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Fri 05 Aug 2005

ガンバ戦戦前予想。

Field-vs-GAMBA-NABI-05.gif


 三つのセレッソが、この試合に臨む。一つは、私たちが日頃目にする、桜色のユニフォームをまとった選手達。今一つは、試合を運営するフロント。そして最後は、私たちサポーター。


 まず選手達は、しっかりとした結果を残さなくてはいけない。ガンバはシジクレイが復帰したとはいえ、骨子となる代表組が抜け、怪我人も出ている。御世辞にも万全とはいえない状態。彼等が戻ってくるアウェイを考えると、何点有ってもセーフティーリードとは言えない。引き分け、敗戦は論外。


 そしてフロント。わざわざ観戦マナーに赤字で追記をしている。

以下の内容を記した横断幕等(のぼり、旗、プラカードなどを含む)の掲出および持ち込み
 ・相手チーム、サポーターを誹謗中傷したもの
 ・差別につながるもの
 ・汚物、排泄物など下品なもの
 ・公序良俗に反するもの
 ・その他サッカースタジアムにふさわしくないもの

 これらが誰に対して向けられたものであるのか、判らない者はいないだろう。この新しいルールがしっかりと貫徹出来るのか、そして長居が安全なスタジアムで有り続けられるのか、注目したい。


 そして、サポーターにもしなくてはいけない事が有る。自らが、本当にチームをサポートする存在である事を、証明しなくてはいけない。

 万博でのダービーで先に報道されたのは、バックスタンドの騒ぎではなく、セレッソサポーターによるペットボトルの投げ込みや、旗をたたもうとしたスタッフへの怒りからのピッチへの進入だった。気持ちは判るが、第三者には結果だけしか見えない。私達とて一方的な被害者ではないのだ。

 自らを律し、真摯に声援を送り、チームの勝利へ貢献する。これがサポーターだと、私は思っている。相手を蔑む事で自分を高く見せるのではなく、チームが本当に力強く伸びていくその過程を支える。それはサポーターの義務でもあり、特権でもある。その権利を守る時が、まさに明日なのだ。


 三つのハードルを全て超えるのは容易ではない。しかし、セレッソはそこから逃れず、誉れ高く勝利出来るチームであると、信じている。



posted by 西中島南方 at 21:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立ち位置が変わると…。

 昨日NHKのクローズアップ現代を観ていました。原爆の日も近いということで、「ヒロシマをどう皆に知ってもらうか」というのがメインテーマでした。


 知っている方も多いと思いますが、アメリカでは原爆を「戦争を早期決着させた兵器」と教育しています。

 番組の中ではシカゴにあるとある進学校の様子が映されていました。「ヒロシマ」について数人のグループに分かれてディスカッションしている場面。黒人の気弱そうな少年が「原爆を使わなくても戦争は終わったんじゃないかな」と発言すると、勝気そうな白人の女の子がこんな事を言いました。

「日本は最後まで戦争するつもりだったのよ、

20万人くらいで収まって良かったじゃない!


 別に彼女について批判なんかするつもりは無いです。教育ってやつは国家にとって望むべき人材を育てる為のツールなんだから。そういう考えを持ってむしろ当たり前。そう、立場によって視点に違いが出るのは当たり前の話なんです。


 話を光の速さで巻き戻して、それから物凄くスケールダウンさせて、万博でのガンバ戦に移しましょう。ハーフタイム、あのビッグフラッグは「やった側」からすれば「風刺」程度のものだったのかもしれない、でも「やられた側」にとってはそんな軽いものではなかった。

 同じように、ホームグラウンドで相手のサポーターがペットボトルを投げたりピッチに降りたりという行為を「やられた側」はとても不愉快だったでしょう。


 ダービーという特殊なシチュエーションで、気持ちが高揚するのも判るけれど、今度こそいい雰囲気の中で選手にプレーをしてほしい。その為にはお互いのサポーターがいろんな意味でどれだけ頑張れるか。警備員の警戒が杞憂に終わるような、クリーンな応援がしたい。(警備員は当然いるだろうけれど、そういう気持ちで、という事です)その為には自分の立ち位置をちょっと変えて、相手はどう思うのか、なんて事を考えるのも必要じゃないかと。

お互い理性を失わない程度に自チームを熱くサポートしましょう


 というガンバさんのコメントに、私は深く同意します。「そんな気持ち判るか!」という人はお互いのマッタリ系ブログでも観て回ってください。



posted by 西中島南方 at 13:04 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする