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O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Mon 14 Feb 2005

PSM行くぞい!!

 正直会社の先輩の結婚式やら身内の不幸やらであまり懐具合がよろしくないのでございますが、やっぱり新戦力とかちょっとでも早く見てみたいんでPSM観に岡山まで行ってみますわ。

 なんかチケットの取り方が他のとちょっと違ったりしているので、準備はバタバタしているんですが、一度決めましたので、やっぱやめー、というのはしませんよ。


 スタジアムの造りがかなり変らしいんで芝生席はやめといた方がいいかな?メインの端っこの席にします。「二度と行きたくないスタジアム」ってどんなもんなんだろう?怖いよ。

 サッカーの生観戦は三ヶ月ぶり、長いような、短いような。でもウズウズするんですよ。「結果より内容」なんて見方も出来ますけれど、「結果も内容も」の方がいいですよね。特に昨年下位に沈んでますから、今のうちに「勝ち癖」をつけといてほしい。


 チェックポイントはやっぱり守備陣かな?ブルーノと江添君がどこまでやれるのか、ファビーニョがどれだけすごいのか、そのファビーニョのベストパートナーは誰なのか。


 もちろん即日ゲーム内容を書くつもりです、少しでも雰囲気が伝われば幸いです。それでは。
posted by 西中島南方 at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

有名人ブログにもの申す!

 相変わらずRSSナビをちょこまか見ていたりするんですが、だいぶと登録しているブログの数も増えてきましたね。相変わらずちんまり活動している私なんぞは日々肩身が狭い思いをしていたりします。

RSSナビ


 webページやブログなんかで、1日何千というヒットを稼ぐ大手(祭り状態になっている、本人の意に反してカウンターが回っているのは除外)には2つのタイプが有るように思うんですね。

 一つは正攻法、つまり実力で有名になる方法。サッカー系のブログなんかでは、試合はもちろん練習やイベントにも参加して細かなレポートを書いていたり、貴重な画像や動画を作ってみたり、みんなが唸るような批評を書いてみたり、中身の濃さで勝負しているのがこのパターン。

 もう一つは、既に別の方法で有名になっている人がブログなんかをするタイプ。いつも見ている佐々木健介さんのブログやらテリー伊藤氏のブログ(どこが痛快だか知らんけど)なんか典型でしょう。

 以前ここのブログがトラックバック200件いったと喜んでいた二日後ぐらいに、古田敦也 公式ブログ「初めてサーフィンをしたら波に酔ってゲロを吐いた」という記事に250件ぐらいのトラックバックがあって、その時は「私のブログは古田選手のゲロ以下なのね」とへこみましたよ。


 それでもこまめに更新しているのならまだいいんですが、ちょっとトホホなのが「ブログ作ったけれど書く気が無くて放置状態」のブログ。サッカー23でお馴染みの中西哲生さんの「中西哲生の熱い叫び」なんか二ヶ月近く更新していないし、今話題の代理人田邊伸明さんのブログも一月ぐらい更新なし。こっちはなんとなく意図的に更新してないのかなとも思いますけれど。


 こういうブログ見ていると、正直勿体無いなと思います。せっかくテレビや雑誌、新聞なんかのフィルターを通さずに、直でファンと話が出来る窓が有るのに、それを閉じたままというのはどうなんでしょ。特にサッカー系のブログなら、今年はいろいろありそうな年ですから、是非生の声が聞きたいのですが。


 出来ればそういうブログにヒット数で負けたくない、と思ったりしているんですが、多分惨敗しているんだろうな(笑 それでもそういう気持ちだけは持って、記事書いてます。




posted by 西中島南方 at 14:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 13 Feb 2005

昨日の試合のレポート。

 スポーツナビで中倉一志氏が昨日行われたガンバとの練習試合のレポートを書かれています。

 レポートによると3-5-2となっていますが、トップの古橋が下がり目ということで、去年の3-4-3をベースにした布陣のようです。レポートを基にした布陣はこちら。

Field-2005-02-12-01.gif


 3バックの真ん中はブルーノが務めています。レポートを強引にはしょるなら

○ファビーニョはプレーの質、運動量ともに申し分ない選手、攻撃の起点としても他の選手を引き出す素晴らしい働きをしていた

○ブルーノもいいプレーをしていたが、ストッパーとの連携に課題

○序盤は連携が上手くいっていなかったが、後半は改善され相手を崩す場面も出てきた、ボールポゼッションも高かった


 ということのようです(違うんじゃないの?という方はコメントお願いします)とりあえず外国人トリオは少なくとも去年の3人よりは確実にいい働きをしてくれそうです。


 ただ問題はやはりディフェンス。失点シーンのレポートを見る限り、守備の組織作りにはもう少し時間が必要なようです。3バックが、いづれもスピードやクイックネスを売りにしている選手ではないので、タテに早いFWと対峙した時にどうなんだろうという不安も有ります。またファビーニョがどんどん上がっていくセカンドボランチなので、守備にウエイトを置いた相方探しも課題かと。


 1-0とか1-1とかで固く勝ち点を拾っていくのが小林監督の戦い方なんで、この課題も時間が解決してくれるものと信じていますが、小林監督が逆にセレッソに染まって、西村さんに続く攻めダルマ2号になっちゃったりしたら笑うしかないですね。




posted by 西中島南方 at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 12 Feb 2005

確立されたチームカラー?

Cerezo Official

練習試合の結果

2月12日(土)対ガンバ大阪 15:00キックオフ
場所:宮崎県綾町錦原サッカー場
セレッソ大阪3−4ガンバ大阪 (30分×3本)
1本目(0−1)
2本目(0−1)
3本目(3−2)
【得点者】セレッソのみ ( )得点時間
・ゼ カルロス(3本目12分)
・米山(3本目15分)
・黒部(3本目17分)
【セレッソ大阪出場メンバー】()交代選手
吉田(伊藤、多田)、山崎、ブルーノ クアドロス(柳本)、江添、ファビーニョ、久藤(布部)、廣山(苔口)、森島(米山)、ゼ カルロス、古橋、黒部


スポーツナビ

宮崎で大阪ダービー GCともに収穫あり

(前略)

一方、同じく宮崎県でキャンプを張るC大阪は初の実戦。序盤は不安の守備が崩れたが、終盤に立て続けに3点を奪った。1トップに入った新戦力の黒部もゴールを挙げ「得点も取れたし、体も良くなっている」と表情は明るかった


 高卒以外の新加入の選手を全員使って臨んだ練習試合。殆どが新顔のはずなのに、どうしてこうセレッソらしいスコアなんだろう。

 今回は新加入選手の力量を見るという側面が有ったでしょうけれど、やっぱり負けちゃうと悔しいですね。それでもこの時期バラバラのメンツで3得点できたのは、去年の今頃と比べれば雲泥の差なんでしょうか。

江添.jpg


 布陣はどんなものであったか判らないんですが、守備陣にはほろ苦い一戦だったと思います。江添君はプロの洗礼を受けてちょっと凹んでるんじゃないかなぁ。外国人選手とのコミュニケーションもとらなきゃいけないし、コーチングをしようにもまわりは先輩ばかりだし、初めてづくしでしょ。

 でもくじけないで、悪い意味でのセレッソカラーに染まらずにいてほしいなぁ。この人の成長が今後10年くらいのセレッソのカギになると思っていますから。彼が日本を代表するようなDFリーダーになるのか、はたまたありふれた選手になるのか、本当に大事なことですよ。


 明日も練習試合が組まれてますね。少しずつ開幕の足音が聞こえてきた感じがします。岡山でのPSMどうしようかなぁ、行きたくなってきたよ。雪化粧の冬桜もいいもんですからね。



posted by 西中島南方 at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

徳さんが帰ってきた!!

 オフィシャルで毎日更新されているキャンプレポートなんですが、宮崎キャンプ3日目のレポートに徳さんの姿が!!

徳重02.jpg


徳さん。(今年バージョン)


徳さん.jpg


徳さん…。(おすましバージョン)


徳重.jpg


徳さああぁぁぁぁん!!!



 去年はポジションたらい回しの刑にあったり本調子じゃなかったりで、本人としても納得のいかないシーズンだったと思う。だから今年に賭ける意気込みみたいなものはすごく大きかったはず。それがチーム合流すぐの骨折…。辛かったんじゃないかなぁ。


 まだ足にボルトが入っている(骨折した事ないんで判らないけれど、痛みや違和感は無いのかな?)状態なんでみんなと同じメニューはこなせないけれど、患部以外はトレーニング可ということらしい。思っていたよりも早く回復しているようで、素直に嬉しい。


 正直今年は徳さんにとってかなり厳しい一年になると思う。両サイドもトップ下もシャドーストライカーもできる徳さんだけれど、それぞれのポジションにはもう二人以上の競争相手がいる。今の状態からそこに割ってはいるのは容易な事じゃない。下手するとユーティリティ性の為にベンチに置かれっぱなしなんて事にもなりかねない。それはそれで大事な仕事とは思うけれど。

 徳さんが好きな私としては、怪我を治して、是非どこかのポジションを奪ってもらいたいのです。それもできれば「徳重しかいないから」というのではなくて「複数候補がいるけれど、徳重が一番」という選ばれ方で。

 西村GMの攻撃に対する情熱を満足させるに足る選手だと思っています、チャンスさえ巡ってくれば、必ず何かやってくれるはず。


 あとアホっぽいお願いとしては、是非女性客の集客の為にもがんばってほしかったり。徳さん店長、新人江添君、店員下村、斎藤(写真写り悪いけれど竜も男前だと思う)のバーチャルホストクラブなんか有ったら面白いような…。そのメンツでファンと交流会なんか有ったら応募結構多いと思いますよ。

 昔は梶野さんやら神田さんやら蔵田さんタイプの、どっちかって言うと「ガテン系顔」が多かったセレッソも、だんだん男前が増えてきたなぁ。今やセレッソ顔も布部とコケ(コケはコケでいい顔してると思うけどね)と千葉ぐらいになっちゃったな。


 まあ、今は怪我を治すのが先決。しっかり養生して、どんどんがんばって下さいな!!




posted by 西中島南方 at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 11 Feb 2005

仁義なき闘い 魔叙瑠華死闘編。

 大黒の事をみんな「ダイコクさま」なんて言ってますが、どっちかっていうとビリケンの方が似ているような。「足を触ると幸運になる」なんてのもサッカーと関係ある感じだし。

大黒.jpg ビリケン.gif


<さて、どちらが大黒でしょう?>


 その大黒に先に代表初ゴールを決められてしまったからか、嘉人がかなりカリカリ来てる様子。大丈夫かな。

まずニュースを読む前にこちらをクリックして雰囲気を出しましょう。(mp3が聞ける環境にしておいて下さい)

スポーツナビ

大久保、紅白戦であわや乱闘

 DFコルテスとのマッチアップの時だった。ビブスを引っ張られた大久保が思わず手を振り払うと、その手がコルテスの顔面に命中。これにコルテスが激しく詰め寄り、大久保も“かかってこい”と言わんばかりに両手を広げて挑発した。チームメートが間に入り、事なきを得たが、あわやの場面に「ぶん殴ってやろうかと思った。 (殴るのは)やめたけど、周りからは、どんどんやれって言われたし」と悪びれることなく話した。


 ちなみにコルテスはこんな顔です。

コルテス.jpg


<こいつかい、うちの若頭に立てついたヤツは!>


 お互い降格圏にいるということで気も立っていたんでしょうけれど、こういうのはどうなのかなぁ。今時川原でボロボロになるまで殴り合って草原に倒れこみながら

「へっ、意外とやるじゃねえか」

「ふん、お前も口だけじゃねえな」


 なんて友情の育み方が現存しているなんて思えないし、ちゃんとスジ通した方がいいですよ。お互いに謝った方がいい。
 
 大久保のいるチーム(セレッソもマジョルカも五輪代表も)は必ずいろんな事が起きるなぁ。アンチの人の中には「大久保は疫病神」なんていう人もいるけれど、大久保のコミュニケーションが不器用なのも原因かも。

 ともかくただでさえボールがまわってこない現状ですから、いさかい事の無いように。やっぱり気の重い週末になっちゃうのかな。



posted by 西中島南方 at 22:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジーコの口を縫いつけろ!!

 神様教えてください。このような行いが、我々の代表にとって何の役に立つのかという事を。

スポニチアネックス

三都主代役は三浦淳を起用

 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦の北朝鮮戦に白星発進した日本代表のジーコ監督は10日、警告累積で予選第2戦のイラン戦(3月25日・テヘラン)は出場停止となる三都主(浦和)に代わって三浦淳(神戸)を起用する意向を明らかにした。


 浅はかな私には、この早すぎる代役発表が、相手に対しては手の内をさらけ出す事になり、代表候補達には「所詮がんばってもスタメンはあいつだし」という意識を生じさせてしまうという影響しか考えられないんです。


 そりゃ今の日本代表の注目度を考えれば、情報操作など難しい事はわかります。でも、だからって一ヶ月も前からスタメン発表をしなくってもいいじゃないですか。わざわざ公言する意味が判らない。

 あとせめて「日本」代表監督であるならば、ブラジルへ帰る前に少しくらいクラブチームのキャンプ地をまわっても悪くないと思うんですが…。宮崎県なんか温暖だし、良い所ですよ。どうですか?


 ああ神様、私の目はかすみ、あなたの姿がどこにでもいるおっさんのように見えてきました。もし本当にあなたが神様であるのでしたら、どうか、我々を約束の地ドイツへと、出来る限り波乱無く導いてください。さもなくば私は精神安定剤の飲みすぎでらりぱっぱ〜になってしまいます。



posted by 西中島南方 at 09:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 10 Feb 2005

ちょっとやばい左サイド。

 やぁ〜。ジーコだよ。北朝鮮戦はタフな試合だったけれど、プラン通りに勝ててヨカッタネ〜。テレビではちょっと顔が引きつっていたように映っていたみたいだけれど、監督という仕事は時々演技をしなくてはいけないからね、hahaha。


 …。あー、アホらし、やめやめっ!!ジーコ公式風テキストやめっ!!今の無し!ノーカウント!

 では改めて。


 北朝鮮戦には辛勝したものの、(良い意味でも悪い意味でも)ジーコジャパン不動の左サイドである三都主と、3バックの一角田中を、この最終予選前半最大の山場であるアウェーでのイラン戦に使えなくなってしまいました。

 DFは松田もいるし坪井もいるんでそんなにダメージは大きくないと思うんですが、問題は左サイド。専門の控えが三浦淳しかいないんですね。(西を使うかもしれませんが、これは怪我の回復次第)


三浦アーツ!!


 別に三浦が悪いわけじゃないんですが、いまいち心配なんですよね。特に今回はトイメンがマハダビキアという事もあるんで、もう少し守備が出来てスタミナがある選手が欲しいな、というのが正直なところ。


小野.jpg


 奇策をとるのなら小野を左サイドで使う、という手も有ります。ボールのキープ率も上がるでしょうし、守備もある程度こなせる。

 ただ怪我明け、ハードなスケジュールでどこまでもつかは不安です。誇り高きジーコがトルシエの遺産とも言える小野左サイドを選択出来るのかというところも有りますし、北朝鮮戦でかなりコンディションがよくなかったボランチにも手を加えたいでしょうから、これも難しい。


 もうジーコは新しい選手なんか招集しないのはわかっているんですが、それでも個人的に「こいつがいたら」と思う選手が二人います。


村井.jpg


 一人はジュビロの村井 。3バックの左ウイングとして、間違い無く日本人トップクラスの実力を持っています。クロスの精度も高いです。オシム監督の要求する考えながら走るプレーを実践できていた選手、スタミナも有る。


相馬.jpg


 もう一人はベルディの相馬。まだ線の細さが有る様に感じるのですが、ジーコの好む細かいパス回しも出来ますし、クロスだけではなくタテのボールも正確。

 三浦淳が移籍した原因の一つである相馬を代表でも、というのは三浦淳に対してあまりに意地悪な気もしますけれど、今はそんな事は言ってられない状態ですから。


 天地がひっくり返ってもそんな事は無いでしょうけれど、まだ国内にいい選手はたくさん(というほどでもないのかな)いるんだという事を再確認して頂きたいなと。出来ればJもこまめに見とけよと。そういう感じです。



posted by 西中島南方 at 20:47 | Comment(3) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちゃんと勉強しろよ!(加藤茶)

 昨日スポーツバーからの帰り道、地下鉄に揺られていると、目の前にいたほろ酔い気分の中年二人組が北朝鮮戦について話をしていました。まるでトンチンカンで、ちょっとサッカーを知っている人間なら突っ込みドコロ満載な会話を聞いているとすさまじく腹が立ったのだけれど、応援でクタクタだった私は視線を外して、頭の中で「単なる音」と処理するように務めていました。

 他の乗客の中には、スポーツ新聞のサッカー欄を食い入るように見つめている人もいました。代表の大事な試合ですから、これくらい注目が集まらないと困るわけですけれど「注目はしているけれどサッカーの事はてんで知らない」という人間がいるのが、どうにも理解できないでいます。


 聞けば昨日の中継は47.2%もの視聴率があったそうです(関東圏)テレビ朝日単独でこれだけいったのですから、衛星なんかも合わせると50%以上は軽くいっていたでしょう。今や代表戦は紅白を凌ぐ日本テレビ界最強のキラーコンテンツというわけです。

 ところが一方で去年のチャンピオンシップの視聴率は確か13%前後だったはず。この35%の差はなんなんだと思ったりするんですよ。お前ら今まで何してたのって言いたい。

 ついでに言うなら、「サッカーに政治を持ち込まないでほしい」という声も「○○という行為は政治色が強いので好ましくない」なんて意見も、だいたいこの35%の人達から出てきているように感じます。サッカーと政治を切り離すなら小泉さんもワールドカップの時にわざわざロッカールームまで来なけりゃ良かったのに、人気取りの時は例外なんですかね?残りの純粋にサッカーを愛している人にとってははた迷惑なんですが。


 メディアで活躍されている「自称」有識者の方達にも勘違いをなさっている方がたいへん多いです。今日も今日とて某局の朝の番組でさる有名な司会者が「北朝鮮選手の発表時にブーイングが有った。嘆かわしい事。ヨーロッパのチームと当る時にはブーイングなんかしないのに」と仰られていたそうです。どうも親善試合も最終予選も彼の頭の中では等価のようです。そんな石頭だからいつも毛髪つきの帽子をかぶる羽目になるんですよ。


 政治とサッカーは、確かに微妙な関係ですけれども、政治屋がサッカーの世界に注文をつけるのは間違いなくお門違い、自分の手腕で何とかするべし。

 面白おかしくはやし立ててるメディアも視聴率は自分のアイディアで稼いでほしい。つまらん演出でへんな情報を垂れ流して自国のサポーターや代表が混乱するような事をしないでほしい。

 そして残りの35%の人達は、もっと日頃からサッカーを観ていてほしい。「サッカーを見る目」を養ってほしい。そうしたら代表戦ももっと楽しく、真摯に観ることができるから。


 昨日のバカ騒ぎを見て「確かに日本に本当のサッカー文化が根付くのには100年くらいかかってしまうのかな」なんてがっくりしています。辛い週末になりそうです。



posted by 西中島南方 at 12:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 09 Feb 2005

日本2VS1北朝鮮 許されざる勝利。

 あの日のようにMURPHY'Sにいて、あの日のようにギネスを飲み、あの日と同じスコアで応援しているチームが勝ったというのに、どうして腹が立っているんだろう。周りにいる客はゲラゲラ笑ってる。その顔を見ると余計に腹が立つ。祝杯は挙げず、家路につくことにしました。

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 スタメンは予想通り。外す事の方が難しい。

北朝鮮戦スタート


 前半20分くらいまでは、まさに思い描いていたプラン通りの試合展開でした。自陣深くにラインを設定している北朝鮮のDFに積極的にアタックをかけてファウルを誘い、セットプレーから先制点。

 その後も北朝鮮の焦りを誘うようなボール回しから隙を見てのサイド攻撃を続け、完全な日本ペースに楽勝ムードさえ漂っていました。


 このムードを変えたのは北朝鮮の早目早目の選手交代と、想定外のチーム戦術の変更だったと思います。

 前半20分を過ぎた頃から、北朝鮮のプレスを開始するラインがぐんと上がって、15番と17番(アン・ヨンハ)がセンターサークルぐらいから顔を出すようになり、不用意な横パスをさらわれるシーンが増えてきました。テレビ朝日の解説で松木氏が「奪われ方がまずいですよ」と言っていましたが、同感です。


 後半に修正をかけてくるかと思っていたのですが、メンバーも戦術の変更も無し。いよいよペースが北朝鮮に傾きます。前半はまだ単独突破だけに留まっていた北朝鮮の攻撃に、手数と人数が加わり始め、守備の乱れは頂点に。


 後半60分。不運がこれに追い討ちをかけます。北朝鮮攻撃陣が日本のゴール前でお株を奪うようなパス回しを見せると、相手左サイドの選手が早く低いクロスを試みます。

 ところがインサイドで蹴るはずだったところをアウトサイドに引っ掛けてしまい、クロスは通常とは逆の回転でゴールへ。これに川口が対応しきれず(これは責められないプレー)同点ゴール。


 ジーコのおっとり刀がここでようやく振り下ろされます。高原in鈴木out。矢継ぎ早に中村in田中out。陣形を3-5-2から2-4-4にシフトさせ、勝ち越し点を奪いに行く姿勢を見せます。

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<高原投入>


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<中村投入>



 それでも北朝鮮の足は止まらず、勝負は五分五分。北朝鮮のセットプレーから肝を冷やすシーンも有りました。


 後半35分、ジーコが最後のカードとして大黒を入れた時、私は正直勝ちをあきらめました。福西をトップに上げ、フィードの上手い中田浩二を入れ、高さを生かしたパワープレーに入るのがベストと考えていたからです。高原-大黒の2トップなど練習さえ満足にしていなかったはず。

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<大黒in玉田out>


 しかし、勝利の女神は気まぐれ。ロスタイムに小笠原が入れたクロスを相手GKがパンチング、これがペナルティエリア前の福西に渡り、ゴール前のスペースにいた大黒へとパスが繋がります。

 他の選手であるならば、あの体勢からあのシュートを打つのは難しかったでしょう。しかし大黒の持ち味は相手ゴール前のスペースへの飛び込みと泥臭くも正確なシュートコントロール。小気味良い反転から放たれたシュートは決して威力の有るものではありませんでしたが、飛び込んできた相手GKをかわし、残っていたDFの足先をかすめ、ゴールマウス中央に吸い込まれていきました。


 戦前「内容よりも結果を」とコメントしていた選手達も、さすがに会見では険しい表情でした。最終予選では勝ちが約束された試合など一つも無い、それを身をもって知ることができた事が、最大の収穫だったでしょうか。その引き換えとしてアウェーでのイラン戦に田中と三都主を累積警告で欠く事になったのはあまりに痛いのですが。



posted by 西中島南方 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(5) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする