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Fri 11 Nov 2005

東京V戦戦前予想。

 兎にも角にも3列目の4人が機能するかどうか。ベストメンバー4人のうち出場できるのは下村一人、しかも怪我明けの初戦とあってベストコンディションとはいかない状態。ここが踏ん張れるかどうかで試合が決まる。

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 左に宮原というは小林監督が取ったこのリーグ戦中最大の賭け。ファビーニョ、ゼ・カルロス、久藤と試合のリズムを作る選手がことごとく出場出来ない中での苦肉の策。もし上手くいけば比較的プレッシャーの少ないサイドから長短のパスが繰り出される事だろうが、裏目に出れば左サイドの裏を蹂躙される危険性も有る。

 だが宮原には思い切ってプレーしてほしい。受身になるのが一番怖い。1つピンチを招いたら3つチャンスを生み出すくらいの気でいいと思う。恋焦がれたはずのJ1スタメンの座、臆する事無く楽しんでほしい。


 ここに橋頭堡が築ければ勝機がはっきり見える。黒部は天皇杯ではあまりいい働きが出来なかったが、久しぶりのフルタイム出場でアイドリングは十分と考えよう。守備陣はサイドを突かれるパターンが多いはずだが、中の選手(特にワシントン)を離さないように。

 そして何といっても古橋。ここで決めよう。ジーコの為ではなく、奥さんとセレッソの為に。


 4年前の11月、セレッソは雨の東京で奈落の底に叩き落された。だが、それはもう過去の事、明日の試合は栄光を掴む一里塚になるはずだ。天気予報は「雨のち晴れ」と出た。



posted by 西中島南方 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親から子、子から孫へ。

 昨日記事にした「全国ホームタウンサミットin大阪」とりあえず参加申込みとておきました。個人的な用事がバタバタと重なっているんで、ひょっとしたら行けないかも知れませんが、出来る限り時間を作るつもりです。今やっているリーグ戦、カップ戦も大事なんですけれど、それよりちょっと長い目線で見た時に、今のJにはまだまだやらなければいけない課題があると思うので。

 例えば、サポーターの世代交代なんてそうだと思うんですよ。93年に開幕した時のバブル人気が有って、一時凋落して、98、02、06と3大会連続でワールドカップ予選に勝ち抜いてきて、何とか今の人気が有る。でもこの13年間でサポーター層が大幅に交代したかというと、そうでもない気がするんです。

 もちろん年配のサポーターの方達を否定したりするつもりはないのですが、スムースな世代交代が無いと、いずれチーム自体が破綻してしまうのも、事実ですよね。

 少年サッカースクールを持ったり、そこの子供達を招待したり、チームはそれなりに努力をしていますが、サポーター単位ではどうなのか。


 以前テレビで、ブラジルのとあるチームのサポーター家族を追ったドキュメンタリーをやっていました。そこは代々サポーターグループの団長を務めている家庭だそうで、その時はもう70近いおじいさんが団長をやっていました。彼等はチームのサポーターである事に誇りを持ち、少しでもチームの為にと頑張っていました。息子達も勿論サポーターで、精進して次の団長にふさわしい人間になるべく奔走していました。

 そこまでしなくてもいいとは思いますが、そういう気持ちだけでも持っている家庭が何件か有ればいいですよね。サポーター同士家族ぐるみで付き合うのも悪くない。そうして子供も自然とサッカーの有る日常を当然として過ごしていく…。


 私達おっさんサポがどれだけ我が子やその友人達に、スポーツの、サッカーの楽しさを伝えられるのか、この最初の世代交代が一番難しいんじゃないでしょうか。でも、絶対に避けては通れない。これからもずっとサッカー有る生活を望むのであれば、なおさらに。


posted by 西中島南方 at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする