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Sat 05 Feb 2005

嘉人の特番。

 今見終わったばかりで、推敲もせずに書き連ねようかなと思っています。嘉人の特番、面白かったというより、有り難かったという感じ。ここまでちゃんと裏側を見られる機会ってなかなか無いですからね。


 最初に感じたのは「嘉人は『縁』に恵まれているな」ってこと。莉瑛さんも、マネージャーの後藤さんも、通訳のモイセスさんも、もちろんサポーターも。いろんな人が嘉人ががんばれるように尽力しているし、嘉人もそれに応えたいから、がんばってる。それがよく判りました。

 ここで引き合いに出すのは失礼かも知れないけれど、中田浩二の移籍問題(クリアされたようですが)なんかを考えると、本人が心地よくサッカーに専念できる環境がちゃんと用意されているって恵まれていることなんだなあって思います。

 その意味で、サポーターの一人として嘉人を支えてくださっている方達に有り難うと言いたい。試合前日風邪をひいた嘉人の為にドクターに状態を言うか言うまいか迷っている後藤さんの悩みに悩んだ顔を見て、この人がいたから今の嘉人がいるんだろうなあと、ちょっとグッとくるものが有りました。


 あとチームメイトのルイス・ガルシアとはうまくやっているようですね。二人で崩す場面が多いのは、やっぱり嘉人のことを考えてくれているからかな。嘉人のゴールの時も真っ先に来てくれたし、ルイス・ガルシアのゴールの時は嘉人が真っ先に来る。

 クーペル監督もなんか嘉人を厚遇しているようです。何故なのか理由はわかりませんけれど。早くチームに、スペインに馴染もうという姿勢が評価されているのかな。いろんな選手との確執みたいなのを聞いていたんで、わりとアットホームな雰囲気を持っていることが驚きでした。


 それから奥さんの話。避けては通れないんだろうけれど、あんなに出ちゃって大丈夫なのかな?すこし心配だったり。

 以前スポーツ新聞にこれ以上写り悪く写真に撮れないだろ、というくらいひどい一枚を載せられていましたけれど、美人の奥さんですよね。

 電話やらの様子を伺うと、亭主関白とかかかあ天下とかじゃなくて「ケンカ友達の延長」みたいなコミュニケーションのとり方ですね(笑 縁起物の「年越しぶどう」を食べてる最中に奥さんからの電話があって、急に必死になっている嘉人を見て心が和みましたよ。


涙.JPG



 でも一番ホロリときたのは、やっぱり「涙のお別れ」、「俺、泣かんけん」ってずっと言ってたのが、スピーチ初めて二言目にもう涙が止まらないんですよ。

 そんなの見たらこっちも泣くでしょ。精神安定剤なんか全然効かないですよ。何度見ても涙が出る。単に好きなチームに来たやんちゃな選手ってだけなのに、どうしてこんなに泣けるのか、今でも不思議です。でもまた泣きます。


 1時間の特番でしたけれど、思っていたよりも中身が濃かったし、誇張された表現が無くって、「等身大の嘉人」が見られました。ABC、やればできるじゃん。もう「虎バン」やめて関西のJチーム情報流す番組とか作っちゃえよ!!




posted by 西中島南方 at 17:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界変人祭。

 世の中には奇人変人の類が溢れかえっております。私もその一人なわけですが(涙 サッカー界ではその濃度が、一般の方たちよりほんの少しばかり多いような気がします。

 カントナ、ジョージ・ベスト、イギータ、ガリンシャ、ガットゥーゾ、ロマーリオ、エジムンド、マラドーナ。浅い知識しか持っていない私でもこれくらいは出てくる。そういえばブラジルでやった第一回クラブ世界選手権の時にバスコ・ダ・ガマかどっかがエジムンドとロマーリオの2トップだったような…。何考えてんだろ。


 そんで私が好きな選手も、ちょっと変わってる人が多いんですよね。チラベルトなんかすごく好きだし。まあ好きになる全員が変ってわけじゃないんですけれど。

 ただこの人も好きな選手の一人です。イランが誇るドリブラー、中東の都並ホダダット・アジジ

アジジ.jpg


<うーん、憎めない顔>


 まあ、知らない人はいないと思いますけれど、あれですよ、ジョホールバルで車椅子に乗ってた人です。

 車椅子に乗っているアジジを見て「ベタな芝居しているな」と思っていた人も多いはず。でもあれ、アジジみたいな人だから許せたんですよね。

 もしアレがアリ・ダエイとかで「骨には異常がないようだが、まともに歩く事すら出来ない、イラン国民に申し訳ない」とかコメントして、次の日にいけしゃあしゃあと試合でゴールを決めて「アラーの為にウソをついた」なんて言われたらすごくむかついてたと思う。

 このアジジ、もう随分歳のはずなんですが、日本戦に向けて闘志むき出しの様子。

ニッカンスポーツ

イランFWアジジ、日本戦に照準

 イラン代表のベテランFWアジジ(33)が、早くも3月のW杯最終予選日本戦(テヘラン)を視野に調整を始めた。同代表は4日、最終予選初戦バーレーン戦(9日、マナーマ)に向けてイラン南部のキシュ島で2次合宿入り。右アキレス腱(けん)痛をかかえながら帯同したアジジは「予選では日本戦が最も重要になるので、今は無理しない。バーレーン戦は出場しないと思う」と話した。

(後略)

 さてさて、今度はどんなことをしてくるやら、タンカに乗って包帯グルグル巻きとかしてきたら吉本がスカウトしてもいいと思う。


 北朝鮮の場合はアジジのようなウイットは無いですね。本気で変、というのか、必死だから滑稽というか。「もうテンパってるんだからこれ以上追い込まないでくれよ」って姿勢かありありです。多分本国でもこんなに大量に過熱したマスコミに囲まれるなんて機会なんて無いんでしょうね。

スポニチアネックス

北朝鮮 日本の報道陣を強制排除

 中国・河北省の香河国家足球訓練基地で合宿中の北朝鮮が4日、日本の報道陣を強制排除した。

 練習開始10分後、ユン・ジョンス監督が、日本の報道陣に「戦術練習をするので練習を撮るな。隠れて撮ったらカメラを取り上げる」と声を荒らげ、自ら敷地の外へ出て脚立を撤去した。

(後略)



 多分北の人たちは「マスコミとか言ってるけれど、あんなにマスコミがいるわけが無い。あの中には絶対日本のスパイがまぎれているぞ、気をつけろ!!」とか思ってたはず。

 アン・ヨンハとリ・ハンジェが来てから少しずつマスコミにコメントをくれるようになったのは、二人が他の選手に日本のマスコミに関して何かしら説明をしたからでしょう。急に気さくになりましたから。私たちも彼等を知らないし、彼らだって私たちを知らないんですよ。

 ただ監督ともなると将軍様から大事な命を授かっているわけですから、そんな事は言ってられないんでしょうね。


 はてさて、トリを務めるのはこの人しかいないでしょう。九州生まれ長居育ち。我らが嘉人君。

スポニチアネックス

大久保 FKキッカーに名乗り

 マジョルカFW大久保がFKキッカーに名乗りを上げた。アウエーのマラガ戦(6日)に向けた4日の練習の締めくくりに全選手がFK練習を行ったが、ゴールを決めたのはFWルイス・ガルシアら数人だけ。ペナルティーエリアのわずかに外の位置にもかかわらず、成功率は10%以下にとどまった。ふがいないチームメートを見兼ねた大久保は自身が4回すべてを失敗したことを棚に上げ「みんなうまくない」とばっさり。



大久保は自身が4回すべてを失敗したことを棚に上げ
「みんなうまくない」とばっさり。



自身が4回すべてを失敗したことを棚に上げ



 …。と、とりあえずがんばれ!!



posted by 西中島南方 at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする