい結果を出したチームへの評価は変わらない。次節は他チームにとって鬼門となっている小瀬での甲府戦。ホームでの甲府は8勝3分3敗、しかもここ8試合負けがなく、苦戦は必至だろう、しかし逆にそれを乗り越えられれば、ぐっと視界が開けてくるはずだ。

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posted by 西中島南方 at 00:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 22 Oct 2006

さて。

061022_1709~0001.jpg晩飯なににするかな。
posted by 西中島南方 at 17:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 21 Oct 2006

広島戦前予想。

 どんなシチュエーションであれ、試合には勝利しなくてはいけないことに変わりはない。とはいえ、今日京都が引き分け、福岡が勝利した事により、明日の広島戦がより重要な一戦になった事は間違いないだろう。勝てば御の字の試合から、勝たなくてはいけない試合に、プレッシャーはどれ程のものか。


 スタメンは入れ替わるのだろうか?塚田監督の思考を完全に読み取れはしないけれど、今のベースで大崩れしていないという実績を見る限り、そう大幅なてこ入れは無いと読んだ。

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 左サイドのピンゴ、ゼ・カルロスがある程度目処が立ち、3バックも江添を中心に安定感が出てきたのとは対照的に、前線と右サイドは相変わらずムラが激しい。古橋は今のチーム状態と適正から考えれば切り札としてとっておいてもいいように感じる。後半足が止まってきたときにパワフルな選手が入ってくるのは相手にとってかなり嫌だと思うのだけれど。

 もう一人心配なのは西澤。ケガをおしての出場でコンディションも悪く、絶不調の状態。あまり動けない上にハードマークがつくものだからそのケガも良化しない悪循環。「西澤抜き」という冒険は、確かにリスクも高いけれど、このまま放置していても泥沼だし、難しい。高さを捨てて運動量勝負というなら森島寛、古橋、大久保のうち二人を前において、名波、ピンゴあたりとからませても面白いけれど、今のチームが置かれている立場を考えると、「面白い」程度で採用する余裕など無いだろうし、だましだましということになるか。


 対する広島も佐藤寿人が出ない。決して磐石というわけではない様子だが、もう一つの矢、ヴェズレイは相変わらず元気なようだ。ビッグアーチでもパワフルなプレーで後半何度も肝を潰してくれた猛犬、彼をしっかりと止める事が勝利の絶対条件だろう。

 それから前田、ウチのゴツゴツとした前田ではなく、広島の小柄で素早い方の前田の存在も、スピードで切り込まれると苦しい守備陣にとっては脅威。

 相手の主力に仕事をさせない一番の近道は、ボールをそこまで繋がせない事なのだけれど、今の中盤にそれ程の力があるかどうかと言われると、正直苦しい。山崎、江添、前田(ゴツゴツした方)はハードワークになるだろう。大量失点も無いかわりに、無失点も無い3バック、そろそろ完封劇を観たいところではある。


 まあグダグダ言っても始まらない。チームもサポもベストを尽くして、勝ち点3をとろう。
posted by 西中島南方 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大阪市内吉野家某店12:15

 仕事が長引いた(というか長引かせてしまった)ので夕飯は外で食べる事にした。外といっても大阪の端に位置する会社の近くには、深夜まで営業している洒落たダイナーなどあるはずも無く、理想と現実のギャップの中で悶えながら、馴染み深いオレンジの看板に魅入られることになった。

「いらしゃいませ〜」

 声が些かたどたどしい。カウンターに立つ若い女性店員の顔は、どこか垢抜けない感じがする。ネームプレートを見るとひらがなで中国人の名前が書き込まれていた。まあ、そんな事で別に驚きはしない。ここは人種の坩堝と化している猪飼野にも近いし、こんな時間に曇りない笑顔で接客が出来る日本人なんてそういないだろうし、今の日本なんて、だいたいこんなもんだ。

 その子に「ご注文は」と聞かせるのも面倒な気がして、席につく前に「豚丼、大盛」と小さめの声でオーダーした。厨房にいるのは日本人の青年、「大盛一つ」と告げる女性の声は明るい。野暮ったい私でもどういう間柄なのかは察しがついた。

