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Fri 04 Feb 2005

妄想代理人。

 なんか中田浩二のマルセイユ移籍がこじれてるみたいですね。

サンケイスポーツ

中田浩二、マルセイユ移籍白紙も

 【パリ3日=国際電話】日本代表MF中田浩二(25)=写真=がフランスリーグ・マルセイユと結んだ契約で、調印日に問題があるとして、フランス・サッカー連盟が公認を拒否していたことが3日、明らかになった。フランス公共ラジオが報じた。3日にマルセイユから再検討の請願を受けた同連盟は、4日の理事会で討議することを回答。最悪、移籍が白紙に戻る可能性が浮上した。


中田浩二


<ひょとしたら今年も…>


 この問題で一番ややこしいのが、フランス・サッカー連盟がどのような理由で調印日を問題にしたのかというところ。ただ「拒否をした」という情報だけが流れてきたので、諸説紛々になっています。

 いろんな話を聞いて、私なりの解釈をしたのですが、


○中田の鹿島との契約は1/31まで。

○マルセイユは契約が切れ(移籍金の発生しない)2/1に中田と契約する旨をあらかじめ準備していた。

○予定通り、マルセイユは2/1に契約、選手登録をする旨をフランス・サッカー連盟に通知。

○ところがフランス・サッカー協会は中田にも欧州リーグの移籍ルールを適用し、Jリーグでプレーをしていた中田は「プレー中の選手」扱いに、その為1/31以降の選手登録では今季の試合出場は無理と連絡。

○マルセイユはこのまま中田を来期まで保有しているだけにするのか、今季からプレーできるように契約日を「手違いだった」として1/31以前とする必要に迫られている。

○ところが1/31以前に契約するとなると、鹿島との二重契約となるため、マルセイユは再度鹿島と移籍交渉をする必要が有る。


 ということなのでしょうか?自分で書いててややこしくなってきた。この問題を判りやすく解説して頂いているブログの方のトラックバックお待ちしています。

 日本とフランスには時差が有るのだから、それを利用して日本時間で2/1で、かつフランスでは1/31である時間帯に登録をすれば問題は起きなかったという人もいますけれど、それって大丈夫なんですかね。それがまかり通るなら日付変更線より東側の国のリーグの方が圧倒的に優位なんですけれど。

 あと春秋制のJリーグの2004年シーズンが、秋春制の欧州では「今季」なのか「昨季」なのかという解釈も、話をややこしくしているらしいです。ホントによくわからん。


 でもややこしいが故に、今回の騒動は皆(Jのチーム関係者や選手、代理人も含む)が納得する説明がなされるべきなんじゃないかなと思っています。私自身が把握しきれていない事象を記事にしたのもその為です。

 今後誰かが海外に移籍する際の他山の石になれば、田邊氏も日本サッカーの発展に来得する事ができるでしょう。その為に中田浩二が貴重な選手生命の一部をロストしてしまうのは全く惜しいかぎりなのですが。



posted by 西中島南方 at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 03 Feb 2005

苦心の24名。

 カザフ戦、シリア戦の4-0、3-0という結果に一番驚いているのは、実はジーコ自身かもしれません。この「国内組」の「俺達は決して海外組より劣っているわけじゃない」という強いメッセージを、彼はどんな気持ちで受け止めたのでしょうか。

 代表を意味するポルトガル語である「セレソン」とはセレクション、つまり「選抜」という意味が有ります。時折セルジオ氏が代表を選抜と言ってしまうのはそういうわけなんです。今回の北朝鮮戦に向けた「選抜」には、さぞ苦労が有ったものと思います。

 恐らく一回は頭を抱えたはず、多分2、3回は少し薄くなった髪をかきむしったかも、ひょっとしたら10回くらい「ワシェキー」と唸ったか。


 そしてついに、彼なりのメッセージが出来上がりました。

FW_NEWS

中村、高原がメンバー入り/北朝鮮戦日本代表メンバー

■18名は当日発表
 シリア戦から一夜明けた3日、日本サッカー協会は9日のW杯最終予選対北朝鮮戦に臨む日本代表メンバーを発表した。新たに加わったのはレッジーナの中村とハンブルガーSVの高原の2名だけで、海外組はマルセイユに移籍した中田浩を含む3名。稲本や中田英、小野らは外れた。

(中略)

◇日本代表メンバー
GK
12・土肥洋一(F東京)  23・川口能活(磐 田)
 1・楢崎正剛(名古屋)

DF
17・三浦淳宏(神 戸)   2・田中 誠(磐 田)
25・茶野隆行(磐 田)   5・宮本恒靖(G大阪)
 3・松田直樹(横浜M)  14・三都主 (浦 和)
22・中澤佑二(横浜M)  26・坪井慶介(浦 和)
21・加地 亮(F東京)

MF
16・藤田俊哉(磐 田)  15・福西崇史(磐 田)
 8・小笠原満男(鹿 島) 10・中村俊輔(レッジーナ/ITA)
19・本山雅志(鹿 島)   6・中田浩二(マルセイユ/FRA)
 4・遠藤保仁(G大阪)  30・阿部勇樹(千 葉)

FW
11・鈴木隆行(鹿 島)  20・高原直泰(ハンブルガーSV/GER)
28・玉田圭司( 柏 )  31・大黒将志(G大阪)


 ジーコの出した返答は「海外組」偏重からの方向転換。高原、大黒、阿部、坪井以外はほぼ昨年のアジアカップに出場したメンバーそのまま。個人的にはジーコが代表監督になってから最も納得のいく人選となりました。

 もちろん100点満点というわけにはいきません。不調が続く高原がどれだけ使えるのか、両サイドの層が薄くはないのかなど、不満な点は多々有ります。

 しかし個々の能力以上にチームとしての一体感を求めるジーコの選抜方法の基本を考えれば、大黒、阿部が加わっただけでも大きな驚きです。私個人の感想を言わせてもらえれば、ヒデ、小野、稲本の見送りよりも、それは大きなものでした。


 今回は18名まで絞り込めず、最終的な決定は当日というのも、ジーコの苦悩を表しているような気がします。ひょっとしたら高原が試合に出ずにとんぼ返り、なんて事も有るかも。なんてのは意地悪でしょうかね。

 18人に絞り込むのに難儀をするのは、少なくとも無理やり18人をかき集める難儀よりもずっと贅沢なものです。それだけ層が厚くなったのだ、そんな日本が負けるわけがないと、そう考える事にしましょう。




posted by 西中島南方 at 20:54 | Comment(1) | TrackBack(3) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代表応援の難しさ。

 いつもはブログばっかり見て回っているせいか、それともゴール裏で声をだしているからか、代表の応援に関しても「見る人」の立場からではなくて、どうしても「する人」の立場から物事を考えてしまうんですが、吉沢康一氏が記事の中で、昨日のシリア戦での応援について書かれていました。純粋に「応援を見る」立場の文章って意外と少ないのですが、正直酷評です。

 それにしてもスタンドの応援も酷い。単調で同じ歌ばかり。どうして「ジンギスカン」なのか? 試合の流れに関係なく、あの歌を聞き続けるのは正直言ってかなり辛いものがある。


 確かに昨日の試合ではアイーダとジンギスカンが殆どで、選手も名前のコールだけ。小笠原が鹿島で使われている「オー、オーオオー オガサワラー」ってコールを受けているところも有りましたけれど、単調っていえば単調でした。

サポーター


 でも「する側」から見ると、代表の応援を組織的にするってホントたいへんなんですよね。クラブチームほど試合が有るわけではないし、普段は試合なんか観ない「代表だけ」サポーターもたくさんいるからクラブで使ってる選手へのコールも使えないことの方が圧倒的だし。

 コールリーダーがスタンドの各所に陣取ってコールの指示をする。っていう方法も有るんでしょうけれど、下手すると「あいつは何様だ」って話になっちゃいますものね。

 スタジアムの全ての人間がある程度コールを覚えていて、ゲーム展開によって自然発生的にその場に合ったコールをするのがベストなのかもしれませんけれど、そこまでいろんな事をライトなサポーターにも強要していいものなのかというのも有りますから。


 今の状態から考えると、試合前にサポーターグループが「お手本」を示すのがベターなのかなぁ。それにしたって今の代表戦はそのグループなりがまとまって観戦できるようなチケットの発券をしていませんし、辛いですね。


 代表の仕上がりに比べて、サポーターの仕上がりの方が遅いなんて考えもしなかった事態ですけれど、これってホント深刻な話なんですよ。

 よくサッカーを知らない人に「ホームとアウェーでチーム力に違いが出るのはおかしい」と言われるのですが、そういう時はいつもマラソンを引き合いに出す事にしています。

「例えば自分がマラソンをしているとして、沿道から『がんばれ!』『もう少し!』と励まされながら42.195`を走るのと、『転んでしまえ!』『負けてしまえ!』と罵声を浴びながら42.195`を走るのとでは、どっちが走りやすい?ホームとアウェーでは違いが出て当たり前だよ」

 でもこの例えはホームがキチンとホームとして機能してこそはじめて通る道理、今のように「単調だ」と言われるようなサポートしか出来ないなら、かなり厳しいですよね。


 泣いても笑っても北朝鮮戦まであと一週間。まさか「美女軍団」にコールで負けるなんて事は無いと思いますが、試合のチケットを持っている人は力の限り代表を応援してきてほしい。ピッチにいる代表が「サッカー日本代表」なら、スタンドにいる人達は「サポーター日本代表」なんですから。




posted by 西中島南方 at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(2) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 02 Feb 2005

日本3VS0シリア 国内組のプライド。

 得点シーンこそどれも素晴らしいものでしたが、いろいろと心配なポイントが有った試合だったのではないでしょうか?

 この試合、個人的には二つのポイントに注目していました。

1.守備意識の高い中東のチームからいかに得点機を作り出すか

2.速いカウンターで生まれる小人数同士の局面(3対3等)をいかにやり過ごすか



 まずはスタメンから。カザフ戦のスタメンをベースに、3バックの中央を松田から怪我明け宮本に変更。身体能力においては松田に遅れをとる宮本が、どのように相手の攻撃に応対するのか。

シリア戦スタート


<シリア戦スタメン>


 前半は正直チーム全体の動きが緩慢だった印象が有ります。特に目に付いたのは奪ったボールを、ファーストタッチのミスから、危険な位置で奪われるシーン。攻撃を急ぐあまりブレーが雑になり、自陣深くで相手プレスの網にかかり、守備の建て直しが効かないまま相手にフィニッシュまで持っていかれるという場面が少なくとも3回は有りました。

 シリアのフィニッシュが不正確であったり、シュートがジャストミートしていなかったりで、失点こそ無かったものの、シュートコースを作られてしまったのは反省点。

 サイド攻撃のオプションとして中澤か田中が上がる事が有りますが、そういう時は大抵ボールをロストする位置が高く、危機意識も働くのか逆にディレイさせる事が出来ていました。むしろ相手のセットプレーのセカンドボールを奪取した際などに、この傾向は顕著でした。


 そのサイド攻撃、人数をかけて守備をしく相手にも効果がありました。三都主のミドルは右サイドに相手を引き付けた為に、逆サイドにフリーなスペースが出来たところを突いたもの。また先制点となった44分の鈴木のヘディングも左右からの連続したサイド攻撃が実ったものでした。こうした横の揺さぶりの精度が上がってきたのは好材料。特に三都主は果敢にサイドを突いていました。


 前半は1-0、後半スタート時もメンバー変更は無し。


 ここで試合に思わぬ横槍が入ります。後半半ばに相手選手が警告2枚で退場してしまったのです。

 この試合の審判は親善試合にしてはかなり厳しくカードを出していたのですが、まさか退場者まで出すとは思いませんでした。ちなみに第四の審判は「危険なジョージ」こと柏原氏。ちょっと偏りがあったような…。

 ただこれでシリアは堅守速攻の古典的な中東サッカーを披露し始めました。テストマッチとしては良いシチュエーションだったのではと思います。

 ジーコもこれを機に後半30分過ぎから遠藤に変えて中田浩二を投入。さらにその後田中誠を下げて本山を入れ、三都主-中澤-宮本-加地を最終ラインに4-4-2(実質的には三都主、加地がかなり高い位置に入る2-4-4のような形)へとシステムを変更します。

シリア戦後半30分


<シリア戦終盤>


 この流れの中で小笠原が素晴らしい飛び出しを見せ、トドメの3点目を決めます。カザフ戦でもいい動きを見せていましたが、得点という結果が出たことで、小笠原としてもより自信を深めた事だと思います。ジーコとしても北朝鮮戦をどのようなメンバーで臨めばいいのか、嬉しい悩みが出来たことでしょう。


 攻撃のバランスはこれ以上無いというほど完成に近づいています。ポジションチェンジとそれに対するフォローなど、アジアカップよりもさらに錬度を増しているように感じました。

 ただまだカウンターに対するツメの甘さのようなものも残っています。これから予選で星を取りこぼさない為に、慢心する事無く、チームの強化に努めて頂きたいですね。





posted by 西中島南方 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(4) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 01 Feb 2005

今年のセレッソどこで観る?

 さてさて、オフィシャルページのトップ、その片隅にまるで隠れるかのようにこんな文言が書いてあります。

なお今シーズンは、SB席エリアでの企画観戦(数千人規模の団体動員)を実施する場合は、パスポート専用エリアを設けるなど、よりご観戦いただきやすく計画中です。


 最初にこの文面を見た時に、なんか違和感を感じたんですが、よく見て「ああ、ここか」と理解する事が出来ました。「一度読んで気づけよ」という皆さんのツッコミはごもっとも。

 普通企画観戦(なんて言葉も初めて聞いたのですが)とかする時は、それに該当するお客さんに対してエリア指定するものではないんですか?


 多分文章からして「パスポート持ってる人は、企画が有った時もいい席を取っておきますよ」という意味なんでしょうが、それにしてもちょっとヘンな感じですよ。

 確かに以前こんな記事も書きましたから、球団から何らかの心配りをして頂けるのは、正直な話嬉しいですよ。でもその配慮がこの文章どおりなら、ちょっと違うんじゃないかなぁ。なんかサファリパークの中で「この方が安全ですから」ってこっちが檻に入れられているような違和感を感じています。

nagai.jpg


<今年はどれだけ埋まるやら…>


 この話題、2ちゃんでもちょっと書き込みが有って、ROMってました。

598 :U-名無しさん :05/02/01 12:36:53 ID:7XUdtcQu0
>パスポート専用エリア

どの辺だろう。端っこの方に追いやられたりして・・。

てか、今年もお子様招待する気満々だなw

611 :U-名無しさん :05/02/01 13:25:21 ID:VOz2F+++0
>>596
「パスポート専用エリア」じゃなくて、「団体動員専用エリア」を作れと小一時間。

615 :U-名無しさん :05/02/01 14:30:58 ID:p6t4Pnqm0
>>601
団体客への対応があまりにもお粗末だからねぇ。
俺も未だにSBにするか、Aにしてファミリー席でまた〜りしようか悩んでる。

>>611
クラブとしては、数千人規模の団体客を専用エリアへ案内・チケットチェックするのが
面倒なんじゃないか。
SBの年パスが何枚売れてるのかは知らないが、おそらく団体客よりは少ないだろうし。
年パスエリアが、端の方へ追いやられたらそれはそれでまた文句がでるだろうな。

619 :U-名無しさん :05/02/01 15:13:41 ID:JpxAAn7h0
普通に考えて年パスエリアは中央でしょ?
それより気になるのが、年パス保持者の同伴者ってどうなるんだろ
一緒に入れてくれるのかな?


 最後の「年パス保持者の同伴者ってどうなるんだろ 」っていうのは、私も心配しているところ。今年は本格的に娘を「スタジアムデビュー」させようと思っているので、杓子定規に割りふられるとちょっと困るんですよね。(ちなみに娘はちゃんと試合観てるし声出しもしている、ある意味私よりサポーター)


 長居は4万5千のキャパシティを誇る大型スタジアム。でもセレサポは今まで数が少なくて、ちょっと寂しかった。しかしそれゆえにいろんな観戦スタイルの人達がストレス無く「住み分け」出来ていたんですよね。

 でも毎年少しずつ観客数は増えていっているようだし、だんだん「住み分け」も難しくなってきたんでしょうね。

 個人的にはメインスタンドは相変わらずガラガラだし、席割とか価格設定を見直して、お客さんをムラ無く割り振れれば、それだけでも結構効果があると思いますよ。今のところ問題になるのはA席ホーム側とSB席ぐらいなんですから、団体客はメインのA席寄りにしちゃうとか。あそこのあたりは価格は高いわりにあまり観やすくないですしね。


 まあ今までやったことの無い試みですから、最初はいろいろとギクシャクするとは思います。でも大事なのは、少しでもスタジアムに来る人に満足感を得てもらおうという姿勢。だから今回のエリア云々という話も、全否定はしません。フロントがんばれ!!




posted by 西中島南方 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(2) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

考え方が2ちゃん的すぎる件に関して。

ニッカンスポーツ

欧州の評価は高原より大久保

 ドイツ紙ビルトは、31日付で、FW高原直泰(25)の所属するハンブルガーSVからマジョルカにレンタル移籍しているFWロメオの復帰待望論を展開した。FWラウトが復帰戦でいきなりゴールを決めて期待を抱かせるものの、2トップのもう一方のムペンザが物足りないと指摘。高原については名前すら出てこなかった。

 一方、スペインメディアは「消えている時間の多いロメオはいらない。大久保で十分」と不要論を展開した。ロメオは大久保の故障中は先発を務めたが、ヘタフェ戦で大久保復帰と同時にベンチへと追いやられた。単純に欧州での評価を比較すると「日本代表のエース高原より代表漏れ大久保」というパラドックス(逆説的)構図になるが…。


 この記事を2ちゃんねる的に解釈するのであれば、


唯一絶対神大久保>ロメオ>スシボンバー



 ということなのでしょうか。


んなわきゃねーだろよ!!



 ブンデスリーガとリーガエスパニョーラではサッカーそのものが違うし、HSVとマジョルカではリーグでの立場、チームカラー、何から何まで違う。むしろどこか一致する方が不自然。その中でたまたまロメオという"物差し"が出来てしまったが為に、記者のいう捩れが出来たように見えるだけなのですよ。

 当たり前なんだけれど、どんな選手でもチームの水に合わなければ素晴らしい活躍など望めない。ロナウドだって、レトンドだって、バッジオだってそうだった。中にはカントナみたいにどんなチームでも「オレ流」を貫く人もいるけれど、それでもファーガソンと出会うまでは能力に見合うだけの活躍は出来なかった。


 ロメオにしてもHSVで発揮していた能力を、そのままマジョルカで披露しているとは言いがたい。まだ来て間もないから、パスの出し手もどこに出せば彼のスタイルを生かせるのかまだ判ってないはず。普通に考えればロメオ自体が物差し役としては怪しい、なんてことはすぐに判るでしょ?

 しかも今回はドイツの新聞とスペインの新聞、二つのメディアの評価を基準にしている。同じメディアが判断しているのなら、まだ判るけれど…。


 こういう一方を貶めてもう一方を相対的に持ち上げる記事の書き方は好きじゃないです。高原にだってがんばってほしい。もう少しやべっちFCに出る回数を少なくすれば十分できるはず(笑 でもメディアに踊らされて痛い目にあうのは真実でしょ)嘉人もコミュニケーションなんかで苦労しているようですし。こういう時は二人とも温かく見守っていきましょうよ。



posted by 西中島南方 at 13:01 | Comment(1) | TrackBack(1) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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