3日有った(と言うべきか3日しかなかったと言うべきか)盆休みもそれらの「変化」に自らをアジャストするのに四苦八苦という有様で、疲れも取れぬうちにあっという間に過ぎ去ってしまった。
テレビをつけても「靖国」「選挙」「刺客」「新党」と政治色の濃い話題ばかりで、サッカーの話などこれっぽっちも出てこない。朝日放送のニュース番組でキャスターの前にこじんまりとイラン戦のポップがそえられているのを見て、ようやく「そういえば明日か」と気付いた次第。
よくよく考えると、W杯予選クラスの真剣勝負以外の代表戦への興味が薄らぎ始めている自分がいる。東アジア選手権にしても韓国戦などは、観ようと思えば観れたのに1分も見ていない。どうやら私の思考の中では代表よりもクラブチームの方が遥かにウエイトが大きいようだ。
勿論代表にセレッソの選手や嘉人が選ばれれば、少しは見方が変わってくるのだろうけれど、それにしても「下手に怪我をするなよ」とか、そういう考えしか湧いてこない。
日本人であり、サッカーを愛する者でもある人間が、自国の代表に興味が無いというのはおかしい話なのだけれど、事実は事実としてそこに有る。代表が練習試合で10点とろうが、ファビーニョがリヨンに移籍するかもという噂話の方が遥かに心引かれるニュースなのだ。
「ジーコの代表に魅力が無いから」とか「サポーターも目が肥えてきたから」とか、「言い訳」は沢山思いつくけれど、イマイチ今の自分の気持ちとフィットしない。何が私の気持ちを変えてしまったのか、それを見つける為にイラン戦を観てみようと思う。