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 二人の明るい私語をBGMに、豚丼を手早く口にする。あまり長居は良くないようだ。三人でいるのは、なんだか気が引けてしまう。

 そう思っていると四人目の登場人物が舞台に上がってきた、小柄な老人は私と適当な距離をとって、席につく。

「ご注文は?」

「はは、君の好きなものでいいよ」

 店員の声に、老人の声が絡みついた。マニュアルに無い応答に混乱している様子を、老人は楽しんでいるようだった。

「…いや、豚丼でいい」

 ひとしきり堪能してからようやっとまともなオーダーを返すと、小さな体をさらにかがめてカウンターで手持ち無沙汰な様子。ストレスをぶつけた事を自戒しているのか、目に精彩が無い。こちらも丼が目の前に置かれると、手早くかきこんでいく。店員の会話と、箸と丼の当たる音。


 そういえば今節は久しぶりの日曜開催、目下のライバルである京都、福岡の結果を見てから試合に臨む事になる。こういうシチュエーションに置かれた時の選手というのは、どういう心境なのだろう?もし2チームとも勝ち点3を奪えなければ、少しはリラックス出来るかも知れないが、逆に出るといよいよ苦しい。

 ようやっと仕事が終わって、連休が始まるというのに、頭の中は相変わらずサッカーでいっぱいだ。間抜けなもんだと思う。

 とろけそうな頭でいろんな思いを巡らせているうちに、丼は空になっていた。

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 手早く勘定を済ませ、店を出ようとすると、また新しい客が一人、入ってきた。深夜のファーストフード店というのは、思っているより楽な仕事ではないようだ。

 私達の思考の外側にもたくさんの人がいて、その実私達と密接に関係している。大抵の商品がネット通販で手に入ると言っても、昼に夜を継いで注文した現物を運んでいる人間は確かにいるのだし、何気に小腹がすいたといって駆け込むコンビニは、そんな客を待って四六時中店を開けている。創作活動をする者の中には、逆転生活をしていた方が仕事がはかどると、進んでコウモリのようなサイクルを刻む者も少なくない。目に映る以外の部分の方が、むしろ少ないかもしれない。


 スタジアムでは実にいろいろな事象が平行して起こる。多数の人間が注視している場所だけにそこで起こる出来事がサッカーの全てと感じてしまう人も多いと思う。しかしそれら事象はそれ以前に張られた様々な伏線が表層化しただけに過ぎない。突然何かが起こるというのはレアケースで、大抵の事は何かしら前兆を見せてから目の前に現れる。

 残念ながら今のセレッソから、いい兆候を見つけるのは難しい。それでも応援を辞めるなんて事はゴメンだ。そういう個々人の意識だって、今は伏流として地下に潜っているけれど、いつかは大河のようなムーブメントになるかもしれない。それを信じて、明後日(もう明日か)もスタジアムで声援を送ろう。

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posted by 西中島南方 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 19 Oct 2006

セレサポって群れるのが苦手なんじゃねーの?

 今こそ団結を!って時に限って、バラバラな感じがするのは気のせいかなあ。集団を作る事も、そこに所属する事も、その中でディシプリンを遵守する事も、セレサポにとって苦手分野なんじゃなかろうか?勿論私も苦手。だからSBでそういう縛りが緩やかな人達と一緒にいるわけだけれど。そんな人達がサポのマジョリティを占めるチームが、群れを作る狼をマスコットにしているのは皮肉なのか、それともそういう意識を持ってほしいという願望の具現化なのか。

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 ただそんな事言っても、やはりチームに何かしらの力を与える為には、サポーター間で最低限の意識の共有が必要なんでしょうね。有体の話にはなりますが。

 罵り合っていようが、方向性が違おうが、少なくともセレッソってチームが好きで、出来れば強くあってほしいというところは意を同じにしていると思う。問題はそれをどういった風に表現していくのか、行動に移すのか。別に物理的に近づくだけが団結の方法じゃない、見た目バラバラでも意思統一が出来ていればいいと思うのだけれど、どうにもそれさえ上手くいっていないような…。

 そこで「それは違うんじゃないか?」「こういうやり方はどうなんだ」という討論が出来るなら、まだ生産性が有るのだけれど、それ以前に誰が偉いだのなんだの言ってる時点で、「終わってる感」が出てきてしまう。そんな事決めても応援に何のプラスになるわけでもないのにね。


 自分と違う事をしているからといって、その人が間違っている、劣っているなんて言えない。私は「その人はその人なりに出来る事を出来るだけしているんだ」って思うようにしています。時々2ちゃんで批判されている人(実名は出しませんけれど)だって、結構一所懸命ですよ。たまにゴール裏に行ったら、額に汗して頑張ってますもん。あれを見て、なんだかんだって言えない。

 そういうわけで、私の姿勢もあんまり変わらないんですなぁ。スマン。各々が各々のすべき事、もう一度見つめなおして、広島戦に臨みましょうか。
posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 18 Oct 2006

「痛いニュース」が吹っ飛んだ件。

 ブログサービスってのは大概便利に出来ているもんなんですが、問題点も無いことは無いんですよね。例えばこうして書いているエントリや、サーバにアップロードしたデータなんかは、相手側の意向にそぐわなければ、それこそ赤子の手をひねるように、簡単に消し飛んでしまうわけです。

 もし故意ではなくても、「すいませんメンテの時に手違いがあって」なんて言われれば、そうですかぐらいしか返答しようもないし、消されたデータは戻ってこない。これってかなり厄介な話だと思うんですけれどもね。


 私が時々拝見していた「痛いニュース」というブログ。2ちゃんで拾ったいろいろな「痛い」ニューススレッドをかいつまんで紹介してくれる、そっち系の中でもかなり面白いブログだったんですが、どうもいろんな事情により、「全く何の通知も無く」データを全部吹っ飛ばされたらしいです。

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 さすがに事前の通知無しは酷いと思うんですが、これってルール的にはセーフなのかな。管理人さんも呆然としていて、再開はしない方向だそうです。


 私はご存知の通りseesaaブログを使っているんですが、一応過去のエントリデータやコメント、トラックバックを保存できるシステムになっています。他のブログサービスがどうなっているのかは存じ上げかねますが、テキストやテンプレートはメモ帳にコピペするだけで保存が利くんで、そういう方法ででも「自衛」しておいた方がいいでしょう。更新する時にいっしょにコピペしてどこかのフォルダにまとめておけば、それほど苦痛な作業ではないでしょう。


 なんでこの話に興味があったのかっていうと、こちらもご存知の通り、かなりギリギリの線まで食い込んで記事を書くのが売りのブログで、とても人事では無かったからなんですよね。敵が多すぎるからそれだけリスクも多い。

 例えばどこかで誹謗中傷や圧力がかかっても、心当たりがありすぎて判らないんですよね。多分セレッソ系のブログでいの一番に消されるのはウチじゃないかなぁという「漠然とした不安」があった中で、こういう話が有ったんで、さすがに怖いなと、慌ててデータのインポートをしている次第です。


 一番なのは自サバを立てる事なんでしょうけれど、それはそれでメンテなんて大変だし、難しいです。まあ心当たりのある人はバックアップを急ぎましょう。
posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 17 Oct 2006

吉ブーがかわいくてせつなくて…。

 一時は某チームが景気づけに食ってました吉野家の豚丼なんですが、どうも牛丼の復活とともにメニューから消える模様です。

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 お店になべというか、肉とたまねぎを煮込む為の設備が一つしかないから、致し方ないといえばそうなんですが、代替品とはいえ吉野家を2年間支えてきてくれたメニューが消えてしまうというのは、なんとなく寂しい気がします。

 それを惜しむかのように、吉野家のホームページ内にある吉ブーWEB店では「さよならムービー」が上映されています。

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 このおわかれムービーがやけにせつなくて、今まで豚丼なんて食べた事がない私でも「名残惜しいから一回くらい食べとこうかな」なんて気になってしまうんですよね。本来ならもっと牛丼復活を前面に押し出したほうがいいと思うんですが、これだけの手間隙をかけたフラッシュを作るあたり、思い入れも有ったのではと思います。というか、思いたいです。

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 ものづくりってのは、悲しいもので、生まれたものは、必ずいつかいなくなる瞬間がくる、永遠に残るものなんて、そうそうない。それでも人間というヤツは何かを生み出さずにはいられないのですよ。吉ブーは、極論を言うならその存在自体が異端だったわけですけれど、むしろそれ故に、愛着のわくキャラクターになっていました。出来る事なら、たまにプレゼント用アイテムとかで復活してほしいですね。
posted by 西中島南方 at 11:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 16 Oct 2006

よいサイトとは?

 たまに仕事でWeb広告の話とかするんですが、なんとなく言葉ばかりが先行していて流行を気にする人が増えている気がします。

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 例えばアクセス数が伸びない、売上に効果が無い、SEO対策はしっかりしているのにな、というクライアントさんがいるんですが、どこかポータルサイトに広告を出しているわけでもないし、積極的にリンクを広げようということもしていないなんて聞くわけです。それじゃアクセス数も伸びないし、検索したって上には来ないですよ。


 主観で話しますけれど、SEO対策は、売りにしている部分がしっかり作りこまれていて、リンクも貼れるところは出来るだけ貼ってもらって、そうした基礎がしっかり出来ているのに結果が出ない時にする対策だと思っています。それなら効果が出るかもしれない(確証は出来ませんけれど)。逆に中身が無い、浅いサイトでどれだけ必死にデザインに凝っても、SEO対策しても、効果が出るはずが無い。こちらは確証が持てます。

 ここだって、お世辞にもいいデザインってわけじゃないですし、とりたててSEO対策なんてしてませんが(だってめんどくさいし)、「西中島南方」で検索すれば、Yahoo!でもGoogleでも上のほうに出ますよ。たくさんの人に来てもらっていますし、リンクも貼ってもらってますもの。


 そういう土台が出来てなくて「Web2.0というのは〜」なんてセミナーに行っても、あまり効果無いです。地道に地道に、コツコツやってる方が、よっぽどいいですって。


追記

 相方の小宮山良もたまに「小宮山良」で検索しているようですが、つい最近お醤油屋さんを抜いて、Googleでトップに立ったそうです。そんなもんですわ。しかし、駅案内と戦うブロガーとお醤油屋さんと戦うブロガーの夫婦ってどうなんでしょうなぁ。
posted by 西中島南方 at 12:40 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 15 Oct 2006

コリアタウンの話。

 よくコリアタウンに出かけます。核実験があったんで、雰囲気どうかなと思ったんですが、拍子抜けするくらい、いつもと変わらない様子でした。

 ここでご贔屓にさせてもらっているお店があって、カズキ食品って言うんですが、ここのオモニがやさしくてね。いつも炭焼きした骨付きのブタカルビとか、韓国のりとか買ってます。寒くなってくるとホットクっていう韓国版の「おやき」を焼いてもらったりしてね。シナモンと黒砂糖とゴマの入ったあんがとろとろで、表面はもっちり、うまいですよ。

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上にあるパンみたいなのが「ホットク」


 んでホームページを作っているってずっと前から聞いていたんですが、ようやっと出来たようです。ここがそれ。

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 えらく仰々しいトップページですが、こじんまりしたいいお店です。通販でキムチを売ってますが、オーソドックスな白菜キムチもうまいし、スルメのキムチも一度食べてほしいな、意外な取り合わせですが、メシがすすむんですわ。


 というわけで今日も私の目の前にはスパイシーな匂いのブタカルビさんが鎮座ましましております。マケダンしてもこれでは痩せんではないか!
posted by 西中島南方 at 18:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 14 Oct 2006

大分1VS1C大阪 火の国狸に火がついた。

 なんだろう、腹の立つ一日だった。公私共にいいところが無いというか、なんでそんな風になるかなという鬱屈したストレスが、今もグラグラと煮えたぎっている。せめてセレッソだけはと思っていたけれど、火に油とはこの事か。そういえば今日の試合は熊本開催、火の国で尻に火がついたなんて、笑えない。

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 まずスタメンに文句をつけよう。なぜ右サイドで古橋を使わなくてはいけないのか。藤本はそれ程重篤な状態だったのか。ゼ・カルロスはいい意味でも悪い意味でも軽いプレーをするから、逆サイドはどうしてもバランスを取らざるを得なくなる。それを判っていながら、ゴール前で最も輝きを放つプレーヤーをサイドラインまで押し込める、その理由がわからない。

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 最終ラインとボランチを3試合固定し続けていた効果からか、序盤の守備は安定していた。そこがしっかりと跳ね返せるから、攻勢にも出やすかっただろう。いびつな編成ながら、前半のセレッソは試合の主導権を握れていた。前半だけでコーナーキックも5、6回は有った、大分を押し込めていただけに、シュートへの意識の希薄さと、それ自体の質の悪さが目立ってしまったが。

 特に西澤が良くない。ボールも収まらないし、もともと運動量が少ないプレーヤーが、あれだけ味方を引き出す動きをしないとなると、やはり苦しい。まだ大久保はマシだったけれど、さりとて「マシだった」という表現しか出来ない。それに加えて森島寛も本調子ではなく、とにかくこのトライアングルが機能しない。古橋も宝の持ち腐れ状態となると、ノーゴールなのもやむなしか。

 ネット中継を観ている中で、一番目立ったのがピンゴというのは、いい事なのか悪い事なのか。持って、はたいて、フリーランでスペースを見つけるという基本に忠実なプレーで、相手守備を混乱させていた。ここに来て悪いところと良いところの比率が少しずつ変わり始めているけれど、もう今年はこの試合を含めて8試合しかない、些かフィットするのが遅すぎはしないだろうか。それだけが残念。


 後半の頭になると、セレッソに攻め疲れが見え始め、大分がイニシアチブをとるようになってきた。松橋を裏へ、という策はあまり効果的では無かった(あまり足の速くない選手ばかりの守備陣が、上手く封じ込めていたと思う)けれど、高松、梅崎、それにボランチの両外人が強烈だった。高松はポストもいいし、前を向いた時のスピードも悪くない。去年もう少し資金を出し渋っていなければ、これほど苦しいシーズンにはならなかったのにという気持ちが過ぎった。

 しかし先制点はセレッソ。本当に久しぶりではないだろうか。古橋とのコンビでピンゴが右サイドを侵食。ゴール前の細かいスペースに上手く入り込んでのシュートだった。

 これで勢いがつけばと思っていたものの、その矢先からセットプレーで失点。高松が上手く合わせたのは判るけれど、もう少し集中出来ないものか。ゲームプランに思案を巡らせていられたのも、僅か3分だった。

 失点後もハングリー精神よりも保守性が優先されて積極的なプレーが見られず、守勢にまわる時間が続く。

 ここで名波が投入されたものの、交代は森島寛。名波の欲するパスを引き出すプレーヤーが削られる。少し理不尽な気分。

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 案の定というか、名波効果は薄く、試合の流れが変えられない。失点直後程は押し込まれなくなったが、相手ゴール前でのアイディアが枯渇していて、上手く網をかいくぐれない。


 個人的に言うならばこの後の二人目の交代、三人目のカードのどちらかで、西澤を下げてほしかったし、古橋を下げないでほしかった。

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 前の三人、大久保、名波、西澤はボールをもらってから仕事をするタイプなので、フリーラン(誰かが言うところの無駄走り)が少なく、どうしてもゴール前で窮屈になってしまう。大きな展開を望むのなら、それだけ動き回れる選手を用意しないといけない。その意味で、今日古橋が下がり、西澤が残ったこの交代は疑問なのだ。

 その後ピンゴと河村が一つずついいチャンスを作ったものの、ピンゴは僅かにシュートをミスし、河村のミドルは下川にかき出されてしまった。それ以外にもチャンスの芽はいくつか有ったが、期待を感じる程では無かった。

 相手もお付き合いをしてミスを重ね、絶好機も吉田がファインセーブを連発。結局使った体力の割には実りの少ないドローという事になった。


 今の時点では京都も引き分け、福岡が明日5点差以上で負けない限り最下位は変わらずという状態。名波が加入した当初に、セレッソも底辺から抜け出すチャンスは有ったのに、それを自らふいにしてしまい、今では左足の魔法も消えかかっている。京都がここに来て監督交代の荒療治を施し、福岡はFW布部の覚醒で勝ち点を重ねている現在、数字の上でもメンタルな部分でも、セレッソは一番危険な位置にいる事は間違いない。ここを抜け出す為には如何するべきなのか、誰が答えを持っているのだろうか。
posted by 西中島南方 at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする