ニッカンスポーツ
大久保帰国、右ヒザ検査も「問題なし」
マジョルカFW大久保嘉人(22)が21日、帰国した。午前中に成田空港に着くと、都内の病院に直行。1月9日のデポルティボとのデビュー戦で痛めた右ひざの検査を受け、問題なしと診断された。スペインでもプレーに支障なしとされたが、痛みが引かずに不安もあったため、日本での再検査を望んでいた。不安が消えた大久保はあす23日以降にスペインに戻り、27日のホーム、レバンテ戦の出場を目指す。
これの逆パターンで、来日している外国人選手が怪我の治療の為に母国に帰る、なんて話はよく聞くんですが、嘉人のニュースを聞いて、初めて「母国に帰る意味」みたいなものが判ったような気がします。
医者と患者の関係で、まずいのは「患者が医者を疑ってかかっている」場合。治療を施してみても半信半疑なら、真剣にリハビリをする気にもなりにくいだろうし、下手すると治療を自分の判断で打ち切ってしまうことも…。こうなってくると治る怪我も治らない。
そんな信頼関係を築くのに、言葉や文化の壁って大きいんだと思います。別に嘉人がスペイン語をまだ流暢にしゃべれないから、というわけではなくて、文化が違えば考え方も違うわけですから、そんな異国の医者に診てもらうというのは、やっぱり信用しきれない部分があるんでしょう。
2泊3日の強行スケジュールを組んででも帰国したかったのは、それだけしてでも日本人医師に診てもらい、今の状態を確認したかったのでは。
<イライラするのは判ります>
ただ嘉人が今活躍するべき舞台はスペイン。その文化といちいち戦っていては本業での活躍は難しいでしょう。実際試合中にクーペル監督ともやりあったようですし、かなりフラストレーションが溜まっている様子。活躍出来ないもどかしさはよく判りますが、ここは我慢でチャンスを待ってほしい。
折角seesaaもディスク容量が大幅アップした事ですし、早く嘉人の活躍する画像や動画を乗っけたくて、私もウズウズしているんですが(笑 グッとこらえて待ってます。