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Wed 23 Feb 2005

告発は背信行為?

 ここにあるグループがいます。ややこしいので仮にAとでもしましょうか。Aは地元に根差し、地域の為に様々な奉仕を行う、皆から愛される存在です。地元の人々もAの活動に共鳴し、Aに対して有償無償の支援を行うまでになりました。

 ところがある日、Aをいつも手助けしていた地元の人間が法に触れる行為をしてしまいました。警察が犯人を捜していますが、犯人はAのメンバー達しか知りません。

 この時、Aというグループが、「犯人はこの人です」と言うことは、はたして地元の人達にとって裏切り行為となるのでしょうか。

 日本は法治国家です。極一部の例外と(認めたくは無いですが)アンダーグラウンドな集団を除き、どんな人間であれ、違法行為をした場合何かしらの罰則を受けねばなりません。

 もしAが犯人を隠避した場合、Aもまた、何かしらのペナルティーを受けることになるでしょうし、Aの対外的な心象も悪くなるでしょう。

 仮に犯人が過去Aに対して様々な支援をしていたとしても、それが罪を問われない理由にはならない。

 犯人がAを隠れ蓑にしようとする人間、「いろんな事をいままでしてやったんだから、かくまうぐらいしろ」という圧力をかけるような人間であるなら、もはやその人間は支援者などではない。少なくとも私はそう思っています。


 スタジアムはいつも光り輝いて、ピッチの上で繰り広げられる熱いゲームに、私達はいつも胸躍らせてしまいます。ややもすると、そこが浮世である事さえ忘れてしまいそうになります。

 でも、私達は確かにこの世の存在であり、社会の一部なのです。愛するクラブに迷惑をかけることは、決して本意ではないでしょう。サポーターとしての最低限の良心を求めます。



posted by 西中島南方 at 19:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

嘉人パパになる。

 最初スポニチの記事を見たとき、「嘉人」「ケガ」「吹っ飛ぶ」なんてタイトルがついていたものですから、わたしゃてっきり「うおっ、嘉人ケガのところまたやっちゃったのか!?」と心配してしまいましたよ(汗 違うじゃん!全然嬉しいニュースじゃん!!

スポニチアネックス

大久保ケガ吹っ飛ぶ夫人妊娠

 右ひざの検査のために帰国しているマジョルカのFW大久保嘉人(22)が22日、都内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた。既に前日に「問題なし」との診断を受けており、関係者は「念のための検査」と説明した。

 当初はC大阪のチームドクターが診断する予定だったが、所用のために急きょ取りやめ、大久保はそのまま都内で静養した。また、莉瑛夫人(21)が妊娠中であることが判明。大久保にとってはうれしい発奮材料になりそうだ。


 なんでも出産予定日は6月ということで、えーっと…。


はいっ、そこっ!!計算しない!!(笑



 でも嘉人が父ちゃんになるのか、生まれてくる子はどんな子なんだろう?息子なら母に、娘なら父に似るなんていいますから、娘さんならなでしこ目指してがんばってもらいましょうか。プレースタイルや気性の荒さまで似ていたら笑うしかないけれど。

 名前はどうするんでしょうかね。クライフはバルセロナにいる時に生まれた子供に、バルセロナで生まれたとされる聖人、聖ジョルディから名前を頂いたそうですが。

 個人的な予想ですが、多分物凄く古風な名前を付けたがっているんじゃないかなぁ。それか小嶺さんにゴッドファーザーになってもらうとか…。


 あとこの話を聞いた時に思ったのですが、嘉人が順調に選手生活を続けていれば多分35、6歳くらいまでプレーしていると思うんですよ。その時お子さんはちょうど中学生くらいかな。

 で、引退セレモニーなんか有って、大きくなったお子さんから花束とか渡されちゃったりしたら、きっとまた嘉人泣いちゃうんじゃないかと。そしてそれを見てまた私(多分40ぐらい)も泣くと(笑


 それにしても江添くんといい嘉人といい、最近のセレッソの若手は軒並み早婚ですねぇ。あとイケメン(この言葉も死語と化しつつありますが)の若手で残っているといったら、トミーか竜ぐらいかな。

 いや、他の若手が男前ではないというわけではないのですよ。悪意はないですよ。ただぱっと思いついたのがこの二人というだけで(汗


 かなり脱線しましたね。軌道修正をしましょう。

 心配なのは奥さんが21歳で、しかも初産だってことですね。大きい子だったらちょっと苦しいかも知れません。

 私も体験しましたが、男にとってはお産というのはなんともつらい瞬間でして、何かしてあげたいけれど、何もしてあげられない、立会い出産でも手を握って「がんばれ!もう少し!」とか声を掛けるのが精一杯で、実にソワソワしてしまうんですよ。

 嘉人なんか生真面目なところが有るから、きっと心配するでしょうね。でもそれを乗り越えて、新しい命の誕生に立ち会うというのは本当に素晴らしい事ですよ。そこらへんは久藤ちゃんに聞いてみましょう。多分子一時間は話してくれますから(笑

 兎にも角にも安産をお祈りしています。莉瑛さんがんばれ!!



posted by 西中島南方 at 13:02 | Comment(0) | TrackBack(1) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 22 Feb 2005

異文化コミュニケーションやで。

 しばらくぶりに帰ってきたというのに、戦う男は忙しいのですね。

ニッカンスポーツ

大久保帰国、右ヒザ検査も「問題なし」

 マジョルカFW大久保嘉人(22)が21日、帰国した。午前中に成田空港に着くと、都内の病院に直行。1月9日のデポルティボとのデビュー戦で痛めた右ひざの検査を受け、問題なしと診断された。スペインでもプレーに支障なしとされたが、痛みが引かずに不安もあったため、日本での再検査を望んでいた。不安が消えた大久保はあす23日以降にスペインに戻り、27日のホーム、レバンテ戦の出場を目指す。


 これの逆パターンで、来日している外国人選手が怪我の治療の為に母国に帰る、なんて話はよく聞くんですが、嘉人のニュースを聞いて、初めて「母国に帰る意味」みたいなものが判ったような気がします。


 医者と患者の関係で、まずいのは「患者が医者を疑ってかかっている」場合。治療を施してみても半信半疑なら、真剣にリハビリをする気にもなりにくいだろうし、下手すると治療を自分の判断で打ち切ってしまうことも…。こうなってくると治る怪我も治らない。

 そんな信頼関係を築くのに、言葉や文化の壁って大きいんだと思います。別に嘉人がスペイン語をまだ流暢にしゃべれないから、というわけではなくて、文化が違えば考え方も違うわけですから、そんな異国の医者に診てもらうというのは、やっぱり信用しきれない部分があるんでしょう。

 2泊3日の強行スケジュールを組んででも帰国したかったのは、それだけしてでも日本人医師に診てもらい、今の状態を確認したかったのでは。

立たんかい!!.JPG


<イライラするのは判ります>


 ただ嘉人が今活躍するべき舞台はスペイン。その文化といちいち戦っていては本業での活躍は難しいでしょう。実際試合中にクーペル監督ともやりあったようですし、かなりフラストレーションが溜まっている様子。活躍出来ないもどかしさはよく判りますが、ここは我慢でチャンスを待ってほしい。


 折角seesaaもディスク容量が大幅アップした事ですし、早く嘉人の活躍する画像や動画を乗っけたくて、私もウズウズしているんですが(笑 グッとこらえて待ってます。



posted by 西中島南方 at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

30分に一人ずつ。

 今回はこのブログを作った経緯を書いていきます。あまり楽しい話でもないですので、お時間と興味をもたれた方だけ御覧下さい。
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posted by 西中島南方 at 20:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 精神疾病、健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログが既存メディアを超える日。

 昨日の記事の詳報というか、画像をUPされているブログがありました。 Dear Green Fieldさまのところに打ち上げ花火をしているFC東京サポーターの画像が挙げられています。

 この件に関しては東京Vの方もかなり怒り心頭のようで、当事者に対する損害賠償や謝罪を要求していく方針だそうです。


 もし今回の一件について、Dear Green FieldさまやヴェルディBlogさまが詳しい様子を紹介して頂けなければ。私達は「そんな事もあったのか」程度の認識しかしなかたのではないかなと、今になって思っています。ブログがあったからこそ、事態の深刻さが伝わったわけです。


 スポーツ新聞はもちろん、サッカーの専門誌でも、記者の数はそう多くはいないでしょう。海外のニュースなどはさすがに水をあけられてしまいますが、Jの各クラブに関して言えば、Blogger(スペリング間違えてないかな(汗 以後ブロッガーとします)の方が断然多いし、プロの記者顔負けの記事を書かれる方も当たり前のようにいらっしゃいます。

 例えば今、毎日のように大黒の記事がスポーツ紙の紙面をかざっていますが、そうした記事よりも、ガンバ関係を取り扱っているブロッガーの方達の記事のほうが、余程地に足がついた、しっかりしたものです。

 セレッソでも、例えば同じ公開練習の記事を、スポーツ紙と100% rosdoさんが同時に取り上げていて、両者の内容に食い違いが有ったとしたら、私は多分100% rosdoさんの記事の方を信用するでしょう。

 それは別にブロッガー仲間のえこひいきではなく、冷静に考えて「発行部数を伸ばす事」を第一に考えている記者の書いた記事と、長い間セレッソを愛し、見続けてきたと信用の置ける人が書いた記事は根幹からが違うように思えるからです。


 そうして考えていくと、表題のような時代が訪れるのは、そう遠くないのかも知れません(完全にメディアが衰退する事は無いでしょうが、記事のきめの細かさではすでにブログに遅れをとり始めているように感じています)

 ただそういう時代が来た時、ブロッガー達は今よりもっと大きな責任感を持つ必要が有るでしょう。軽い気持ちでアクセスが増える事だけを期待した記事を乱造していては、それこそ「ミイラ取りがミイラになる」ようなものですから。


 そういう私自身も、時々迷いが有ったりするのですが。出来る限り詳しく、愛するチームや選手の情報を記事にしていけるよう、がんばっていくつもりです。もしよろしければお付き合い頂けますよう御願い致します。



posted by 西中島南方 at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 21 Feb 2005

サポーターの本懐。

 これから書く事は全くの主観であって、決して他の人に対して「かく有るべし」と説いたものではない事を前置きさせていただきます。


 私の悪癖の一つに、「スタジアムで、近くにいるセレサポに声をかける」というのが有りまして、バカ勝ちした試合後などは特に帰りの道中声をかけまくったりしています。最初「ひかれる」方もいらっしゃいますが、大抵の人は気さくに話をして頂けます。

 昨日の試合の後も、帰りの混雑したコンコースで、セレッソのマフラーをまいた小学校高学年くらいの男の子と、そのお母さんと思しき女性の二人連れが近くにいたので

「ええ試合観れたね」

 と話しかけました。お母さんの方が

「そうですね。本当ですね」

 と、関西弁ではないイントネーションで返事をしてくれました。聞くと地元岡山の方で、今日は苔口を目当てに来たのだとか。

「あの子はね、学生時代陸上で全国二位になった事も有るんですよ」

 そう我が事の様に嬉しそうに話をされたのが印象に残っています。

ゴール裏.JPG


 プロの、しかもトップチームに入るような選手は、大抵地元では嘘とも誠ともつかないような「伝説」がついてくるようなスーパースターであったりします。私たちが嘉人の活躍に一喜一憂するように、地元の人たちもまた、彼らを一生懸命に応援しているのです。


 選手達もまた、家族や、恩師や、友人や、そうしたいろんな人達の想いを背負ってプレーをしているはずです。彼等や彼等を支えている人達にとって、少しでも励みになる応援、行動を心がける事が、最終的には応援するチームにとって有益なものになるのではないか。それこそが、サポーターの本懐ではないか。昨日その親子に会ってから、そう思うようになりました。


 もちろん非難の全てを否定するつもりはありません。時には「どうしたんだ!」と発破をかける事も必要です。でもそういったものにも、むしろそういったものであればこそ、根底に選手やチームに対する想いが無ければいけないのではないかと考えています。ポーズだけのバッシングははたしてチームにとってプラスになっているのか…。


 とりとめも無く思いついたことを思いついたままに書いてしまったのですが、ニュアンスだけでも感じ取って頂ければ幸いです。もちろん異論反論お待ちしています。



posted by 西中島南方 at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サポーターはサポートするんでしょ?

