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Mon 21 Nov 2005

我らSB声出し隊。それから本の配布告知。

 さてさて、ご存知の方も多いかと思いますが、昨日の試合、SB声出し隊(正式なユニット名がまだ出来ていない!)は「分裂」ならぬ「分散」応援をしていました。中央ホーム寄りに7人ほど(たろも含む)そこからさらにホーム寄り2ブロック離れたところに3人ほど。もっと人数がいれば3分割も考えていたんですが、人が集まりませんでした(涙

 声出し隊が一番恐れていたのは「分裂する事で個々の声出しがしょぼくなってしまわないか」ということだったんですが、どうしてどうして、意外に上手くいってました。その事全てがSB声出し隊の実力ではないことは判っていますが、それでも嬉しかった。


 バックスタンドの上にはテフロン膜の屋根が有るんですが、SBが盛り上がると手拍子や歓声、コールが響いて、一体感が出るんですよね。ゴール裏中央はもちろん応援の王道なわけですが、声が空に抜けてしまう。アウェーのサポさん達は大抵ゴール裏の屋根下に陣取るんでいつも「相手のほうが応援がよく聞こえた」なんて話になってしまう。

 それをこっち側で何とか援護出来ないか、というとたいそうな話になりますが、ともかく「アウェー席以外はみんなセレサポなんだよ、みんな応援しているよ」という空気を作りたい。もっと長居を熱気のあるスタジアムにしたい。そういう気持が有るんです。ホームでは残り2試合。頑張って声出して、ガラガラ声で「やった!」と叫びたいです。



 それから違う話題になるんですが、最近でもスタジアムでウロウロしていると面識の無い人から「「さくらのきのしたで」ないですか?」と声をかけられます。まだまだ需要が有るようで嬉しい限りです(それにしても何故私が本人だと判るんだ?どっかに画像貼られているのか?)。

 ただ私一人だとさばききるのに限界が有ります。スタの中で「レプリカ着てます」なんて言ってもそんな人沢山いますしね。

 という事で次節の大分戦、時間と冊数に限りは有りますが、配布場所を告知しておきます。

場所

長居スタジアムコンコース内セレッソ大阪メモリアルブース横
(バックスタンド中央部です)

時間

14:15〜14:45までの30分間


 多分20〜30冊程度しか持って来れませんので、先着順、配布終了次第撤収という事になると思います。今までにコメントやメールを頂いた方の分は取っておきますのでご安心を。冊数制限はかけないつもりですが、常識の範囲内でお願いします。

 当日の西中島の服装ですが、多分レプリカ着て、メガネかけて無精ヒゲ生やして本を小脇に抱えてオドオドしています。でかいです。前髪の一部だけ白髪が密集しています。タオルマフラーはゼ・カルロス閣下のです。

 ということで、スタでお待ちしています。



posted by 西中島南方 at 12:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C大阪2VS0川崎 コバヤシチルドレン。

 実は家を出る前から、「今日は少なくとも負けはないな」と思っていた。それは彼女が急に「サッカー観たいでぇ」と言ったから。

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 そう、セレッソの連敗を止め、ワシントンを止め、磐田をほふった270分間無失点記録継続中の「魔女」たろもがスタジアムに来ていたのだ。

 ただ今までの3試合の無失点が多分に運の要素を含んでいたのに対し、今日の無失点はチームの実力によるところが大きい。特に藤本、酒本、宮原ら今まで裏方に回っていた選手達の頑張りは観ていて清清しく。頼もしささえ感じた。


 布陣は久藤、ファビーニョのところにそれぞれ酒本と藤本。前線に西澤、左サイドにゼ・カルロスが帰ってきた。

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 試合開始早々、いきなり藤本が固さを見せる。酒本への横パスをミスキックし、危険なゾーンでボールをインターセプトされた。しかしこのプレーで逆に吹っ切れたか、この後の藤本のプレーは落ち着いていたし、随所で粘り強さを披露した。

 しかしその藤本に更なる試練。前半途中、競り合いで前田が足首を負傷、サブに本職DFがいないセレッソは藤本を前田の位置に下げ、宮原をボランチとして投入したのだ。


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 だが意外にも、この交代で流れがセレッソへと変わる。危機意識がチームを結束させたか。前述の藤本と右サイドでコンビを組んだ酒本は、ヴェルディ戦の際の不振がウソのように自慢のドリブルでアウグストを翻弄。老獪なベテランを混乱させた。

 宮原は恐れることなく前へ、前へと帆を進める。長短のパスで、ドリブルで、攻撃の基点となる。もちろんその後ろには下村のしっかりとしたバックアップ。


 主力選手達の奮起も凄まじい。吉田は何度も有ったピンチを神がかったセービングで防ぐ。ブルーノの熱い魂は炎の壁となって川崎に立ちふさがる。西澤のトラップ、ポストプレーは5センチ以上身長差のあるDF陣の中でも機能した。


 そして古橋、森島。高さと強さの有る川崎DFを崩すにはスペースを突くこの二人が欠かせない。

 後半早々に生まれた古橋の先制点を呼んだのは、高い位置からの泥臭いチェイシングと素早い攻守の切り替えの賜物であるし、続けざまに奪った森島の2点目はゼ・カルロスがボールを持った時にゴール前に生まれたスペースをしっかり突けたところで勝負有りだった(あの狭いスペースであれだけのプレーが出来るのだから、恐ろしい)。


 後はしっかりと守備固め。前線には怪我明けのゼ・カルロスに代えて苔口。さらにバテの出始めた森島に代えて黒部。スペースが出来れば苔口のスピードが生きてくる、黒部もゴールこそなかったが、相手DFが嫌がる存在になり続けた。

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 こうしてみるとこの試合で平均点以下のプレーヤーが一人としていない。皆が出来ることを出来る限り続ける。辛い時間帯はしっかりと耐えて、好機を待つ。誰かの足りない部分は皆で補う。目新しい戦術ではない、むしろ古典的だし、今は流行らない精神論も織り込まれている。

 それでもそれを皆が信じ、90分間貫徹すれば、結果はついてくるのだ。小林監督の信念が、セレッソの歴史に新しい何かを刻もうとしている。障害はあと一つだけ、勝ち点差は、僅か、1。

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posted by 西中島南方 at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする