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Wed 07 Sep 2005

対岸の火事、じゃあないんだな。

 桜伐る馬鹿 梅伐らぬ馬鹿のみの字さんはここを「セレッソブログ界の1トップ」と言った。

「えっ?それってエースってこと?」

 と内心喜んでいたのだが、どうも「前線の削られ役」という意味らしい。まあ、そんなこったろうと思っていたよ。ちょっと期待した私が愚かでございました。


 確かに否定できないくらいこのブログは騒動を起こしてきた。意図していなかったものもあるし、意図的に引き起こしたものも有る。身の危険をかえりみずに「人生之ネタ」の姿勢でいるので、当たり前と言えばそうなのだけれど。


 そんな私ではあるけれど、さすがに最近有ったサポティスタの炎上ぶりは「引いた」。


 人が何かしらを創造する時、その個人、ないしは集団の性格が反映されるのは当たり前で、それに対して共感したり、違和感を感じる人が出てくるのも健全な反応。

 芸術の話をすれば、どれだけ素晴らしい芸術作品であっても、どの時代のどの人間も魅了した、という作品は未だに造られてはいない。ゴッホの作品に法外な価値が出てきたのは彼が拳銃自殺をした後の話で、ピカソが現代芸術に傾倒した時も、周囲は冷笑していた。


 しかしサイトの場合「好き」と「嫌い」のふれ幅がいささか激しいように感じる。それは現代の価値観の多様化と無関係ではないだろう。


 今の時代、明確な善悪は存在しない。元からそうだったのだけれど、ようやっとそういった考えが認知されるようになった。そして今まで影に追いやられていた人々が日の目を見るようになった。

 だからどんな異端(と多くの人が感じるような)サイトで有っても、ほとんどの場合明確に批判をする事が出来ない。批判をしてどういう展開になるのか予想が出来ないうちは、批判をして得られるメリットよりも、リスクの方が遥かに大きいからだ。


 ところが何かのきっかけで「これは悪だ、非難するべきものだ」というレッテルが貼られ、攻撃してもリスクがないと判れば、躊躇していたフラストレーションが大きい分、荒れぶり、燃えぶりは激しいものになる。(管理者が抵抗すればする程余計に悪化するから始末が悪い)

 掲示板は荒れ、誹謗中傷のメールが届き、悪意のアクセスがカウンターを回す。体験したものなら判ると思うが、受ける精神的なストレスは相当なもので、私のような厚顔無恥な人間でもない限り、大抵の個人サイトなら泣く泣く閉鎖、というのがお決まりのコースだ。


 これもまた自然な流れといえるのかも知れないが、この現状を切ないと感じているのは私だけだろうか。「自由というのは何をしても良いという意味ではなく、総ての行為に責任が伴うという事」という言葉は、サイト管理者だけではなく、閲覧者にも向けられた言葉だと解釈している。「書きこむ」のキーを押す前に、もう一度、冷静になって考えてみてほしい。



posted by 西中島南方 at 20:08 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 06 Sep 2005

非現実的な現実に、私の脳は疲弊する。

 以前「普通ということはとても素晴らしい事だ」と書いた記憶がある。今も変わらずそう思っている。普通に起きて、通勤して、仕事して…。

 今私は非現実の只中にいる。何も普通のことが出来ない。私だけではなく、周りの人間も、同じ常態にいる。心身ともに限界の人もいる。


 この状態を変える為には、ある決断をしなくてはいけない。他人にすれば簡単な事なのかも知れないけれども、私はとても気が重い。多分明日は、もっと辛いだろう。


 切腹の介錯をする人の気持ちに、似ているのかも知れない。私は果たして、その刃を振り下ろせるのだろうか。ためらい傷をつけるのは良くないが、自分自身が信用できない。情けないのだけれど、事実なので仕方が無い。


 明日はしっかりと、決断しよう。そう決めたじゃないか。早く平凡な毎日に戻られるように。あの子をその中に引き戻せるように。それが出来るのは私しかいない。それをするのは私しかいない。多分大丈夫、少し休んでもらうだけなのだから、大丈夫だよ。さて、切手と便箋を買ってこよう。

 
posted by 西中島南方 at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 05 Sep 2005

長居限定有名人。

 神戸戦は試合もさることながら、その前後も(仕事が有ったので参加できたのは試合後だけなのですが)いろいろありました。


 まず以前から話の有った一部の牛サポさんの電車ジャックですが、人数が少なくて不発っぽい感じだったようです。

131 :U-名無しさん :2005/09/03(土) 17:27:10 ID:uZf3WIjxO
行進だけど一言で言えばカワイソス
まず皆が待ちかまえてるのに遅れて開始
ゲバラの旗持って信号待ちの時点で一同爆笑。吹田とやっていることが全く同じなのが笑いに拍車をかける
北ゲート前で吹田そっくりにチャント開始
セレサポ生暖かく拍手w
メルダコール始めたので返しでJ2目指してゴゴゴーコールがでる
行列の数人が向かってくるも警備に止められ
逆に煽られ状態で去って行く行進を選挙(?)の黄色いノボリを付けたチャリが追走
柏においつかれるぞとのチャチャが入り、また爆笑
結局なんだったんだろうという感じ

 いつのまに神戸はガンバの神戸支店になったのやら…。試合中のコールもガンバのパクリが多かったし、開幕戦から今までの間に何が有ったのか知りませんけれど、個人的には劣化しているように感じました。旗とかゲーフラとかは増えてて、ビジュアル的にはかっこいいんですけれども。

 ただJ2目指してゴゴゴーコールは止めといた方が良かったかも。実際ウチも去年同じように胃の痛くなるような日々を過ごしたわけで、そういうチームをそれでもサポートしようとしている人達を(例えメルダだのなんだの言っていたとしても)嘲るような行為はしてほしくなかった。現場にいなかったんで表層的なコメントしか書けませんが勘弁を。


 さて今度は試合後の話。前述しましたが、この試合はSB声出し隊(ホントはこんな名前じゃないんですが)に参加していました。全員で6人程でしたが、あの位置で大声出すと良く響いて良い感じですね。途中で近くの席の子供とかも援軍に加わってくれたりして、なかなか楽しかった。

 で、その6人の中に大学時代の同級生がいたわけなのですが、彼女は私を学生時代であるとか、同窓会であるとか、そういう場所でしか知らないわけで、セレサポモード(西中島モード)の私を見て驚いていました。

 私が半分冗談で「俺はセレサポでは結構名が知れているんだぜ」とウソぶくと、何とも絶妙なタイミングで「桜伐る馬鹿 梅伐らぬ馬鹿」のみの字さんがやってきて「やあやあ西中島さん」と声をかけてもらったりして(笑


 そして試合後にその6人で「セレ本」の取材と祝勝会を兼ねて「王道居酒屋のりを」に行こうという話になりました。

 ところが試合後、しかもセレッソ勝利とあって店は大盛況、席が空くまで暫く店の外で待つ羽目に。

 店員さんが「それではお名前を」と言った時に、私は以前見た2ちゃんの書き込みを思い出しました。

2 名前:水先案名無い人 投稿日:2005/04/20(水) 17:10:45 ID:XjeJ+TJA0
ファミレスで「ホリエモン」とだけ
書いておいたら、普通に
「2名でお待ちのホリエモン様ー」と呼ばれた。
ほんと普通に呼ばれたので思わず吹き出してしまった。

「奥の席でもよろしいですか?」と聞かれたので、
「想定の範囲内です」と答えたら
店員が鼻水飛ばして
吹き出した

 とにかくここで普通の名前を言っても面白くないし、いっそ「西中島南方です」と名乗って店員さんの不可思議なリアクションを見て楽しもうという事になりました(この間みの字さんとのアイコンタクトで約1.5秒くらい)

にの字さん「では西中島南方で」

店員(にっこり笑って)「ああ、
あのホームページの方ですね



一同「ええーっ!?(ありえねーという微妙な笑い」


 いや、セレサポの方でウチのブログをご存知の方がいるのは判る。他サポさんも時々来るみたいだし、それも判る。でもいくらなんでも居酒屋の店員さんが知ってるとは知らなんだよ!!あービックリした。長居じゃうかつな事は出来ないな…。

 お店の方は、価格もリーズナブルだし、お酒も含めてメニューも豊富(沖縄料理があるのが嬉しかった!)忙しくても店員さんの接客が丁寧と至れり尽せりでした。そりゃ繁盛もするよね。皆さんも一度お越しくださいな。それでは。


posted by 西中島南方 at 13:01 | Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 04 Sep 2005

C大阪2VS1神戸 なでしこの皆様またのお越しを。

 昨日はいつもSBで声出しをされているグループに混ぜていただいて、ガンガンアドレナリンを出しながらの観戦でした。

 というのも大学時代の同級生の知り合いがこのグループのとある方と知り合いで、それならばいっしょに混ざって応援しようよという話になったから。以前から一度混ざってみたいなと思っていましたが、なかなか新鮮な気持ちで観戦出来ましたよ。


 さて試合に移りましょう、神戸、セレッソ共に3-4-2-1のフォーメーション。セレッソはアキ、神戸は平瀬が前線に張る形(画像は後日)

 前半特に注目していたのが左サイドの攻防。右の前田と久藤、ボランチの間隔がバランス良く取れているのですが、左はゼ・カルロスがウイングのように張り出している為、柳本との間に広いスペースが出来ていました。

 神戸はこのギャップを突いてきました。右の前田がボールを持ったときは早い段階で詰めてくるのですが、柳本にボールが収まってもマッチアップしたパク、ホルヴィはカルロスのマークを優先します。攻撃の形を作るのに古橋が下がってきたり、柳本が上がったりしてフォーメーションを崩さなくてはいけませんでした。

 その為左サイドでボールをロストすると大きなピンチになる可能性が増えてきます。パクのクロス気味のシュートはあわやという危険なシーンでした。

 対するセレッソはというと、攻撃の起点(下村、ファビーニョ、久藤)と終点(アキ、ゼ・カルロス)が決まっているので、そこをきっちりとマークされ、上手く形になりません。結局前半は堅守速攻の神戸のペース。

 後半の立ち上がりでもその構図は変わらず、主導権は神戸。開始3分にクリアミスを拾われ、ついに失点してしまいます。


 後半開始早々の、しかもミスからの失点。流れとしては最悪でしたが、セレッソは以前と違ってそうした流れを跳ね返す余力が有りました。また、神戸とすれば早すぎる得点でそのまま逃げ切るべきか追加点を狙うべきかという意思統一の乱れも有ったと思います。守備と前線の間にスペースが生まれ、そこにファビーニョや下村、古橋が入り込むシーンが目立つようになりました。

 古橋の同点ゴールも、中央から右サイドへの早いボール回しで相手守備陣が混乱したことで、古橋がフリーになったところで勝負有り。


 さらに神戸を混乱させたのは徳重、黒部の投入。徳重は相手ラインを刺激し、黒部は西澤とともに前線の起点となりました。

 特に黒部がトップに張った事で神戸のバックラインはマークの受け渡しが曖昧になったようでした。 ファビーニョの決勝弾の際、神戸のマーカーが誰もいなかったのが何よりの証拠でしょう。


 勝ち越してからのセレッソは小林流(?)のリスク回避を最優先にしたプレーを11人全員が貫徹し、そのままタイムアップとなりました。


 ざっくりとこの90分を捕らえるなら、勝敗を分けたのは「チームとしてのイメージの共有」でした。

 こういうシチュエーションになった時はこう動く、というビジョンが共有されていなかった(ように映った)神戸と、統一されていたセレッソ。個々の力ではそれほど差が無い(むしろパク、マルティン等は傑出の出来だったのでは)両者を分かったのは、チーム(集団)としての練磨の差でした。



posted by 西中島南方 at 13:14 | Comment(2) | TrackBack(1) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 03 Sep 2005

長居改修に関する公式コメント

CEREZO OFFICIAL

長居スタジアム改修工事について

昨日9月2日に長居スタジアムの管轄部局である大阪市ゆとりとみどり振興局と幣クラブで2007年度世界陸上開催による長居スタジアム改修に関する初回ミィーティングがありました。
事前に大阪市より大まかな説明は口頭で受けておりましたが、昨日ラフスケジュールの説明を文書で受けると共に、幣クラブの要望も合わせて、ゆとりとみどり振興局に文書で伝えさせていただきました。
サポーターの皆様の一番の心配事である、長居スタジアムが1年間も使えない、そしてその間長居第2陸上競技場も使えないのではという件ですが、一部の報道にあったようなセレッソ大阪が1年もの長期間長居を離れざるを得ないような工事計画そのものがもともと存在しないとはいえ、念のため昨日のミィーティング時に確認をいたしましたところ、ゆとりとみどり振興局より、

(1)2007年度世界陸上開催にあたり、長居スタジアムのトラック・フィールド・観客席など大規模な改修工事を必要としていることは事実であり、長居スタジアムの供用を一定期間停止しなければこの工事を進められないことをご理解いただきたい。

(2)ただ、まだ予算や工事内容、工法も決定していない段階であります。

(3)セレッソ大阪は、大阪市も出資している市民クラブであり、サポーターの皆様の希望はよく理解できます。したがって、工事を進めるにあたっては、部分改修などの方法も視野に入れながら、長居スタジアムが使用できない期間を可能な限り短縮する方向で検討してまいります。

(4)やむを得ず長居スタジアムが使用できない場合は、基本的に長居第2陸上競技場を優先使用できるよう特段の配慮をするつもりであります。

 まずスポーツ紙で報道された通り、9月中に具体的な説明が有ったこと、これは素直に大阪市側を評価するべきだと思う。特に公的機関はこういうインフォメーションが遅れがちなんだけれど、しっかり早い時期に返答をしてくれた。


 ただ一つ一つ内容を吟味していると、やはりアラが出る。まだ具体的な施工、予算が決定していないということを差し引いても。


 まず一つ目

(1)2007年度世界陸上開催にあたり、長居スタジアムのトラック・フィールド・観客席など大規模な改修工事を必要としていることは事実であり、長居スタジアムの供用を一定期間停止しなければこの工事を進められないことをご理解いただきたい。


 トラックについては以前のエントリーに書いたとおり、業者によれば工期は3、4ヶ月、しかも工事中の試合開催も可能

 ちなみにその業者(長谷川体育施設株式会社)は安かろう悪かろうの会社ではなく、日本にまだ二つしかないIAAFのCLASS1認定(2002年からこの認定が無い施設では世界陸上、オリンピックなどは開催できないことになっている)施設である新潟ビッグスワンと神戸ユニバー記念陸上競技場のトラック、フィールド部分を担当した、むしろ実績有る企業。大阪大会でも長谷川体育施設株式会社がトラック、フィールドを担当する可能性は極めて高い。実績の無い企業がこの部分に参入し、無駄に血税を使われる事を考えればむしろその方が得策とも言える。

 また観客席については、僅か3年前の2002年3月にKOKUYOが、背もたれ付きの個席の設置と、仮設のVIP席、バックスタンド席の設置、及び撤去を施工している。僅か3年でシートが「改修が必要」な程劣化しているとは思えない。


 二つ目

(2)ただ、まだ予算や工事内容、工法も決定していない段階であります。

 闇雲に今挙がっている案を垂れ流すのはあまり良い事ではないけれど、少なくとも最低限必要とされる工事に関してはリリースが有ってもいいように感じる。(1)で工事は必要と断言しているからには皆が納得するような改修個所があるはず、なのにそれすらも説明できないのはどうか。

 調べ物をしていて今年行われたヘルシンキ大会の会場の設備などを紹介しているページを見たのだけれど、長居がこの築50年以上のスタジアムに劣っている部分があるとは思えなかった。強いてあげるとすれば

地下通路.jpg


 このサブトラックとメインスタジアムを繋げる地下通路程度だろうか。これも長居のマラソンゲートと第二のマラソンゲートを繋げて間を封鎖すれば済む話だろう。


 最後。

(4)やむを得ず長居スタジアムが使用できない場合は、基本的に長居第2陸上競技場を優先使用できるよう特段の配慮をするつもりであります。

 この言葉を信用できないのは私が意固地なひねくれ者だからだろうか。セレッソは過去に何回か陸上競技などでスタジアムを明け渡す「辛酸」を舐めさせられている。学生のアメフト等ではまだましなのだが、閑古鳥が鳴いているスタンドに企業の応援団の太鼓やラッパの音だけが響いている様子を幾度も見せ付けられているサポーターとしては、鵜呑みにするのは危険なのではと疑ってしまう。


 とりあえず1年間まるまる長居が使えないという事は無いようだが、粘着気質の私としては、納得のいかない部分は徹底的に突いていく予定にしている。お金が無いと嘆いている自治体には世界陸上もサミットも政府の代替機関もいらない。


追記

 大学時代の同級生が今日「長居デビュー」をするらしい。彼女だけでなく、今日が初長居という女性は多いでしょうな。

「ゴール裏は戦場だぜ!」

 とか

「サッカー知らない人には来てほしくないなぁ」

 なんてことは言わずに、困っている女性には優しく案内をするようにしましょう。長居にまた来たいという人を増やすのは、フロントだけではなくサポーターの仕事でも有りますから。



posted by 西中島南方 at 14:13 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 02 Sep 2005

オンとオフのバランス。

 アクセス解析を見ていると、そろそろユニーク20万ヒットが近づいてきたみたいです。この中のどれだけの人が善意で来て頂いたのかは定かではありませんが、心より感謝しています。

 20万って想像もつかない数字で、「俺すげー!」とか全然思ってないです。というか思考する能力が有りません。


 この稚拙極まりないブログにこれだけの方達が来て頂いた理由をいろいろ考えていたのですが、一つは更新回数でしょうね。

 私は小さな時からしょうもないことをひたすら考えているのが好きでした。例えば

「じゃこはじゃこばっかり仲間同士で塩茹でにされるからまだましだけれど、中に時々紛れ込んでるタコの赤ちゃんとか寂しかっただろうな」

 とかね。

 そういう思考回路が三十路を迎えようという今になっても機能していて、エントリーの題材を生んでいるんです。正直社会生活では足かせになっているんですが、違ったものの見方が出来ることに関しては感謝しています。


 それから、このブログが単に「書く」だけではなくて、オフラインで「実践」してみるブログだということも大きいかなと思っています。

 どれだけネット環境が便利になったといっても、オンラインで出来る事には限りがあります。日頃ネットの中にいると、オフラインというか、現実の中で行動する事の大事さを改めて思い知らされます。試合のコラムを書いたり、旗を作ったり、事件をレポートしたり…。ホントいろいろな事をしでかしましたね。

 ただやはりブログというのは個人で持てるツールの中ではかなり強力なものです。出来る事は限られているかも知れませんが、使い方次第で物凄い効果を生んだりします。このオンラインの力もまた大切なものです。

 このオンとオフの長短を補完し合い、セレッソや仲間達にどれだけ貢献出来るのか、これからも挑戦してみようかな、などと不埒な事を考えています。とりあえずは明日の神戸戦、そして長居の改修に対する監視ですね。程々に頑張らせていただきますので、どうかよろしく。



posted by 西中島南方 at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 01 Sep 2005

選挙に行こう。カードを示そう。

 別に私はどの政党が好きだとか、こういう思想を持っているというものがない。強いて言うなら無政府主義者かもしれない。

 ただ政治と無縁な人間などこの地球上では数えるほど。私達の生活と政治は無縁ではない。私達がサッカーに傾倒している間も、マツリゴトは粛々と進んでいる。


 時々そんな様子をみて歯軋りをしていたりするけれど、別に手をこまねいてみていることしか出来ないわけじゃない。日本人で、二十歳以上の私達には、キチンと一人に一票、投票権が有る。住んでいる町の議員や市長、都道府県知事、果ては国会議員まで、私達が決める事が出来るんだ。

 ピッチの上にいる審判はどんなに頑張っても選手や監督、コーチぐらいしか退席させる事は出来ないけれど、私達は、実はそれ以上の権力を持っている。


 政治とスポーツは無縁ではない。スタジアムなどインフラの整備、クラブチームの誘致、スポンサード…、両者が結び合うポイントは多い。

 だから、選挙に参加してほしい。別にどこに入れてもいい。自らが考え、行動する事の大切さを感じ取れる数少ないチャンスだから。


 などと政府の回し者(まあ公明党が与党なのであまりに投票率が高いと政府としては痛し痒しなのだけれど)みたいな世迷言を言っているのにはわけがある。例の長居の改修工事だ。

 陸上競技に興味が無い殆どの人はつい最近まで世界陸上が大阪で行われるなんて知らなかったし、まして長居がメインスタジアムだなんて判らなかった。

 けれど世界陸上を誘致したのは、そしてその為に税金をつぎ込もうとしているのは、私達が選んだ(選べたというべきか)市長や市議達。選挙の時に先々の事は判り辛いけれど、こういう分野を敬遠するのではなく、むしろしっかりと見据え、大切な一票で、自らの意思を示そう。



posted by 西中島南方 at 23:07 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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