 2/19にヴェルディグラウンドで行われたFC東京U-18VS東京Vユースの試合中にFC東京サポーターの一部が花火や爆竹を使って騒いでいたそうで、その後、ヴェルディのクラブハウスの門柱に青と赤のカラースプレーで落書きがされていたという「事件(でしょ?りっぱな犯罪ですよ)」が有ったそうです。画像がヴェルディBlogさまに掲載されています。

 門柱への落書き事件に関しても、どのような方法であったかは明かされていませんが、FC東京側がFC東京サポーターである高校生と大学生あわせて5人の「犯行」であったと特定し、FC東京U-18の選手達が謝罪、落書きの清掃の為にヴェルディのクラブハウスを訪れたそうです。また「犯人」であるサポーター達にも今後何らかのペナルティが課せられる予定との事。


 ただ今回この話で解せないのは、明らかに公序良俗に反する行為をしたサポーターに対する罰が、刑事罰ではなく、単なるクラブからのペナルティのみである点(今後何か有るのかもしれませんが)さらに謝罪と清掃に訪れたのが当事者ではない点です。


 恐らく当事者達はその場の勢いでこのような事をしてしまったのだと思います。普通の人間であるならば、しばらくして自分達がした事が、ヴェルディやFC東京そしてそのサポーター達にどれだけの迷惑がかかる行為であるのか理解できるはずです。

 サポティスタさまのところでは「そもそも、ガスサポにマナーを求めるのが間違いかと。 」とコメントされていますが、どこのサポーターというわけではなく、普通に人間として理解できる話では無いでしょうか。謝罪と清掃は、彼等が、あくまで自主的に行うべきです。


 確かにサポーターからすれば選手達に迷惑をかける、というのはもっともダメージの大きな方法でしょうが、こんな風にしてしまっては、普通にクラブをサポートしてきた大多数のFC東京のサポーター達にもショックが及びます。

 唯一の救いはこの行為が特定のサポーターグループによる「計画的かつ組織的な」行為である線が薄い事ですが、それにしても後味の悪い話です。お昼から少し重たい話題を持ってきましたけれど、これを他山の石としておく必要が有るように感じて、あえて取り上げました。



posted by 西中島南方 at 13:05 | Comment(2) | TrackBack(1) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 20 Feb 2005

PSM 広島0VS5C大阪 見えた「新しいスタイル」

 5-0、5-0ですよ。5-0ってスコアはプレミアとかのスタジアムにいるちょっと頭の悪そうな兄ちゃんが、テレビカメラに向かって左手で輪を作り、右手をばっと開いて「Five! Zero!」とか言っちゃう程度の。それくらい「ありえない」スコア。

 もちろんどのチームに対しても圧倒的な試合展開が出来るわけではないでしょうが、今日の広島はセレッソの新しいシステムにずっぽりとはまってしまい、何もする事が出来ませんでした。吉田が守るゴールをただの一度も破れなかった。それだけ言えばガンバサポーターにはどれだけすごいことかわかるでしょう。


 早速ゲームの説明に行きます。スタメンは広島が好調のガウボンをセンターにして両サイドにウイングを置き、トップ下とダブルボランチの中盤にラインディフェンスの4バック。4-3-3という形でした。対するセレッソは下図のとおり。

Field-2005-02-20-01.gif


<スターティングメンバー>


 3バックのセンターにブルーノ、山崎は左のストッパーでした。ダブルボランチは横よりも縦に並ぶ事の方が多かったと思います。ファビーニョの攻撃力を引き出す為かな?

 両ウイングハーフは左のゼ・カルロスが高い位置にはっているのとは対照的に右の久藤はやや下がり目でした。

 図では1トップ2シャドーの形をとっていますが、広島のように真ん中にガウボンがドンと居座るような形ではなく、この3人がひたすらポジションチェンジを繰り返し、空いたスペースをどんどん使っていく形。


 前半立ち上がりからペースはセレッソでした。前の3人が激しく動き回るので、広島のボランチとセンターバックの間や左サイドにスペースが生まれ、そこにファビーニョが正確なロングパスを供給。スピードに乗った二列目が何度もラインを突破します。

 開始10分ごろに黒部が左に流れながらラインの裏に飛び出し、つられた相手がゴール前を空けてしまいます。そこに古橋が飛び込んで先制。


 ファビーニョは攻撃の起点になるのはもちろん。長いリーチでボールを奪取したり、自らも前線に飛び出すなど凄まじい活躍。パスを出した後に必ず自らも上がっていくので相手はさぞ捕まえづらかったと思います。

 またゼ・カルロスはこの攻撃のアクセントとしてとても効果的でした。音楽で言うところの「転調」をするので攻撃がワンパターンになる事が無く、相手のペースになるところを何度も引き戻していました。


 攻撃に枚数がかかっていますが、守備でも3バックが高い位置を保っているために、キチンと相手の攻撃をシャットアウトしていました。

 山崎はとりたてて高さが有るとかスピードがあるというプレーヤーではないのですが、逆に短所らしい短所もないので大怪我をする(相手に裏を取られる等)事が有りません。

 ブルーノ、江添は空中戦にことごとく競り勝ち、足元のパスも高い「読み」で封じていました。「読み」の鋭いプレーヤーが二人いることで常にどちらかがどちらかのフォローをする形が生まれ、強固な壁となって広島に立ちはだかります。


 そして前半も終わりに差し掛かった時、スペシャルオプションが相手守備陣を大混乱に陥れました。バックラインでボールを奪ったブルーノが猛然とドリブルを開始、あっという間に相手ゴール前に詰め寄ったのです。何とかコーナーキックに逃れたものの、そのコーナーからゴールを奪ったのはそのブルーノ。いい形で前半を終わります。


 後半、セレッソは布部を下げて下村を投入。ファビーニョが一つ下がり、前に下村がでる形です。

Field-2005-02-20-02.gif


<後半開始時>


 さすがに前半ほど激しいプレスはかけられませんでしたが、それでも昨年のチームに比べて寄せのタイミングの速さ、枚数の多さは段違い。苦し紛れのロングフィードもブルーノ、江添の高さの前に封じ込められていきます。


 小林監督は運動量の落ちてきた選手を早め早めに変えていきます。黒部に変えて西澤、久藤、ゼ・カルロスに変えて廣山、苔口(苔口投入時にはゴール裏に20人程いた玉野光南サッカー部の子達から大歓声が有りました)ブルーノに変えて斉藤。

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<試合終了時>


 この交代を見ても、セレッソは変わったのだと思っていただけるのではないでしょうか?どの交代も選手のレベルがそれほど違うものでは有りません。先発が黒部ではなくアキ、ゼ・カルロスではなく苔口でも、別に不思議では無い。実際アキも相変わらず神業レベルのボール捌きをしていましたし、廣山、苔口もほんの僅か連携が合わない場面があった以外は十分合格点でした。つまり今日先発であった選手でも、手を抜いていればすぐに違う選手にポジションを奪われる可能性があるわけです。この「チーム内での競争意識」が、選手の動き一つ一つにも表れているように感じました。


 そんな中で光ったのは「キャプテン」森島。守備に攻撃に獅子奮迅の活躍。立て続けに十八番の飛び出しから2つのゴールを奪ってみせました。一番生きる二列目というポジションを与えられ、嬉しそうにピッチを走り回る姿が印象的でした。


 終了間際にもコーナーから斉藤が詰めて5点目。佐藤寿人の飛び出しと吉田のファンタジックなプレー(ボールが吉田の近くに来るたびにセレサポは凍りついたようになっていました)以外はピンチらしきピンチも無く、内容も結果も完勝、圧勝といっていいものでした。



 最高の形で開幕を迎えるセレッソ、終盤ファビーニョがやや痛んでいたのが心配ですが、怪我人が続出するような事でもない限り、去年のような胃の痛くなる試合は観ることはまず無いでしょう。それを確認しただけでも、岡山に来た甲斐が有りました。



posted by 西中島南方 at 19:14 | Comment(5) | TrackBack(7) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5-0爆勝。

image/nishinakajima-2005-02-20T15:30:16-1.jpg今年のセレッソはヤバすぎる。ブルーノ、ファビーニョからスペースに正確で優しいロングパスがガンガン入る。今まで四苦八苦していた中盤で圧倒的に勝利する。ハイボールにも強い。ディフェンスがややスピードに不安を残すが、去年とは雲泥の差。とにかくやばすぎ。

後半の得点はモリシ2斉藤竜。
posted by 西中島南方 at 15:30 | Comment(3) | TrackBack(1) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前半終了2-0

image/nishinakajima-2005-02-20T14:02:57-1.jpgすげぇよ。セレッソじゃないみたい。

特に外国人三人はすげぇ。ファビーニョは攻守の要として申し分無し、ロングパスの精度が半端じゃない。ブルーノと江添の高さと読みの良さは合格。ちょっとスピードが不安だけれど。

そしてカルロス。ヤツがボール持つ度に何かわくわくしてしまうのよん。

後半も楽しみ。

得点は古橋とブルーノです。
posted by 西中島南方 at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする